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ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が新潟市で公園カウンセリングなどをやっています。

最近の国会のニュースを見てマスコミに感じたこと-じーじのひとりごと

2025年06月26日 | ひとりごとを書く

 2023年6月初旬の日記です

     *

 夕方のニュースを見ていると、マイナ保険証の法案が国会を通過した。

 こんなに問題が噴出しているのに、通過してしまうんだ、と唖然とする。

 しかも、ニュースでは、与党の賛成多数で通過、と出る。

 ところが、法案に賛成と反対の数がわからない。

 自民党の中から反対者が出なかったのかどうか知りたいところだが、今のニュースではわからない(画面を見ていたがよくわからないし、少なくとも、ニュースの中で、そういうていねいな情報が流れない)。

 自民党の中から造反者がいなかったのかどうか、昔ならマスコミがていねいに取材をしていたのではないか。

 そこが民主主義の根本ではないか。

 先日の原発の運転延長の法案も同じ。与党の賛成多数で通過、だ。

 じーじには、自民党の数の横暴にマスコミが沈黙をしているように見える。

 大きな法案へのアプローチはあきらめて、スキャンダル狙いの感じだ。 

 それしか抵抗の方法はないのか。  

 マスコミも放送法に縛られているわけだが、準国営放送のNHKはともかく、民放が頑張らないとロシアや中国のようになってしまう。

 民放のスポンサーも大企業だから、だんだんと大企業優先になってしまうのだろうか。心配だ。

 もっと、もっと、丁寧な報道をしてほしいとつくづく思う。  (2023.6 記)

     *

 2023年6月中旬の追記です

 入管法改正も与党の賛成多数で通過する。

 国会の議決自体が賛成・反対・棄権を明示しないしくみなので、造反者の有無もはっきりしないのかもしれない。

 しかし、与党にも、ある法案には反対、という考えの人もいるわけで、賛成多数だけではあまりにも無責任だ。

 命がけで造反をする人もいるであろうから、それは尊重したいし、マスコミはその意見を取材してほしい。

 民主主義はそこから始まると思うし、有権者の関心もそこから高まるのではないかと思う。  (2023.6 記)

     *

 2023年12月上旬の追記です

 ニュースを見ていると、国会の採決自体が問題なようで、調べてみると、記名投票の時以外は、賛成と反対の数を明示しない仕組みのようだ。

 中国でさえ、数を明示しているニュースを見たような気がするが…。

 参議院ではボタン投票が導入されているが、しかし、棄権や保留の選択肢がなく、これもどうも多数決優先の表れで、議論の成熟を放棄しているようでもあり、問題かもしれないと思う。

 個人が独立していない日本、同調社会である日本の姿を反映しているようだ。   (2023.12 記)

     *

 2023年12月中旬の追記です

 とうとう安倍派の崩壊が始まった。

 造反者はもっと出るだろう。

 お金に群がる議員と支持者、そして、お金による支配の醜さと脆さが露呈した形だ。

 頑張れ、マスコミ!   (2023.12 記)

 

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またまたマスコミ「裁判官」さま(?)を見てしまいました、です-じーじのひとりごと

2025年06月09日 | ひとりごとを書く

 2023年6月のブログです

     *

 昨日の夕方、ニュースを見ていると、またまたマスコミ「裁判官」さま(?)を見てしまう。

 ところは、とある交差点。

 右折待ちの車が渋滞をしている。

 たまに右折信号が出ても、右折できる車は5~6台。

 右折待ちの車は一向に減らない。

 そんなところに、交差点手前右側のコンビニ駐車場に右折をする車が出現、さっそくカメラが追いかける。

 記者が運転手に、危ないと思いませんか、迷惑に思う人がいますよ、と正論を述べる。

 運転手は沈黙。

 しかし、コンビニ駐車場に右折をする車が後を絶たない。

 カメラや記者は取材で大忙し。

 マスコミ「裁判官」さま(?)の大活躍。

 しかし、正論だけど…、何か違うな、と思う。

 マスコミならば、交差点の管理者である警察や市役所に、右折信号の実態を訴え、改善の余地はないのか、を取材すべきではないのか。

 弱いものいじめではなく、あぐらをかいている行政の責任を追及すべきではないか。

 取材の対象が違う感じがする。

 かりに運転手に取材をするにしても、右折信号がもう少し長いと助かりますよね、などと聞けないのかと思う。

 マスコミが「裁判官」さま(?)になってはいけないのではないか。

 後味の悪いニュースを見てしまった。         (2023.6 記)

 

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戦争に反対をすることと弱いものを守ること-じーじのひとりごと

