Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

秋の気配漂う房総の田舎道を走って来たよ        2016年9月10日 土曜日

2016-09-15 09:27:46 | サイクリング・自転車旅
 去年の11月末に鹿野山を一緒に走らせていただいたBさん、IWAさんに誘われて、自宅のある船橋から鴨川市の安房小湊まで走ったんだ。未だ100キロをかなり超える長距離を走ったことがないので、はたして完走できるかどうかとても心配だったが、どうにか走り切ることができたよ。
 昼頃までは雲が空を覆っていて涼しく、確かにほんのすこしだけ、秋だなと感じたが、ひとたび日差しが降りそそいでくると、それはまだ夏の強い日差しで閉口したね。
 千葉市をぬけるあたりからようやく田舎道が現れるようになってきたよ。
 ここは村田川沿いの道だ。稲刈り風景に、ここでも「ああ、秋だなあ」と思う。



 力強くペダルを踏むIWAさん。この人、上り坂になると急にスピードが上がる不思議な人だ。どう考えても変だ。こちらは、下り坂は速いが上り坂は遅い。上り坂になると急にスピードが落ちてしまう。それが普通でしょう。IWAさん、なんか変だよ。



 早い秋の匂い漂う田舎道を先頭で走って行くBさん。年齢はみみ爺とほとんど同じ、たしか一つしか違わなかったはずだが、なのに毎週どこかしらを走っている。その元気さはすごい。疲れないのかしらん。



 刈りいれの済んだ田の遠く、野焼きの煙が秋の風情を一層深めている。



 これもやはり秋の姿だね。



 村田川沿いにはこんな素敵な道もある。そこをBさんが颯爽と駆け抜けていく。



 千葉国際カントリークラブへ向かうきついアップダウンだ。下りの先に見える急な上りを見ると、走り出す前から気が滅入る。



 いい雰囲気の田舎道を行く。



     


 こんな切り通しもある。切り通しやトンネルはなぜかワクワクする。切り通しやトンネルの先には、また新しい別の景色があるような気がするんだ。



 夏と秋が一緒になったような空だね。静かな空の眺めだ。いいなあ。



 左手を流れる川は一宮川水系の豊田川というのかね。車にまったく出会わないっていうのは最高にいいね。



 ここは長生茂原自転車道というらしい。自転車専用道というと、だいたい単調で退屈だが、たまにいい雰囲気の場所もある。



 さあ、もうすぐ上総一ノ宮だよ。すっかり青空になったね。強い日差しが照りつけてきたよ。でも、青空はとてもきれいだ。



 ケーズデンキ長生店の店内の涼しい休憩所で一休みした後一宮橋を渡る。この先が太平洋へ出る河口だ。



 国道128号・外房黒潮ラインから少しそれたところにある静かで明るい浅間堰が見える。わかれ道の角には小さな祠のお地蔵さま。まだみずみずしい菊の花が供えられているよ。大切に守られているのがわかるね。



 浪花付近の田舎道だ。静かでいいねえ。



 浪花の宝性寺の前を過ぎ、山の方へ向かう。緩やかな上り坂をゆっくりと上って行くよ。
 この道は以前(2014年4月)杉戸林道を訪ねた時に辿った記憶がある。



 ひと山越えて、稲刈りの済んだ田園地帯を抜け、三島神社の前を通り、県道174号へ向かう道だよ。



 県道174号の長い長い上り坂をたっぷり汗をかいて上った。ピークにある長沢隧道はいすみ市と勝浦市のちょうど境になるんだよ。
 隧道の先を左へ入り、花里というところの田舎道を進んでいく。勝浦宇宙通信所というJAXAの施設への入口前からは、道は急に広くなる。
 国道297号・大多喜街道へ出て大多喜方面へ下り、松野というところで遅い昼飯だ。
 “ラーメン松野屋”でチャ―シュウ坦々麺を食べた。実はこの坦々麺というやつを、みみ爺は生まれて初めて食べたんだ。混ぜる前にいきなりスープをすすって、その恐ろしい辛さに咳き込んでしまったよ。でも、くせになりそうな辛さと旨さだったね。



 激辛坦々麺の後はきれいな空を眺めながら安房小湊へ。







 県道82号・天津小湊夷隅線の、左右に急カーブが連続するきつい勾配の下り坂だ。楽しい下りだがあまり調子に乗ると危険だね。





 安房小湊の海岸に着いた時は4時を回っていたよ。静かに凪いだ夕方の海だ。左手に見える大きな建物は三日月ホテルだね。立派なホテルだ。全室オーシャンビューになっているらしい。泊ってみたいなあ。



 あ~疲れた。疲れたけれど楽しかったよ。秋の気配が漂う田舎道ときれいな空をたっぷり楽しんできたね。
 Bさん、IWAさんお疲れ様。ありがとう。
 そして、みみ爺、よく頑張ったね、お疲れさん。

          (このルートの詳細は、Bさんのブログ「百尺竿頭」に紹介されています)
コメント (3)
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