五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

「6TEEN」石田衣良

2009-11-30 15:57:35 | 

石田衣良氏、精力的に執筆活動し、尚且つテレビにも出ていらっしゃって、
あまりに量産体制で執筆活動し、最近の本はなんだか話題をはめ込んだだけみたいな感じになってません?

直木賞をとった「4TEEN」を読んでいたので、その続編の2年後の彼らはどうなったか知りたくて、読んでみました。

重いテーマをあっさりと盛り込んで、あっさり過ぎるじゃね~か。

性同一性障害の友人がいたり、中学の同級生があっさり亡くなったり、携帯小説だの、ホームレスのおじさんだのって、最近の話題をてんこ盛りして字を埋めていってる気すらする。

16才の事を書いた小説をおばさんが感銘できるわけないか。

印象に残ったのは、都会の16才は日常もこじゃれているな、ってことくらい。

うちの子達が16才のときは、学校と家の往復のみだった。
とにかく勉強と部活で忙しかったと思う。
(親の知らないところで楽しい事もあっただろうけど)

18、20才・・・と続編があるのでしょうか。
高校時代からこんな経験していたら、大学に入っても目新しい事ないんじゃないかとおばさんは危惧するのですが。

 


娘からのメール

2009-11-29 22:41:22 | 娘二人

昨日、送った宅配が届いたそうで、娘からメールが来る。

長女だけです、親をよいしょしてくれるのは・・・

身内でもきちんと礼儀をわきまえるし、
私の子とは思えないくらいしっかりしています。

だから、年寄りにはとっても受けがいい。
私の実母なんかこの秋3回もりんごを送ったそうな。
独身の彼女にそんなに送ってどうするんだ・・・と思うところですが、
「かわいいから送る」だそうです。

うちにはかわいい息子もいるんだけど、その子には一度も送らず。
まあ、うちの息子にりんごなんか送っても自分で剥いて食べないよ、きっと
とは言っていたのですが。

その息子ですが、息子にも昨日宅配送ったから、今日届いたはずなのだけど、
なしのつぶて。

しびれを切らし、「届いたの」とメールしたら、
「今家にいないからわからない」と返事。

昨日はちゃんと家にいるって言ったじゃないの。
時間指定しているのに、一発で届いた事などないくらい、宅配業者とすれ違いが多い。

メールもそっけないし、腹立つ事が多い。
男の子はこんなものでしょうか。


7時のニュース

2009-11-29 21:22:36 | テレビ・芸能・新聞

こんな事を書くのはちょっとためらうのだけど、
NHKの日曜日の夜の七時のニュースに出てくる女性アナウンサーの方、
いかにも
「あ~明日から月曜日だよ」と憂鬱な気分にさせられる。

なんか地味で暗くないですか、あのアナウンサー
服もなんだか野暮ったいし。

今どきNHKだってアイドル並の容姿です。
最近は、男性アナウンサーもイケメン揃い。

地味バージョンでいくと、登坂アナは意外と好きなんだけどさ。

 


お袋の味?

2009-11-28 16:20:50 | 雑記

息子から米がなくなったので送ってほしいとメールが来た。

米を送るときはご飯に乗っけるもんが欲しいというので、
まさにお袋の味、袋に入ったレトルト食品を一緒に詰める。

普段行くスーパーで大量に買うのは主婦としてのプライドが邪魔をする。
(あそこの家ではレトルトばっかり食べているのか、小さい子もいるのに)
なんて思われはしないかと自意識過剰になる。

いつもは普段あまり行かないドラッグストアみたいなところで買うことが多いのだけど、
今回はいつも行くスーパーを梯子して、2、3点ずつ購入。

本当は今日は娘のダンナが休みのはずだったんだけど、
また「用事がある」とか言って、今日も孫達が来る。
孫を子守しながら買い物して、ダンボールに詰めて、店に持っていくのは大変 
   孫が邪魔をする

長女からも米がなくなったとメールが来て、彼女にも送る。

いくらなんでも給料もらってる娘にレトルトは入れない。
本当は米だってたいして食べるわけじゃないので、買ったらいいのにと思う。
送料だってバカにならないし。

でも彼女だって田舎を思い出したいのかなと母心で断れない。

今回は、ロールケーキを焼いて一緒に詰めてやりました。
「私のロールケーキは、そこらの店よりうまい」と豪語した事があるので。

実は、何回焼いても店のように綺麗に巻けない。味はいいと思うけど。

娘は去年の暮れ以来帰省していない。今年の暮れも仕事で来れないそうだ。
そんな娘を思って焼いたロールケーキでした。

ちなみに、息子のゆうパックはローソンでした。
1cmだってオーバーすれば容赦なく次のサイズ料金にされます。

娘のはローソンじゃクールできないというので、個人店に。
5cmオーバーでも「おまけです」と安い値段にしてくれました。

今度は個人店に行こうっと。


こんなところも予算削減

2009-11-27 17:44:50 | 雑記

私は「ヘルスサポーター」という会員登録証を持っている。
いわゆる食生活改善普及や食育を推進していく会員という位置付け?