2025年06月05日 | ひとりごとを書く

 たぶん2015年7月のブログです

     *

 戦争反対の声が強い中で,安保法案が強行採決されました。

 これを見てもわかるとおり,戦争を起こすのはたいていは国家や政府です。

 国民が平和を望んでいても,国家がいろんな都合や思惑で戦争を始めてしまいます。

 戦争を始める国家と政府に国民が反対をするのは,過去の例を見てもなかなか難しいだろうと思います。

 国家と政府は,防衛力の増強だとか,武器輸出,機密保護とか安保法制,報道機関への圧力,さらには,原発や公共工事の強行とか教科書検定,国歌や国旗の強制,そして,おそらくは徴兵制の復活など,さまざまな手を使って,圧力を強めます。

 ですから,国家や政府が横暴を振るわないように,事前にいろいろな工夫が必要でしょう。

 急に国家や政府の暴走を止めようと思っても難しいだろうと思います。

 そのためには,まずは身近なところから弱いものいじめをしている国家や政府などをはじめとする権力に反対していくことが大切になりそうです。

 会社,役所,学校,農協,町内会,PTAなどなど,さまざまなところで,そこにもし弱いものいじめをする権力の横暴があるならば,その権力に反対していかなければならないと思います。

 それはとても勇気の必要なことですし,時には孤立をするようなこともあるかもしれません。

 しかし,弱いものを毅然として守る人権主義や民主主義,議論や発言の自由のないところでは,権力に反対することは難しくなると思います。

 勇気を持って権力や国家,政府に反対し,自由で責任のある議論をしていくことが,戦争に反対することに繋がりそうです。     (2015.7?記)

     *

 2021年春の追記です

 弱いものいじめは今も続いています。

 福島第一原発の汚染水を海に流すこと、辺野古の工事強行、学術会議への介入、などなど。

 海外では、ミャンマーの軍や警察による住民虐殺、ロシアや中国による人権弾圧、各国での人種差別、その他もろもろ。

 暗い気持ちになりますが、まずは身のまわりから弱いものいじめにノーと声を上げていくしかありません。      (2021.4 記)

     *

 2022年3月の追記です

 ロシア政府がとうとうやってしまいました。ウクライナ侵略。

 自分の国を守るためには他国を侵略してもかまわないという口実は戦前の日本と同じ言い草です。

 侵略される側の国民の立場や尊厳はまったく考えられていません。

 さらに、酷いのは、ロシア政府内では1年前から軍事作戦が練られていたということ、ロシア国民だけでなく、ロシア軍の兵士にも説明がなかった点。

 侵略後も、ロシアの反戦デモを抑圧し、マスコミをつぶす横暴ぶり。

 酷いです。

 いつか、必ず、戦争犯罪人として裁かれなければならないと思います。       (2022.3 記)

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NHK・Eテレの「いないいないばあっ!」がおもしろいです!-じーじのひとりごと

2025年05月30日 | ひとりごとを書く

 2018年のブログです

     *

 テレビでおもしろい番組がない時や暗いニュースが続く時、じーじはNHKEテレにチャンネルを回して、「おかあさんといっしょ」や「いないいないばあっ!」を見ることが多いです。

 「おかさんといっしょ」もなかなかおもしろいのですが、さらにおもしろいのが「いないいないばあっ!」。

 思わず、引き込まれます。

 「おかあさんといっしょ」よりさらに小さい子どもたちが対象の番組ですが、子どもたちが本当にかわいい!

 恐竜のぬいぐるみのコスチュームで出てくる1~2歳の子どもたちが、おぼつかない足取りで、しかし、元気いっぱいに走り回ります。

 あっちでもこっちでも、ころんだり、ぶつかりそうになったりして、たいへん。

 体操が始まっても、みんなてんでバラバラで、1~2歳らしいです。

 なかでもびっくりするのが、ぬいぐるみのワンワン。

 ぬいぐるみなのに、動きがすごい!です。

 いろんな子ども番組にいろんなぬいぐるみが出ていますが、じーじの見るところ、ワンワンの動きの激しさが一番!

 中に入っている人が倒れないかと心配になるほどです。

 空を飛んだり、水上スキーが得意なガチャピンも、ワンワンの動きのすごさにはかなわない感じです。

 そして、ワンワンのいいところは、激しい動きの中に優しさが込められているところ。

 そうなのです。ワンワンはとっても優しいのです。

 転んで泣きそうな子どもをフォローしたり、その優しさは一級品です。

 そういうワンワンやかわいい子どもたちを見ていると、それだけで、生きているのはいいな、と思ってしまいます。

 明日もきっと、「いないいないばあっ!」を見てしまいそうなじーじです。      (2018.10 記)

     *

 2020年11月の追記です

 じつは今も毎朝、「いないいないばあっ!」を見ています(?)。

 いいですよねぇ。癒されます。嫌なことがあっても、元気が出てきます。

 じーじにとっても、とてもいい番組です。     (2020. 11 記)

