Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

バーテープを交換した              2024年6月11日 火曜日

2024-06-11 13:15:26 | 自転車いじり
 ヘンプ巻きにちょうどいい太さのひもが見つかったので、だいぶ汚れてきたバーテープを巻きなおすことにした。
 まずはバーテープ作りから。
 革を25mm幅に切りそろえ、必要な長さになるまでつなぎ合わせる。つなぎ合わせた糸に瞬間接着剤をたらしておくと擦り切れることなく丈夫になる。片側2.5m もあれば足りるだろう。
 つなぎ合わせた革の裏側に百均で買ってきた両面テープを張る。





 ブレーキレバーの部分にあらかじめ短く切った革を貼り付けておいてから、ハンドルバーの末端から手作りしたバーテープを巻き始める。

 

 巻き終わったら、エンドキャップで巻き始めの革をバーに押し込み固定する。





 さて、次にいよいよヘンプ巻きにかかる。
 その前に短く切ったひもでこんなわっかを作っておく。



 作ったわっかの上からひもを巻き始める。



 数回巻いたところで、巻きはじめのひもの先端をわっかに通し、わっかを引き抜く。
(画像は引き抜き終わるところ)



 引き抜いた先端部分を切っておく。これで巻きはじめは固定される。



 さらにひもを巻いていき、再度、わっかにしたひもの上から数回しっかりと巻く。



 巻き終わりのひもをまたわっかに通す。



 ひもを通したわっかを引き抜いて巻き終わりの部分も固定する。 



 余ったひもは切る。





 ハンドルの左右のヘンプ巻きが終わったら、ヘンプ巻き部分にニスを塗る。



 

 革の手作りバーテープ、ヘンプ巻き固定完了。



 また、ランドナーが新しく甦ったようだよ。

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高くしたハンドルで走ってみた           2022年7月8日 金曜日

2022-07-08 17:14:17 | 自転車いじり
 ハンドルをこんなに高くしたんだ。サドルに座ってみると、感じはまるでママチャリだ。背骨も首もほぼ垂直状態になる。首はとても楽だ。
 この自転車に乗って30キロほど走ってみた。



 田んぼに広がる緑の稲穂はもうこんなに成長している。今日はいくらか雲が広がっていて涼しい。



 ママチャリに乗っているようなこの姿勢で見る景色は、明るさと広がりを増したみたいでちょっと新鮮だ。首が垂直に立って目の位置もかなり高くなっているせいかもしれない。今まで見ていた景色とはまるで違って見えるよ。





 こんな風に見える景色も悪くないね。
 前から受ける風も顔や体全体にまともに当たってきて気持ちがいい。
 ただ、きつい上り坂ではちょっと踏ん張りがきかないかもしれないね。



 おや、木の上にたくさんの鷺がいるよ。前傾姿勢では気が付かない風景だな、これは。


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折り畳み自転車のハンドルを変えた。      2022年7月5日 火曜日

2022-07-05 13:45:37 | 自転車いじり
「自転車には乗ってもいいですか」
「どんな自転車?」
「どちらかというとスポーツタイプの…」
「ダメです。首が上向きになりますから、一番ダメです。命取りになりますよ。それとも手術したいんですか?……ママチャリならいいですよ」
 病院の先生にこう告げられた。目の前が真っ暗になった。もう自転車には乗れないのかな…

 そうだ、ママチャリみたいにハンドルを高くすればいいんだな。そう思いつくと、ほんの少し光が見えて来た。
 で、今家にある折り畳み自転車のハンドルを変えることにしたんだ。
 今までのは高さの調節ができない、ハンドルとステムが一体になった安っぽいやつなんだ。





 この新しいステムとバーに変えることにした。ステムはもちろん高さを変えられるし恰好も悪くない。
 バーは、そのままではちょっと長かったので、両端をそれぞれ25mm切って短くした。





 ピッタリだよ。



 グリップは洗剤を水で薄めてバーに塗るとすっと入った。
 ハンドルを変えただけだけど、ちょっといい自転車になったような気がする。
 ハンドルの高さは、自転車の格好を犠牲にして、頸椎保護のために高くしたよ。この自転車でしばらく様子を見ることにしよう。


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クロスバイクのタイヤを替えてみた   2021年 7月28日 水曜日

