Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

みみ爺、猛暑日の独り歩き            2022年6月27日 月曜日

2022-06-30 16:14:25 | 散歩
 ここは高等学校の裏の道だ。左手の擁壁の上がグランドになっている。
 降りそそぐ日差しを遮るものもない道だよ。
 早くも梅雨が明けたという。気象庁の観測が始まって以来の早い梅雨明けだそうだ。
 暑い。まだ午前8時前だが、腕時計についている気温計はすでに33度を表示している。歩き続けることができるだろうかね。炎天下で熱中症で倒れる年寄りが大勢いるというのに。



 日陰に入るといくらか涼しいね。





 車の轍がはっきりついている。この道は行けそうだね。県道を渡り少し行ったところで見つけた道だ。あぜ道にしては幅が広い。



 ちゃんとした道に出たよ。右手の草むらの向こうには川が流れているようだ。



 この橋を渡ろう。



 橋を渡って進むと、道はどうやらトウモロコシ畑の中へ入って行くようだ。







 前方に牛舎のような建物が見える。けれど牛の姿はなかった。



 こんな日陰の道はいい。



 池があったよ。河童でも出て来そうな雰囲気の池だ。



 おや、こんなところにブルーベリーの摘み取り園があるんだ。



 日差しは強い。夏だよ、やっぱり。道もすっかり乾燥している。



 おっ、日陰だ。嬉しいね。



 日陰にはヒラヒラ、ヒラヒラ飛ぶこんな生き物がいたよ。羽黒トンボというらしい。細い胴体が緑色に光っていて綺麗だよ。



 今度はオスのキジだ。メスは草陰に隠れてしまった。



 人里離れた寂しい場所に、よくこうした小さな鳥居を見かけることがある。ずっと不思議に思っていたけれど、調べてみたらゴミの不法投棄を防止するためらしい。なるほど、日本人の心理をうまく利用したものだったんだね。



 桑納川の土手道だ。ここも日差しを避けるものが何もない。



 この橋を対岸、善林寺のほうへ渡る。



 ガマの穂だ。ガマの穂は蚊取り線香として利用ができるらしいね。摘み取って乾燥させ、これに火をつけて煙を出すと蚊が近寄らなくなるという。煙は嫌なにおいもないらしいよ。



 さあ、この細い道を入って行こう。



 上り坂だ。





 勾配がかなりきつくなってカーブしているよ。崖の上の高台に出るのかな。



 上り詰めると明るい畑地が広がっていたよ。



 秀明大学学生寮の前の道を行く。草原の真ん中に墳墓のような小山がある。無論ただの小山だろうが。



 あれは秀明八千代高校の建物だね。



 道の角には庚申塔と青面金剛。


 県道を渡り少し歩くと、また怪しげな道が現れた。
 車の轍がしっかり残っているから行けるだろう。





 轍はこの辺までで、このさきは乾いた落ち葉ばかりだよ。



 先へ進む。どこまで続くんだろう。なんだか心細いね。



 左手の崖下には民家が見える。



 やっと暗い道は終わりだ。明るい光を目にするとホッとするよ。



 ここからも細い道だが、舗装されている。上り坂だ。





 坂を上りきると、すっかり土の乾いた畑地だ。左手のトウモロコシ畑のほうへ行くよ。





 ニンジンを収穫している。今は何でも機械が使われているんだね。



 乗馬クラブの前を行く。馬も足が熱いだろうなあ。



 燕だ!燕を見ると、なぜか「雨」という言葉が浮かぶ。しかし雨は降りそうもない。燕も暑いだろうな。



 夏の日にさらされた畑の土は乾燥しきっているよ。



 道の曲がり角の大きな馬頭観音。後ろの方にもあるよ。





 百合の花畑だ。生花店に出荷されるのかな。きれいだね。



 百合の花畑を過ぎるとまた森の中だ。







 暗い森を抜けると急勾配の下り坂だ。





 桑納川の谷津道に出た。
 馬も暑いだろうなあ。



 田んぼのあぜ道にカモが並んでこちらを見ているよ。心配しなくても何もしないよ。



 川沿いを行く。ものすごく暑い。



 気温はこんなだよ。



 木陰で一休みする。
 この折りたたみ椅子は3年も前に買ったものだが、使ったのは今が初めてなんだ。なかなかいいよ。



 木陰は、涼しい風が実に気持ちいい。もうしばらくここにいよう。 


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨の晴れ間にひと歩き             2022年6月20日 月曜日

2022-06-22 17:29:48 | 散歩
 加齢により頸椎を患い、今は乗りたい自転車を我慢しているんだ。
 天気がいいのでひと歩き近所を回ってこよう。
 住宅地のはずれからスタートだ。この辺りはもう住宅はまばらで、畑も点在している。



 ここから右手の斜面の細い道を上って行くよ。



 かなりの急傾斜だね。でも雰囲気はいい感じだ。



 上り詰めると一気に視界が開け、広々とした畑地になったよ。
 雨は降りそうもないが、薄曇りの空が広がっている。



 畑の中を通り抜けると舗装された道に出たよ。道は少し下っている。
 薄日が差している。気温は高いが、まだそれほど暑さは感じない。腕時計についている温度計ではすでに30度を超えているが。



 右へ舗装された道を行けば交通量の多い県道に出るが、ここはもちろんまっすぐ進むんだ。



 空気が急にしっとりしてきて涼しくなったよ。去年の落ち葉がそのままだ。



 真っ直ぐは行けないようだ。ぬかるみを越えて、右のほうへさらに落ち葉の深い道へ入って行く。



 かなり荒れた道だが歩けそうだ。半ズボンに半袖Tシャツなので、立ち止まるとたちまちやぶ蚊の総攻撃にあう。むき出しの足や腕にとまったヤツをぱしぱし叩き落し、早々に立ち去る。



 落ち葉がすごい。地面が見えない。



 やぶ蚊の攻撃をかわして、明るいところへ出た。ちょっとホッとしたよ。森の中に静かな畑が広がっている。



 まるでゾンビのような案山子だ。気味が悪いよ。



 ひっそりと静かな道をしばらく進むと、やがて周囲の雰囲気が明るくなってきた。民家も現れた。







 半ば土に埋もれた仏塔群があった。人里離れた寺の裏手などによく見かけるやつだ。



 県道を少し歩き、再び静かな道へ。
 薄日が差してきて、体が汗ばんできたよ。



 小さな橋を渡り、川沿いの細道を行く。両側に夏草が茂った細い砂利道がどこまでも続くよ。
 いったいどこまで続くのか、終わりはあるのか心配になる。





やっと橋が見えて来た。対岸へ渡ろう。



 対岸へ渡ってもまた同じような道だ。



 土手の草が刈られて見通しがいい。このあたりはかなり早い流れになっているね。



 カラスはどうも苦手だ。目を合わせないように早く行こう。



 道に覆いかぶさっていた木の枝が切られている。なんか迫力あるなあ。



 また田んぼのわきの細い道を行く。





 お寺に出た。天台宗東光寺とある。



 裏手にはおびただしい数の仏塔があった。今のみみ爺の心にひっそりと入り込んでくるような寂しい場所だ。…もし、このまま自転車に乗ることができなくなったら…


 さらに道を進むとバスの休憩所のような場所に出たよ。



 川沿いの遊歩道を行く。のんびりとした風景の中を歩いていくのは気持ちがいいね。



 きれいなアジサイだなあ。涼しげな色だ。今日のひと歩きの締めくくりにいいものを見ることができたね。


コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする