ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

あじさいを眺めながらの公園カウンセリングは、こころもしっとり美しくなります

2024年06月15日 | カウンセリングを考える

 こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリング,訪問カウンセリング,メールカウンセリングを新潟市と北海道東川町(夏期)でやっています。また,面会交流の相談・援助もやっています。

 公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリングは,屋外で行なう個人カウンセリングや親子・夫婦の家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,お近くの公園や自然の中で,ゆっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間は1回50分3,000円で,隔週1回,あるいは,月1回などで行ないます。

 訪問カウンセリングは,屋内で行なう個人カウンセリングや家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,ご自宅やお近くの屋内施設で,じっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間などは公園カウンセリングと同じです。

 メールカウンセリングは,メールによるカウンセリングや心理相談で,2週間に1往信で行ない,1往信700円です。

 面会交流の相談・援助は,相談はご自宅などで行ない,1回50分3,000円,援助はお近くの公園や遊戯施設,あるいはご自宅などで行ない,1回60分6,000円です。

 カウンセリング,相談・援助とも土日祝日をのぞく平日の午前10時~午後3時にやっています(すみません、年寄りなもので、夕方や週末のお仕事が難しくなってきました)。

 じーじのカウンセリングは,赤ちゃんや子どもさんがご一緒でもだいじょうぶなカウンセリングですので,お気軽にご利用ください。そういう意味では,深くはないけれども,現実の生活を大切にしたカウンセリングになるのではないかと考えています。

 料金は,低めに設定させていただいていますが,月収15万円未満のかたや特別なご事情のあるかたは,さらに相談をさせていただきますので,ご遠慮なくお問い合せください。

 ちなみに,消費税には反対なのと,計算がややこしいので,いただきません。

 お問い合わせ,ご予約は,メール yuwa0421family@gmail.com までご連絡ください。

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 あじさいを眺めながらの公園カウンセリングは、こころもしっとり美しくなりますよ。

 

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中井久夫『精神科医がものを書くとき』2009・ちくま学芸文庫-患者さんへの祈りを大切にする精神科医

2024年06月15日 | 精神科臨床に学ぶ

 2019年のブログです

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 中井久夫さんの『精神科医がものを書くとき』(2009・ちくま学芸文庫)を再読しました。

 もう何回目になるでしょうか。

 本は付箋とアンダーラインで大変な状態。少しだけ整理をしながら読みました。

 中井さんが精神科医になった前後のお話や大学病院での実践などが語られます。

 全編を貫くのは中井さんの患者さんへのやさしい祈り。

 以前にも書きましたが、中井さんは患者さんの薬を手渡すときに、効きますように、と祈りの言葉をそえる、といいます。

 他にも、わたしも病棟の一部になったら、患者と出会えるだろうと思った、とか、精神医学の目指す健康とは、苦しみや脅えなしに、ゆとりをもって生活を営めること、などと書きます。

 さらには、症例報告を書いた後の治療は、しばらくうまくいかない、などと、耳の痛い言葉もあります。

 いずれも患者さん第一の中井さんならではの言葉だと思います。

 そして、同じような姿勢は患者さんの家族にも貫かれます。

 すごいな、と本当に感心させられます。

 解説の斎藤環さんが、中井さんは精神医学を体系化しなかった、とその現場第一主義を評していますが、本当に患者さんのことだけを考えて働いてきたのだな、と感心させられます。

 今からでも見習っていこうとつくづく思いました。     (2019. 10 記)

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 2023年秋の追記です

 中井さんからはたくさんのことを教えていただいていますが、そのうちのひとつが、わからないことに耐えることの大切さ。

 中井さんがハムレットで見つけられた「ホレイショの原則」という、この言葉を患者さんにお話するそうです。

 中井さんから、先のことはわからなくても、そんなに心配いらないよ、とやさしく言われたら、誰でも安心できそうですね。     (2023.9 記)

 

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夢はなかなかかなわないと思う、でも生きていくことはできると思う-じーじのひとりごと

2024年06月15日 | ひとりごとを書く

 2022年3月のブログです

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 朝ドラを観ていて考えた。

 夢と挫折。

 スポーツ選手のインタヴューなどで、努力をすれば、夢は必ずかなう、という人がいる。

 確かに、努力をして、メダルを取る人はすばらしいと思う。

 ただ、そういう恵まれた人は少数ではないかとも思う。

 その陰には、努力をしても夢がかなわず、別な道に進んだりする人も多いだろう。

 夢はかなうものではなく、なかなかかなわないものだと思う。

 じーじの拙い文章で、青少年の夢を奪うことは避けたいが、人生とはそういう厳しいものだ。

 挫折は人生の常だ。

 でも、挫折をしても、そこで、また新しい夢を見つけることができるのも人間だ。

 新しい夢に向かって生きていくことは誰にでもできる。

 ひょっとすると、いろいろな夢を創造できることが、イコール、生きることなのかもしれない。

 夢に挫折をして、死んだ人生を送るより、新しい夢を見つけて、生き生きと生きていきませんか。     (2022.3 記)

  

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