LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

脅しあう家族

2021-05-21 18:30:25 | サイキックの眼
 
 
脅しあう家族
 
 
色んな方々のお話しを伺っていきますと…
ある共通点があります。
悩み、問題事、人生の方向性など、
その解決方法を知りたい。
だが先ずはそれよりも、
その原因を深く知ることが先決で重要だろう。
そのように視点を置いて、お答えしていきます。
人生が不自由な理由…
それをスムーズにしていき、自分らしく生きていきたい。
 
だが、そう悩みつつも、
生活はみなさんされている。
仕事がなくて“生活が出来ない”といった悩みではない。
それは…社会での仕組みの中での話しでしょう?
…ん?!
そんな簡単にサラリと言ってのけることではない。
生活が出来ない悩みは大変です。
優雅に好きな仕事したいなんて…もうそんな夢見る時代ではないです。
では惰性でも食べていければいい?
それだって今となれば贅沢なものか。
だがそうはいっても、我々は日々毎日、生物として人間として生きていく欲がわく。
 
私たちの求めるモノの基本は
「女は恋、男は選択肢。」
https://blog.goo.ne.jp/ramababa/e/8dd21ec81fa53d7593e37d2aad12c13d
こちらの記事に書いております。
  
簡単にいうと
女性の存在は “田畑” 
男性の存在は “種子” です。
これを活かしたいし、達成したい。
動物も植物も
ミクロの世界もマクロの世界も
どこまで行っても変わりない原理・原則です。
あまりにもベタで素っ気ない説明ですが…
生物である以上、もうどうすることも出来ない理論です。
 
女性は自分の田畑を豊かにしたい、
この作業を “恋” といい。
男性は自分の種を何処に植えようか?
この作業が “選択肢” です。
そして
“恋” と “選択肢” の原因があり、
そしてその結果の事を…“愛” という。
 
さてさてです。
ツバメのように…
本能の赴くまま生きることが出来れば、こんな幸せなことはありません。
人間には…柵⦅さく⦆と書いて
柵⦅しがらみ⦆があるんですよね。
柵⦅しがらみ⦆の意味を調べてみると…
・ひきとめるもの
・まとわりついてはなれないもの
・じゃまをするもの
などと記されてしる。
 
この柵⦅しがらみ⦆の意味をみて思うことは…
“恋” も “選択肢” も自由にはいかないことがわかる。
社会の柵、人間関係の柵、など、
柵⦅さく⦆というだけあって、人工物なのです。
柵⦅しがらみ⦆は人間が人間に対して与え強要するもの。
それは、人間同士が互いに、いろんな区分や区別という柵⦅さく⦆をつくる。
或いは上下関係という柵⦅しがらみ⦆を強いることで、
“恋” と “選択肢”をコントロールするのです。
(生きる基本をコントロールされるという意味)
人間が人間をコントロールする。
「これを言い出すと、何もかもがすべてではないか!?」
その通りです。
つまりは、
「人間は人間同士、脅しあい強迫しあって社会が構築されている。」
  
柵⦅しがらみ・さく⦆を使って…
強制的に、脅され強迫されて人間社会が成り立っている。
こんな中で、みな全員が生活を強いられている。
そりゃあ、強迫性障害や鬱になる人が続発するのは当然なんです。
(僕は子供の頃から年金制度すらも強迫だと思っています)
 
 
すみません…ここまでが前置きです!!笑
 
女性の “恋” もシガラミだらけ
男性の “選択肢” もシガラミだらけ
結果という名の…“愛” もシガラミだらけ。
 
そのウッぷんは何処へ行く?
何処に向けられるのでしょう?
つまり答えは…今回のタイトルの通りです。
 
柵⦅しがらみ⦆社会だとしても…
その柵⦅さく⦆という建前をうまく生きなければ干されてしまう。
騙されていることが分かって、
脅され、強迫されていると分かっていても、
それを建前としてやっていくしか出来ない。
これは現代に始まった訳ではない。
何代も何代も昔から、時代が違っても続いてきた俗習です。
※ 俗習=世間一般の習慣・ならわし

そんな俗習が、家族関係・家庭環境に染み付いているわけです。
  

祖父母、夫婦、子供、孫。
関係性も会話も、ごく自然に?
強迫しあい、脅しあっている。
このような現実が普通に営(いとな)まれているのです。
社会も家庭内も…脅しあい強迫しあうのが染み付いているんですね。 
それが代々続いている。
家族内で、生き残りサバイバルゲームが毎日おこなわれているわけ。
何故か?
豊かな “恋” も無ければ
豊富な “選択肢” も無かったからです。
奪いあい
ののしりあい
足の引っ張りあい
つぶしあい
騙しあい
そして
脅しあい
強迫しあう。
これで家族というモノが成り立っているのですから悲惨です。
でもこれがスタンダードなんですから。
どうやったって幸せになれない悪しき俗習。
 
女性の持つ豊かな田畑 “恋”
男性の持つ豊富な種子 “選択肢”
これらを大切に出来る環境を “愛”
というのでしょう。
 
これらが無い…
大切に出来ない…
大切に出来なかった…
教わることもないままだった。
それどころか親から脅され強迫され
奪われてしまうだけだった。
それが当たり前だった。
家族も社会も何もかもが強迫で…
自然体の豊かさなど何も無かった。
 
柵⦅しがらみ⦆が染み付いていると、
相手が自由にすることを恨みます。
すると、相手を強迫して…
柵⦅しがらみ⦆を与えるのです。
そして
柵⦅さく⦆と柵⦅さく⦆との関係性が出来上がり…
柵⦅さく・しがらみ⦆依存症のようになり、
永遠に脅しあい強迫しあうのです。
 
この “脅しあう家族” の無限ループが解ければいいのですが…
脅され強迫されると人間ってのは、なぜかその相手をかばおうとする。
“ストックホルム症候群”というそうです。
脅され暴力を受けたとしても、その相手の良いところを見つけようとするそうです。
あるしゅ…奥が深いです。
 
最後にもうひとつ。
柵⦅しがらみ⦆から逃れられない
夫婦関係・親子関係は…
子や相手に柵⦅しがらみ・さく⦆を与えます。
その内容や方法は様々なのです。
暴力や暴言だけではありません。
金を与え続ける
ご馳走を与え続ける
嘘を平気で付き演技をする
無気力にさせるよう追い込む
否定し続ける
無視する…など
あらゆる方法でもってコントロールしますね。
まぁ…言ってみれば、政府のやり方と同じです!笑汗
相手が不自由になることなら何でもするのです。
 
これが “脅しあう家族” なんです。
あまりにも多く、
あまりにもポピュラーなケースです。
 
“恋” の脅しあい奪いあい
“選択肢” の脅しあい奪いあい
家族内においても、自分の身は自分で守らなければなりません。
本来なら、家族が信頼できる関係であるべきなのですが…
そうではないのが現実です。


サイキックの眼  山本 コージ