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ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや海岸カウンセリングなどを研究しています

「なつぞら」天陽くんの絵を見てきました-じーじの2019北海道の旅

2025年09月02日 | ひとり旅で考える

 2019年7月のブログです

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 「なつぞら」天陽くんのモデルになった画家・神田日勝さんの絵を見に、十勝に行ってきました。

 十勝の北部、鹿追町にある神田日勝記念美術館、その存在は以前から知っていましたが、「なつぞら」を見て日勝さんの生きざまと作品に興味を持ちました。

 すごい絵が並びます。

 有名なのは「馬」の絵ですが(なんとべニア板がキャンバスです!)、じーじは風景画が気に入りました。

 畑や農作業、離農して朽ちた農家の廃屋などなど、小さな絵が多いですが、なかなか魅力的です。

 絵のことだけはあまり詳しくないじーじ(?)ですが、力強さや静けさ、そして、美しさ、その中に、切なさや哀しさなどが混じっているようにじーじには思えました。

 北海道らしさに満ちたいい絵たちが並んでいました。

 たまにはいい絵を見て、こころを穏やかにするのもいいものです。

 太平洋戦争敗戦間近かに開拓に入って苦労をする天陽くんのドラマを観て、じーじは開高健さんの小説『ロビンソンの末裔』を思い出したりしたのですが、やはりこの開拓団と同時期の人々が神田日勝さんのご家族たちのようです。

 ただでさえ大変な開拓の作業の中で絵を描きつづけた日勝さんには脱帽です。

 小さな画集を購入したので、時々眺めては、穏やかさと勇気をもらいたいと思います。     (2019.7 記)

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小樽からのフェリーで聴いたトランペットとピアノの演奏が素敵だったーじーじの2025北海道の旅

2025年09月01日 | ひとり旅で考える

  2025年9月のブログです

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 少し遅くなったが、8月30日(土)に小樽から新潟行きのフェリーに乗ったが、その時のトランペットとピアノの演奏がとてもよかったのでひとこと書きたい。

 いつものように、午後4時乗船で、乗船と同時にあちこちから、プシュ、という音。

 じーじも、プシュ、と北海道最後のサッポロクラシックを呑んでいると、トランペットとピアノの歓迎演奏が始まった。

 何年もフェリーに乗っているが、初めてのことで、耳を傾けていると、なかなか上手、つい聴き惚れてしまう。

 演奏の合間のお話によれば、彼女らはフェリー会社の系列の小樽のオーセントホテルのレストランでこの春から演奏をしていて、この日は出張演奏に来たらしい。

 息の合った演奏で何曲も聴かせてくれて、久しぶりの生演奏を堪能させてくれた。

 最後は、千春くんの、大空と大地の中で、で感動した。

 そして、出航の時には、トランペットでお見送り、すばらしい演出だった。

 若い2人の演奏家にも、すばらしい人生の船出を祈りたいと思った。   (2025.  9記)

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おいしい空気がもったいないなあーじーじの2024北海道の旅

2025年08月29日 | ひとり旅で考える

 2024年8月のブログです

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 今年も北海道に行ってきた。

 タントくんに車中泊の1か月の貧乏旅行。

 年とともにだんだんとあちこちを動き回るまわるのが面倒になってきて、ほぼ東川町で大雪山を眺めながらボーとして過ごしていた。

 今年の北海道は去年よりは過ごしやすくて、特に夜、涼しいのがありがたかった。

 そんな中で気づいたことだが、夜、道の駅で少しだけタントくんの窓を開けて駐車をしていると、北海道の夜は涼しくて快適なのだが、時々、エアコンを全開にして駐車している車がいた。

 そんな車がいると音がうるさいし、空気も悪いので、場所を移動するしかない。

 せっかく、涼しくて、空気のきれいなところなのに、もったいないなあ、と思う。

 一方、昼休みの光景。

 木かげのある駐車場でタントくんの窓を全開にすると、涼しい風が入ってきて快適。

 北海道のおいしい空気を堪能していると、ここでも時々、エアコン全開でお昼寝をしている車。もったいない。

 空気もガソリンももったいないなあ、と思う。

 ある作家さんが、自然が豊かなところに住む人は、その豊さ、水や川や山の豊かさに気づかない、と書いているが、そのとおりだなあ、と思う。

 よそ者が偉そうなことを言うのは避けたいが、旅行をして初めて気づくことなのかもしれない。

 タントくんの貧乏旅行もそれなりに意味がありそうだ。     (2024.8 記)

