★ reiGの『日記シックスは2人いた』 ★

山梨でHRバンドのドラマーをやってます
マツダ・アテンザと野球が大好きです

読書日記(道尾秀介/シャドウ)

2007-04-15 | 
佳作「背の眼」でデビューした注目のミステリー小説家、
道尾秀介の最新作を読みました。
なかなか新作を出してくれない貴志祐介・綾辻行人・法月綸太郎・二階堂黎人に代わる、
個人的お気に入り作家です。

あまりにも暗く重い話ですが、
ミステリーとしての完成度は高く、その完璧に構築されたプロットに驚愕、
精緻な描写・伏線の張り方に感心しました。
ただ少々、ご都合主義的展開・強引な論理も見受けられるのは否めません。
(特に、主人公の少年を悩ます不思議なビジョンの謎解きには正直がっかりでした)

しかし、重いストーリーなのにどこかしら爽やかな読後感を残す、
作者の瑞々しい感性が素晴らしいと思いました。

クルマ試乗記(プジョー207GT)

2007-04-10 | 
先ごろ新発売されたプジョー207の試乗会に誘われたので、行ってきました。
なんと高速道路も走らせてくれるという、たいへん太っ腹な企画です(1区間だけですが)。

乗ったのはスポーツグレード、GTの5速マニュアル車。
外装は、キュートな206からえらく獰猛なルックスになったな、という印象。
しかも、マイチェン後の307とパッと見、区別つきません。
206可愛い!って買ったお姉さん方が、果たしてまた買ってくれるかどうか・・・?
ボンネット先端の立体的なボリューム感はカッコいいですけどね。

まず車に乗りこむと、最近流行の装備、グラスルーフの開放感が気持ちイイです。
内装は簡素ながら、どことなくオシャレ。エアコンがちょっと使いにくいのは残念です。
ただ、スポーツグレードとはいえプジョーには、黒よりもっと明るい内装が良いかもです。

1.6ℓの直噴ターボエンジンは、先日乗ったMINIクーパーSとほぼ同じもので、
走り出すとターボの効き方は自然で低回転時のトルクも太く、
また、踏み込んだときの加速感も凄いです。
MINIのような、発進時のクラッチの違和感はありませんでした。
しかし、スポーツグレードなのに低回転ではエンジン音が静かすぎ、
でも回すとやたらウルサイのは、MINI同様です。

硬いシートと17インチ扁平タイヤのせいか、
いわゆる「猫足」と呼ばれる、独特の柔らかさは体験できず。
スポーツ系車両としては充分に乗り心地の良い方ではあると思いますが、
307フェリーヌの気持ち良さには、とうてい及びませんでした。

操作系についてですが、
電動パワーアシストになってしまったステアリングは、正直あまり好みではないです。
シフトレバーはちょっと身体から遠く、
また、ギヤを抜いたときのセンターへの戻り具合が妙に人工的で、不自然な感触でした。
ABCペダルの間隔はかなり良いですが、クラッチとフットレストの間隔が狭いうえに、
フットレストがセンターコンソールの奥をえぐるようにして設置されているので、
足を置き換える度に、クラッチペダルかセンターコンソールに足が引っかかります。
これにはイライラさせられました。
やはり左ハンドルの小型車を右仕様にするのは、どうしても無理があるようです(特にMT車)。
ハッキリ言って、マニュアルミッションのラテン車は左ハンドルオンリーで良いと思います。
いまどきMTを選ぶ人は走りや(外車としての)イメージ重視ですし、
下手すりゃ、左ハンドルの方がウケるのでは?
ムリに右ハンドルにする必要があったのか、正直疑問です。

結論としては、207GTの日本仕様車は(私には)あまり魅力的ではありませんでした。
今のプジョーでは307の1.6ℓ、マニュアル車が買いなのではないかと考えますね。

155日記(2007.4.7) アルファ友達が増えた

2007-04-08 | アルファ155日記
今日は子供の、幼稚園の入園式に行ってきました。
まあその話は置いておくとして、
先日、入園面接でお会いした155オーナー(娘を連れてきてた)がいたんですが、
その方に、今日またお会いすることができました。
つまり、お互い無事入園できた、と。
ずっと気になっていたので、とても良かったです。
それ以外にも、ちょっと前に修理工場でも彼の車を見かけたんで、
けっこう縁がありますね、という話をしました。
すごく良さそうな方なんで、これから3年間、もっと仲良くなれたらなと思います。