              

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)のご紹介

 経歴 

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通うが、落ちこぼれる。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事するが、落ちこぼれる。

 1995年頃、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間近に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事 個人開業で、心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区

 mail  yuwa0421family@gmail.com  

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夢はなかなかかなわないと思う、でも生きていくことはできると思う-じーじのひとりごと

2025年05月24日 | ひとりごとを書く

 2022年3月のブログです

     * 

 朝ドラを観ていて考えた。

 夢と挫折。

 スポーツ選手のインタヴューなどで、努力をすれば、夢は必ずかなう、という人がいる。

 確かに、努力をして、メダルを取る人はすばらしいと思う。

 ただ、そういう恵まれた人は少数ではないかとも思う。

 その陰には、努力をしても夢がかなわず、別な道に進んだりする人も多いだろう。

 夢はかなうものではなく、なかなかかなわないものだと思う。

 じーじの拙い文章で、青少年の夢を奪うことは避けたいが、人生とはそういう厳しいものだ。

 挫折は人生の常だ。

 でも、挫折をしても、そこで、また新しい夢を見つけることができるのも人間だ。

 新しい夢に向かって生きていくことは誰にでもできる。

 ひょっとすると、いろいろな夢を創造できることが、イコール、生きることなのかもしれない。

 夢に挫折をして、死んだ人生を送るより、新しい夢を見つけて、生き生きと生きていきませんか。        (2022.3 記)

     *

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)のご紹介

 経歴 

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通うが、落ちこぼれる。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事するが、落ちこぼれる。

 1995年頃、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間近に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事 個人開業で、心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区

 mail  yuwa0421family@gmail.com  

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新潟では五つの自治体が北朝鮮のミサイルからの避難訓練をやるらしいです-じーじのひとりごと

2025年05月23日 | ひとりごとを書く

 2023年5月の日記です

     *

 ニュースを見ていると、新潟の五つの自治体で北朝鮮からのミサイルの避難訓練をやるという。

 ご苦労なことだ。

 北朝鮮のミサイルはやっかいなことだが、狙いはアメリだろう。

 間違って日本に墜ちる可能性はなくはないだろうが…。

 仮に北朝鮮がミサイルを発射しても、日本ではすばらしい(?)Jアラートが鳴るから心配ない(?)。

 北朝鮮の発射位置やミサイルの飛行経路なんてばっちり把握だ(?)。

 日本海に墜ちるミサイルを、日本本土に墜ちるなんて予想をするようなことはまったくない(?)、と思う。

 もし間違ってミサイルが日本に着弾しそうな時は、イージスミサイルが撃破してくれる(?)、はずだ。

 だから、国民のみなさんが避難をする必要はない、と思う。

 なのに、なぜ避難訓練をするのだろう。

 どこかに心配のタネがあるのかな?

 怖いのはミサイルが原発に墜ちてしまった時だろう。

 ミサイルより原発の被害が怖い!

 ミサイルから避難するより、原発から避難するほうが重要だろう。

 原発で避難訓練をやっているのは、地震や津波だけでなく、そちらの心配が大きいからか、と疑ってしまう。

 政府や自治体が避難訓練で国民の不安を煽るのはなぜだろう。

 北朝鮮の不安を煽ることで、敵基地攻撃能力の正当性を訴えたい輩がいるのだろう、と思う。

 それで儲かる兵器屋さんや戦争屋さんがいるのではないか?

 ここは冷静になって、避難の要否だけでなく、外交努力を含めた、国民の安全について考えることが大切になりそうだ。    (2023.5 記) 

     *

 2023年5月下旬の追記です

 今日もJアラートが鳴る。

 沖縄のモノレールは通勤時間帯に止まり、大迷惑。

 しかも、北朝鮮の打ち上げは途中で失敗したのに、情報が出たのはすごく後。

 責任者出てこい!と言いたくなる。

 マスコミを含めて政府の責任追及の声が出ないのが不思議。

 変な国だなあ。        (2023.5 記)

 

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安保法を見据えてのベトナム寄港と踏切の安全問題のニュースを見て考える-じーじのひとりごと

2025年04月21日 | ひとりごとを書く

 2016年のブログです

 (ずいぶん前の文章ですが、その後も政府のやっていることは戦争への再軍備化だと思われるので、再録します)