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 同日の追記です

 考えてみれば、今どき、コンビニの駐車場などでも、アイドリング駐車はご遠慮ください、と書いているので、一考を要するのかもしれない。

 考慮すべきは子どもさんがご一緒の車だろうが、そういうご家族は、昔のじーじのように、暑い日にはもう少し北のほうを旅行したらいいと思う。

 寒い北海道の北部で、毛布にくるまってご家族でえぞしかさんやきたきつねくんを眺めながら過ごす日々は、子どもさんにとってもいい思い出になるのではなかろうか。

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 2025年8月の追記です

 今年も、もったいない、もったいない、と思いながら、あちこちで過ごした。 

 しかし、久しぶりにえぞりすくんに出会うなど、やはり自然の豊かさがすばらしいところだと思う。  (2025.  8 記)

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おおゆきやま、ってどこだ?カーナビに出ないぞ!-じーじの2017北海道の旅

2025年08月26日 | ひとり旅で考える

 2017年8月のブログです

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 北海道東川町にいます。

 散歩をしています。

 今朝も大雪山旭岳と十勝岳がきれいに見えて、特に今日は、十勝岳の噴火口から噴煙がモクモクと昇っている様子がよく見えました。

 東川町からは十勝岳も近いのですね。

 さて、東川の道の駅で休憩をしていると、大学生風の男女15人くらいのグループがレンタカーに分乗してやってきました。

 大学生はまだ夏休み中なのですね。

 雰囲気からするとお勉強をする真面目なお仲間ではなく、お遊びの中心のサークル仲間らしい雰囲気がプンプンです。

 その時、ある若者が、「おおゆきやま、ってどこだ?カーナビに出ないぞ!」と叫んでいます。

 おおゆきやま?そんな山あったっけ?と考えていると、仲間が、「それは、たいせつざん、と読むんじゃないかな?」と教えています。

 なるほど、おおゆきやま、では、いかに優秀なカーナビでも出ないかもしれません。

 しかし、それにしても、中学校の社会科で、大雪山、って習わないのかな?

 とんでもない山奥に行ってしまって、ひぐまさんとかくれんぼをするはめにならなければいいのですが…。

 そういえば、東川町の小・中学校、高校では、先週の金曜日から2学期が始まりました。

 冬休みが長いので、その分、夏休みは少し短いのです(じーじが子どもの頃に住んでいた旭川もそうでした)。

 小学生のちびっこたちは元気いっぱいに通学をしています。

 おおゆきやま、と読んでしまう大学生も、早めに夏休みを終えて、勉強を再開したほうがいいのかもしれません。    (2017.8 記)

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北海道東川町の小、中、高校は今日から2学期が始まりました-じーじの2018北海道の旅 

2025年08月25日 | ひとり旅で考える

 2018年8月のブログです

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 東川町の今朝の気温11℃、涼しいです。

 こんな中、東川町の小、中、高校は2学期が始まりました。

 じーじが子どもの頃の旭川もそうでしたし、今の新潟県でも孫娘たちが暮らしている雪の多い地域などは、冬休みを長くするために、夏休みを短くしているようです。

 東川の子どもたちは涼しい中でも、元気いっぱい。

 中には、半そで、半ズボンで、走り回っている子もいます。

 子どもたちが元気に走り回っている風景というのはいいですね、じーじもなんだか元気になってきます。

 とはいっても、暑がりで、寒がりのじーじのこと、愛車タントくんの中でタオルケットにくるまって、元気な子どもたちを羨ましく眺めていました。

 じーじの夏休みもあと5日、そのせいもあってか、じーじが子どもの頃、まだ宿題が終わっていないのに、夏休みが終わる頃の、さみしいような、かなしいような、なんともいえない気分を思い出しました。