それと、先日ブログにも書いた友人弟がアルファにハマりはじめているようで、
5月の一大イベント、アルファロメオ・デイのことを聞かれました。
いろいろ教えてあげたんですが(ちなみに私は、既に申込み済みです)、
ぜひ、一緒にアルファ・デイに行けたらいいと思ってます。
甲府から長野まで、ランデブー状態で行ったら楽しいでしょうね。

今日のタイガース(4/3)

2007-04-04 | 野球
今日は観られなかったんですが、ヤクルトに勝って3連勝。
金本が39歳の誕生日に、自ら満塁弾で祝砲を上げました。
ジャンは、来日初登板で勝利。5回に捕まりましたが、なんとか逃げ切りました。
最後は球児が締め。最後の1球だけニュースで見ることができましたが、
3番のリグスを、高めの直球150キロで空振り三振。
あの球で空振りを取れるんなら、今年ももう心配いらなそうです。

今日のタイガース(4/1)

2007-04-02 | 野球
今日も4-2で勝って、開幕3連戦は勝ち越しです。
まあ、カープに勝ち越しても自慢にならないですけど。

ちょっとホークスの和田に似てるルーキーの小嶋は、プロ初登板にして初勝利。
ゆったりしたフォームから繰り出す落ち着いた投球で、5回を2失点に押さえました。
さすが甲子園の星(あの遊学館高出身)!

小嶋から、復活した橋本(変な顔だけど球速い)につなぎ、そしてJFK(正確にはKJF)。
昨日の試合では、今年はダメか?と思わせた球児、今日は凄かったです。
9回を3者連続空振り三振でピシャリ。ほとんど、バットにカスりさえさせませんでした。
火の玉ストレートは、今年も健在です。

打線では、鳥谷・シーツ・今岡が大活躍。
今岡は昨日から、らしいヒットを連発。ついに打点王復活です。
今岡の代走で出た赤松も、いい走塁を見せました。
今年は、赤星2世の飛躍の年になるかも。

今日は、イイ試合を見せてもらいました(金本が打てなかったのが残念)!

156と155

2007-04-01 | アルファ155日記
今日実家の仕事の手伝いに行ったとき、
やはり仕事に来ていた、友人の弟に156を見せてもらいました。
その156、彼の兄から受け継いだものなんですが、
エンジン不調で何故か4000回転以上回りません。
コンピューターが悪いのか、どうなのか。
で、それについて相談を受けたので、
結局、信用できるイタ車専門の修理工場を紹介しました。
ついでにちょっとの間だけですが、運転もさせてもらいましたんで、
そのときに思ったことを、いくつか。

まずエンジン。
同じアルファ純血V6なんですが、155のSOHCとは大分フィーリングが違います。
DOHC化され、パワーは遥かに大きくなっているんですが、
155の、あのとろけるような回転フィールは薄くなっていました。
やはりエンジン・フィールの魅力だけなら、155は世界一かもしれません。

運転姿勢、これはしっかり調整したわけではないんですが、
すこしステアリングが近く、ペダルが遠く感じました。
都合、若干寝そべりぎみの運転姿勢になります。
クラッチの重さは、156も変わらず。後期型のTiはだいぶ軽くなってましたが。

インテリアは、とてもカッコいいです。
バイクみたいな2眼メーター、ドライバー側にスラントしたセンターの3連メーター、
オレンジのメーター照明、前が大きくえぐられた運転席・助手席など、超スポーティ。
実用車然とした155には、期待できない魅力です。

そしてあの、あまりにも個性的でスタイリッシュなエクステリア。
モダンでありながらレトロな感じも漂うフロントフェイス、
途中で一旦消えるキャラクターラインを持った流れるようなサイドビュー、
旧車チックなフロントドアハンドルに存在を隠されたリヤドアハンドル、
ヘッドライトと呼応したテールランプの造形。
特に、初期型のバンパーガードが黒いタイプこそ、魅力的です。
デザイナーのウォルター・デ・シルヴァは、まさに天才としか言いようがないです。
このスタイリングは、それだけでお金を払う価値がありますね。
その車体は155と比べ、かなりコンパクト。狭い道では運転しやすかったです。
その分、155のあの恐るべきトランクの広さは望めませんが。

結論としては、今の155がもし乗れなくなったら、
初期型ツイン・スパークのモデルを欲しいですね。
V6はやはり155にはかないませんし、軽量な2リッターの操縦性に興味があります。