前記
■ アトピー性皮膚炎の原因と関係 ① 2012/12/01 UP
■ アトピー性皮膚炎の原因と関係 ② 2013/11/09 UP
後記
■ アトピー性皮膚炎の原因と関係 ④ 2019/05/21 UP
アトピー性皮膚炎の原因と関係 ③
〔副題〕 ~不自由な親子関係~
先ず、なぜ痒くなるのか?
なぜ、我慢しなければならないのか?
なぜ、我慢し続けなければならないのか?
病院治療でも、劇薬でも、オマジナイでも、神頼みでも、絶対に治りません。
理由は、前記 ① と ② でも説明してきました通り、
親子関係が、極端に不自由なのです。
その不自由さは、各々の家庭事情や関係柄によって様々だと見受けられる。
ですが、その中でも、アトピーを患う方の親子関係の全員に共通する事があります。
それは、子供の存在の支配 です。
大きく分けて2つのパターンがあります。
■ 厳格な父親(母親)から、存在を支配されてきた子
もうひとつは
■ 自我・自己意識の低い母親から、存在を支配されてきた子
勿論、この2パターンだけではありませんが…
要(かなめ)は、親のコントロールを受けてきた事です。
言い方を変えてみれば、産まれてきた時からずっと、親の催眠 にかかっているようなモノなのです。
言い方は悪いですが、ペットの犬にゴハンをあげる時の、
待て! (ジィ~~~っと我慢)
食べてヨシ!!(我慢の末の涙)
要(よう)は、親が→子のすべての権利を握っている 。
これが、アトピー性皮膚炎を患っておられる方々の共通点です。
親の、都合の良い催眠に四六時中かかっている。
それは、日々の喜怒哀楽の感情も不自由にさらされ、マヒ状態なのです。
Ⓐ 精神的に貧しい家庭環境で何もかも不自由だった
Ⓑ 厳格な職業の家庭環境で不自由にさらされた
Ⓒ 宗教や思想家の家庭環境により不自由を強いられた
Ⓓ 先祖代々から、子孫は不自由を強いられ続ける慣習のある家庭
など…、今までこのような様々なアトピー要因が確認できている。
僕の眼から視て、言えるこれらの共通点とは、自我と自己意識が低い と言う事。
例えば Ⓐ の場合だと (失礼な言い方を説明をします)、精神的に貧しかった理由があり、社会性に乏(とぼ)しいことは拭えませんが、うまく社会にのれないタイプの家庭で、その分は子供に精神的負担が掛かってしまい、精神的弱者の親代わりをする必要性を子供自身が、せざるをえなく、結局は自我の成長は果たせず、自己精神の貧しさが続き…感情も成長せず…ただただ痒くなっていく。
自分個人の考えを持てない苛立ちを抱える。
Ⓑ の場合は、公的な厳格なご職業の家庭に多くみられるケース。
警察、教育関係、政治家の家庭など。
Ⓒ の場合の、宗教関係や思想家の家庭など。
Ⓑ も Ⓒ も同様に、自分個人の考えや自己意識を必要としない職業と言えます。
もうヒトツ言えるコトは、コントロールを必要とするご職業ではないでしょうか?
与えられたコントロールシステムに忠実で…
そのシステムを与えるのが役職で…
自分個人の考えは持たないタイプのご職業であります。
なので、この Ⓑ Ⓒ の関係のご家庭では、家族はコントロールを強制される。
そして、自分自身の気持ちや考えを持てない苛立ちに我慢し続ける。
Ⓓ の場合のケースは、一族の存続ありきで、個人は不必要。
一族と、その一員である一個人と…、どちらが大切なのか?
存続コントロールありきで、一個人の自意識は不必要。
我慢の連続。
このようなケースが、幾重にも、何世代にも続く家庭があるだろう。
自我を我慢して生きてゆかなければ、生活が成り立たない。
我慢しなければ生きてはいけない…
Ⓐ ~ Ⓓ のケースと、それ以外も、アトピーで患う方のすべての共通点はこれです。
更に深く掘り下げていきたいと思います
前記、〔 アトピー性皮膚炎の原因と関係 ① と ② 〕 にも記していますが、避けて通れないのが、虐待 の問題です。
精神的に貧しい乏しい状態の家庭環境では、子供の精神状態は過酷でしかありません。
親自身が既に、精神的に貧しい親の家庭に育ってきた。
満たされることなく…自我も低く、今で言う発達障害であろう。
だが高度成長期は貧しくとも仕事もお金も稼げて、社会保障も必要以上に充実した時代だった。
だけれども精神的貧しさ乏しさは変わっていない!