 専門用語ではメランコリーというのでしょうか、軽いうつの状態だったのでしょうが、2学期が始まると、また元気になるところが健全でした。

 今年のじーじはどうでしょうか。

 回復をしないと困りますが…。

 もっとも、最近のじーじは専門書を読みたくて仕方ありません。

 夏休みなので、勉強はいっさいしないでおこうと思って、専門書は一つも持ってこなかったのですが、そうなると読みたくなるもの。

 お休みの効用はそういうところにもあるのかもしれません。

 じーじも2学期に向けて、そろそろエンジン始動かもしれません。     (2018.8 記)

 

 

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じーじ、図書館で外国美人ちゃんにナンパされる(?)ーじーじの2023北海道の旅

2025年08月24日 | ひとり旅で考える

 2023年8月のブログです

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 事件(?)は東川の図書館で起こってしまった。

 朝から何やらカメラを持った外国人が多いなあ、と思っていたが、東川ではよく写真コンテストがあるし、まあ、関係ないや、とじーじはパソコンを眺めながら油断をしていた(?)。

 ところが、突然、美人のアメリカ女子(たぶん)が話しかけてきた(と思う。以下は、じーじの想像である)。

 なにしろ、英語だけは大の苦手のじーじが、英語を聴き取れずに、???、と混乱をしていると、フォト、・・・、プリーズ、・・・、と続く。

 写真を撮ってもいいか、と聴いているらしい。

 写真甲子園などでは、豆腐職人のかたや農家の人の写真を見ることがあるが、年取ったよぼよぼのじーじの写真を撮ってもなあ、と、しかし、言葉も出ずに、思わず、ダメダメダメと首を横に振ってしまった(アメリカ美人ちゃん、ごめん)。

 アメリカ美人ちゃんは、ソーリー、と笑顔で去っていったが、じーじも、ソーリー、くらいはいえばよかったと反省。

 青少年諸君、英語はやはり大切だ(ドイツ語でもいいけど…)。

 もったいないことをした(?)。ナンパをされるチャンスに失敗してしまった(妄想です)。

 若い女子に声を掛けられるなんて、数十年ぶりだったので、逆上してしまった。

 新潟に帰ったら、孫娘たち相手に、女子との会話の練習に励もうと思う。 (2023.8 記)

 

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10℃・だいこん・アスパラ-じーじの2020北海道の旅

2025年08月22日 | ひとり旅で考える

 2020年8月のブログです

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 東川にいます。

 今朝の気温、10℃。

 涼しいです。

 「避暑」に来た甲斐がありました。

 でも、ちょっと涼しすぎて(?)、今回の旅で初めて毛布を出しました。

 毛布にくるまって外を眺めていると、バスを待つ高校生の列。

 土曜日なのに、部活でしょうか、ごくろうさんです。

 女子高生は東川でも短いスカート。

 スカートからは白いだいこ…、じゃなくて、えーと、あっ、アスパラのようなきれいな足(ふぅー、あぶない、あぶない)。

 男子高校生との距離感も微妙で、とてもいいです。

 じーじはいつもより1時間遅れで散歩に出発。

 大雪山がきれいです。

 旭岳の中腹の噴煙もよく見えます。

 十勝岳の噴火口からも噴煙がもくもく。

 たんぼの稲穂は黄色くなってきました。

 おいしい水ときれいな空気の中で、おいしいお米ができそうです。

 散歩をするだけで元気になれる東川、いい町です。     (2020.8 記)

 

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3年ぶりにえぞゆきうさぎくんに会いました!-じーじの2021北海道の旅

2025年08月19日 | ひとり旅で考える

 2021年7月のブログです

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 朝、道の駅近くの公園の駐車場にタントくんをとめてぼーっとしていると、駐車場の入り口に黒い動物!

 犬かな?猫かな?と思って見ていると、なんか、ぴょん、ぴょん、しています。

 ぴょん、ぴょん?

 ぴょん、ぴょん、といえば、うさぎくん!

