元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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後輩 野林大樹(元近鉄~広島~ヤクルト)成蹊大学野球部監督就任

2012年05月30日 22時15分09秒 | 興味のある高校・大学・プロ野球


日大三高野球部からドラフト2位でプロ野球入りし選手生活11年の経歴を持つ・・・男
川崎スタジアム軟式野球部を一緒に創設した・・・男
バリ レッドソックス リトルリーグを一緒に創設した・・・男
インドネシア代表ナショナルチームのアジア選手権大会成田ラウンド出場時に世話をしてくれた・・・男
そして、東ジャワ州代表チーム特別コーチを引き受けてくれた・・・男

野林 大樹

1昨年より成蹊大学野球部ヘッドコーチを務めていましたが・・・
この春のリーグ戦終了後に、正式に成蹊大学野球部監督に就任・・・



野林との付き合いは・・・
彼がヤクルトスワローズを引退した年から・・・

かれこれ足掛け10数年・・・
野球絡みでの密な付き合いをしてきました・・・

そんな・・・
野林の性格と野球観を・・・
知り尽くしている自分から見て・・・

同リーグ内の他大学の監督にとっては・・・
とてつもなく嫌~な存在になるでしょう・・・(大笑)

野林の特徴を挙げれみますと・・・
{眼の付け所が異なる}
この部分が野林の持つ最大の能力です・・・

確かに・・・
選手獲得によって・・・
成果や結果が大きく左右してしまうのは・・・
揺るがせない部分です・・・

しかし・・・
その場に応じた・・・
状況ごとに適した選手起用など・・・

現状の選手、チーム力を最大限に屈指し・・・
試合の運びを的確に読み・・・
巧みに戦略を企てて行く・・・

野林の野球手椀は・・・
はっきり言って・・見事なものです・・・

仮に・・・
自分が・・・
敵将として・・・
彼(のチーム)と戦うとしたら・・・

試合後は・・・
動けなくなるくらいまでに・・・
全神経を研ぎ澄ましながら・・・
試合に挑むことになるでしょう・・・(爆笑)

そして・・・もう1点は・・・
{聞く耳を持つ}
これも野林の持つ武器の1つです。

往々にして・・・
プロ野球のレベルを・・・
アマチュア野球のレベルに下げるのは・・・
非常に困難であり、また、自己との葛藤にもなります・・・

プロとして無意識に出来る(出来てしまう)部分が・・・
アマチュアにとってみては分からない部分なのです・・・

プロの世界で11年も飯を食ってきた者が・・・
アマチュアの指導者の言葉に耳を傾ける・・・
貪欲なまでにアマチュアの世界を探求する・・・

それが野林の姿勢です・・・


ー2005年 バリ島 BICカップ開催に際するバリポスト搭載記事ー

BICカップ、リトルリーグ設立の模様はバリTVでも報道されています

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以前・・・

こんなことがありました・・・

成蹊大学野球部のヘッドコーチに就任して間もない頃・・・

{ウチの4番打者に、野林さんからの打撃指導(理論)を受けて、今までの野球観が全て崩れた・・・
と言われてしまったのですが、どう対処すればよいのでしょう?}

・・・と、野林からインドネシアに国際電話が入ったのです。

これが・・・
プロとアマチュアとの・・・
大きな相違を象徴していると同時に・・・
彼の貪欲な姿勢を表しています・・・

プロの野球人として・・・
”感覚でこなしている”部分・・・
また”感覚となっている”部分が・・・
アマチュアにとってみれば・・・
”感覚にまで到達していない”部分なのであり・・・
技術向上における最大の疑問に浮上するものなのです・・・

プロの世界へ進める人間は・・・
その”感覚”としてこなせる様になるまで・・・
習得に向けて何千回、何万回と反復をしていきます・・・

また”感覚”を捉える資質的動作を・・・
当初から自然体の中で行えているのです・・・

その結果として、その領域への到達を可能にする・・・
だから・・・プロの世界で飯が食える・・・

アマチュアにとっては・・・
その領域への到達が出来ないから・・・
アマチュア止まりな訳です・・・

極端に言えば・・・
アマチュア野球の指導者にとっては・・・
その領域を知らないけれども選手へ指導をして行く・・・
すなわち・・・
未知の領域を言葉を持って説明をしなけれはならない・・・

だから・・・
理論だとか・・・
理屈が先行する部分が多いのです・・・

しかし・・・
プロ経験者は・・・
理論や理屈が体感と一体論になっています・・・

これは・・・
言葉で説明など要らないもので・・・
言語不必要なプロとしての常識的動作なのです・・・

これが大きなギャップであり・・・
このギャップを打破するには”聞く耳”が重要になる訳です・・・

時には・・・
元プロ野球人としての・・
プライドを掘り下げてまで・・・
その答えを探求しなければならないのです・・・

野林は・・・
この探究心を強く持っている・・・

アマチュア野球の・・・
指導者として多くの言葉を習得し・・・
野林野球を構築してもらいたいと心から望む次第です・・・

現在の成蹊大学は・・・
東都リーグの3部に入っています・・・
野林の監督就任により2部への昇進も・・・
夢から目標に変化したと言っても・・・
過言ではないと思っています・・・

今秋のリーグ戦・・・
来期リーグ戦へと・・・

成蹊大学野球部率いる野林監督が・・・
大旋風を巻き起こす予感がします・・・

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野林監督の初仕事は・・・
選手個々との面談から開始するそうです・・・
話を聞き、考えや、思いを知ることからスタートします・・・
{選手個々の意識を知る}
・・・とても重要な部分だと思います。

先輩風を吹かし・・・
おせっかいなアドバイスをするとすれば・・・
選手個々の生い立ちから現在に至るまでの・・・
全ての背景と経緯をデータとして保存して下さい・・・
野林野球の貴重な1つの引き出しになりますから・・・

今年の7月には・・・
インドネシア国体決勝大会に挑む・・・
東ジャワ州代表チームの特別コーチとして・・・
スラバヤへ渡航予定の野林成蹊大学野球部監督です・・・

スラバヤで・・・
監督就任パーティー・・・
久々にドンチャン騒ぎでも・・・しますかぁ・・・ノバ

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特別付録 1998年から2011年までの野林監督写真集

1998年 川崎スタジアム軟式野球クラブ創設時の野林




2004年 バリ ダブルデッカーズ軟式野球クラブ時の野林




2005年 財団法人BIC設立 BIC主催 バリ島クラブチーム大会開催時の野林




2006年 レッドソックスリトルリーグのジャカルタ初遠征時の野林ヘッドコーチ(当時)




2006年 第1回 国際武道大学バリ島招聘を企画実行した野林




2009年 インドネシア代表ナショナルチームのアジア選手権大会出場時に世話をしてくれた野林




2011年 インドネシア国体予選大会時にジャカルタへ応援、指導をしに渡航の野林成蹊大学野球部ヘッドコーチ(当時)




超特別付録 野林監督のお笑い写真集

2005年 バリ島初来訪時 日射病に負けて・・・大貧血全身ツリまくり&失神状態のノバ


2006年 大空振りで大グチ・・・あんぐりのノバ
 


頑張れ・・・成蹊大学野球部 

頑張れ・・・ノバ(野林監督)

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