     *

 先日、海上自衛隊の自衛艦がベトナムの港に寄港をしているニュースを見ました。

 自衛隊の艦船がベトナムに(?)、何のためなのか、よくわかりませんでした。

 安保法のせいなのでしょうか。

 当然、中国は抗議の声明を出していました。

 それらを見て、じーじは、日本を守るために、自衛隊がベトナムにまで行く必要があるのだろうか、と単純に思いました。

 そして、ひょっとすると、太平洋戦争の前にも、これと同じような光景がアジアの各地であったのかな、と想像をしました。

 ベトナムにいる日本人を守るためにという理由で、また、中国や東南アジアの国々にいる日本人を守るためにという理由で、自衛隊があちこちに派遣されるのでしょうか。

 一方で、今日のニュースで、全国に危ない踏切がいくつもあることがわかりました。

 危ないことは以前から指摘をされていても、なかなか改善をされていないようです。

 お金の問題なのでしょうか。政府の予算の使い方の問題なのでしょうか。

 自衛艦と踏切。どちらが国民にとって切実な問題なのでしょう。

 自衛艦一隻分のお金でどれだけの踏切が改善できるのでしょうか。

 じーじはただのじーじで、特別な思想信条は有していませんが、今の時代に国防費と交通安全費とどちらが大事かと聞かれれば、交通安全費と即座に答えます。

 国民の目の前の安全を守れずに、国家を守るなんて、妄言でしょう。

 国家より、大切なのは国民の命です。

 国民の命を守れない政府が国家を守れるのでしょうか。

 弱いものをきちんと守れないような政府は最悪です。

 まずは弱いものを守ってこその政府ではないのでしょうか。

 じーじのひとりごとです。        (2016.4 記)

     *

 2024年3月の追記です

 政府が戦争への恐怖をあおることで儲かるのはおそらく兵器屋さんだろうと思います。

 軍艦、飛行機、ミサイル、戦車、などなど、大企業が儲かるものばかりです。

 飛行機は共同開発をして、輸出までするようです。

 政府にとっては、基地の地元の国民の危険性より、政治献金をしてくれる兵器屋さんの大企業のほうが大切なのでしょう。     (2024.3 記)

     *

 同日の追記です

 じーじとしては、主張がぶれていないな、と思っていますが、うちの奥さんなどは、いつもかわりばえがしないわねぇ、などと厳しいことを言います。

 首尾一貫していて、す・て・き!と思ってもらえると元気が出るのですが、人生はむずかしいものです。 

     *

 2024年4月の追記です

 踏切での死亡事故が起こってしまいました。警報機だけでもついていれば防げたかもしれません。   

 この国は何をやっているのだろう?と思います。

 自衛艦を派遣したり、敵基地攻撃ミサイルを買うより、踏切の警報機を買いませんか。          (2024.4 記)        

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テレビのニュース番組に出てくるランキングってなに?じーじ怒る!-じーじのひとりごと

2025年02月12日 | ひとりごとを書く

 2018年6月のブログです

     *

 テレビのニュース番組を見ていると、時々、ニュースのランキングというのが出てくることがあります。

 ニュースのランキング?

 たとえば、10位大阪の地震、9位サッカー初戦勝利、8位未成年者の小学生切りつけ…、といった具合。

 しかし、ニュースにランキングがつけられるのでしょうか?

 放送順ができるのはしかたないとしても、それとニュースのランキングは関係ないでしょう。

 ニュースの内容の軽重、事件の軽重、話題の軽重…、それぞれ全然別物です。

 それをごっちゃにして、ランキングをつける、無謀です。

 おそらくは、視聴率優先のあまり、そういう精神的に混乱しているとしか言いようのない事態になっているのでしょう。

 子どもの虐待のニュースの次にアイドル総選挙のニュース、その次は女子児童殺害、次に芸能人の不倫、そして、森友加計…。

 頭が混乱しそうになりますし、なにが大事なニュースかさっぱりわかりません。

 おとなだけでなく、子どもたちへの影響も心配です。

 世の中の価値観は多様なほうがいいと思いますし、特に、ニュース番組は国家権力などに影響されることは避けるべきですが、それにしても無秩序すぎです。

 できれば、新聞のようにジャンル別であればいいのでしょうが、ここでも視聴率がネックになりそうです。

 資本主義社会ですから、視聴率は大事ですが、あまりに人間性を無視したニュース番組はいずれそっぽを向かれてしまうのではないでしょうか。

 …と言いたいことを頭に浮かべながら、テレビを消して、パソコンに向かうじーじでした。         (2018.6 記)

     *

 2024年2月の追記です

 そもそも、ランキングというのがなかなか難しい存在ではないかな、とじーじなどは思います。

 例えば、司法試験の出身大学別合格者数ランキング、これだと一見、明確そうですが、その中で、現役と浪人、一浪、二浪と、九浪(?)、十浪(?)とでは、同じ大学出身とはいっても、比べることに無理がありそうな気がします。