 そう、えぞゆきうさぎくんです。

 ゆきうさぎくんなのですが、夏なので真っ黒。

 3年前に会った時には茶色のゆきうさぎくんでしたが、今回は真っ黒くろすけくんです。

 駐車場の隣りが大きなとうもろこし畑なので、朝ごはんを食べにやってきたのかもしれません。

 じーじがなおもぼーっと見ていると、ゆきうさぎくんもじーっとしています。

 カウンセリングの時はしんぼう強いじーじですが、ふだんはどちらかというと短気なほうなので、じーじがタントくんから降りてみると、ゆきうさぎくんはあやしい気配を察知してか(?)、駐車場から動き出します。

 じーじもあとをついていくと、ゆきうさぎくんは道路でひなたぼっこをしています。

 じーじもひなたぼっこをしながら眺めていると、ゆきうさぎくんは近所のお宅の庭に隠れました。

 庭の中にゆきうさぎくんのおうちがあるのかもしれません。

 3年前に茶色のゆきうさぎくんと出会った場所からは200~300メートル離れたところ。

 同じゆきうさぎくんではなくて、たぶんご近所さんのゆきうさぎくんなのでしょう。

 ゆきうさぎくんの団地があるなんて(?)、いい町です、東川。     (2021.7 記)

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 2021年夏の追記です

 ぼーっとしていないと見えないものが世の中にはあるんですね。

 年寄りの特権ですね。     (2021.8 記)

    

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北海道東川町のおじちゃんやおばちゃんがすごいです!-じーじの2018北海道の旅 

2025年08月17日 | ひとり旅で考える

 2018年7月のブログです

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 東川町にいます。

 朝夕、散歩をしています。

 散歩をしていると、町役場の壁に貼られた写真を熱心に眺めているおじちゃんやおばちゃん、おじいちゃんやおばあちゃんをよく見かけます。

 みなさんが熱心に見ておられるのは、今年の写真甲子園の北海道予選の写真。

 北海道内各地の高校生の力作が並んでいます。

 写真のことがあまりよくわからないじーじでも思わず立ち止まってしまうほどの力作ぞろいですが、東川町のみなさんも真剣にご覧になっています。

 すごいです。

 農作業姿のおじちゃんおじいちゃん、エプロン姿のおばちゃんやおばあちゃんが、普通の姿として高校生の写真を見ています。

 感動です。

 写真がこれほど日常的になっていることに、感激をします。

 今年もまた、この東川町で、全国から写真好きの高校生が集まって写真甲子園が開かれるのですが、それが普通の町民にすっかりと定着し、地に足のついたイベントになっているようです。

 さらには、東川の道の駅には、町民の写真クラブの展示会も開催されており、ここでも普通のおじちゃんやおばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんが町民の撮った写真を見ています。

 ひょっとすると、知人の写真もあるのかもしれませんが、熱心に見ておられます。

 それにしても、仕事や家事の合間に町役場の壁の写真を鑑賞するおじちゃんやおばちゃんがいる東川町はやはりいい町です。    (2018.7 記) 

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2019羽衣音楽祭に行ってきました-じーじの2019北海道の旅

2025年08月16日 | ひとり旅で考える

 2019年8月のブログです

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 昨日は東川町であった2019羽衣音楽祭に行ってきました。

 もう23回目になるのだそうです。

 以前にもおじゃましたことがあるのですが、東川町にあるかなり広くて立派な羽衣公園で行われます。

 野外ステージのある公園、大きな池や山もあって、ふだんから子どもたちが元気に遊んでいる公園です。

 そこで行われるアマチュアバンドの音楽祭、12組のバンドが朝の10時半から5夕方5時半までの7時間、素敵な演奏を聴かせてくれます。

 ふだんはあまり音楽とは縁がないじーじですが、生演奏はやっぱり違います。

 聴いているうちにこころがゆるやかになってきて、ひさしぶりにお昼から生ビールをいただきます。

 酔いもあって、こころがさらに浮き立ちました。

 アマチュアバンドといっても、あちこちでライブをしていたり、CDを出している人たちもいて、レベルは高いです。

 英語での上手な歌に、会場にいたアメリカ人のかたが拍手をする光景も見られました。

 空は青空、白い雲、気持ちがいいです。

 とんぼやちょうちょ戯れながら、いい音楽を楽しみます。

 池のまわりでは子どもたちが走りまわり、笑顔で見守るおかあさんと、あぶないわよ!と叫ぶおかあさんで賑やか。

 至福のひとときでした。     (2019.8 記)

