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五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

病院に行ってきました・最終章?

2010-08-20 22:30:13 | わたし
この間の胃カメラの検査結果を聞きに病院に行ってきました。

私の場合、組織検査とピロリ菌検査をしたので。

もし、「組織検査をした結果、癌でした」
なんて言われたらどうしよう、
診察番号940番だし・・・(苦しんで死ぬ?)
軽くどんよりした気持ちで待っていたのですが、
医師は、特に組織検査の結果云々の事は触れませんでした。
(ということは特に問題なかったのでしょう)

ピロリ菌はプラス。
しっかり胃にピーちゃんを飼っていたそうな。
ま、日本人の8割だったかはピロリ菌はあるらしいんで、
それは想定内でした。

では除菌をするかどうかという話になり、
医師の話を要約すると
「除菌しても潰瘍にはなるし、胃がんにだってなる可能性はある」

薬を使って除菌される確率80%
ピロリ菌が悪さをして潰瘍になる確率60%
(40%はそれ以外の原因)
胃がんにならないリスクはそれなりに高くはなる。

除菌されたからって諸手を挙げて万々歳ということにはならず、
過信して、検査を受けないことよりも
定期的に胃カメラ検査を受けたほうがずっといい。

まあ、そのようなことを言われました。

私の知識はずっと前の「ためしてがってん」なのですが、
そのテレビ番組では、
ピロリ菌の除菌は画期的な治療法で
胃がんなんてさようなら~って
いわばワクチン注射のようなイメージだったんです。

その番組では、しかし、保険が利かず、高額だ
とも言ってたんです。

で、恐る恐る
「ピロリ菌除菌は保険が利かず、高額なんですか」
と聞いてみました。

医師は、わざわざ薬局に電話して聞いて下さいました。
「保険は利きます。1週間服用して2000円です」
思わず、「安いですね」
と言ってしましました。

私、スーパーで買い物している目線なのかよ。
(自分で突っ込み)

そのピロリ菌除去の薬は、
1週間、一日3回、飲み忘れると除菌効果が薄れ、
なにより、1週間禁酒しなければいけないらしい。
(これが私には一番つらい?)

医師も積極的に勧めなかったので、
除菌の治療はしないことにしました。

しかし、胃薬は3か月分処方されました。

この年になって医者にかかると
風邪の様な突発的な病気でない限り、
医者から足は洗われないようになるんでしょうか。

だから、医療は膨大に膨れ上がるんです。

人間には自然治癒っていう力があるのに。
ま、処方されたから飲むけど。