ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

じーじ、図書館でシルクロード美人ちゃんに囲まれる!-じーじのひとり旅・思い出篇

2024年03月23日 | ひとり旅で考える

 2023年の夏休みの思い出です(恐怖のあまり(?)、今頃思い出しました)

     *

 事件(?)はまたまた東川町の図書館で起きた。

 その日、いつもより遅くに図書館に行ったじーじ、ふだんお借りしている一人用の机が満席だったので、しかたなく四人用の机の端っこに小さくなって座る。

 しばらくすると、じーじの対角線の席にショートカットの美人ちゃんが座る。

 対角線で離れているので、美人恐怖症のじーじでもなんとか大丈夫(?)。

 さらに少しすると、その向かいの席(つまりじーじの横ですね)に、半そで、ショートパンツの美人ちゃんが座る。

 二人は図書館の隣りにある日本語学校の留学生さんらしく、アジア系の美人ちゃん。

 小さな声でお話をしているが、語学だけは苦手な(?)じーじにはさっぱりわからない。

 すると、今度は、じーじの向かいの席に、黒髪の美人ちゃんが来て、座り、二人となにやらお話をしている。

 シルクロードから来たようなすごい美人ちゃん。

 そういえば、図書館の壁に中央アジアのポスターが貼ってあったなあ、と思い出す。

 シルクロードの国からも留学生が来ているらしい。

 と、ここで気がついた。

 じーじ、三人の美人ちゃんに囲まれている!

 じーじ、ピンチ!

 パソコン作業に集中しようとするが、パソコンの画面あたりにシルクロードの美人ちゃんが目に入って、集中できない。

 じーじ、ピンチ!

 その後の記憶はたしかではない。

 気がついたら、駐車場に停めてあったタントくんの中でぜーぜーいっていた。

 東川町の図書館は国際化が進んでいて、美人ちゃんがたくさんいていいのだが、美人恐怖症のじーじには危険だ。

 明日は朝一番に来て、一人用の机をゲットしようと固く決意をするじーじであった。    (2024.3 記)

 

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宮城・福島の津波浸水地域をタントくんと南下しました-じーじの旅・セレクト

2024年03月22日 | ひとり旅で考える

 2023年6月のブログです

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 昨日は宮城と福島の海岸線をタントくんと南下した。

 宮城と福島の海岸線は岩手とは違って平らなので、高い防潮堤はあまりないが、かなり内陸部まで津波の浸水地域が広がっていて、国道6号線などもあちこちに津波浸水地域という表示がある。

 そういえば、震災の時に、後輩の調査官が福島の新地という町に出張をしていて、地震にあい、歩いて避難をしているときに、たまたま通りかかった車に乗せてもらって、津波から逃げられて助かったという話を聞いたことがある。

 新地の被害状況はテレビなどで見ていたので、調査官の仕事も命がけなんだなあと改めて思ったりする。

 今、宮城や福島の海岸線は、田んぼが新しくなったり、常磐線の沿線が整備されたりしている。

 距離をかせいで津波を防ごうとしているらしく、高い防潮堤は少ないが、自然を活かした対策のように素人の目には映る。

 自然を残せるなら、それにこしたことはないように思う。

 しかし、原発の周辺は、やはり放射能による帰還困難地域で、それもままならない。

 便利さと自然の両立は難しいなあ、などと考えながら新潟に向かう。    (2023.6 記)

 

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復興道路である三陸自動車道をタントくんと走ってみました-じーじの旅・セレクト

2024年03月21日 | ひとり旅で考える

 2023年6月のブログです

     * 

 東北の旅も岩手県北まで来て、今日は折り返し。

 久慈から南下をした。

 昨日走った海沿いは、小学校でも習ったリアス式海岸で、海岸線が入り組み、道路もくねくね道だ。

 しかも、山が海まで迫っているので、隣町に行くには山や峠を越えなければならず、アップダウンが激しい。

 じーじの華麗なドライビングテクニック(?)をしても、山道の連続は大変で、タントくんもお疲れ気味。

 ということで、今日は山の中を走る復興道路、三陸自動車道を走る。

 復興の目玉の一つで、さすがにお金がかかっているらしく、贅沢な造り。

 制限速度が時速70~80キロの自動車専用道路だ。急ぐ人にはいい道だろう。

 しかし、なにしろトンネルが多く、長い。

 海の見えない道に気の長いじーじ(?)でも飽きてしまい、とうとう大船渡で降りてしまい、海沿いの国道45号線に出る。

 やはり三陸は海を見ないと寂しい。

 便利さは大切だが、何か失うものもあるのかもしれない。

 便利さの反面で、マイナカードのように、何らかのリスクを内包しているのかもしれない。

 そんなことを考えながら、東北の旅を続けている。    (2023.6 記)