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朝の散歩で東川町の歴史を知る-じーじの2019北海道の旅

2025年08月15日 | ひとり旅で考える

 2019年8月のブログです

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 東川町にいます。

 毎朝、散歩をしていると、古い倉庫がたくさんあることに気づきます。

 レンガの壁には東川町農協とか東川村農協などと書かれていて、なかなか風情があります。

 小樽のようにうまく活用されたらいいのにな、と思っていたら、先日の写真フェスティバルの会場になったりして、素敵でした。

 今の中心街より少し外れたところに倉庫がいっぱいあって、なんとなく不思議に感じていたのですが、今朝の散歩の途中でひとつの石碑を見つけて、理由が判明しました。

 石碑を読むと、そこは旧旭川電気軌道という鉄道の東川駅の跡。

 そういえば、じーじが子どもの頃、旭川四条駅から東川まで電車が走っていたことを思い出しました。

 残念ながら50年くらい前に廃止になってしまったのですが、その東川駅の近くに倉庫があったようです。

 鉄道でお米なども運んだのでしょうか、

 電気鉄道というと、なんとなく客車のイメージしかなかったので、もし貨車があったとすれば、歴史好きのじーじとすると勉強不足です。反省、反省。

 あとで旭川や東川町の歴史の本で調べてみましょう。

 朝の散歩で、東川町の歴史にふれて、ちょっとインテリになった気分のじーじです。    (2019.8 記)

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 2022年夏の追記です

 その後、調べてみると、確かに、客車の後ろに貨車をつなげた写真を見つけました。

 人と一緒にお米なども運んだようです。

 この年になっても知らないことがいっぱいあって、もっともっと謙虚に勉強をしなければなりません。     (2022.7 記)

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 2022年夏のさらに追記です

 先日から東川の図書館で、なんと、東川の電車、という企画展が始まりました。

 その中に、貨車をつなげて走っている電車の動画があって、びっくり。動画は初めて見ました。

 貨車には、肥料や石炭を積んでいた、というナレーションがあって、勉強になります。

 すごい町ですね、東川は!     (2022.8 記)

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大雪山旭岳ビジターセンターに行ってきました-じーじの2019北海道の旅

2025年08月14日 | ひとり旅で考える

 2019年7月のブログです

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 ここのところ、旭川も東川町も昼間は30℃を超える暑さが続き、暑さと寒さの両方に弱いじーじはぐったり。

 そこで涼しそうな旭岳のふもとに行ってみることにしました。

 去年、行った時には工事中だったビジターセンターを見てみたいという目的もありました。

 東川町の道の駅は朝なのにもう30℃近く、しかし、標高1000メートルに近い旭岳山麓まで行くとさすがに涼しく、半ズボンでは寒いくらい。

 とても快適です。生き返るような気分になりました。

 しかも、途中の道で、えぞしまりすくんときたきつねくんに遭遇。

 旭山動物園に行かなくても(?)、無料の動物園のようです。

 どちらもまだ小さくて、子どものようで、そのために交通ルールがわかっていないらしく(?)、道路の真ん中で遊んでいたので、あやうく交通事故になりそうでした。

 北海道に行くと、えぞしかさんに注意という交通標識はよく見るのですが、えぞしまりすくんやきたきつねくんに注意という標識はあまり見ないので、油断していたというか、しかし、予想外のプレゼントでした。

 ビジターセンターもとても立派できれいで、旭岳だけでなく、大雪山全体のことがよくわかるように展示されていました。

 涼しさだけでなく、自然の動物たちにも癒され、とてもいいひとときを過ごせました。     (2019.7 記)

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じーじ、朱鞠内湖(しゅまりないこ)でこころの美しい人々に感動する!-じーじの2018北海道の旅

