Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

 みみ爺、3本ローラー台に挑戦            2014年6月19日 木曜日

2014-06-21 10:06:06 | サイクリング・自転車旅
 まだまだ行きたいところがたくさんある。今のみみ爺には体力の衰えがいちばん怖い。60を過ぎてからは特にそう思うようになった。もう65だ。
 そういえば“こころ旅”の火野正平さんも同じ年だよ。65歳はがんばる。
 この間、市の検診で胃のレントゲンを撮り、結果異常があるということであの嫌な胃カメラを飲むことになったんだ。ゲーゲーいうやつだ。
胃がんでも発見されたらどうしよう。そんな心配をしていたものだから、当日の血圧がびっくりするくらい高い数値にはね上がったんだ。まさに高血圧状態だった。これはやばい。
 さて、ゲーゲー苦しんでいる耳元で、特に異常はありませんと医者の声が聞こえた。なんてこった。この苦しみは一体何だ。…でも、ほっとした。
 次の日、血圧は無事もとの数値に戻ったよ。ああよかった。血圧が上がるのは時限爆弾の入ったみみ爺の頭にはよくないらしい。血圧が上がらないようにして下さいと医者に言われているんだ。

 天気のいい日にはだいたい少なくとも1時間ぐらいは自転車に乗るようにしている。けれど雨の日には乗れない。ストレスがたまるし、筋力も落ちそうで怖い。
 そこでローラー台を買ってしまった。3本ローラーだが一番安そうなやつだよ。
     


 このローラー台はローラーの中央が鼓状にへこんでいるので、初心者でも比較的簡単に乗ることができるらしい。ほんとだろかね。黒い箱はこのために作った踏み台だよ。もう少し低い方がよかった。
                         


 早く試してみたいという気持ちと、怖いから先へ延ばしたいという気持ちがあって、すぐには乗ってみる気にならなかったけれど、3日目にやっと決心がついたんだよ。

 家の中でとにかく最適な場所はここだろう。
     


 初めは右側の壁に寄りかかったままペダルを回したんだ。それがなかなか壁から離れられない。10分、15分と時間が過ぎる。こりゃ年寄りには無理かねえ。すこし絶望しかけたよ。
 “ガタン、バタン”壁に身体がぶつかる音がひとしきり響いた後、やけになって少し早くペダルを回してみたら、数秒間だけど壁から離れられるようになったよ。ケイデンスでいうとどの位だろう。たぶん80~90位だろうかね。楽をしてゆっくり回していたからダメだったのかね。
 でも、まだまだ安定しない。どうも前輪の辺りばかり見ていたのがいけなかったようだよ。2メートルほど前方を見るようにしてみたら少し安定してペダルを回せるようになった。
 始めてから30分は経ったかね。どうにか2~3分はバランスを保って回せるようになった。そのかわり大汗かいたよ。
                          
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みみ爺一人旅、宮ヶ瀬湖へ (その5)東南林道        2014年5月23日 金曜日

2014-06-11 13:38:56 | サイクリング・自転車旅
     (鳥居原園地→橋本)                           
     


 鳥居原園地から東南林道の入口までは、まるで別荘地のような建物が立ち並ぶ道を行くんだ。どれもこれもいい家だなあ。



 さあ、今日最後の東南林道の入口だよ。どんな林道だろう。楽しみだね。
 ゲートはいちおう閉まっている。



 ゲートを過ぎると、ゆるやかな上りが続くよ。
 左側はどこまでも電気柵だ。風情が無いね。





 入口と出口にあるゲートのおかげで車が来ない。だから気をつかうこともなくのんびり走れる。ただ、眺めもなく単調な上りが続くんだ。



 変化があるといえば、たまに現れるカーブが唯一の変化だね。カーブが見えてくるとそれだけでちょっと嬉しい。



 たんたんと上るだけで、正直あまり楽しくはないね。
 ただ、静かさだけは林道だけあってとてもすてきだ。山は静かでいいなあ。眺望といえばこんなもんかね。



 上りのピークだね。あとはだいたい下りだ。





 出口のゲートが見えてきたよ。東南林道はここまでだね。眺望はなかったけれど静かな林道だったよ。車が来ないのは何よりだね。
 味わいのない電気柵はとうとう最後まで途切れることがなかったよ。



 ゲートを出て、さらに急勾配を下って行く。



 串川に出た





 串川沿いに進んでいくと、来迎寺という寺があったよ。ここも禅寺だ。津久井観音霊場33番札所とあった。寺の中にいたお婆さんたちに、上がってお茶を飲んで行けと勧められたけれどあまり時間がなかったので失礼したよ。





 今走ってきた川沿いの道だ。こんな道もいいね。



 串川沿いの県道510号を小倉橋まで来たよ。金網に透けて見えるのが小倉橋で、上の大きな橋は新小倉橋だ。



 小倉橋からの上流と下流の眺めだよ。今日最後の景色だ。





 一日楽しい旅だった。宮ヶ瀬湖の景色は本当にすばらしかったよ。ダムの上からの眺めも最高だった。何度も訪れてみたい絶景ロードだね。

     (その1)から(その5)までのコース全体 (相模湖→橋本)
     
コメント (2)
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みみ爺一人旅、宮ヶ瀬湖へ (その4)宮ヶ瀬ダムと北岸林道     2014年5月23日 金曜日

2014-06-07 10:04:57 | サイクリング・自転車旅
     (宮ヶ瀬公園→宮ヶ瀬ダム→鳥居原園地)
     


 県道64号だよ。虹の大橋も渡ってみたいけれど、これからやまびこ大橋の方へ向かうんだよ。
 県道へ出てすぐのトンネルだ。春の木丸トンネルと書いてある。いろんな名前のトンネルがあるもんだね。



 やまびこ大橋の手前に大きな吊り橋があったよ。水の郷大吊橋というそうだ。渡ってみたいが、自転車は通行禁止とある。相棒を一人残して行くのはちょっと心配なのでやめることにした。



 やまびこ大橋だよ。



 橋の上からの眺めだ。右手。





 左手。





 やまびこ大橋のつぎはまた違う橋とトンネルだ。宮ヶ瀬トンネルだね。長いトンネルだよ。



 トンネルを出てからの眺めだ。左手にはずっと絶景が続く。対岸に見えるのはこれから走る北岸林道の橋だ。立派な橋だなあ。



 ここは県道514号だ。大型のダンプカーが時々ものすごいスピードで通って行くよ。もちろん後ろからも来る。



 今度はやまぶき橋と梅の木トンネルだ。トンネルの中は後ろから来るダンプが怖いので歩道の上を走ったよ。





 いよいよ宮ヶ瀬ダムだよ。



 おや、すごい音が聞こえるよ。ちょうど放水しているところだ。この水の音は相当な量の水が落ちているからなんだろうね。



 下へ降りて行くケーブルカーみたいなのがあるよ。宮ヶ瀬ダムインクラインというらしいよ。ゆっくりゆっくり下りていく。相当な高さなんだろうね。





 あのアーチ橋が新石小屋橋というのかね。いい橋だなあ。山も水の色も実にきれいだ。



 あれっ、あたりが急に静かになったよ。放水が終了したんだ。もっとしっかり見たかったなあ。
 お~お、迫力あるなあ。下っ腹のあたりがぞくぞくするよ。放水をここから見たかったね。6分間で放水が終わるとは知らなかったよ。



          *宮ヶ瀬ダムの観光放流日と時間
            4月~11月
            毎週 水曜日
            毎月 第2日曜日
            毎月 第2、第4金曜日
           (11:00~11:06、14:00~14:06)

 あとで調べてみたら、この宮ヶ瀬ダムは2000年12月に完成したそうだよ。まだ新しいダムだね。高さは156メートルあるそうだよ。





 ダムを離れ、玉すだれの滝トンネルというのを抜け、長い青山トンネルをくぐり、北岸林道だよ。





 それにしても大きなダムだね。



 宮ヶ瀬湖の北岸を走るこの道がまさか林道とは思えないね。林道のイメージとはほど遠いいよ。広いうえに歩道まである。車は通るしバイクも通る。それもかなりのスピードでだ。自転車ではあまり走りたくない道だね。









 けれど、左手に宮ヶ瀬湖の絶景がどこまでも続くのはとてもすばらしいよ。







 さあ、そろそろ宮ヶ瀬湖ともお別れだ。鳥居原園地からの虹の大橋だよ。

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みみ爺一人旅、宮ヶ瀬湖へ (その3)早戸川林道と宮ヶ瀬湖      2014年5月23日 金曜日

2014-06-03 08:21:55 | サイクリング・自転車旅
(早戸川橋→宮ヶ瀬公園)
     


 早戸川橋だ。ゲートはもちろん閉まっているよ。
荒井林道はここまでで、ゲートのこちら側は、この先早戸川林道と名前が変わるんだね。早戸川橋を境に早戸川林道は対岸に移るんだ。林道の終点まで行ってみたいけれど、時間が無いからやめておこう。今日はこの早戸川橋を渡って、早戸川林道起点の宮ヶ瀬公園へ向かうよ。
 ゲートは閉まっているが自転車ならば右から入ることができる。



 橋の上から、さらに早戸川をさかのぼって山奥へと向かう林道のガードレールが見えるよ。ちょっと心を惹かれるね。



 さあ、早戸川林道を行くよ。まあ途中からだけど。



 多少のアップダウンはあるものの路面はきれいでとても走りやすい。明るくて静かな湖畔の道といったところかね。こんな林道を湖の絶景を眺めながらのんびり走るのはすごい贅沢だね。





 振り返ると、いま渡ってきた早戸川橋が初夏の山の景色にすっかり溶け込んでいたよ。



 立ち枯れた梢が湖面から淋しげに突き出ている。たしか同じ景色を荒井林道からも見たね。その荒井林道の白いガードレールが向こうに見えるよ。



 おや、また違う姿の橋が見えてきたよ。いいなあ。汽車が走る鉄橋のような形だね。



 橋それぞれほんとに表情が違うね。金沢橋というんだ。



 橋を越えた先に金沢林道の入口がある。



 明るくて静かな湖畔の林道が続くよ。気持ちがいいなあ。





 トンネルだ。汁垂隧道と書いてある。



 トンネルを出てすぐの汁垂橋だ。ここからも虹の大橋が見えるよ。



 橋の反対側の欄干の上にカメラを置いて、一人記念撮影だ。かぶっているのは先日買ったばかりのお気に入りの新しいヘルメットだよ。 



 ほんとにきれいな水の色だなあ。ヒスイのような色だね。



 いい景色だなあ。道も走りやすい。多くの自転車乗りたちがやってくるわけだね。





 さあ、早戸川林道も終わりだ。ゲートが見えてきたよ。このゲートを自転車で通りぬけるのは難しいということらしいけれど…



 そうでもなかた。



 ゲートを出たところでお昼にしたよ。今日のメニューだ。ちょっと食べすぎかな。

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