まるで、さらさらと砂のように、指の隙間からこぼれていく時間を掴もうとすることを
繰り返す日々だ。風が肩の上でひゅるると音を立てて「まだお前の番じゃない」と流れた。
青空に浮かぶ雲に手を重ねてみる、掴めないのは知っている、雲は、
遥か高いところにあるのだ。風が冷たい。空は澄み渡っている。
斜めに踏み出したぼくの足は、いったい何処へ向かうのだろう
そんな今日だった
繰り返す日々だ。風が肩の上でひゅるると音を立てて「まだお前の番じゃない」と流れた。
青空に浮かぶ雲に手を重ねてみる、掴めないのは知っている、雲は、
遥か高いところにあるのだ。風が冷たい。空は澄み渡っている。
斜めに踏み出したぼくの足は、いったい何処へ向かうのだろう
そんな今日だった