2025年08月13日 | ひとり旅で考える

 2018年8月のブログです

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 昨日の東川の天気予報は曇りのち雨、しかし、朝から雨でした。

 それで曇り空を求めて、今回の旅2回目の北への旅をしました。

 前回は目的地は設定せずに、しかし、結果的に、美深の町まで行って、村上春樹さんの『羊をめぐる冒険』をめぐる旅(ややこしいですね)をしました。

 しかし、今回は違います。朱鞠内湖(しゅまりないこ)。じーじには似合わない美しい響きの湖です。 

 たまたま何日か前の北海道新聞で朱鞠内湖の記事を読み、戦争中にできた人工湖と知って興味があったところに、同じ日、宮下奈都さんの短編集『遠くの声に耳を澄ませて』(2012、新潮文庫)を読んでいたら、やはり朱鞠内湖を舞台にした小説が出てきて、その中で、何もないところ、と書かれていて、こころが動きました。

 こういう偶然は時々あることですが、やはりユングを尊敬するじーじとしては、この天の声を大切にしようと思いました。

 ということで、愛車タントくんに乗って出発、なんと隣りの比布町に入ると雨も上がりました。

 快調なドライブで塩狩峠を越え、剣淵町、士別市に入り、ここから国道40号線と別れて、幌加内に向かいます。

 幌加内はお蕎麦で有名な町で、道の両側は蕎麦畑とじゃがいも畑。

 どちらも白い花をつけますので、白いじゅうたんのような畑が続き、夢のような景色です。

 1時間ほど走って、朱鞠内の集落。

 昔、ここまで鉄道が伸びていたということで、びっくりします。

 間もなく、朱鞠内湖に到着。

 今の朱鞠内湖は、何もないところ、ではなくて、湖畔に遊覧船やモーターボート、貸しボートがありました。

 しかし、人は少なく、喧騒からはほど遠く、静かな、美しい湖でした。

 森林と湖水と空が綺麗で、「美」に疎いじーじでも感動します。

 まるで東山魁夷の絵のようだと思いました。

 しばらく、静かで、美しい景色を堪能し、お昼のパンを食べて、帰ることにしました。

 と、ここでアクシデント発生、なんと財布をどこかに落としてしまいました。

 車の中や歩いたところを探しますが、見つかりません。

 しかたなく、恥ずかしさをしのんで、貸しボート屋さんに、財布の落とし物が届いていませんか?とお聞きすると、なんと拾った人が届けてくれたので、案内所に預けたとのこと。

 お礼をいって、案内所に行くと、困っているかもしれないと思ってすぐに駐在所に届けに行ったということ。

 恐縮をしていると、届けに行った職員さんと連絡を取ってくれて、まだ届け出前なので駐在所の前で待っていてくれるという。

 すぐに急行し、駐在所のところで、職員さんに免許証を提示して本人確認、無事、財布が戻ってきました。

 善意の素早いリレーのおかげてありがたいことに財布が戻りましたが、考えてみれば、こんな奇跡のようなことはおそらく都会などでは考えられないことで、財布を拾って届けてくださった方をはじめ、ボート屋さんのご夫婦、案内所のおじさん、駐在所まで届けに行ってくださった美人の職員さん、みなさんに本当に感謝です。

 朱鞠内の人たちは、こころも美しい人たちでした。     (2018.8 記)

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北海道東川町に新しくできた図書館がすてきです!-じーじの2018北海道の旅

2025年08月12日 | ひとり旅で考える

 2018年8月のブログです

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 ご紹介がおくれましたが、今年の夏、北海道東川町に新しくオープンした「せんとぴゅあ」という図書館がとてもすてきです。

