★ reiGの『日記シックスは2人いた』 ★

山梨でHRバンドのドラマーをやってます
マツダ・アテンザと野球が大好きです

読書日記(2011年後半)

2012-01-29 | 
どうも、永遠の青春フランス映画、『冒険者たち』ブルーレイ版の素晴らしい高画質に感動中のreiGデス。

さて、ここで昨年の後半に読んだ本のおさらいを。


○メルカトルかく語りき/麻耶雄嵩
 新本格推理小説の異才が放つ、一切真犯人を解明しない異形の推理短編集。
 あまりに実験的過ぎて「ちょっと推理物を読む」程度の人には意味不明というか、
 ちっとも面白くなくて激怒される可能性が高いが、
 普通のミステリーに飽きたマニアなら、超ハマるかやはり激怒するかのどちらかだと思う(笑)
 あらゆる意味で悪魔的な銘探偵・メルカトル鮎のキャラクターは凄過ぎる・・・。

○ゴーストハント6 海からくるもの/小野不由美
 少女小説として発売された隠れた名作ホラー『悪霊』シリーズのリライト版、6作目。
 スケールの大きさはシリーズ中No.1のはずなんだけど、なぜかあまりスケール感を感じない。
 伝奇物とSPRの面々はあまり相性がよくないのかな。
 その辺のホラー小説よりは何倍も面白いのは事実だけど、『ゴーストハント』としてはちょっと弱い。

○ゴーストハント7 扉を開けて/小野不由美
 『ゴーストハント』リライト版の最終作。
 これまでのほぼ全ての伏線を回収し、なおかつ恐ろしくも感動的な作品。
 個人的に最後の一文は気に食わないが、まあそれはそれでアリなのか。
 「彼」を殺した犯人が解明されていないのは、後のシリーズに繋げるつもりだったのか?

○悪夢の棲む家/小野不由美
 『ゴーストハント』シリーズ第2期の幕開けとなるべき作品だったが、後続は続かず。
 二度と登場しないかと思われたジーンも出てきて、ファンには嬉しい一作となったはずなんだけど。
 語りを初めて三人称にしたのが仇となったのか、それとも事件があまりにエグ過ぎたか。
 しかし怖さは一級品で、大人向けのホラー小説としてはシリーズ最高傑作かもしれない。
 
○心霊探偵八雲1~4/神永学
 これもゴーストハンターものだが『ゴーストハント』と違い、主人公は超常現象を殆ど解明しない。
 幽霊が見える目を持つ主人公が、それを元に難事件を解決し、また死者の魂も救済する。
 ので、「心霊探偵」と名が付くものの、推理やホラーというより実質的にはサスペンス小説。
 しかし、ストーリーの面白さ、キャラクター設定の斬新さで毎回読まされる。

○懐かしい家/小池真理子
 かつて傑作ホラー『墓地を見おろす家』を世に出した作者の、珍しいホラー系短編集。
 彼女のホラー系短編は読んだことがなかったので期待して読んだが、怖くないしつまらない。
 ハッキリ言って全然ダメ。
 ホラー長編2作目の『死者はまどろむ』も微妙なデキだったし、
 『墓地を~』は何かの奇跡だっただけみたい。


 

1日1メタ(Mark Reale of RIOT, R.I.P.)

2012-01-26 | USメタル


どうも、reiGデス。
今日、またしても30代以上のHMファンにとってはショックな悲報が飛び込んできました。
なんと、RIOTのリーダー、マーク・リアリが病死してしまったという・・・。
全然知らなかったのですが、彼は「クローン病」という難病と長年闘っており、
その病気に伴う合併症により、まだ50代の若さで1月25日に亡くなったそうです。
名盤『THUNDERSTEEL』時代のメンバーを再集結させ、新作も発表したばかりで、
まだまだこれからというところでのご逝去は、とても残念なことであります。

このRIOT、初代ヴォーカリストのガイ・スペランザ、
2代目ヴォーカリストのレット・フォリスターも早逝しており、
また、バンドの活動状況も決して順風満帆とはいえないという、
なんとも悲運な星の下にありながらも、素晴らしい音楽を作り続けてきたバンドでした。

高校生のときにTVKの『ミュートマ』で「Bloodstreets」のPVを観た翌日、
レコード屋に『THUNDERSTEEL』を買いに走ったことが、昨日のように思い出されます。
泣きまくりの「Bloodstreets」、疾走HMの権化「Thundersteel」は本当に大好きでした。
しばらく経って幻の名盤とされていた昔のアルバムが次々と再発され、
ドキドキしながら聴いた「Warrior」や「Narita」の感動も忘れられないですね。
「Warrior」のサビのハモリは今でもよく口ずさみますよ。
他にも「Road Racin'」「49er」「Swards And Tequila」「Runnaway」など、
名曲・佳曲は枚挙にいとまがありません。
それらの曲の殆どを一手に手掛けてこられたマーク、素敵な音楽をどうもありがとう。
ご冥福を、心よりお祈りします・・・。

Shine, Shine On, Through The Darkness And The Pain, Shine, Shine On Mark...


あけましておめでとう Go Thy Math!本年の予定を・・・

2012-01-18 | SSG/アダムスキー

どうも、野球関係がなんか結構忙しく、たいへんお久しぶりのreiGデス。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます m(_ _)m

さて、既に昨年末頃から、2012年のSSGの予定が結構入ってきておりますので、
ここでまとめて告知させていただきます。


(1) 5月26日(土) 『黒船襲来III』
会場 Hangar Hall(山梨県昭和町)
出演 宇宙征服、SSG

(2) 7月7日(土) 『オヤジロックバンドフェスティバル(仮)』
会場 桜座(山梨県甲府市)
出演 SSG 他多数

(3) 8月4日(土) 『イベント名未定』
会場 新宿Crawdaddy Club
出演 宇宙征服、SSG

(4) 9月22日(土) 『マイケル・シェンカー・ナイトII』
場所 未定(山梨県内)
出演 原っぱ!、パープリン、Pasadena、SSG





5月末からは、ほぼ毎月ライブがある感じですね。
特に5月と8月を2バンドのみのサシでと誘っていただいた、宇宙征服さんには感謝です。
これら以外にもライブはいくつか入ってくると思いますので、それは随時お知らせさせていただきます。

それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします!