9月の建築着工は6ヶ月ぶりの減少!
国土交通省は2011年9月の建築着工統計を発表しました。
このうち、新設着工住宅戸数は前年同月比10.8%減、着工床面積も10.3%減といずれも2桁の減少で、6ヶ月ぶりのマイナスとなりました。
季節調整済み年率換算値も前月の93万戸台から74万5000戸と大幅に下がりました。
建築着工統計は、景気の先行指標でもあり、建設産業関連にとっても建設市場の全体を占う指標の一つです。
新設マンションのうち、最大市場の東京都のマンション着工戸数は41.7%減の2,477戸にとどまりました。
東京都内の新設着工戸数減少は16ヶ月ぶりのことです。
一方、民間非住建築物は前年同月比13.6%減の974万㎡となりました。
用途別では、倉庫が増加したものの、事務所、店舗、工場が減少しました。
【建築着工関連サイト】
国土交通省