 一見、明確そうなランキングでも、このありさまですから、他のランキングではもっと比較が難しいでしょう。

 ですから、順位づけはやめて、せめて、松竹梅の3グールプ(?)に分けるとか、そういった感じのほうが実態に近いのではないかな、と思ったりします。   

 少なくとも、日本が4位になった(?)、などとランキングで大騒ぎはせずに、物価がどんどん上がっているよねぇ、10パーセントくらいかな、というような生活実感のほうを大切にしたいものだと思います。         (2024.2 記)

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じーじが日の丸と君が代を嫌いになったわけを考えてみる-じーじのひとりごと

2025年02月11日 | ひとりごとを書く

 2024年11月のブログです

     *

 じーじが日の丸と君が代をきらいになったわけについて考えてみたい。

 じーじは子どもの頃、ゼロ戦のプラモデルが大好きだった。

 ゼロ戦だけでなく、隼や紫電改も好きだった。

 「少年マガジン」に連載されていたちばてつやさんの『紫電改のタカ』などは毎週、楽しみに読んでいた(もっとも、調べてみると、『紫電改のタカ』は反戦のマンガだったらしいが、当時だけでなく、つい最近まで、じーじはそれは知らなかった。ちばさん、ごめんなさい)。

 それがいつ頃からか、敵の戦闘機にも人間が載っていて、撃ち落されると死んでしまうんだ、とわかってきた。

 戦闘機だけでなく、戦車や戦艦にも人が載っていて、やはり人が死ぬんだ、とわかってきた。

 中学ではなくて、高校の時だったと思うが、歴史の教科書で、日本軍の兵隊さんが日の丸を背負って、中国を攻めている写真を見た。

 中国軍だけでなく、中国の民衆をも攻撃をしている写真もあった。

 これは衝撃だった。

 同じころ、ベルリンオリンピックのマラソンで優勝をした朝鮮人の選手が、日の丸を胸につけて、嬉しそうではない表情で表彰台にのぼっている写真も見た。これも衝撃だった。

 たぶん、このころから、じーじは日の丸が嫌いになったと思う。

 そして、君が代も、国民主権、主権在民とは合わない歌詞だと思うようになって、嫌いになった。

 就職の時、中学校の社会科の先生になりたかったが、日の丸・君が代の学校現場での強制が強まっていた。

 間違って裁判所に入ってしまったが、裁判所という国家権力の一端を担う現場では、なぜか日の丸・君が代の強制はなく、定年まで勤められた。

 中学校の先生になっていたら、入学式や卒業式で君が代を歌わずにおそらくくびになっていただろうと思う。

 じーじは子どもたちの入学式や卒業式に一度も出なかった。

 小心者のじーじは、子どもたちの目の前で、自分だけが起立をせず、君が代を歌わないで揉めるという勇気はなかった。

 子どもたちにはかわいそうなことをしてしまったと思うが、幸い、ばーばが君が代や日の丸に無関心な(?)人だったので、代わりに出席をしてもらって大助かりだった(?)。

 じーじの孫娘はチューリップの歌が大好きだ。

 どの花見ても♪~きれいだな♪~、という歌詞はいい。

 差別や偏見、分断とは無縁の世界だ。

 こういう国歌なら喜んで歌いたい。

 国旗もチューリップだったらいいなあ、と思う。

 日本の封建時代を壊したのは蘭学で、オランダは日本との縁が深い。

 日本の皇室とオランダの王室も仲がいい。

 チューリップの国歌や国旗は、平和と学問の象徴になりうるだろうと思う。

 こんな夢を見ていると、日の丸や君が代を尊敬することはできなくなってくる。

 他国への侵略を否定し、反省をしないのは、やはり卑怯だ。

 フロイトさんは、きちんと反省をしないと不幸を反復するという。

 他国への侵略を反復してはならない。

 日の丸や君が代が大好きな人たちに反対はしないし、歌ったり、踊ったりしてもらっても結構だが、嫌いな人への強制は困る。

 じーじは子どもたちの学校時代を除いては、日の丸や君が代に個人的な恨みはないが、嫌いなものは嫌いだ。

 困ったじーじである。        (2024.11 記)

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子どもがニュースに取り上げられることについて、子どもを中心に考える-じーじのひとりごと

2025年02月08日 | ひとりごとを書く

 2018年2月のブログです

     *

 毎日毎日いろんなニュースがテレビで流れています。

 しかし、どのテレビ局も、同じようなニュースを、同じように流していることに少し疑問を感じます。

 特に、結婚報道や離婚騒動、不倫騒動などの際(じーじはそんな報道はどうでもいいと思うのですが…)、すべてのテレビ局が三流週刊誌になってしまったような気がすることも多いです。

 せめて、政治や社会問題の解説のところだけでも、テレビ局やキャスターの個性を示してほしいと思うのですが、視聴率第一主義の風潮の中ではそれも難しいのでしょうか。

 そんな中で、時々、子どもたちがニュースの前面に出ることがあります。

 交通安全、地域清掃、保育所問題、戦争反対などなど、それ自体はとても大切なことだとは思うのですが、じーじには、特に子どもを前面に出さなくてもいいようなことにまで、子どもが利用されているような気がします。

