LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

ノアの方舟・コックローチ号

2013-03-19 19:28:46 | サイキックの眼

      
       
ノアの方舟・コックローチ号
    
        
重力変動によって恐竜の時代が終わった。
ほんの少しだけ現在よりも重力が軽かった太古の時代。
広大な宇宙の大規模で小さな変動でも
地球上の生物には小規模で大きな変動となる。
銀河が、ほんの少し深呼吸したならば、
地球の軌道が大きく変わる。
すると自転も変われば周期も変わり・・、
大気圧と重力も変化する。
もしも今よりも、重力がほんの少し重たくなり、
同時に大気圧も少しだけ圧縮したならば、
私達人間は立っていられなくなり、
地面に張り付くように一気に倒れるでしょう。
家もビルも発電所も・・
ピラミッド型の建築物以外はすべて倒壊します。
動物も植物も、鳥も何もかもが地面から立てなくなる。
大気が圧縮状態なので、気圧も高くなり肉体細胞も一瞬にして潰れてしまう。
一部の深海生物以外の海の生き物も多くが絶え。
人工衛星と浮遊するチリも無数に落下。
   
過去・・このような現象が何度も繰り返されてきている。
その一番最近の事象が恐竜がいた時代だろう。
    
さて、ここで「ノアの方舟(はこぶね)」の出番がやってまいりました。
かの・・伝説のナニです。
ナニがナニして、んでもって動物達がツガイで船に乗って・・洪水がやってきたりナンカしたりして。
な~んていうアノナニです。
わかりますよね?。
    
でもでも・・本当にそんな神話チックストーリーなのでしょうか?。
       
重力変動と・・その後の最中、地球上は如何なる状態なのか。
ほぼすべての動植物が大気圧縮状態の中で生きてはいけない状態になる。大気密度が変わってしまい、圧縮された地中からはマグマが噴出して・・何もかもが現状を失ってしまう。
    
それから何万年もたってから・・そろそろ混沌として参りました。
そして地球はまた、新たな重力状態にあった成長とバランスをとりはじめようとします。
新たな重力大気密度。
あらゆる微生物。深海の原始的生物。
重力変動に左右されない構造を持った生き物たち。
重力大気変動後も、進化が容易な遺伝子構造を持った生物。
これらが、時代と時代を絶やさずに遺伝子を繋いでゆく。
私達の遺伝子の素を内包した粒子や生物が、どのような状況下でも橋を渡す・・つまりバトンを繋いでゆく。
      
しかし・・。
しか~し。
現実は厳しいっ。
何が厳しいのか?と言いますと。
重力変動が起った時の凄まじい現状。
アッ!という間の出来事なので、苦しむ間も無いことでしょう・・。
ですが、よ~くごらんくださいませ。
何かがゴソゴソうごめいています。
大参事の中でも・・ほら!
黒い楕円形の・・カサカサ走りまわるアノ。
   
そう・・。あの「ゴキブリちゃん」です。
    
いっぱい居ます。
天変地異の最中でも。
いるわいるわの大騒ぎ!!。
ハエは急激な大気変化の中でも、即効進化をし順応して・・限りを知らない繁殖を繰り返す。
ダンゴムシもムカデも・・重力変化対応済み。
陽の光が無くても、重力変化にも対応出来る構造をもった生き物達の出番がやってきたのです。
紅白歌合戦で言えば、大トリの千両役者達のお出ましです。
   
それらは・・すべての動植物を食べるのです。
私達をも・・食べ尽くします。
分解し尽くすのです。
そして、次の世界へと・・あらゆる遺伝子情報を蓄積して、未来へ繋いでいってくれるのです。
私達の遺伝子情報も記憶も・・、
そのすべてを「ゴキブリちゃん」が運んでくれるのです。
    
コックローチ
すなわち「ゴキブリ」が
「ゴキブリ」そのものが
「ゴキちゃん」こそが
本当の「ノアの方舟」なのであります。
      
私達は何故「ゴキブリ」を怖がるのでしょう。
何故目の前に現れると体が固まって・・呆然と立ち尽くすのでしょう。
どうして・・恐怖のあまり叫びたくなるのでしょう。    
それは、重力変動や天変地異の記憶を連想し、
その恐怖を感じてしまうからではないでしょうか?。
      
『「ノアの方舟」が私を迎えに来た』    
『もう・・何もかもが終わってしまった。』
      
見てしまった時にわく・・あの愕然とした恐怖感。
叩いても叩いても現れ出る生命力。
地球の変動期の中、最後を飾る大トリ。
「ゴキちゃん」の正体は、本当は「ノアの方舟」だったのです。
    
そして・・私達の遺伝子や記憶は、
コックローチ号という黒い楕円形の船に乗って、
新たな時代へと何万年も何億年も旅を続けるのです。
      
      
サイキック 山本 浩二
      
      
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