終戦時あたりの生まれの人は、老後までお金は貯めていても、精神的には乏(とぼ)しいのが事実現状。
無感動・無関心…、ただお金だけが唯一の自我。
自己意識は低い、個人的意識も低いです。
ただ金儲けだけが唯一の自由だったのです。
それ以外の成長は皆目ナシ。
これが高度成長期の成れの果てだろう。
自己が成長してないこの多くの世代は、自分で何をして良いのかが解らない。
上げ膳据え膳のコントロールにしか反応しない。
(※もちろん、いつの世代もだろうが…)
このような精神的不成長な家庭の親子関係ってどうなるのだろう?
そ・れ・は
↓
自分に足りない精神的不成長を
↓
我が子をコントロールすることで
↓
自分の分身に仕立て上げる
言い方を改めますと…
不自由だった人生は、不自由なままでどうすることも出来ないので、我が子の人生と存在のすべてをコントロールし、操る(あやつる)ようになるのです。
つ・ま・り
↓
親自身が叶わなかった欲しいモノを
↓
子供の素体を利用し
↓
子供の成長経験値も喜怒哀楽も
↓
親が足りていないモノをすべて奪い
↓
親自身が子を同化させて
↓
吸収する
言い方を端的にしますと…
不自由な人生の親は、子を不自由にさせる …です。
ネーミングを付けるなら 吸収性虐待 でしょうか。
暴力による虐待も、親の不自由な苛立ちから、子供を不自由に貶(おとし)めたい欲求だ。
これが、アトピー性皮膚炎の原因の真の正体です。
不自由で成長不良の自我が薄い親は、子供の経験値を欲しがるのです。
そして、この親に育てられ、コントロールを受けてきた子供は…
自分の人生をすべて親に捧げようとするのです。
人生も、肉体も、経験も、感情も、喜びも、悲しみも、すべて…
すべてが、親と一心同体!
毎日が、親に自動吸収されつづけていくのです。
これで、慢性アレルギーの、アトピー性皮膚炎の完成!!です。
アトピー性皮膚炎の方は、不自由です。
不自由な親に、自由機能・自由経験値を吸い取られ、自分ではどうすることも出来ません。
欲求を満たせない不自由な親が、子供の人生も肉体も…感覚をも吸収していきます。
今の時代で言えば、親の所有する子供ドローンと言う事になると表現出来ます。
(失礼)
ドローンは自分で自分をコントロール出来ませんから、考えも纏まらず、気持ちも纏まらず、精神障害を併発します。
ヤル気も、生きる気欲も、成長不良をおこしています。
そこで親は、バッテリー切れの疲れ果てた子供ドローンには、金や物といったバッテリー電池だけは支給してくるのです。
これもすべてのアトピー患者に共通する親子事象です。
不自由な親の操る、ドローン化した子供
或いは、子供からすべてを吸収する、鵜飼の鵜と化したアトピー患者。
泣くに泣けない、笑うことも出来ない、親からの支給品だけに頼らなければならない不自由な人生。
イライラが溜まって…体中が痒くなっても…我慢しなければならない。
不自由な親の為に、私が少しでも親に自由を与えてあげられたら・・・と、アトピーの方々は皆さん親の幸福を願っているようです。
親から虐待を受け、
親に人生を吸収され、
すべてをコントロールされる親子関係アレルギー症
これが、アトピー性皮膚炎の原因と関係 です。
自由無き親から、自由を吸い取られ奪っていくのです。
身体の感覚もマヒし、何も感じなくなっていく…
社会でのやり取りや対人関係も、感覚の薄さ少なさから…何も対応できなくなっているようです。
そこから、社会性・対人性の恐怖症と、強迫観念症とを皆さん併発しています。
このような、精神的に弱い(狡い)親からガンジガラメのコントロールを受けてきた結果のアトピー性皮膚炎の症状。
如何に、精神的強さを取り戻し、マヒした身体の感覚を取り戻せるか?
カウンセリングの依頼者の方々と向き合い、日進月歩!悪戦苦闘しております。
今まで溜めに溜めてきてしまった、苦しい感情と正面から向き合ってもらうことで、不自由なドローン人生を脱するのです。
私は不自由で身勝手な親のドローンじゃないんだ!!
精神的弱者の親から受けた催眠と洗脳を解くことは、大仕事です。
不自由に育ってしまった神経・皮膚・肉体。精神は、痒さで悲鳴をあげています。
親は、親自身が、自分の自由を手にする努力をしてもらわなければならない。
子供の自由を利用し、コントロールし、吸収し、奪ってはならないのです。
自分自身を、親から奪還出来れば、アトピーは治ります。
サイキックの眼 山本 浩二
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