 子どもが参加することにまで反対をするつもりはないのですが、子どもをことさら中心にすることには慎重であるべきだと思うのです。

 子どもが、けなげに「正義」を主張すると、それには反対をしにくくなります。

 しかし、「正義」はよく考えないと、時の権力や政府などに利用されることがよくあります。

 第二次世界大戦の時のヒットラーユーゲントや現在ではISの少年兵士たち、さらには、北朝鮮の子どもたちなど、子どもの純真な気持ちを権力は巧みに利用をしますので要注意だと思います。

 じーじは子どもの時に、(自分でいうのもなんですが)かなり「真面目な」子どもだった(?)のでいえるのですが、「真面目」=おとなのいうことをきく従順な子ども、というイメージが強くあります。

 中学の時の丸刈りの校則にも、いやだなとは思いつつも、仕方ないな、と従順に従っていました。

 しかし、今なら、個人の自由、表現の自由を理由にして、猛反対をしていると思います。

 年を経てみると、子どもの時の考えや行動が、いかに未熟だったか、反省をすることが多々あります。

 みなさん誰もが賛成をするようなことでも、それを進めている人たちががどんな考えの人たちかで、賛成していいかどうかは簡単には決められないことが多くあります。

 そのあたりのことをおとながきちんと判断をせずに、子どもを利用することは、子どもにとってとても酷な気がします。

 できれば、子どもの参加についてはクローズアップせずに、できるだけ静かに見守りたいものだと思います。

 そして、彼ら、彼女らが大人になって、自分の力で判断をし、決断し、行動ができるようになった時に、堂々と参加してもらいたいなと思います。

 純真な子どもたちだからこそ、おとなが下手に利用をしたりせずに、彼ら、彼女らが本当の大人になった時に、きちんと責任を持って意見を述べ、行動をしてもらいたい、とつくづく感じます。       (2018.2 記)

     *

 2022年5月の追記です

 またまた、古い記事に「いいね」をいただいたので、ずうずうしく再録をさせてもらいます。

 ロシアの子どもたちが(子どもに限らず、おとなも多いですが…)、無邪気に「Z」マークを自慢している姿が痛々しいです。      (2022.5 記)

 

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なまはげさん、秋田県庁に乱入する!-なまはげさんはやっぱりすごかった!

2025年02月05日 | ひとりごとを書く

 2016年2月のブログです

     * 

 先日のブログに、「節分の豆まきと弱っちい鬼さんを見て考えたこと-なまはげさんの怖さをぜひ見習ってほしい!」という文章を書きました。

 以下は参考までに、その再録です。

  「今日は節分、しかし、節分のニュースを見ていて、ちょっと疑問を感じました。

   なぜなら、最初から逃げ腰の弱っちい鬼さんがいたり、最初はまあまあ怖くても最後には豆まきに負けて逃げてしまう鬼さんが大半。

   それではだめでしょう(?)。

   できれば、弱っちい鬼さんには、秋田のなまはげさんを見習ってほしいです。

   なまはげさんはとても怖くて、最後まで怖いです。大人でも泣きそうになるくらい怖いです。

   ましてや子どもはたいへん。トラウマになる子どももいるかもしれません。

   しかし、世の中には無条件に怖いものがいるのです。

   そんなに都合よく怖い鬼さんが退散してくれないのが人生です。世の中は子どもが思うようにはいきません。

   ですから、鬼さんが子どもになめられてはいけません。鬼さんは毅然として存在しましょう。そのほうが子どものためになります。

   そして子どもが怖がっている時にこそ、子どもを守ってくれる親や大人が大切な存在となります。

   子どもの成長のためにも、いつまでもどこかに、怖い鬼さんが目玉を光らせていてほしいと思います」

 そうしたら、なんと、今日のニュースで、なまはげさんが秋田県庁に乱入をして、女子職員が怖がっている姿が映りました。

 さすがは、なまはげさん、おかみもお役人も怖くない(?)のですね。

 さすがだと思いました。

 なまはげさんは本当にすごいです。

 そして、やっぱり、なまはげさんはえらい!と思いました。

 本当に怖い存在なのだな、とつくづく思いました。

 怖いなまはげさんがいて、子どもたちには、そして、大人たちにも、本当によかったな、と思います。       (2016.2 記)

     *

 2022年2月の追記です

 なまはげさんのすごさは、反省のない人間をこらしめるところでしょう。

 なまけている人間だけでなく、ずるいことをしている人間を容赦しない姿がいいです。

 ずるい、といえば、今の世の中ではやはり権力にあぐらをかいている政治家の皆さん。

 国の内外を問わず、反省のないずるい政治家やお役人を怖がらせてほしいものです。        (2022.2 記)

     *

 2023年2月の追記です

 なまはげさんにはぜひロシアに出張してほしいと思います。

 ミャンマーや中国にも乱入したほうがいいかもしれませんね。        (2023.2 記)

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節分の日の弱っちい鬼さんを見て考える-鬼さんにはなまはげさんの怖さをぜひ見習ってほしい!

