元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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PLAY BACK 1979甲子園 (2幕)・・・仁村 VS 牛島

2013年08月28日 17時23分22秒 | 興味のある高校・大学・プロ野球
1979年の・・・
大阪府には・・・

牛島、香川の浪商・・・
小早川のPL学園・・・
この2大巨頭が争っていた・・・

そして・・・
夏の甲子園には浪商が・・・
小早川のPL学園を振り切って出場・・・

今・・・
想うと・・・

結構・・・
スター選手が・・・
多かった年代ですね・・・

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そして・・・
甲子園の舞台で・・・

この浪商に・・・

真っ向から・・・
勝負に挑んだ男がいた・・・

“仁村 徹“

埼玉県代表・・・
上尾高校の大黒柱である・・・



大会・・・
2日目の・・・
第3試合・・・

上尾高校が・・・
浪商との激闘に挑んだ・・・

1回裏に・・・
上尾高校が1点を先取し・・・

そして・・・
6回裏にも・・・
上尾高校が1点を追加する・・・

2-0・・・



アウトコースへの・・・
ストレートと2種類のカーブ・・・

そして・・・
インコースへのシュート・・・

仁村は・・・
緩急を巧みに使い・・・

浪商打線を・・・
封じ込めていた・・・

これは・・・
予め仁村が計算していた・・・
浪商打線への対応策だった・・・


そして・・・
上尾高校のリードで
最終回となる9回の表を迎えた・・・

1アウト・・・
2アウト・・・

2死ランナー3塁・・・
バッターボックスには・・・
牛島が入る・・・

浪商敗戦という・・・
とてつもない雰囲気に・・・
スタンドも騒然とする中・・・

仁村が投じた・・・
2球目の球を・・・
牛島が豪快に弾き返した・・・

“ジャストミート“

打球は・・・
レフトポール際への・・・
同点2ランホームラン・・・

“延長戦突入“



11回表・・・
浪商が3本の安打を重ね・・・
1点を挙げる・・・

3-2・・・
浪商のリード・・・

11回裏・・・
上尾高校の攻撃も・・・
2死ランナー1塁・・・

ここで・・・

1塁ランナーが・・・
盗塁を試みるが・・・
間一髪のアウト・・・

”試合終了”

1塁走者は・・・
セカンド塁上で・・・
土を握り上げて・・・
思い切りグランドに叩き付けた・・・

このシーン・・・
今でも鮮明に想い浮かぶ・・・

この後・・・
浪商のセンターが・・・

2塁の塁上に膝ついた・・・
この1塁走者に駆け寄り・・・

肩を抱きながら・・・
一緒にホームへと・・・
走ってきたのも印象的だった・・・



8回・・・
終了までは・・・

ほぼ完璧に・・・
浪商打線を封じこんだ仁村・・・

ただ・・・
悔やまれるのは・・・
牛島に対する打席のみ・・・

後に・・・
仁村は・・・

あの牛島への・・・
投球の前だけ・・・

“汗での滑りを止める為の”
“ロージンを使用するのを忘れた”
と、語っている・・・

両者11回の力投・・・
仁村の113球に対して・・・
牛島は145球を投じていた・・・

以上の・・・
内容的からも・・・

浪商を・・・
追い詰めに・・・
追い詰めた・・・

上尾高校・・・
仁村の勇士は・・・
今でも忘れられない・・・

いずれにせよ・・・

この試合は・・・
甲子園史上に残る・・・
名試合だと自分は思っている・・・

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この後・・・
牛島は中日ドラゴンズへ入団・・・

仁村は・・・
東洋大学を経て・・・
同じく中日ドラゴンズへ入団・・・

入団1年目の仁村に・・・
こんなエピソードがある・・・

投手として初登板し・・・
初勝利を挙げたのだが・・・

この時・・・
リリーフで・・・
仁村の勝利をアシストしたのは・・・

かつての・・・
甲子園のライバル・・・
牛島であった・・・

また・・・

こと・・・
仁村については・・・

三高の同期が・・・
東洋大野球部へ進学をし・・・

頻繁に・・・
電話をかけて来た時・・・

何時も・・・
仁村が隣に居て・・・

幾度か電話で・・・
話をしたという・・・
経緯があり親近感が強い・・・


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