★ reiGの『日記シックスは2人いた』 ★

山梨でHRバンドのドラマーをやってます
マツダ・アテンザと野球が大好きです

1日1メタ(METTALICA/Battery)

2011-03-10 | スラッシュメタル


どうも、野球シーズンが始まり、今年は佑ちゃんブームでプロ野球が熱くて嬉しいreiGデス。
僕らのソフトボールも先頃シーズンインしましたが、
今年から入ったチームは、春先に革ボール(野球の硬球的存在)の大会があるんですよね。
革ボールはほとんど使ったことないので、投げるとき重いし滑るし、内野の守備はコワいし、
外野はフライの目測を誤りやすくて(ゴムボールと比べて遥かに伸びるので)、四苦八苦です。
まあ慣れだと思うし、打つときは芯を喰えば気持ち良く飛ぶので楽しいですが。

さて、HMで野球をテーマにした曲ってあまり無いんですけど、
この「Battery」は電池ではなく、野球のバッテリー(投手と捕手)の意味です。
まあ実は、バンドとファンの親密な関係をバッテリーに例えているだけなんで、
野球のことを歌っているわけではないんですけどね(笑)

それはともかく、やはりこの曲は何度聴いても素晴らしいです!
彼らが大好きなエンニオ・モリコーネの「続・夕陽のガンマン」を彷彿とさせる、
哀愁漂うウエスタン調のイントロの静寂を破って突如疾走するリズム、
これぞスラッシュ!というカッコ良すぎるリフ、
韻を多用したグルーヴィーなヴォーカルと皆で絶叫できるサビ、
まさにスラッシュ史上に残る名曲中の名曲、スラッシュ・アンセムですね!!

1日1メタ (TESTAMENT/Practice What You Preach)

2010-01-15 | スラッシュメタル


90年代初期に全盛期を迎えたスラッシュ・メタル・シーンのなかでも、
(誤解を恐れずに言えば)キャッチーでメロディアスな作風で人気を得た、TESTAMENTの代表曲です。
ホント、その辺の才能の無いハードロック・バンドの作品より遥かにポップでメロディアス!
バンドの頭脳であるエリック・ピーターソンの曲作りの才能は、素晴らしいです。

ネイティヴ・インディアンの血を引く大男、チャック・ビリーの歌えるヴォーカル(変なコトバ?)、
あのジョー・サトリアーニの弟子であるアレックス・スコルニックの、
テクニカルでメロディアスなギターも大きなウリでしたね。

特にアレックスは、イングヴェイにも負けないギターテクニックと奔放なフレージングを持ち、
今でも大好きなギタリストです(後に加入したSAVATAGEではイマイチだったけど)。
あまりにも才能が溢れすぎてしばらくジャズの世界へ行ってしまっていましたが、
最近になってTESTAMENTに再加入し、メタルの世界へ戻ってきてくれたことは喜ぶべきことです。

1日1メタ (SLAYER/Angel Of Death)

2010-01-04 | スラッシュメタル


あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします <(_ _)>

新年早々こういう音楽はアレかもしれませんが、やっぱスレイヤーはカッコイイですね。
リリースから25年近く経った今聴いても、十ニ分にブルータルでアブないのが凄過ぎます。
ケリー・キングとジェフ・ハンネマンの殺人的ギターリフ、
トム・アラヤの狂気の叫び(まさにアウシュヴィッツ犠牲者の絶叫のよう)、
そしてデイヴ・ロンバードの超人的ドラミング(当時)!
スラッシュ・メタルのなんたるかの全てを凝縮したこの曲、
全曲が名曲の収録アルバム『REIGN IN BLOOD』とともに、永遠に語り継がれるべきバイブルでしょう!!

ちなみに、社会人になりたての頃に泊まりがけの研修に行ったら、
職場の先輩でスレイヤーのTシャツ着ていた人がいたんですよ。
そりゃもう嬉しくって「スレイヤー好きなんすか?」って声かけたら、
「あ、よく知らないんだよね・・・」とのオコトバ。はあ?
「じゃなんでそんなシャツ着てるんです?」って聞いたら、
『スレイヤーズ』ってアニメが大好きだからなんですと・・・。
じゃあ、アニメのTシャツ着りゃイイじゃないねえ。イミわからん。
辞めちゃったけどね、その人・・・。




1日1メタ (MORDRED/Falling Away)

2009-10-15 | スラッシュメタル


スラッシュ・メタルにファンク/ヒップホップを融合させた先駆者MORDREDの、
1991年に発売された2ndアルバムからのシングル・カット曲です。

クランチリフとツーバス・ドラムにスクラッチやスラップ・ベースを組み合わせ、
なんとマイケル・シェンカーばりの泣きのギターまでもブチ込んでしまった名曲!