2025年01月31日 | ひとりごとを書く

 節分の日が近づいてきました。

 あか鬼さんやあお鬼さんたちの晴れ舞台の日ですね。

 もっとも、じーじの孫娘たちにとっては、おそろしい一日になりそうですが…(?)。

 でも、世の中には怖い存在がいるほうがいいのではないか、とじーじは思っています。

 節分の鬼さんをめぐる思いを2016年の節分の日にブログに書いていますので、再録します。   

      * 

 今日は節分、しかし、節分のニュースを見ていて、ちょっと疑問を感じました。

 なぜなら、最初から逃げ腰の弱っちい鬼さんがいたり、最初はまあまあ怖くても最後には豆まきに負けて逃げてしまう鬼さんが大半です。

 それではだめでしょう(?)。

 できれば、弱っちい鬼さんには、秋田のなまはげさんを見習ってほしいです。

 なまはげさんはとても怖くて、最後まで怖いです。

 大人でも泣きそうになるくらい怖いです。

 ましてや子どもはたいへん。トラウマになる子どももいるかもしれません。

 しかし、世の中には無条件に怖いものがいるのです。

 そんなに都合よく怖い鬼さんが退散してくれないのが人生です。

 世の中は子どもが思うようにはいきません。

 ですから、鬼さんが子どもになめられてはいけません。

 鬼さんは毅然として存在しましょう。そのほうが子どものためになります。

 そして子どもが怖がっている時にこそ、子どもを守ってくれる親や大人が大切な存在となります。

 子どもの成長のためにも、いつまでもどこかに、怖い鬼さんが目玉を光らせていてほしいと思います。         (2016.2 記)

     * 

 2018年2月の追記

 いつも楽しく拝見させていただいているある保育園のブログを見ていましたら、怖い鬼さんが登場、子どもたちはたいへんなことになっていました。

 やはり怖い鬼さんは大切なようです。

 そのあとには優しそうな天女さん(?)も登場して、めでたし、めでたし、でした。         (2018.2 記)

     *

 2023年2月の追記です

 世の中に怖いものなどいない、と誤解をすると、プーチンくんのような人間ができあがります。

 じつはなまはげさんのお仲間たちが世界中あちこちにいるんですけどね。怖いですよー。          (2023.2 記)

     *

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)のご紹介

 経歴 

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通うが、落ちこぼれる。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事するが、落ちこぼれる。

 1995年頃、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間近に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事 個人開業で、心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区

 mail  yuwa0421family@gmail.com   

   

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北海道東川町にある全国唯一の町立日本語学校で学ぶ外国人留学生の若者たち-じーじのひとりごと

2025年01月12日 | ひとりごとを書く

 寒い冬になるとじーじのふるさと北海道を思い出します。

 そして、毎年、おじゃましている東川町の外国人留学生のがんばりを思い出します。

 冬の寒さの中でもがんばっている彼らのニュースを思い出しましたので、2016年1月に書いたブログを再録します。

     * 

 先日、テレビニュースを見ていたら、じーじが毎年夏におじゃましている北海道東川町のニュースが出てきて、そこにある町立日本語学校が紹介されていました。

 全国で唯一の町立の日本語学校とのことで、毎年おじゃまをしていると、なんとなく外国人の若者が多いな、観光客ではないみたいだけれど…、国際色の豊かな街だな、とは思っていましたが、その理由がやっとわかりました。

 ニュースの中では、東川町の雪の中で台湾やベトナムなどの若者が、寒い、寒い、と言いながら、悪戦苦闘をしていましたが、そんな頑張りぶりを見て、思わず、すごいな、と感心をしました。

 ある留学生は、灯油代を節約して石油ヒーターを切った状態で寒い部屋で勉強をしており、時々寒さしのぎに廊下をランニングして体を温めていました。

 そんな彼らの奮闘ぶりを見ていると、贅沢で無駄使いをし放題の日本の若者たちが恥ずかしくなります。

 冬の東川町は大雪のふもとのパウダースノーがすばらしいところですが、毎日、生活をするとなるとやはり大変でしょう。

 それでも懸命に頑張っている彼らに拍手を送りたくなりました。

 そして、そういう彼らを温かく見守り、いつでも来て温まりなさい、と自宅を開放している地元の人たちの心も温かです。

 やはりいい町です、東川!        (2016.  1 記)

