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ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

[平成二十年三月八日] おまけ画像「グァム土産」

2008年03月08日 | etc.
知人よりグァム土産を頂きました。台紙に付けられているフラ・ダンサーはまるで囚われの身の様!? (なので面白いから、ちょっと台紙から外せないですね。) で、自分はグァムへ行ったことが無いので判らないのですが、グァムでもフラ・ダンスで"ALOHA"なのかな?! かなり気になる気に入ったひと品です。

今日の美術展 [平成二十年三月八日]

2008年03月08日 | fine arts
大分、春らしい陽気になって来ました。この調子です。(写真: 皇居大手門より東京タワーを臨む。長閑で春めいた感がありました。)

春のめざめ 横山大観・上村松園・小林古径・安田靫彦 於: 山種美術館
先ずはたっぷりと春らしい日本画を堪能です。上記の作家の作品を中心に今回もまた当館ならでは素晴らしい画が並んでいました。「春」の雰囲気たっぷりの作品の数々、二羽の鶴が悠々と飛ぶ姿が描かれた杉本寧氏の「曜」や美人画の大家である伊東深水氏による富士山の絵、清々しい「富士」などが中でも今回、印象に残りました。次回は桜を題材とした絵の展示、きっと観に行く頃は千鳥ケ淵の桜がきれいなことでしょう。

↓ 山種美術館 ↓
http://www.yamatane-museum.or.jp/

わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者 於: 東京国立近代美術館
ちょっと仰々しくて解らないタイトルが付けられた展示でした。まぁ、現代美術が中心の美術展と言うこともあり、やはり自分にとってはいまイチ、ピンと来なかったです。「自己」も「他者」も作家自身が考考えればよいこと、それを見た第三者がどう感じようか勝手だと自分は思いますが....。作品とは別に、こんな漠然とした題目を考えた方の思いとキュレイターの方々がどう言う観点から、この題目に対する作品を選んだかの方が何となく興味がありますね!? どうなのかな?! 作品の中では名作家の方々の自画像はとても興味深く、須田一政氏による写真作品「風姿花伝」シリーズの一連はイムパクトがあり、なかなかグッと来るものでした。

↓ 東京国立近代美術館 ↓
http://www.momat.go.jp/index-jpn.html

祝美 - 大正期皇室御慶事の品々 第4期 於: 宮内庁三の丸尚蔵館
最終の展示替えです。今回は大正期に於ける大きな皇室御慶事に当たる大正13年の皇太子 (昭和天皇) 様の御結婚の際に皇太子様と皇太子妃 (香淳皇后) 様へ献上された御飾棚とそれに飾られた御飾品の数々の展示でした。とにかく感心すること頻り、素晴らしいのひと言に尽きる品々です。当時、最高峰の匠達による究極と言える細工を施した多くの工芸品、この様なものを観ることが出来て心底より幸せだと感じました。

↓ 宮内庁三の丸尚蔵館 ↓
http://www.kunaicho.go.jp/11/d11-05.html