 

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三陸海岸の防潮堤を眺めながらタントくんと走ってみました-じーじの旅・セレクト

2024年03月20日 | ひとり旅で考える

 2023年6月のブログです

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 今日は宮城県石巻から岩手県久慈まで国道45号線をタントくんと海沿いに北上した。

 復興道路ができているが、山の中を走っていて、海岸部の街の復興ぶりがよくわからないので、6年前と同じ海沿いの道をチョイスする。

 南三陸、気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石、宮古と、テレビや新聞でおなじみのところを通過をしたが、6年前には工事中だった道が整備され、走りやすくなっている。

  ただ、タントくんのカーナビちゃんが9年前のもので(?)、新しい道を走ると画面上は野原や山の中だったりして、びっくりする。

 海岸沿いは巨大な防潮堤が続き、海の見えないところも多い。

 走っていると津波浸水地域という標識が何度も出てくるが、かなりの内陸部でも出てきて、こんなところまで津波が来たのか!と驚く。

 津波のちからはすごいと思うし、それにそなえるのは大変だと想う。

 それでも、「フクシマ」の放射能の被害よりは、三陸の津波の被害のほうが目に見えやすいので、土建屋さんの頑張りもわかりやすい。

 トマホーク何発分で防潮堤ができるのかわからないが、よくわからない防衛費よりは効果がわかりやすくていいと思う。

 そんなことを考えながら、東北を旅している。    (2023.6 記)

  

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東日本大震災の復興状況をタントくんと確かめる旅に出ましたーじーじの旅・セレクト

2024年03月19日 | ひとり旅で考える

 2023年6月のブログです

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 昨日から久しぶりに東北太平洋側への旅に出ている。

 たぶん6年ぶり。

 政府が復興予算を防衛費に回すと決めたので、そんなに東北の復興が進んでいるのかどうか、自分の目で見てみようと思った。

 昨日の朝、新潟を出発、タントくんでとことこと国道49号線を東に進む。

 郡山でカーナビちゃんが、なぜか三春のほうを指示するので、なにごとにも従順なじーじが(?)それに従うと、しばらくして道路標識には「双葉」の地名が出る。

 いよいよだと緊張しながら進むと、しばらくして帰還困難地域。

 人の姿は見えず、民家も道路の入り口から封鎖されてものものしい。

 まだまだ大変なようだ。

 車中泊をした道の駅ならはは少し前まで警察の臨時施設に使われていたらしいが、今は再開されていた。

 温泉もあって、いい道の駅だった。

 今日は国道6号線をとことこ北上。

 6年前よりは交差道路も通行できるようになっているが、まだまだ交差道路が封鎖されているところもあり、信号は黄色点滅。

 全国どこにでもあるような外食のチェーン店やクルマ屋さん、電器屋さんなどもまだ閉店したままのところがあり寂しい。

 震災から12年、特に原発事故からの復興は十分とはいえないのではないか。

 敵基地攻撃能力はそんなに急がねばならないのだろうか。

 トマホーク1発のお金で、福島の除染はどれだけ進むのだろう?

 誰か、きちんと教えてほしいものだ。    (2023.6 記)

 

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再び東日本大震災の原発と津波による被災地を自分の眼で見て考えたこと-じーじの旅・セレクト

2024年03月18日 | ひとり旅で考える

 2017年5月のブログです

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 5月の連休、昨年に続いて、東北3県の沿岸部を車で旅してきました。

 国道6号線の沿線は、昨年より少しだけ帰還困難地域が減りましたが、しかし、規制解除になった地域でも、入り口がフェンスで閉鎖されているお店もあり、まだまだ大変な様子でした。

 もちろん、帰還困難地域内は、当然、無人で、犬や猫の姿も見当たりません。その代わりに、獣注意、という看板が目立ちます。動物ではなく、獣(けもの)という表記が、異様な感じです。

 また、あいかわらず、国道の交差道路には、警備員が通行止めの警戒をしています。盗難防止のためか、福島県警のパトカーも頻繁に行き来をしています。

 今回も、じーじは国道6号線の沿線しか見ていませんが、国道6号線の西側を中心に大きく広がっている帰還困難地域では、今も大変な状況が広がっているのではないかと想像をします。

 その後、岩手県まで北上をして、各地で津波の被害地を見ました。まだまだどこの湾も復興工事の最中でした。

 去年はあまりよく見られなかった被災地も今年は見るようにしましたが、陸前高田で5階建ての団地の4階までが津波でめちゃくちゃになり、かろうじて5階だけが原型をとどめている建物に気づきました。

 いまさらながら、津波の威力の大きさに驚かされました。あの団地の住人は避難が間に合ったのか気にかかりました。

 昨年も書きましたが、じーじが家裁の調査官の仕事をしていた時に、先輩から、できるだけ家庭訪問をして、現場の雰囲気を感じることが大切だ、と教えられ、実践をしてきました。

 精神科医の中井久夫さんも同じようなことを書いておられましたが、本当にそうだな、とつくづく感じます。

 今回の旅でも、テレビの映像などでは納得をせずに、それをきっかけにして、できるだけ自分で現地に行き、自分の眼で現場を見て、その雰囲気を感じることが、自分の考えを深め、こころに響くものを大切にすることだ、とあらためて深く思いました。

 年老いたじーじの車中泊による貧乏旅行でしたが、精神的には有意義な旅でした。    (2017. 5 記)

 

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福島の原発事故による帰還困難地域を自分の眼で見て考えたこと-じーじの旅・セレクト

2024年03月17日 | ひとり旅で考える

 2016年5月のブログです

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 5月の連休、少し考えるところがあって、東北3県の沿岸部を車で旅してきました。

 まずは新潟から国道49号で福島のいわきに、そこから国道6号で北上しました。

 有名なJビレッジを過ぎてしばらくすると、帰還困難地域の表示。大熊町から双葉町にかけてのおおよそ30キロ弱ほどの地域がそうでした。

 テレビの報道でだいたいのことはわかったつもりになっていましたが、現地を自分の眼で見ると、その悲惨さは想像を絶していました。 

 国道の両側の商業地域や住宅地域はすべての建物が封鎖をされ、入り口はフェンスで閉鎖されています。もちろん無人で、犬や猫の姿も見当たりません。以前、ここに住んでいた人たちや仕事をしていた人たちの無念さを考えました。 

 また、国道の交差道路には、白い放射能の防護服を着た警備員が通行止めの警戒をしています。

 そんな中で盗難防止のためか、福島県警のパトカーが頻繁に行き来をしています。

 まるで映画に出てくるゴーストタウンを見ているようでしたが、これが「フクシマ」の現実なのでしょう。もっとも、私は国道6号の沿線しか見ていませんので、国道6号の西側を中心に大きく広がっている帰還困難地域では、もっともっと大変な状況が広がっているのではないかと想像をします。

 「フクシマ」で、自分の眼で現実を見ることは、こんなにもこころを揺さぶり、考えさせられるものなのか、と改めて再認識をさせられました。

 その後、さらに岩手県北部まで北上をして、道中の各地で津波の被害地を見ました。どこの湾も例外なく大きな被害を受け、復興工事の最中でした。生活をしている人の姿はまだ少なかったのですが、人々が働いている状況は「フクシマ」より安心できるものがありました。

 賛否両論のある巨大な防潮堤も見ました。安全のためには必要かという思いと、風景を圧倒し、威圧感さえ感じさせるほどのものが本当に必要なのかという思いとで、こころが揺れ動きました。中央や土建屋さんの考えだけでなく、一番に必要としている現地の人たちとの丁寧な話し合いを大切にしていただきたいな、と思いました。

 じーじが家裁の調査官の仕事をしていた時に、先輩から、できるだけ家庭訪問をして、現場の雰囲気を感じることが大切だ、と教えられ、実践をしてきました。たしか、精神科医の中井久夫さんも同じようなことを書いておられましたが、本当にそうだな、とつくづく感じます。

 今回の旅で、テレビの映像などでは納得をせずに、それをとっかかりにして、できるだけ自分で現地に行き、現場の雰囲気を感じることが、自分の考えを深め、こころに響くものを大切にすることだと感じましたし、本当に重要なんだな、とあらためて深く思いました。