 町の中心部、旧東川小学校跡地の町立日本語学校の隣りに、木の香りが気持ちよい、すてきな図書館ができあがりました。

 さすがは木工、工芸の町東川です。

 まず、すごいのが、大雪山のふもとの町ということで、大雪山関連の書籍の充実ぶり。

 いったん読みだすとなかなかやめられません。

 北海道や東川町の歴史書、アイヌ民族の歴史書も充実しています。

 それから、当然、写真の本。

 北海道を撮影した写真の本もかなりあって、わたしが古本屋さんでも買えずにいたすてきな写真集もようやく目にすることができました。

 また、子どもさんの本もいっぱいで、専用の小部屋が用意されており、いつも子どもや親ごさんでにぎわっていて、ほっとします。

 じーじも読みたいのですが、あやしいじーじになりそうなので、遠慮しています。

 子どもさんにやさしく本を読みきかせている美人のおかあさんがいっぱいです。

 特筆すべきは、一部のテーブルで飲食ができる点。 

 図書館らしくない、子どもと親ごさんにやさしい設計です。

 さらに、じーじにありがたいのが無料Wi-Fi。

 コンセントまで用意されています(町民でもないのに利用させていただいて、ごめんなさい。そのかわり、しっかり宣伝をします)。

 ひとり旅のブログもずいぶんここで書かせてもらいました。

 窓が大きく、視界が広い建物なので、周囲の木々をボーッと眺めていると、文章が自然に浮かんでくることが多いです。

 隣りの日本語学校の留学生さんが本を読んでいたり、外のテラスのテーブルでおしゃべりをしていたりする姿も見られて、ちょっとした大学のような雰囲気もあります。

 こういう雰囲気は、子どもさんにも、おとなにも、将来、貴重な経験になるのではないかな、と思えます。

 いい町だと思います、東川。    (2018.8 記)

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 2020年夏の追記です

 今年もお世話になっています。

 今年は前庭に子ども用の噴水ができて、子どもたちが毎日、水遊びを楽しんています。

 子どもたちの元気な歓声でじーじも元気になります。      (2020.8 記)

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 2020年秋の追記です

 今ごろ、思い出したのですが、今年から図書館にお掃除ロボットが2台いて、大活躍していました。

 時々、立ち往生しては、ぴーいー、ぴーいー、とないて、そのたびに美人の職員さんが、すみませーん、と来られて、動きやすい場所に移します。

 まるでお母さんと子どものようで、なんかおかしかったです。     (2020.9 記)

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雨をのがれて「羊」の町(?)に行ってきました-じーじの2018北海道の旅

2025年08月11日 | ひとり旅で考える

 2018年8月のブログです

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 昨日は朝から大雨、予報では東川は一日中、雨とのことでしたので、曇りマークの北のほうに出かけてみました。

 国道40号線を愛車タントくんで北上、まずはコマーシャルで有名になった(?)比布(ぴっぷ)町を通過。

 まもなくすると、こちらは三浦綾子さんの小説『塩狩峠』で有名な塩狩峠、タントくんのエンジンも少し苦しそう。

 そういえば、三浦さんのこの有名な小説、じーじはまだきちんと読んだことがなく、反省です。

 先日の『天平の甍』もそうですが、じーじは高校まではほとんど小説を読まなかったので、名作といわれる小説で読んでいないのが結構あります。

 人生の残り少ない日々(?)、大切に過ごさねば、と反省します。

 旅に出ると、なぜか内省的になり、反省の日々です。

 雨はまだまだ続いていて、士別、名寄と通過。

 だんだん運転もくたびれてきて、さてどこまで行こうか、と思案の末、美深まで行ってみることにしました。

 これが見事に正解、美深の町に入ると、雨はほとんど上がりました。

 美深は、村上春樹さんの『羊をめぐる冒険』の舞台といわれている町。

 町に入ると、あちこちに「羊」や「羊牧場」という看板があって、いかにも「羊博士」が出てきそうな雰囲気。

 「ジンギスカン鍋」という看板もあって、こころが動かされましたが、まだ運転があってビールを呑むわけにもいかず、断念。
 そこで折り返しました。

 帰りに寄った剣淵町の道の駅は絵本の里というくらいで絵本がいっぱい、焼きたてのおいしそうなパンもいっぱい。

 木造のおしゃれな建物で、じーじもなんとなく落ち着けるところでした。

 近くには温泉もあるらしく、一度、ゆっくりしたいな、と思いました。

 東川に戻ると、なんと曇り空。

 雨が降る前に露天風呂に入って就寝、夜はまた大雨となりました。     (2018.8 記)

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