冬の空色

天気も悪くないし、用事があったのでコンビニまで行こうって思って、
マフラー巻いてコート羽織って、
てくてく歩いた。先週ぐらいまでの冬道とは変わって、道が、嘘のように歩き易いっ
でも風は冷たいのであった。
空を見上げると、寒くて小さくなっていた心が、ふわっと広がっていく気がした。
空色は冬の独特な色だった。

「冬の空色」

遠く高く冬の空

薄い雲がちぎれている

ほら、見てごらん

雲が風のカタチをしているよ

出会って、別れて、空に広がって

見上げるぼくら、とてもちっぽけ