     *  

 2017年夏の追記です

 今年の夏も東川に行ってきましたが、台風で雨の多かった中でも彼らは元気でした。

 そして、じーじのようなじいじいにも、コンニチワ、とやさしくあいさつをしてくれました。

 満員電車でもシルバーシートにふんぞりかえって、年寄りが立っていても譲りもしない都会の日本人の若者とは大違いです。

 素朴でがんばりやの彼らにさらに声援をおくりたいと思います。       (2017.8 記)

     *  

 2018年夏の追記です

 今年の夏も東川に行ってきました。

 彼らの様子は、別のブログに書いていますので、よかったら読んでみてください。         (2018.8 記)

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 2019年1月の追記です

 今日、ニュースを見ていたら、東川町の成人式の様子が映りました。

 外国人留学生の成人も寒さに負けずに元気に参加していました。

 みなさん本当にハツラツとしていました。

 頑張れ!東川の留学生のみなさん。        (2019.1 記)

 

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久しぶりにマスコミ「裁判官」さま(?)ではないニュースを見た!-じーじのひとりごと

2025年01月06日 | ひとりごとを書く

 2023年1月のブログです

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 昨夜、ニュースを見ていると、久しぶりにマスコミ「裁判官」さま(?)ではないニュースを見た。

 ところは、やはり、とある開かずの踏切。

 たまに踏切が開くと、人々は我先にと渡りはじめ、遮断機が下りてきても、それをかいくぐって渡る人が後を絶たない。

 いつものニュースだと、ここで記者が登場し、遮断機を無視する人に、「危ないと思いませんか?」などと無粋なインタヴューをするところだが、それはなし。

 かわりに、赤ちゃんをおぶって待っているママさんにインタヴューをして、「踏切が開いても、車が猛スピードで渡るので、怖いです」というママさんの声を届ける。

 弱者の立場に立ったいいインタヴューだ。

 やはりマスコミは、正義ぶった「裁判官」さま(?)ではなく、弱い立場の人々の声を代弁してほしい。

 そこの踏切に高架橋ができるのは数年後になる、という情報も流れ、自治体や鉄道会社の怠慢ぶりが自然とあぶり出されるいいニュースだった。

 ニュースはこうでなくっちゃあね。

 久しぶりに見ていて気持ちのいいニュースで、晩酌のビールもおいしく呑めて、よかった、よかった(?)。       (2023.1 記)

 

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いわゆる「戒厳令」ということについて考えてみる-じーじのひとりごと

2025年01月01日 | ひとりごとを書く

 2025年1月のブログです

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 いわゆる「戒厳令」ということについて考えてみたい。

 先日、韓国で「戒厳令」が出された。

 国民の反対の声が強く、すぐに撤回されたが、一時は軍隊が国会を占領し、危うい事態だった。

 反対の声を上げた韓国国民の皆さんはすばらしかったと思うし、政府の命令に消極的であった軍隊の人たちもなかなかすごかったと思う。

 もし、日本で同じような事態が生じたら、どうであろうか。

 おそらくは、日本の国民の皆さんはおとなしく事態を眺め、政府の命令で自衛隊や警察が国会や放送局などを占領して、政府による独裁政治が始まるのではないかと想像してしまう。

 権力は腐敗する、という言葉がある。

 最初はすばらしい政治家でも、いったん権力を握ると、権力を反省なしに振るうことになってしまう例が少なくない。

 政治家は通常、任期が決まっていることが多いが、権力を握った政治家は任期を延長し、独裁政治を続ける。

 こうした権力の暴走を止めるために、西欧諸国で三権分立という原理が考え出された。

 小学校や中学校でも習う基本的なことだが、権力を立法・行政・司法の三つに分けて、権力の肥大を避ける仕組みだ。

 民主主義の基本であり、国民主権・主権在民を支える大切な事項だが、権力を握った政治家はこれを守らない。

 外国による侵略を煽って軍隊を増強し、国家の統一を謳って言論の自由を抑圧し、制限して、内乱を起こしてでも権力を維持しようと画策する例が多いと思う。

 そういう例は、権力をまだ握っていないが、権力を握りたいと願っている政治家に多くいるのだろうと思う。

 言論の自由は、権力の肥大を阻止する大切な役目を果たすと同時に、権力からの自由を表すバロメーターではないかと考えられる。

 小説家や随筆家は社会の変化を敏感に感じる「カナリア」みたいな存在だ、とよく言われるが、小鳥を大切にするように、言論の自由も大切に守っていかないと、権力の横暴に鈍感になってしまうだろう。

 そんなことを考えながら、韓国や日本の政治を眺め、ロシアやイスラエルの侵略戦争を憂いている最近のじーじである。      (2025.1 記)

 

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