PLAY BACK 1979甲子園 (5幕)・・・箕島優勝！春夏連覇！

2種類のカーブを武器に・・・
準決勝で浪商を封じ込め・・・
決勝に進んできた池田高校・・・

星稜高校との・・・
死闘を繰り広げ・・・
春夏連覇をかけて・・・
決勝へ駒を進めた箕島高校・・・

1979年・・・
夏の甲子園は・・・

池田高校と箕島高校との・・・
優勝戦となった・・・



この試合で・・・
運命を決めたのは・・・

“雨”

6回以降から・・・
雨足がハッキリと目立ち・・・

池田高校にとっては・・・
悲運にも雨が激しくなった・・・
８回裏に逆転を食らうのだった・・・

8回ワンアウトから・・・
箕島高校が同点に追いつく・・・

なお・・・
ランナーは1,3塁・・・
スクイズを警戒しての・・・
ウエストボールに食らいつき・・・
箕島高校は逆転のスクイズを決める・・・



この直後・・・
箕島の守備時には・・・
薄日が差し込んで来るのだった・・・

明るくなった甲子園・・・

野球の神様は・・・
箕島高校に微笑みだした・・・

4-3・・・
箕島高校優勝・・・
春夏連覇が達成されたのだった・・・



試合後・・・
池田高校の橋川投手は・・・
“3連投で球が走らなった“
“何とかかわそうとしたんだが・・・”
とのコメントを残し・・・

優勝した・・・
箕島高校の石井投手は・・・
甲子園14勝という快挙を示す・・・
この数字は、戦後の新記録となった・・・

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この年の・・・
夏の大会は・・・
ほとんど雨の無い大会だった・・・

この試合の時だけ・・・
しかも・・・
ほんのわずかな時間だけ・・・
豪雨に襲われた・・・

そして・・・
その豪雨の時に・・・
手痛い3失策が池田高校に飛び出した・・・



池田高校の蔦監督・・・
“打撃では負けとらんかった“

また箕島高校の尾藤監督も・・・
“打撃は池田のほうが、力強さ、上手さ、共に上だった”



高校野球・・・
球史に名を残す・・・

両名将のコメントは・・・
数年後に出現してくる・・・

“打棒　池田”

を予測しているかの様に感じた・・・


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