LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

「伊予灘ものがたり・八幡浜編」 ②

2022-06-23 15:31:03 | 時間旅行
  
  
「伊予灘ものがたり・八幡浜編」 ②
 
 
① 『松山・広島割引きっぷ』 2022
②  「伊予灘ものがたり・八幡浜編」
➂  「伊予大洲駅」
④ いよプリンスホテル
⑤ 伊予鉄 高浜駅へ
⑥ 松山観光港から広島港へ
⑦ グランドプリンスホテル広島 (※過去記事)

 
 
『松山・広島割引きっぷ』
・松山自由周遊区間利用
・別途特急券グリーン席料金

松山  13:31 発
下灘  14:22 停車
伊予大洲15:12 着
八幡浜 15:50 着
 

国鉄最後の特急型気動車「キハ185系」
赤く染まる伊予灘の海がデザインに。
 

のれんをくぐり
 

扉の向こうに客室が
 

 

松山駅の出発を待つ
客室乗務員は3両1編成で6名だそう。
 

出発をすると
駅員さんと関係者の方々の見送りがされる。
 
初めて見た光景だったので少し驚いた…
他の乗客の方々は慣れておられるようで、手を振り返していた。
 
その駅員さんたちがホームにいる同じ並びに…
電気髭剃りで、髭を剃ってる普通のおっちゃんがいたので、そっちに気が行ってしまった。笑
 

みかんを模した凝ったデザインのランプ
 

全席グリーン車の観光列車
食事と予讃線の沿線を楽しむコンセプト・トレイン。
1号車・2号車は一般グリーン客席で
3号車は、1組8名までの貸し切り客室。
 

今回は初めての乗車。
食事の予約はせず、アラカルトを車内で注文する。
 

プロの店の手作りだとわかる料理でした
予約の食事も地元の有名店が担当しているそう。
砥部焼のプレートが上品。
 

キッシュとローストビーフのミニプレート
¥1,000
ノンアルコールビール
¥500
 

 

お正月みたい!祝
  

雑草や木々がバシバシ車体にあたる
若い頃の鉄道旅行を思い出す。
 

 

 

タイトルロール
“伊予灘”が見えてきた
 

そして途中の観光停車駅に着いた
 
 

 

観光列車、いちばんの見せ場。
夕陽で有名な下灘駅。
 

 

絵になる景色です。
曇り空ですが、列車自体が夕陽のようにみえる。
 

8分ほどの停車ののち
音楽が鳴りはじめ再び出発する
 

車内の自席に戻ってみると…
飲みかけのドリンクにラップがっ!!
ここまで気を配るの!?
参りました。。。凄
 

串駅~喜多灘駅 鉄橋から
   

 

そして伊予灘の海にさよならをし
 

五郎駅へ
 

野生のタヌキの家なのだそう
そして…
 

反対の窓のプラットホーム側は…
地元の方々の暑い?熱演。
  

  
殆どの乗客が食事の予約をされていた。
食事はコース仕立てに順番に出され…
乗務員さん達も常に大変な作業をこなす中で
優美に落ち着いてサービスに勤められていた。
そしてナマ声で、沿線の案内もされ…
お…驚いたのは!?
その沿線で、手を振る子供さんらがいると?
“進行方向右手に、手を振る女の子がいます♡”
と、ナマライブ案内をされるのです。
食事のシートサービスにお忙しい中で、
車窓に見える地元沿線の“観光応援ギャラリーさん”達にも気を配る。
僕には…2つ同時に出来ない。

 

観光応援団のみなさまが…
 

八幡浜市から、乗客全員に『上ちくわ』が振る舞われた。
と・に・か・く
至れり尽せりの手厚い手厚いサービスに脱帽。
 

記念撮影用のパネル
僕は遠慮すると…
「パネルだけでもどうぞ」
と、さりげなくいわれパチリ。
  
寝台特急トワイライトエクスプレス
に乗務した僕の経験などを話し、
車内飲食サービスの大変さなど、
気さくにお話しをさせてもらえました。
 

途中駅・伊予大洲(おおず)
僕はここで下車。
預けていたキャリーバックも
プラットホームまで運んで降ろしてもらった。
 

ここで降りたのは
僕ひとりだけでした。
 

「伊予灘ものがたり」は
終点の八幡浜へむけて走り去っていった。
 
しっかりと良く考えられた、充実の時間。
多くの人的サービスを惜しみなく注ぎ込まれていました。
贅沢で…とても素晴らしかった。