2021-07-30 10:52:10 | 自転車いじり
 クロスバイクを買って間もないのに、前輪がいきなりパンクした。ガラス片を拾ったのだ。そんなに遠くまで行くつもりではなかったので、運悪くその時はパンク修理キットを持っていなかった。5キロほどの道を自転車を引っ張って、汗だくになって帰って来た。パンクしにくいタイヤが欲しいと思ったのはこの時だ。
 最初からついていた純正タイヤはやたら重い。量ると575グラムもあった。



 さて、どのタイヤにするか迷った。人に聞くと、だいたいシュワルベのマラソンがいいという。それで気持ちが傾きかけたが、シュワルベのマラソンというタイヤもかなり重いようだった。みみ爺はその名の通りおじいちゃんだ。重いタイヤより、軽いタイヤに越したことはないと思ったんだ。
 交換する新しいタイヤはパナレーサーのタイヤだ。量ってみると254グラムしかなかった。軽い。純正のタイヤの半分以下だよ。



 しかし、この蛇の開きのようなタイヤを扱うのは、みみ爺は初めてだ。うまく交換できるかな。



 あれ?? チューブがリムの外周より長いよ。空気はほんの少し入れただけなんだが。



 戦いの末、蛇の開きのようなタイヤの片側はなんとかリムにはめ込むことができた。しかし、そこにチューブを入れるのがまた大変だった。



 この余ったチューブはどうするのかな。なかなか入らないよ。



 ぐしゃぐしゃと押し込んで何とか形にはなったが、無理やり押し込まれたチューブはタイヤの中でどうなっているのかな。ちょっと心配だ。



 フレームに戻して完成だ。2時間半もかかってしまった。



 昼過ぎに新しいタイヤを試すべく出かけた。暑い夏の日差しが首の後ろを焼く。夏の空と雲が素晴らしい。



 このタイヤは道を選ばないそうだ。初めての未舗装路だよ。
 初めはちょっと心配だったが、少し走るうちに何の心配もいらないことが分かった。がんがん走れる。もちろんタイヤは何ともない。





 タイヤの重量のせいか、とにかくペダルが軽くなった気がする。ペダルを回すのが楽しくさえ思えるんだ。タイヤを替えただけでこんなに違うのかと、なんだかすごく嬉しかった。



 この林の中の道は、まだ7月なのにヒグラシが鳴きしきっている。



 向日葵がたくさん咲いている。


 
 みみ爺は向日葵が好きで、家の庭の片隅にも種から育てたのが何本かあるが、まだ咲いていない。


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フロントバッグの改造     2021年5月27日 木曜日

2021-05-27 14:22:44 | 自転車いじり
 荷物の詰まった重いフロントバッグをキャリアに乗せて走っていると、ハンドルを切るたびにフロントバッグが左右に揺れ、でこぼこ道では上下に激しく動く。走りにくさを覚えたサイクリストは結構いるのではないかと思う。
 キャリアにフロントバッグを取り付ける際にも、フロントキャリアとマッドガードの間にクリアランスがほとんど無いために、狭いところに指を突っ込んで、こちょこちょ作業するのも時間がかかり大変だ。
 どうにかこうにかベルトを通すことができ、ベルトを締めてバッグを固定しようとしても、しっかりときつく締めることができない。
 簡単にフロントバッグをキャリアに取り付けられ、しかも確実に固定でき、バックを下ろすときは簡単に取り外せるような、なんかいい手はないものか。
 いろいろ考えた末に、ジャンパーホックと革の切れ端をつかって、バッグの下にこんなものをくっつけたんだ。



 中央についているのはバッグが上下に動くのを防ぐためで、左右についているのはバッグが左右にに揺れるのを抑えるためだ。



 バッグの底にジャンパーホックを取り付ける際、はじめのうちは不慣れで、いくつもパーツをダメにしたけれど、何度も失敗を繰り返しているうちにだいぶうまくなったよ。
 輪行時、フロントバッグは簡単に固定できるし、簡単にとり外せる。。しかもガッチリ固定できる。走行中、ハンドルを切るたびに重いバッグが横に揺れてハンドルを取られ、ハンドリングが不安定になることもなくなった。
 フロントバッグに付属のベルトはもう不要になったよ。

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