goo blog サービス終了のお知らせ 

ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十年三月十二日]

2008年03月12日 | fine arts
今日は後の予定の為、原チャリでは出掛けず、電車移動でした。暖かいですね。地下鉄内や百貨店の中は過剰暖房です。暖か過ぎて気持ち悪くなります。世の中、温暖化が深刻なんでしょうから、こう言うことは普通に考えるべきです。(写真: 日本橋高島屋の入口正面には池坊専永氏 (華道家元四十五世) によるしだれ桜を使った春らしい立派な生け花が飾られていました。)

上村淳之展 於: 日本橋三越本店 新館7階ギャラリー
祖母に上村松園女史、父に松篁氏を持つ日本画家の大家の直系、上村淳之氏の作品展です。鳥を愛し、1,600羽の鳥達と暮らす上村淳之氏しだけに鳥達の描写力は本当に素晴らしいです。それぞれの鳥の特徴を捉え、多少、その特徴が誇張された姿は可愛らしく活き活きとしていて、とても丁寧に描かれ愛を感じます。鳥を中心とした画面の構成や意匠、そして色彩も良いです。優美で、観ていて心が清々しくなる作品ばかりでした。

↓ 日本橋三越本店 ↓
http://www.mitsukoshi.co.jp/shop?EcLogicName=storeinfo.storetopInfo&tenpoCd=10

千住博展 ハルカナルアオイヒカリ 於: 日本橋高島屋8階ホール
近年の千住博氏の活動に関して、自分としてはちょっと考える処はありますが、常に気になる作家のひとりであります。今回もそんな想いでこの展示を観に行きました。一連の「滝」作品の流れによる作品群です。漆黒の地に白い蛍光塗料で描かれ、ブラック・ライトにより白く浮かび上がる壮大な滝の絵が会場の四方の壁に掛けられていて荘厳な雰囲気を醸し出しています。暫くその空間に佇んでいると不思議な感覚になりました。美しい空間演出です。まぁ、雰囲気勝負の作品だとは思いましたね....。幽玄でもあり、またおどろおどろしさを覚える気もしました。

↓ 日本橋高島屋 ↓
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/index.html

香りと恋心 パルビエのイラストレーションと香水瓶展 (後) 於: HOUSE OF SHISEIDO
1/29に訪れた展示の後期展でジョルッジュ・バルビエ氏のイラストの方のみ展示替えがされていました。やはりバルビエ氏によるイラストの繊細な線と淡く美しい色彩は素晴らしく、まさに見ていてうっとりする思いと言えるでしょう。バルビエ氏の優れた作品の陰にも作品を刷上げた有能な職人の存在があったのです。

↓ HOUSE OF SHISEIDO ↓
http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/

童謡詩人 金子みすゞ展 於: 株式会社ノエビア銀座本社ビル ギャラリー
"HOUSE OF SHISEIDO"を出て斜向かいのノエビア銀座本社ビルのギャラリーを覗いたら大正末期の童謡詩人、金子みすゞ女史のミニ展示をしていたので立ち寄りました。26年間の短いながらも波乱に満ちた生涯に金子みすゞ女史が残した心暖まる詩の世界に多少なりとも触れることが出来た様に感じます。愛に満ちたものは全て素晴らしいと思いますね。

↓ 株式会社ノエビア銀座本社ビル ギャラリー ↓
http://www.noevir.co.jp/new/ir_info/per37/070621.pdf