私はあまり熱心な会員でないので、町の催しに参加するくらいだけど。

その会が今の事業仕分けで予算を削減されるそうで、
予算を削減しないよう署名して下さい、と役員の方が見えた。

私たち会員は年間千円の会費を払って、講演を聴いたり、調理実習したり、研修旅行にいったりしている。実費をとられる事もある。
役員の人たちなどは、ほとんどボランティアでもっと活動している。

この事業のどの部分が無駄なのか私には調べる術はないのだけど、
活動自体は有意義なものだと思っている。

こうして色々な行政サービスがどんどん削減されていくんだろうな・・・

末端にいる者はそれこそ飴銭やボランティアで活動しているのに、
一番上層部にいる者が天下りで、法外な給料もらっているんじゃないでしょうね。

ちなみに、会員証の裏には「財団法人 日本食生活協会」と印刷してあります。


「平成大家族」・中島京子

2009-11-27 16:01:31 | 

新刊を中心に図書館で本を借りてくるのだけど、けっこうスカも多い。
この本は新刊ではないけど、今年の私のベスト5に入るくらい面白かった。

昭和の大家族と違い、平成の大家族というのは何らかの問題を抱えてる故に出たり入ったりと必然的に大家族になるのか。。。

引きこもりの長男、夫が自己破産して家族で世話になっている長女、出戻りシングルマザーの次女。おまけに介護老人までいる。

これだけ問題山積の家族だったらさぞや重~いストーリーと思いきや、
それがちっとも暗くならずに、みんな良い方向に事は進んでいく。
「世の中そんなにうまくいくか!」と言いたいところだけど、
みんなハッピーエンドになるのがたまらなく心地いい。

私はここのご主人の何事も事なかれ主義の穏やかなところが好き。
この御主人がいてこそ、この家族が幸せなのかも。

お母さんが、同級生に自分の家族の悲惨さを愚痴るが、「そんなのたいしたことではない」と一蹴されてしまう。
家族の数だけ、人々は色んな重い問題を抱えているもの。
うちだけじゃないと思うだけでも心が軽くなるってもの。

★★★★★

 


 

 


代理出産について

2009-11-26 17:55:50 | 雑記

代理出産について、道徳や倫理や法律のことに関してはよくわからないから、
主観だけを書いてみます。

私には二人の娘がいます。
一人はもう母親になっているので不妊とは無縁です。
もう一人は結婚すらしていないのですが、もしかして将来不妊に悩むことがないとは限らない。

もし子宮に何らかのトラブルがあって自分では産めないとわかったら・・・

私がまだ50代の前半で健康で、娘に切望されて、お金の問題もクリアできたら、
この母親のような行動をしているかもしれません。

しかし、いくら若い体だからって、次女に代理母を頼むような事は絶対したくない。

一番心情的なトラブルが少なくて済むのは母娘間だと思う。

命がけのこの行為、子を思う親の気持ちがそうさせるんでしょうかね。

蚊帳の外に置かれている夫の母親。
孫が出来た喜びもあるでしょうが、複雑な気分でいることは確かでしょう。


おまけ

2009-11-26 16:45:21 | 雑記

 この金利の低い時代、どこに貯金してもたいしてかわらない。

ならば、おまけのいいところにとJAにわずかばかりのお金を貯金してきた。 

 

保冷バッグと貯金魚丼2個
丼は孫達にプレゼント。早くこの丼で食べられるようになって欲しいな。

いつもATMしか利用していないから、店内に入ることはあまりない。
さほど大きくない店内には結構お客さんもいて、しかも会話が筒抜け。

世の中不況不況と言われているけど、皆さんちゃんと貯金しているみたい。
不況だから、将来への不安から貯金するのかな・・・

いつもお金がないという実母も小金があるみたいだし、
義父母も若いもんには迷惑掛けられないとけっこう貯めているみたいだし、
貧乏と豪語している私だって、そこそこ貯金はある。

