Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

久しぶりに秋の手賀沼へ             2023年11月14日 火曜日

2023-11-17 15:20:32 | ランドナーでのんびり散歩
 真っ青な秋の空だね。すっかり刈り入れが済んで二番穂が伸びている田んぼの周りに、高校生たちの明るい様子のランニング姿がある。
 久しぶりに手賀沼を走ろうと思って出てきた。手賀沼の秋を見たくて。



 空の青と、柿の実のオレンジ色と、田の黄色との対比が美しい。空気が澄んでいる。



 夏草は枯れ、木々は紅葉を始めている。確かに秋は深まってきている。というか、すでに冬が始まっていると言ってもよさそうだね。
 今年は秋というはっきりとした季節感があっただろうか。暑い暑いと言っていたのはつい最近までだ。季節が秋をまたいで冬になって行くという感じだ。





 公園もこんなふうに何となく寂しい。
 でもこの季節は好きだ。静かでいい。



 手賀沼に向かう大津川沿いの小径も確かに秋が深まっている。というより冬に向かっているといった方がいいのか。秋の野草の中でもみみ爺の好きなヒメモロコシもすっかり枯れてきている。





 手賀沼に着いたよ。自転車専用道の脇のベンチに自転車を立てかけて一休みだ。澄んだ青空と水の色がきれいだ。



 沿道にはススキの穂が白く光っている。



 今日は風が冷たい。それで人影が少ないのか。いつもは平日でも結構人の姿があるのだが。
 空の色と水の色がとても冷たく感じられる。



 今日の自転車は大好きなランドナーだ。
 家に何台もあったほかの自転車は、
「残しておいても死んだあと子供たちが困るだけだから」
 と家内に言われ、他のもろもろのものと一緒に処分して、今はこのランドナーとダホンのミニベロだけになってしまった。
 このランドナーだけは死ぬまで手放す気はない。もうかれこれ25年一緒だ。25年の間手直ししたり磨いたり。



 ススキがきれいだね。ススキはこの時期のシンボルの一つだ。



 手賀川の堤防上の道だ。広々とした景色の中に続くのでとても気持ちがいい。



 帰る途中にある小さな橋の上だ。今日は本当によく晴れている。空と水の色が実にきれいだね。



 こんな道の景色にみみ爺は秋を感じる。すっかり枯れた落ち葉、進み始めた紅葉、冷たい風、そして静けさ。



 公園の桜はすべて葉を落とし、遠くの木々はきれいに色付き始めている。静かだ。
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季節の移ろい …みみ爺の自転車散歩         2023年4月4日 火曜日

2023-04-07 10:40:27 | ランドナーでのんびり散歩
 季節が移って行くのは本当に早い。2月に訪れたときには、一面枯芝に覆われていた。ケヤキも針のように尖った枝を空に突き立てていた。が、今は、すっかり芝は緑に変わり、ケヤキも新緑に包まれている。
 忘れてはいけないのは、早い季節の移ろいとともに、自分が日一日老いているということだ。一歩一歩死に近づいているということだ。有名人がこのところ何人も亡くなっている。みんなみみ爺と同じ年代だ。
 一度死にかけたみみ爺も、この風景をいつ見られなくなってもおかしくはない。だからせっせと自転車に乗っているんだ。



 おや、もうこいのぼりを上げている。かなり大きいこいのぼりだ。風がやんでいるのが残念だね。



 見慣れた風景が、今のみみ爺にはすべてが新鮮だ。見るもの見るものすべてが美しい。



 枯草と枯れ落ち葉ばかりだったこの道もやわらかな緑に縁どられている。ここでも季節が巡っているのを強く感じる。



 のどかな日差しに包まれた公園も新緑を迎えようとしている。



 境内に小さな沢山のお堂が並ぶ、竹林に囲まれた静かなお寺だ。





 青空と新緑が美しい。



 風がほとんどなく、穏やかな水面だ。見ているだけで心が落ち着く。荒々しく波立った水面では、そわそわしてきてすぐに立ち去りたくなるけれど。



 鳥たちの楽園。木々の枝にはたくさんの鳥の巣がある。みんな子育て中だ。



 静かに流れるきれいな小川の水と菜の花。
 何度見ても見飽きない風景だ。しっかり心にとどめておこう。


コメント (2)
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ひっそりと静かにたたずむ西輪寺         2023年3月16日 水曜日