 心情的にはつらかったけれども、いろいろな意味で有意義な旅でした。    (2016.5 記)

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 2017年4月の追記です

 村上春樹さんも2015年の秋に行かれたらしいです。

 今回の新作『騎士団長殺し』に東北沿岸の風景描写が出てきます。    (2017.4 記)

 

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子どもが親の背中を見て育つことができるような「おとな」の親に-じーじの旅・セレクト

2024年02月22日 | ひとり旅で考える

 2016年のブログです

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 今年も少し長めの夏休みを取らせていただいて北海道に行ってきました。 

 東川や旭川の森の中で涼んだり、散歩をしたり、キタキツネさんやエゾリスさんらとかくれんぼなどをしたりしていました。

 そんな中、道の駅で休憩をしているといろんな親子を見かけました。

 お金持ちそうだけど、親ごさんがキリキリしている親子、少し貧乏そうだけど、家族みなさんがニコニコしていていて幸せそうな親子。

 子どもにとってはどちらが幸せなのかなと、ふと考えます。

 あるいは、携帯で大声で話しながら片手で車を運転をしている親ごさん、障がい者用の駐車場に平気で車をとめる親ごさん。

 乗っている子どもさんたちは気のせいか、あまり幸せそうではありません。

 子どもが親の背中を見て育つことができるような「おとな」の親になりたいな、と思います。

 もっとも、じーじだって子育てでは失敗の連続でした。

 ずいぶん子どもたちには迷惑をかけてしまいました。

 それでもなんとか二人とも一人前になってくれたことに感謝をしています。

 「おとな」の親になることはけっこう難しいことなのかもしれません。   (2016.  8 記)


 

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ちいさな、ちいさな、子どもたちの物語2019-じーじの旅・セレクト

2024年02月22日 | ひとり旅で考える

 2019年夏のブログです

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 道の駅で休憩をしていると、いろいろとほほえましい光景を目にします。

 今朝は、歯ブラシをくわえたお父さんのうしろを、同じように歯ブラシをくわえた小さな男の子が歩いていて、なんとなく笑えます。

 その後ろには、髪の毛をまとめながら歩いているお母さんのあとを、これまた髪の毛をまとめようと苦戦中の小さな女の子が歩いていきます。

 見ていると、親とそっくりのことをしていて、きみたちは間違いなく親子だね、と言いたくなります。

 子どもというのは、本当に親と同じことをします。

 無意識のことなのでしょうが、すごいです。

 それも親の背中を見てのことですので、油断できません。

 できれば、いい背中を見せてあげたいな、と思います。

 自分ができなかった反省をこめて…。   (2019.8 記)

 

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じーじ、図書館でナンパをされる(?)ーじーじの2023北海道の旅

2023年08月25日 | ひとり旅で考える

 2023年8月のブログです

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 事件(?)は東川の図書館で起こってしまった。

 朝から何やらカメラを持った外国人が多いなあ、と思っていたが、東川ではよく写真コンテストがあるし、まあ、関係ないや、とじーじはパソコンを眺めながら油断をしていた(?)。

 ところが、突然、美人のアメリカ女子(たぶん)が話しかけてきた(と思う。以下は、じーじの想像である)。

 なにしろ、英語だけは大の苦手のじーじが、英語を聴き取れずに、???、と混乱をしていると、フォト、・・・、プリーズ、・・・、と続く。

 写真を撮ってもいいか、と聴いているらしい。

 写真甲子園などでは、豆腐職人のかたや農家の人の写真を見ることがあるが、年取ったよぼよぼのじーじの写真を撮ってもなあ、と、しかし、言葉も出ずに、思わず、ダメダメダメと首を横に振ってしまった(アメリカ美人ちゃん、ごめん)。

 アメリカ美人ちゃんは、ソーリー、と笑顔で去っていったが、じーじも、ソーリー、くらいはいえばよかったと反省。

 青少年諸君、英語はやはり大切だ(ドイツ語でもいいけど…)。

 もったいないことをした(?)。ナンパをされるチャンスに失敗してしまった(妄想です)。

 若い女子に声を掛けられるなんて、数十年ぶりだったので、逆上してしまった。

 新潟に帰ったら、孫娘たち相手に、女子との会話の練習に励もうと思う。 (2023.8 記)

 

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