しかし、最近「債務整理の相談は弁護士に・・・」みたいなCMをよく見るということは、
そんな人が増えているんでしょうね。

清貧とか、身の丈にあった暮らしが日本人の美徳だったのにね。

なんてことないおまけを目当てにせっせと貯金する市井の人で私はいいんです。
大金があって、金利だけで暮らすのも憧れだけど。


映画「風が強く吹いている」

2009-11-24 16:15:18 | 雑記

二十数年ぶりに見た映画は、「風が強く吹いている」でした。

そのチョイスってどうよ

だってダンナが見たいというのだもの

この映画の原作・三浦しをん氏の本は、私が何年か前に読んで、
「おもしろいよ」とダンナに勧めた本でした。

ダンナは、陸上関係の小説は好きで読みます。
「一瞬の風になれ」も私が勧めた本でした。(あれ?ダンナに勧められたんだっけかな)

ダンナはかつて陸上部にいたわけじゃなく、我が息子が中学時代陸上部にいたので、
そのおかげで、陸上競技にはまりました。

息子は、短距離だったのですが、
同じチームメイトの長距離の子の中の二人が推薦で県内の長距離の強豪高に行き、高校で大活躍。
そして、駒大だったか東洋だったか山梨学院だったかに進学。
今も華々しい活躍をしている子は、小学の時の持久走では息子が1位でその子は2位だった。
(ああ、過去の栄光)

息子は小学校の運動会では常に1位。リレー選手にも選ばれ、その流れで短距離にいったのだけど、
体つきからしたら、長距離か中距離が向いている。

もし、長距離に行ってれば、もしかして箱根?

・・・なんてありえるわけがない。あの根性ナシに長距離の練習が耐えられるはずがない。

前置きが長くなりましたが、映画の感想です。

スポーツ物って、その俳優の選考基準が人気度、もしくはイケメン度なのか、
それとも演技のうまさなのか、そのスポーツに長けている、ということなのか・・・

では、この映画はどういう選考基準で決めたのか・・・?
私が知っている俳優さんは、小出恵介クンしか知らなかった。
他の9人は誰も知らなかったけど、そこそこ走りこんでいるな、とは素人目には見えた。
特にカケルを演じた林遣都クン、走りがとてもきれい。
ちょっとした大会に出たら入賞するんじゃないかと思われるほど。

苦言を呈すれば、ライバル校のエース、なんであんな人を選んだの?
ダンナが言うには、「悪顔で選んだんじゃないの?」
大学生がオールバックかよ(笑)
失礼だけど、Vシネマのチンピラ役みたいな感じの人たち。
長距離選手には不釣合いな位無意味にガタイがいいし。

ストーリーは、原作を読んでいるので、スリル感はなかったのは否めない。
箱根駅伝に1年弱で出場するという無謀な計画が、原作はもっと緻密に計算され、読者も納得して読み進めることが出来たけど、
映画はどうしてもご都合主義というか、無理矢理感動場面を作っているように思われる場面もあった。

拗ねた大人にはちょっとクサいストーリーだったような気もするけど、
あの映画館にいた中学生が、友情とか、最後まで諦めないとか、
そんな素直な感動で見てくれていたら、おばさんはそれだけで嬉しい。

映画を見終わって、ダンナがもしかして「箱根駅伝生で見に行こうか」
というと思ったけど、それは言わなかった。
息子のチームメイトには「箱根駅伝に出場したら沿道に応援にいくからね」と
卒業時、はなむけの言葉を言った覚えはあるのですが。


いい夫婦at映画館

2009-11-23 23:21:37 | お出かけ

昨日は、11月22日・誰が決めたのか、いい夫婦の日だそう。

いい夫婦の日だからって訳でもないけど、ダンナと二人で映画を見に行く。

私は特に見たい訳でもなかったけど、
ペアでどちらかが50才以上ならチケットが千円になるらしく、
二人で見たほうが、お得みたいだとつい節約主婦根性が出ました。

私には二十数年ぶりの映画かもしれない。
ポップコーンを買って入るなんてこじゃれた映画館には行った記憶がない。

館内はとても狭く、スクリーンがとても近い。
(椅子は座りごごちがよかったけど)

見ている間は集中していたので感じなかったけど、
終わって車の中で絶不調。
たぶん車酔いに近い状態になったものと思われる。

あんな、ものすごい至近距離からテレビを見ているような状態だもの、
車酔いみたいにだってなりますって
(私は三半規管が弱い)

たぶん私は二度と映画館には足を運ばないと思う。

私たちが見た映画は、17時半からの上映だったので、終わったのが20時。
映画を見る前に夕食をとるのも早いし、終わったら絶不調。

結局家にまっすぐ帰り、残り物で夕食。

せっかくのいい夫婦の日が残り物かよ。(本当は外食する予定だった)
しかも私は気持ち悪くて夕飯食べなかったし。