2023-03-18 08:51:14 | ランドナーでのんびり散歩
 天台宗西輪寺だ。
 目立たないところにある小さな寺だが、この寺の静かなたたずまいが好きでよく訪れる。





 境内にある桜の木は、一輪二輪ひっそりと咲き始めている。ほかのつぼみも大きく膨らんでいて、満開に咲くのも時間の問題だろう。
 こんな風に咲き始めたばかりの、初々しくみずみずしい花を見ると、なぜだか心が温かいものに包まれるようだよ。



 日差しにぬくもりが感じられる時刻だ。
 下手賀川の一画に多くの白鳥たちが集まっている。のどかな風景だ。



 今日もほとんど風のない自転車日和だよ。





 立ち寄った公園の桜もこんな具合だ。たくさんのつぼみが今にもはじけそうだよ。



 菜の花が水のきれいな小さな流れの岸に咲いて、明るい日差しの中でわずかな風に揺れている。静かな、うっとりするような風景だ。


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手賀沼、春の兆し                     2023年3月7日 火曜日

2023-03-14 07:53:00 | ランドナーでのんびり散歩
 3か月ぶりに手賀沼へ向かう。
気温といい、日差しといい、確かに春が近づいている。しかし、針のように細い樹木の枝々は鋭く青空に突き立ったままだ。そこにはまだ冬が残っている。



 いつも通る林の中に続く道だ。昨夜の雨の湿気が土に残っていて空気がしっとりしている。風もぴたりとやんでいて、気持ちのいい朝だ。ランドナーのペダルも軽い。



 調整池にいたオオハクチョウたちはすでにいなくなっていたよ。すべてシベリアへ旅立っていったのだろう。白鳥たちが旅立つと、たいていカモたちも旅立っていくのだけれど、まだ水に浮いていたり岸にうずくまって日光を浴びていたりしている。白鳥たちがいなくなり、カモたちだけになってしまった景色が何となく寂しい。



 北総線の線路だよ。線路の両側はまだまだ一面枯れ草原だ。春の日差しは限りなく明るいが。



 お気に入りの遊歩道だ。砂利道だがよく整備されている。背の高い木々の中に続いているので静かでいい雰囲気の道なんだ。



 ここもみみ爺の好きな道だ。ランドナーではこうした道を走るのが楽しい。タイヤが小石をはじく音や枯葉を踏む音しか聞こえない。



 公園で一休みだ。
 向こうの森の中に赤っぽい色の木がいくつも見えるが、あれはみんな花粉をたっぷり枝に付けた杉なんだ。今はほとんど風がやんでいるのでいいけれど。風が吹くと大量の花粉が一斉に飛ぶんだろうな。
 最近、家の車の屋根やボンネットやフロントガラスが黄色くなる。水洗いしてもまたすぐに黄色く汚れる。花粉なのだそうだ。今年は去年の10倍もの花粉が飛ぶというから。
 みみ爺はマスクをつけ、グラスで目を覆っているので今のところはまだ大丈夫だが、帰宅後にはおそらく花粉症の症状が強く出てくるだろう。マスクやグラスをつけていても、顔との隙間からたっぷり花粉を取り込んでいるだろうから。



