Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

木下貝層を訪ねてみた           2020年4月25日 土曜日

2020-04-28 10:04:00 | サイクリング・自転車旅
 自転車に乗るからには、今は絶対に、事故を起こしてはいけない。事故にあってもいけない。医療機関に迷惑をかけてはならないからだ。
 しかし、どんなに気を付けていても、自分が事故に会わないという保証はない。外出自粛要請が出ている中、うしろめたい思いはずっと心のどこかに引っかかっている。

 みみ爺は、いつものように大きな手作りマスクをして出てきた。見かける人々もほとんどがマスクをしている。危機感が浸透してきたんだね。
 すごくいい天気だ。外出自粛要請が出ているせいか、公園に人の姿は少ない。木々は新緑に包まれているよ。




 手賀沼も人が少ないようだよ。春の日差しが心地いい。コロナ騒ぎがなければどんなに素敵な時間だろう。




 手賀川の堤防の上を行く。田植えが始まる季節なんだねえ。




 今日は、中ノ口浅間神社から少し足をのばして、木下貝層を訪ねてみようと思ったんだ。
 自転車仲間のBさん(もっとも今は、オートバイに夢中)に教えていただいたので、ぜひ行ってみなければと思った。
 木下貝層のある木下万葉公園の前にある円形のきれいなトイレだ。




 万葉公園の上まで登る階段と、ゆるやかに斜面をジグザグに上る遊歩道がある。遊歩道は自転車でも楽に上れる斜度だよ。




 遊歩道を上まで上りきると広場になっていた。人の姿はなく、とても静かな日差しだけが降りそそいでいる。




 サトウハチロー作詞のこんな碑があったよ。




 家並みが眺められる。左手の遠くに、こんもりと木の茂った小山が見える。中ノ口浅間神社のある小山だね。




 木下貝層のことを説明した案内板があった。日に焼けたせいなのか、文字全体が非常に薄くなっていて読みづらい。




 斜面の赤土がむき出しになっている中腹に白い貝殻の層が見られる。これが木下貝層なんだね。ここが昔海だったことがわかる。






 公園の遊具のあるほうへ行ってみた。




 大きなローラー滑り台からは子供たちの声が聞こえている。そこの斜面にも貝殻の層が見られるよ。




 平時なら人々でもっとにぎわっているのだろう。




 万葉公園を後にする。
 ここは国道356号から少し入ったところにある「ひょうたん島池」の前だ。ここも公園になっている。四季を通していろいろな花が見られるらしい。ここにも人の姿はほとんどない。




 「ふれあいの小道」
 誰もいない。静かな風景だよ。




 まるで山の中の林道のようないい雰囲気の道だ。




 舗装された道に出てしばらく行き、金龍山・地蔵寺の仁王門の前まで来た。






 仁王門をくぐると、地蔵堂だ。




 大きな立派な梵鐘が下がっている鐘楼がある。




 鐘楼の前には六地蔵。






 如意輪さんだね。




 地蔵堂の横には熊野神社があるよ。




 地蔵堂から少し行ったところに、地蔵寺の本堂がある。宝泉院というそうだ。






 この地蔵寺本堂には、慈覚大師円仁の作と伝わる、60年に一度しか拝むことができないという秘仏が収められているそうだ。




 地蔵寺を後に谷津道に出る。




 右の急勾配を上るよ。15~20%くらいありそうだ。




 印西中学校の近くにあった石碑だけど、刻まれていた字が読みづらく、なんの
石碑かわからない。




 長楽寺下の谷津道を走り帰途についた。




 田には水が張られ、田植えもじきだね。




  もう1時半を過ぎた。新川まで戻ってくる頃には南風がかなり強くなっていて、一生懸命ぺダルを踏むが、なかなか進まない。
 朝から5時間も走り回っている。お腹がすいたなあ。


コメント (2)
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気になっていた風景・中ノ口浅間神社        2020年4月15日 水曜日

2020-04-17 06:55:28 | サイクリング・自転車旅
 コロナ騒ぎの中、いつの間にか4月も半ばになってしまった。どこへも出かけられぬままに、月日ばかりが過ぎていくよ。
 大津川沿いに手賀沼へ向かう途中、青空に気持ちよさそうに泳ぐ鯉のぼりを眺めながら、月日の流れる速さを感じざるを得ない。



 手賀沼の自転車道を走り、いつも休む東屋風に屋根のついたベンチに腰を下ろしていると、白鳥がのそのそと歩いて、すぐ目の前までやってきたよ。2メートルほど先で立ち止まると、こちらを見ながら喉を鳴らしている。何かしゃべっているようだが鳥の言葉はわからない。目の前で見ると実に大きい。



 みみ爺がボトルのお茶を蓋に注いで飲み始めると、白鳥もその辺の草をついばみだした。
 目の前で草をついばむ白鳥を眺めながら、とても癒される思いを味わった。



 手賀沼では、訪れる人々と白鳥とが平和に共存している感じなんだ。白鳥が道の真ん中に寝ていても、道を横断していても、そこを通る人や自転車は白鳥をよけて通る。子供も大人も白鳥たちの自由を妨げる者はいない。みみ爺はそんな手賀沼が好きなんだ。

 いつものように、手賀川沿いの堤防上の道を走り、鮮魚街道の関枠橋を渡って、田んぼの中のまっすぐな道を行く。



 その道の左手に、いつも気になっている風景がある。小山の上まで階段が続いていて、その上に鳥居のようなものが見える。今日はそれを確かめようと思った。



 木下街道をよこぎり、パチンコ屋の裏から長楽寺のほうへ行く道に入り、右手にある墓地の手前で左の細い道へ進む。さらにその先を左へ折れる。
 大杉神社という小さな社がある。大杉というから、さぞ大きな杉の木があるのかと思うけれど、決して大きな杉の木があるわけではない。確かに何本かの杉の木に囲まれてはいるが。



 さらに道を進むと、前方に階段のある小山が現れた。遠くからの風景の中にあった、ずっと気になっていた小山だ。





 階段の下に自転車を止めて、階段を上ってみたよ。かなり急な階段だ。
 階段を上り切ったすぐのところにはお稲荷さんがある。



 さらに進むと、階段下の案内板の浅間神社の前に出た。小さな神社だ。しかし、小山の上の神社、何かいい。





 それほど高くはないが、階段の上からの眺めは結構よかったよ。



  気になっていた小山の正体がわかって、なんだか楽しかった。
コメント (4)
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もう一度長楽寺へ行ってみた                    2020年4月3日 金曜日

2020-04-04 15:09:19 | サイクリング・自転車旅
 天気がいいので、再度長楽寺を訪ねてみたんだ。



 前回、見過ごしていたいろいろな石仏を見つけることができたよ。
 境内に入るとすぐに目を引く、大きな双体石仏。



 本堂前の大黒天。



 墓地のほうへ行くと、さらにいろいろな石仏を見ることができる。





 これも双体像だ。



 これは一石三地蔵というのかな。



 長楽寺からさほど遠くないところに、上宿古墳というのがあるというので行ってみたよ。
 入口に自転車を止めて、竹林の奥へ。





 石室の入り口だね。





 石室の内部は広くはなかった。空っぽだった。


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