彦根プリンスホテル（閉館）

 
 
彦根プリンスホテル（閉館）
 
 
▤ 彦根プリンスホテル
　1981年7月31日 開業
▤ 彦根ビューホテル
　2008年 伊藤園ホテルグループに譲渡
　2021年12月6日 閉館
▤ 蒼の湖・ビワフロント彦根
　2023年8月20日 全面改修オープン
　ホテルニューアワジ系にリブランド
　公式ホームページ
 
▤ 当記事・宿泊日
　伊藤園ホテルグループ
　彦根ビューホテル
　2018年9月2日
 
 
◉『プリンスホテル』ブログリスト
 
 

全客室が琵琶湖を望む
 

正面玄関
彦根駅↔ホテル間の無料送迎バス
 

１階 ロビー
正面は売店
１９８１年開業…
そんな面影があります。
 

１階ロビー
滋賀県らしい景色
 

客室階
エレベーターホール
何階か忘れましたが…
客室のソファベッドを
無造作にそのまま鎮座させる。
 

赤い絨毯が格調高く。
ふだんはダラダラ歩いていても…
背筋がスッとスマートにｗ
 
写真右側の壁に
ルームサービスボックスという
宅配ボックスがありました。
廊下側と客室側と両方にコインロッカーサイズのドアが。
 

客室平面図
全客室が琵琶湖に向き
ハズレビューはありません！
たぶん１８㎡。
 

８０年代、昭和リゾートの客室デザイン。
いかにも“プリンスホテル”です。
庶民大衆に開かれた
リゾートライフへのゲートウェイ！
 

手前の玄関と客室の間に
アーチ型の天井が。
狭い客室ながら少し手が込んでいる。
 

客室からの夕景
 

３面ガラスの出窓
プリンスホテルによくあるデザインです。
３方向に眺めが広がり、
客室も広く感じる。
 

 

集中式の冷暖房
 

テレビ台
レトロなインテリアで、
これも良い景色のひとつです。
 

ユニットバス
 

こうやって見ると…
なかなか愛らしい。
 
 
 
▌ スカイレストラン ビスタ（閉店）
 

最上階のレストラン
彦根プリンスホテルから
彦根ビューホテルへと
続けて営業されていたようですが…
宿泊した２０１８年９月の時点では廃墟に。
 

バーカウンター
 

枯れている

 

カガミ張りの柱に映る店内
 

カガミ張りの柱に
キャンドルのブラケットライト。
 

三角屋根の建物
天井いっぱいまで高く、
豪華で大きなシャンデリア。
  

シャンデリアを真下から。
よく見ると…
旧プリンスホテルの菊の紋に？
 

止まった時計…
壊れた時間？
 
伊藤園ホテルグループといえば
閉館倒産したホテル旅館を
居抜きのまま手を施さず、
全く予算をかけず再利用するのが有名です。
初めて利用したのは、
伊豆伊東の
｢伊藤園ホテル別館（旧 大喜荘）」 です。
感想は…
～時間が止まってる～ でした。
倒産したホテル旅館を現状維持することだけで営業を続けている。
そのぶん安価な宿泊料で提供しているそう。
つまり終わった時間を維持し続けているんでしょうね。
止まった時間に、価値は生まれない。
 
 
 

コテージ
 

コテージ
 
アメリカ映画に出てくる
街外れのモーテルのよう。
深夜に無口でヤル気の無いフロント係がいて、
テレビを見ながらカウンターに部屋の鍵を置くだけ。

 

プール
９月だったので、
夏の営業終了したばかりだった。
 

 

ホテル敷地内から琵琶湖に向かう唯一のブリッジ
「釣り竿の無料貸し出し」
なんてのもありました。
 

日本一大きな湖
そして広大な空
 
 
１９８１年に開業した
「彦根プリンスホテル」が
止まった時を越えて…
２０２３年８月２０日
「蒼の湖・ビワフロント彦根」
という高級リゾートホテルになって再々オープン。
　公式ホームページ
ホテル・リノベーション技術の進歩！
驚いてしまう！
ホテルのホームページを見ると、
どうやってあの客室の壁をブチぬいて、
更にはバルコニー（デッキテラス）
を設置することが出来たのか？
それに温泉掘削が出来たようで、
客室にも温泉が引かれているよう。
それも客室内露天風呂ときてる。
建て替えた方が良くないのかと思うくらい凄い。
 
あまりに驚いてしまって…
その“ビックリ記念”のために
旧 彦根プリンスホテル
旧 彦根ビューホテル
宿泊記をアップしました。
 
西武のふるさと滋賀県。
現在は大津のタワーホテル
｢びわ湖大津プリンスホテル｣
１軒のみになりました。
｢彦根プリンスホテル｣閉館譲渡
｢奥琵琶湖マキノプリンスホテル｣も閉館譲渡されました。
 
高度経済成長と共に
我々一般庶民に
大衆リゾートとレジャーを提供し続けてきた
西武プリンスホテル。
役目を果たし終え…
時間が止まる時代もあり…
そしてまた時が代わり…
時間と価値が動き出す。
 
 
サイキックの眼　ヤマモト・コージ
 

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