 手賀沼の自転車・歩行者専用道だ。早咲きの桜が咲いているよ。平日なので、歩く人の姿も自転車も少ない。春の日差しをのんびり楽しみながらペダルをこいでいくよ。



 岸辺を覆う草はここでもまだ枯れたままだ。空の青を映した水の色がきれいだ。



 いつもの場所で一休み。家で作ってきた温かいホットミルクティーと大好きなトーハトのオールレーズンを楽しむ。安らぐひと時だよ。



 水色の水面に真っ白な白鳥が2羽。手賀沼に住み着いているコブハクチョウだ。穏やかな日差しの中で心地よさそうだよ。



 手賀川堤防上の道だよ。日差しが温かいのでこのまま通り過ぎてしまうのはもったいない。ランドナーと一緒にしばし枯草の上で日光浴だ。



 おや、ここにも白鳥がいるよ。ご夫婦だろうかね。



 花粉の飛散はまだまだこれからだけど、コロナもようやく終息しそうだし、みみ爺の体も今のところ大丈夫そうだ。またランドナーに乗れるようになって嬉しい。



 前方で道が左にカーブしている。その先で右のほうへ山陰に消えている。こんなふうに見えるこれから向かう道の景色がみみ爺は好きなんだ。





 帰りに立ち寄った公園には早咲きの桜がほぼ満開だったよ。


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思いがけなく温かい日差し            2023年2月12日 日曜日

2023-02-14 16:38:00 | ランドナーでのんびり散歩
 昨日とは打って変わって、一転今日は急に春が来たような温かい日差しが降りそそいでいる。さて、今日はどこを走ろうか。久しぶりに乗るランドナーだ。
 野山はまだ冬枯れた姿だ。木々の枝には葉っぱが一枚もついていない。



 杉やヒノキが目立つ、ほとんど人が通らない道だ。そろそろ花粉が飛び始めるころだが、みみ爺はまだ大丈夫そうだ。



 調整池には一年前に比べてずいぶんたくさん白鳥が来ている。一昨年、ボランティアや餌不足からここでの白鳥への餌やりは中止された。しかしまた復活したらしい。
 去年の冬には餌をもらえないとも知らずに遠いシベリヤからやって来た白鳥たちが、池の中ほどに集まって寂しげだった。餌やりが復活して本当によかった。



 しかし、春が近づいてきたので、じき再びシベリアへ旅立つ日がやってくる。早くも長旅に備えてウォーミングアップを始めた白鳥もいる。白鳥たちは南風の吹く満月の夜に飛び立つという。



 温かい日差しの中で子供たちが走り回っている。元気な子供たちの姿を見るのは楽しい。



 公園で一休みだ。家で作ってきたミルクティーがおいしい。



 バーテープは新しく巻き直したものだ。もちろん手製の革のバーテープだよ。革のバーテープを作るのはもう慣れたものだ。革さえ手に入ればすぐに作れる。今回の革は少し厚手で握り心地がソフトでいい。いい革に巡り合えると嬉しい。



 公園の枯れた芝生には春めいた暖かい日差しがいっぱいにあふれている。



 ここは確か2年程前に通りかかった場所だ。あの時は奥の孟宗竹の竹藪が激しく燃えていた。小さいが森林火災が起こっていたのだ。何台もの消防車が来て、人々の怒号が飛び交っていた。たまたま通りかかったみみ爺はドキドキしながらその様子を見守っていたんだ。
 その場所は今はその時の面影は全くなく、すっかり様変わりしている。こんな風に会社になって、門の様子も変わっていたので気づかずに通り過ぎるところだった。



 2021年2月25日のブログ記事「小さな森林火災」より当時の写真。



 下手賀沼へと続く金山落としという小さな流れの両側に広々と田畑が続く谷津道だ。車はほとんど来ない。たまにロードバイクやオートバイが通るがそれも少ない。







 どこまでも静かな道が続く。のんびりサイクリングにはうってつけの道だよ。



 下手賀沼の東のはずれ、風もなく穏やかな水面だ。一人二人釣り人がいるきりでひっそりしている。



 冬の田んぼの中をまっすぐな道が続く。広がりのある景色は気持ちがいい。この道を独り占めだ。



 古く危険で渡ることができない橋だ。撤去されずにいつまでも残っている。この橋のおかげでとても雰囲気のある景色になっている。渡れなくてもいいから、この橋はいつまでも残しておいてほしい。



 小さな神社の前で一休み。



 庚申塔と正面金剛。



 ランドナーはどこへでも行ける。何処でも走れる。ランドナーはいいなあ。






 公園の梅が咲き始めていたよ。


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