虹はポケットの中に

再スタート
何度でも生まれ変わる
自分の音を探す旅

重松清

2013-01-18 21:45:42 | 日記
の、小説が好きだ
いっつも泣いてしまう
「きよしこ」を読んだときはひどかった・・・
泣いて、泣いて、なかなか次のページに進めないのである(笑)
主人公の吃音の少年はぼくだ・・・って何度も思った
「大切な一言」が言えずにここまで来てしまったからね
オトナに読んでほしい一冊だと思う
「ほんとうに伝えたいこと」を教えてくれました
自分の思い込みなやり方では伝わらないんだ

ぼくは、伝えることよりも(伝えたいという気持ちは山盛りだ)
インプレッションを大切にしたいと思うんだ
それは自分を信じることだね

うた、ことば、きもち

2013-01-17 22:40:44 | 日記
コトバのチカラの大きさ、
それは十分認識している
最近、「うた」のチカラを
目の当たりにすることが多い

うた、それは、その時の気持ちや、それまでの体験、
などによって信じられないくらい響くことがある
歌詞=コトバのちからもあるのだろうが・・・
先日、ぼくが作ったうたによって、たくさんの仲間たちが
活き活きとなっていく様を見た

そのうたを聴いて、号泣してくれた高校生のコもいた

改めて、今、「うた」と、「ことば」のチカラを再認識しているところ
これからもより、大切に、丁寧にことばを選んで行こう

何かで読んだよ、ナイフでつけた傷は治るけれど、
ことばでついた傷は治らないんだって
ぼくも、少なくは無い、治らない傷を持っている
だからもっとこれからも、ことばを愛すのだ

シルク・ド・ソレイユ

2013-01-16 16:12:18 | 日記

の、映画「彼方からの物語3D」を、昨日シネマアイリスで観てきましたー
かなりの期待感を持って行ったのですが、期待通りの、圧倒的な映像世界でしたー
3Dだったせいもあって臨場感がスゴイ!シルクを実際に観ているようでした
ストーリー的には、ぼくには「アリスインワンダーランド的な世界観が感じられました
94分と、コンパクトにまとめられているので、圧巻の映像美に眼を奪われているうちに
あっという間に終わってしまいました
気持ちが昂揚する映画です
エンドロールの、半端無いスタッフの人数が、それだけの大作であることを
物語っていました

函館唯一のミニシアター、「アイリス」
札幌で、ジャブ70ホールや、イメージガレリオ、シアターキノに通っていた
ぼくとしては、これからも上質な映画を上映し続けてくれることを願っています
がんばれ!シネマアイリス!

みんな、映画館に行こう!!

白いギター

2013-01-13 18:41:12 | 日記
小さな頃から音楽に触れる機会が多かった
70年代には、周りのオトナたちが聴いている、いわゆる「フォーク」を
自然に聴いていた
拓郎、陽水、泉谷なんかを知らぬ間に憶えていった
子供ながらに、彼らがアコギを爪弾きながらうたうのが
とてもかっこよく見えてしまった・・・ギターが弾いてみたい
・・・と、思った時に、家には何故か一本の白いフォークギターがあった
始めは、あまりその気にならなかったのだが、ある日、
「弾けるようになったら買ってあげるよ」と、両親に言われた
そこで、スイッチが入ります
早速、教則本を買い、コードの押さえ方から始めて、
アルペジオ、スリーフィンガーなど毎日毎日練習した

そして、その年の誕生日(笑)に ヤマハのフォークギターを
買ってもらった
今は無い、「おおもり楽器」で
それからも嬉しくて毎日ギターを手から離さなかった
バートヤンシュの「アンジ―」をコピーしたのもこの頃だった
が、いざ弾けるようになったところで今のように発表の場があるわけでなく、
まして、恥ずかしがりで、引っ込み思案だったので、「路上」などというアタマは無かった
ので家で、歌本を見ながら独り歌っていた14歳の頃・・・・
こうしてぼくは、わりと「日本のフォーク」をどっぷり学んで行った
その後・・16歳の時にローリングストーンズと出会い、転落は始まっていくのであった・・・・

ぼくと本屋さん

2013-01-12 18:43:23 | 日記
本屋の好きな子供だった、あの、理路整然と書棚に並んでいる
見たことのない本を眺めるだけでわくわくした
まだ、文学的な知識に乏しかったから、新刊の帯のコピーをみて、
内容を品定めしていた しばらくすると、巻末の、後書きや、解説を
判断材料に加えることを憶えていくのであった・・・
当時、行きつけの本屋(笑)は、森文化堂、通称「もりぶん」であった
学校が休みのときには、家から市電に乗って松風町で降りると目の前のビル
お小遣いを握りしめて何時間も本を選んでいた
その頃は、文庫本が¥300~¥400ぐらいで買えたので、ぼくは
千円札を一枚持って(これで3冊買える)3冊を選びに選んだ
持ち帰って、一日中読んだ
時には、ハズレもあったが、本はともだちだった
平積みや、面出し、で売られている本は、ほぼ当たりだった
8年前にずっと離れていた地元に帰ってきた・・・すると、
・・・無いんだ・・・あの大きな本屋さんが・・・・
文化の小さな灯が消えたようで、とても寂しかったのを憶えている

ほどいて編んでわたしの世界旅行7ヶ月21ヶ国

2013-01-11 20:39:10 | 日記
http://happano.org/worldtravel/index.html

この、サイトの写真とエッセーを手掛けているのが、ジャムとDVDを贈ってくれた旧友だ

以前に彼女の写真展にインスパイアされて、そのタイトルだった「真昼の深さ」という曲を作ったんだ

今回も、この旅のエッセィを読んで、DVDのスライドショウを観ていたら、
どうにも、「目のまえの、いつか」ということばが引っかかってしかたなかった

昨日、その旧友と電話していて、このタイトルでうたをつくることを
約束した
めのまえの、いつか・・・・イメージは無限に膨らんでいるところ
どんなカタチが出来上がるか、楽しみだ

目のまえの、いつか

2013-01-10 18:57:09 | 日記
それは記憶のように懐かしく、優しく、
ぼくの知らない場所に立ったキミからのメッセージ
ぼくはここで、遠い空を見つめ続ける
その、景色は・・・
・・・目のまえの、いつか


チョコとオレンジのジャム、グリューワインのスパイスシロップ
、旅の写真のDVD、贈り物が、届いた

冬の音楽

2013-01-06 15:41:33 | 日記
季節は、それぞれの音楽を持っている、と、思う
それらは、ぼくにとって、特別な「音」、である
感覚的なものだが、春に聴こえるのは、旅立ちの音、別れの音、
新しい場所へ向かう希望の音、が、ぼくには聴こえる
夏、波の音や、埃を巻いて田舎道を走り抜けるトラックのクラクション
昼間の蝉の声なんかもそうだ
秋は林の木々が落とした枯葉の絨毯(?)を、
ガッサ、ガッサと踏んで歩く時の音
まだまだあるが、それらは全て、ぼくの耳には
季節が奏でる最良の音楽に聴こえるんだ

今日、冬の音を見つけた
小さな頃には、冷え込んだ朝には、水溜りに薄氷が張っていて、
それをパリンッっと割って歩いたし、雪道を歩く時のキュッキュッっと鳴く
雪の音、そんな音を聴く時にぼくは季節を全身で感じていた
今日も外に出て歩いたら雪がキュッキュッっと鳴くのを聴いて
「あ、冬の音がする」って思った

ぼくは冬を今日知り、季節に、静かに耳を傾ける

季節は、それぞれの音楽を持っている、と、思う