しかし1990年にこのバンドは、あまりにも早過ぎました。
あと10年遅くデビューしていたら、もしかして凄い人気者になっていたかも・・・。

CD日記(HEATHEN/BREAKING THE SILENCE)

2008-07-02 | スラッシュメタル
スラッシュ・メタルが全盛期を迎える前夜の1987年にデビューし、
スラッシュに泣きのメロディを導入した独自の音楽性で注目を浴びた、
HEATHEN(ヒーゼン)の1stアルバムが再発されました。

1987年といえばまだ、METALLICAの『MASTER OF PUPPETS』や、
MEGADETHの『PEACE SELLS…』が出たばかりですから、
スラッシュといえばリフ回しが命で、
まだ「スラッシュにメロディは無いし、要らない」なんて声高に言われていた頃です。
METALLICAやMEGADETHでさえもまだ、
曲全体ではなく、その一部に印象的なメロディを導入するに留まっていました。
リーダーのリー・アルタスがロシア生まれだということが影響しているのか、
あくまでスラッシュ・メタルらしい音像を持ちながら、
そこに、伝統的HMに限りなく近いドラマティックで自然な曲構成と、
時には泣きさえ感じる欧州的なメロディを導入したHEATHENは、
かなりエポック・メイキングな存在でした。
MEGADETH等が正統派HMに接近するのは90年代になってからですから、
これは相当早いです。
今考えるとかなり筋違いで笑えますが、
当時はHELLOWEENあたりと比較されたりもしたことが思い出されます。

メンバー・チェンジや所属レーベルの無理解もあって、
大きな成功は収められずに終わってしまったバンドですし、
ハッキリ言ってヴォーカルはヘタクソで、演奏もかなり拙いですが、
「Death By Hanging」「Goblins Blade」「Breaking The Silence」等の曲は、
今でも通用するパワーを持った楽曲だと思います。

CD日記(Kerrang!/REMASTERD)

2006-05-04 | スラッシュメタル
METALLICAの「MASTER OF PUPPETS」の全曲をカヴァーしたトリビュート・アルバム、
「REMASTERD:Master Of Puppets Revisited」(なんて気の利いたタイトル!)を聴いた。
このアルバム、イギリスの老舗メタル情報誌ケラング!の付録フリーCDで、
METALLICAのアルバム発売20周年を記念したもの、とのこと。
当然ながら大注目の商品で、発売直後にソールド・アウト。
雑誌だから再販も無く、ヤフオクで五千円以上を払い、なんとか手に入れたものだ。

で、中身はもっと凄い。
参加バンドは、TRIVIUM、BULLET FOR MY VALENTINE、FUNERAL FOR A FRIENDなど超豪華。
最新へヴィ・ロックの注目バンド達ばかりだから、完成度も最高だ(殆ど完コピだけど)。
超へヴィなMACHINE HEADの「Battery」、
メロディアスなTRIVIUMのタイトル曲やBFMVの「Welcome Home」、
MASTODONのインスト「Orion」等、バンドの曲への割り当ても的確。

レア度、アルバムの完成度ともに、まさに家宝となるべき一枚だ。

6月のFM富士ROCKADOM(LAAZ ROCKIT/Fire In The Hole)

2005-08-01 | スラッシュメタル
 しばらく前のFM富士ロッカダム(DJ:伊藤政則氏)では、リスナー友達のアラタさんがリクエストした、ラーズ・ロキットの「ファイア・イン・ザ・ホール」がかかりました。

 ベイエリア・スラッシュ屈指のクランチ軍団といわれたこのバンド、レーベルが弱小だったせいか、エクソダスやテスタメントほど売れませんでしたが、実力は折り紙つき。
 この曲を収録したアルバム「アナイアレイション・プリンシプル」と次の「ナッシング・セイクレッド」は、スラッシュ・ファンには大ウケで、来日公演も行い、そのときのライヴ・アルバムもリリースしました。
 なかでも、クランチ・ギターが効きまくる疾走曲である「ファイア・イン・ザ・ホール」は大人気曲で、テスタメントの「プラクティス・ホワット・ユー・プリーチ」、ソドムの「オウスゲボム」などと並び、当時のB級スラッシュ・ファンの聖歌ともいえる曲でした。

 現在、当時のドラマーは人気バンド、イル・ニーニョに在籍して、その演奏力の高さを証明しています。
 ラーズ・ロキット自体も再結成、フェスで来日も予定されてます。