五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

ちょっと目を離したすきに

2016-06-03 23:58:59 | テレビ・芸能・新聞
北海道の不明男児見つかって本当によかった。
久々にテレビに釘付けになったニュースでした。

「お父さんは何か重要なことを隠しているんじゃないか」

そんなことを頭の隅に微かでも思っていた人は私だけじゃないはず。

はたまた「森の小人さんの家にたどり着いたんじゃないか」
そんな神様の祟りのようなことも思ったり。

助かったのは奇跡としか言いようがありませんが、
今となっては、お父さんがちょっとした気持ちで車から降ろしたのも
子育てをしたことのある人だったら、「あり得るかも」
と思ったのではないでしょうか。

スーパーで駄々をこねる子に
「おかあさんは知らないから。もう帰るよ」
とその場を離れたことのある人は、たいていの人は経験ありますよね。

本当に子供ってちょっと目を離したすきにどこかへいなくなります。

もし駄々をこねた子が自分の意思でもって
そこのおもちゃ売り場なりお菓子売り場なりを離れ、
外へ行ったりしたら、、、、

ちょっとほとぼりが冷めた頃、親が見に行っていなくて
館内放送でも見つからなかったらパニックですよね。

それが山の中で起こった、ってことでしょ。

気の強い子を置き去りにするのは逆効果ということでしょうか。

話は逸れますが、
私が行っている施設でも行方不明騒動がありました。

本当にちょっと目を離した隙です。
認知症のひどい人が玄関から靴も履かずに出て行って、
職員総出で探したら、2キロ位先で発見されました。

見つかった時はその場にへたり込みそうになりました。

玄関の鍵を閉めれば拘束と言われるし、
職員は脱走者との戦いです。

たった1分目を離した隙に認知症の高齢者と子供はどこかに行ってしまいます。


ダンナに起こされた

2016-06-02 22:29:44 | わたし
自慢ではありませんが、私は早起きではありません。

今朝ダンナに6時に「起きなくていいの?」
と起こされました。

私が今日早番だったと思っていたらしいのです。
カレンダーにはそう書いていましたが、昨日と交換して欲しいと言われ、
休みだったのです。

ダンナよ、ありがとう。

滅多に起こされることはありませんが、
起こされる時はいつも「起きろ」でなくて
「起きなくていいの」です。

ダンナは無駄に朝早いです。

ここは田舎だから早朝から草刈りしたり、農作業をしている人が多いのですが、
我が家は何にもありません。

ダンナ、何しているかって
ストレッチ
ゴルフの素振り
新聞読み

今は夜明けが早いからいいけど、
日が短いと照明や暖房つけるから光熱費の無駄。

ま、私も夜更かしだからあまり強いこと言えないけど。

早起きは三文の得と言いますから、
何か得していることあるのでしょう。

私はダンナの早起きでは全然得はしてないけど
たまには言われなくても掃除くらいしてくれないかな、
と思う時がありますが。

話は変わりますが、
私の仕事はシフト制なので、いつも何曜日休みということがありません。
それに加え、娘の早番遅番で孫の送迎などもあります。

今まで遅刻した事もすっぽかした事もありませんが、
朝起きた時いつも、はっと思います。
今日は仕事だったのか、娘ンチに行く日だったのか、
寝ぼけた頭で必死に考えます。

1日のスケジュールが頭に入っていなかったり、勘違いするようになったら、
もう仕事を辞め時です。

もう曜日の感覚はなくなってしまったんですけど。

五十代後半に辞めるという選択肢はない

2016-06-01 17:45:01 | わたし
6月から私の会社の部署のシステムが変わり、
早番遅番ができました。
ここの部署に来て半月で様変わり。
早番は7時から遅番は12時からです。

パートでも容赦ありません。

前にいた部署の人には、
できないならできないとハッキリ言った方がいいよ、
と言われましたが、
出来ない=辞める
という事と私は思っているので、
そんな事言えません。

それに私よりずっと条件が厳しい(小さい子がいるとか、通勤距離が長いとか)人も
承諾しているので、私だけわがままも言えない状況です。

実は、今の部署、精神的にラクなんです。
ヒマな時もあるし。

前にいたところには、一ヶ月ずっと胃がキリキリしていました。
もうそこには戻りたくないのが本音。
今の部署もいれば色んなところが見えてくるのでしょうが。

うちの会社も辞めていく人が多いです。
どんな理由で辞めるのか人それぞれですが、
介護職の職場をグルグル回っている人も多いです。
募集かけてもすぐ応募者が来るみたいだし。

私もそんなに介護の現場を知りませんが、
どこに行ってもそんなに変わりないと思うのですが。

給料が低いと言いますが、
この職種だったら、1,2万は違うかもしれませんが、
仕事の内容がきつかったり、休日が取れにくかったり、
それぞれ一長一短があると思います。

まあそれでも若い子はステップアップのために転職という選択肢もあるでしょうが、
私のような年代は、もはやしがみついていくしかないでしょう。

仕事を探している時にここの会社と同時に出したところは書類で落ちて、
けっこうショックでした。

あれからもう2年だもの。年も2つ取りました。
新しいところを探すパワーはありません。

早番遅番がある事をダンナに言ったら
「働くという事はそういうもんだ」
なんて訳知り顔で言われ、ちょっとムッとした。

38年間も働き続けて、辛い事もあったんでしょう。
私の仕事なんか主婦のお気楽仕事と思っているのでしょう。

きっとダンナは、私がいない一人の夜ご飯を楽しみにしているんだと思います。