「奈良ホテル」まで、徒歩５分
１９７０年に産まれ、奈良に暮らし続けて…
２０１６年の１月に初めて「奈良ホテル」に宿泊する。
※ 最新の記事はこちらです、併せてご閲覧ください。
「 奈良ホテル １１０周年」 ２０２０年２月１６日再訪 宿泊記
正面玄関
アベノミクス政策の一環？として、
地方創生推進交付金なる旅行宿泊ふるさとクーポンというのが、
２０１５～２０１６年に旅行エージェントを通すカタチで多く出回っておりました。
最大半額の割引で宿泊可能のクーポンであった。
奈良県内でもこのような宿泊クーポンが発行され、
これを機会に地元の敷居の高いホテルに一度は泊まってみようと思い計画をしました。
◇ 「 奈良ホテル １１０周年」 ２０２０年２月１６日再訪 宿泊記
２階から見る、１階のフロント。
２階廊下 南側
２階廊下 北側
奈良公園、若草山が一望出来る。
「奈良ホテル」にはクラシックな本館と、
通常建築の新館とカテゴリーが分かれています。
もちろん宿泊のオススメは、建築１００年を越えた本館。
そして更には、本館客室棟の廊下を挟んで…
[北側▲奈良公園側(ホテルHPにはパークサイドと記載)]
[南側▼玄関.駐車場側(ホテルHPにはタウンサイドと記載)]
と南北に分かれていまして、北側客室がベストビュー。
奈良公園、荒池、若草山、五重の塔。
すべて「奈良ホテル」の北側から眺めることが出来ます。
本館・南側と新館には、奈良公園の眺望はありません。
ですが本館内にはフリースペースが随所に贅沢に設けられ、
奈良公園の景色が存分に楽しめますのでご安心。
２階 北側 宿泊客専用のホワイエ
奈良の景色が存分に楽しめます
本館２階の客室ドアを開ける
初めての宿泊は
２階南向き２４１号室でした…
マントルピース
鳥居の形を模している
スチーム暖房ラジエーター
ドアの上の窓を開けるレバー
冷房など無かったときの名残り
子供の頃からの夢
洋館の窓を上に開けてみたかった
バスルーム
広くはない成りにも、精一杯に尽くされている。
天井は高い
冬に宿泊することをお勧めします。
スチーム暖房が鳴らす音を聞きつつ深い夜をむかえ…
そして朝、またその小さい優しい音で目を醒ますことができるから。
コンコン...チンチン...カンカンカンコンコンコン...チンチン
毎晩、手作業のメンテナンスを行う為に、真夜中はスチーム暖房も眠りにつくそうです。
（電気のエアコンも装備）
追記①
２０１７年～２０２０年にかけて本館耐震工事を実施。
計画ではスチーム暖房を廃止する予定とのことです。
銀色に輝くラジエーターは装飾として残るそうです。 追記②
２０１８年１２月１７日 、奈良ホテルに直接電話確認しましたところ、
「１年以内には廃止されます」との返答でした。
つまり、１年以内ということは…
２０１９年の春まではスチーム暖房が継続されるという意味になるだろう。
２０１９年の秋と初冬には、廃止されているかもしれない…
本館１階ロビー
外来の客も自由に利用できる
厳かで優雅なフリースペース
奈良公園散策の途中に是非立ち寄ってほしい。
夜のロビー
アインシュタイン博士が弾いたピアノ
本館１階「メインダイニングルーム 三笠」
入口に続く廊下、天井が相当高いことが窺える。
夕食付き宿泊プランのメニュー 「コース 若草」
写真はありませんが…
「明治～大正時代の洋式食堂で夕食を戴く」
といったような想像をしつつ食事を楽んでみた。
御給仕をしてくださる方々も慌ただしく…
そして、時に静かに…
満席のテーブルのすべての方々が、
特別な時間を過ごしているようでした。
翌朝
「メインダイニングルーム 三笠」
北側のテラスサイドの席で朝食を
奈良ホテルの朝食は、地元ならではの「茶がゆ定食」が有名ですが、
この「洋定食（アメリカンブレックファスト）」も本格的なコース仕立て。
オーダーメニューの中から、各一品ずつ選ぶ。
ジュース ・トマト
・オレンジ
・アップル
・パインアップル
・グレープ
・豆乳
シリアル ・オートミール（写真）
・コーンフレークス
・グラノーラ
（ホットミルクまたはコールドミルク添え）
卵料理 ・フライドエッグ
・ボイルドエッグ
・スクランブルエッグ
・ポーチドエッグ
・プレーンオムレツ
・パセリオムレツ（写真）
肉料理 ・ハム
・ベーコン
・ソーセージ
サラダ
パン ・トースト
・フレンチトースト
・シナモントースト
・ホットケーキ（写真）
飲物 ・コーヒー
・紅茶
・ミルク
￥２４００ （税サ込 ￥２８５１）
２０１８年１２月１７日付
奈良ホテルホームページによりますと、
《シリアル と サラダ 》が…
《 シリアル または サラダ 》に
変更されていました…
お値段は変更なし。
この洋定食は昔から変わらない
メニュースタイルでしたので…
といいますのも、近鉄奈良駅・駅ビルには昔「奈良ホテル別館」がありました。
「大阪万博１９７０」を機に建てられたが、今はもう閉館して久しい。
その最上階に洋食のホテルレストランがあり、こちらでも「奈良ホテル」と
同じ朝食の洋定食を提供されていました。
オートミールをウェイターさんにサーブされたのが…なんとも不思議だった。
「オートミールには暖かいミルクか冷たいミルク？どちらになさいますか？」
１９８０年代の思い出…で
コーンフレークスを選択せず、食べたことのないオートミールを選んで…
温/冷ミルクの希望も解らず、味もチンプンカンプンだった…
奈良ホテルの朝食・洋定食にはそんな恥ずかしい思い出がありました。汗
、
旧満州国皇帝 溥儀 の来日の為だけに作った食器。
家が建つ金額なのだそう。
朝９：３０より、ホテル館内の無料ガイドが催される。
奈良ホテルの歴史や調度品、国や情勢との関わりなど、
ホテルマンの方がガイドを務めてくださる。
宿泊者でなくとも参加できる。
ティーラウンジ
バー「ザ・バー」
ケーキセット
バータイム （別の日に撮影）
中庭
鹿も自由に出入りし、散歩している時も…
本館・北側 荒池へ降りる遊歩道
館内いたる所に消火器とツルハシ
どこを見ても絵になる風景ばかり
みなまでいうこともございません。
ウチから歩いて５分で着く、「奈良ホテル」のフォトエッセイでした。
奈良にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
※ 追記 （2020/03/03）
耐震工事後の宿泊記です
是非ご閲覧ください
「 奈良ホテル １１０周年」 ２０２０年２月１６日再訪 宿泊記
サイキックの眼 山本 浩二
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❖ 「奈良ホテル」 宿泊ＤＥＴＡ
・２０１６年１月２７日 宿泊
・るるぶトラベル予約
・本館スタンダードツイン 夕朝２食付き
・￥２２９００－〔ふるさと創生クーポン１００００円引き〕＝￥１２９００（税サ込）