五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

「綺麗な人」と言われるようになったのは、四十歳を過ぎてからでした

2008-06-25 23:14:32 | 
「綺麗な人」と言われるようになったのは、四十歳を過ぎてからで
林 真理子
光文社

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この本は、STORYの連載を単行本にしたものである。
STORY・・・私とは縁のない世界である。一度も手にとって読んだことがない。
セレブじゃないし、服なんてしまむらだし。
著書に出てくる全てのブランド物は持ち合わせていない私であるが、なぜ、彼女の本を読むのか。
地方出身者であるコンプレックス。容貌のコンプレックス。
そういうバックボーンがありつつ、イジワル目線が面白かったのですが、
彼女から、容貌のコンプレックスをとったら、ただの鼻持ちならない女?
松田聖子が全てを手に入れようとしてマスコミに色々言われてきたが、著者も類似である。カッコイイ旦那様と子供と仕事。そして小金持ち?
かたくななまで子供や舅姑が出てこないが、もし家庭において綻びが見えてきたら、「ホラ見た事か」と言いたいイジワルな私がいる。

明日から旅行

2008-06-25 18:21:55 | わたし

大人の休日倶楽部なんぞを使って、明日から東京に行きます。
今までは、息子や娘のところに宅配便で衣類を送っていたのですが
今回は持って行きます。

 家に手ごろな鞄がなかったので、皆さんコロコロを持っているので、
私も真似をして、コロコロを買ってみました。

         

これをコロコロ押して歩いている人を見かけても
声をかけないで下さい。

誰もかけないって


愛しの座敷わらし

2008-06-24 09:23:42 | 
愛しの座敷わらし
荻原 浩
朝日新聞出版

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どこの家庭でもあるような問題を抱えた家族が、父の仕事の都合で田舎の昔の家に引っ越すことに… 
そこには座敷わらしがいた。
家族はそれぞれ悩みを抱えている。その悩みは客観的に見ると凡庸ではあるが、それだけに、読み手によって登場人物の誰かに自己投影でき、感情移入できる。

この家族以外の登場人物も生き生きと書かれており、「座敷わらし」というファンタジーな物語だが、中身は、家族や社会をリアリティに描かれている。

米子さんやはるさんの方言が翻訳なしで理解できたことは自分でも笑えた。
方言も嘘くさくない方言だった。ちゃんと調べたんだろうか。

頭の中で映像がありありと思い浮かんじゃうので、テレビや映画になったら楽しいだろうな。

この本は、私の中では2009年本屋大賞候補です。★★★★★

補欠合格

2008-06-23 17:06:48 | 息子

先日、息子の奨学金の申請 に落ちたと書いた。
それが、電話が来て、
「奨学金を辞退した方がおりますので、お宅の息子さん借りる事ができますがどうしますか」
と問い合わせがきた。

 「是非受けます」と答えた。


 補欠合格ですよ。251番目だったのか
たまたま電話したらいたのか不明だが・・・

渡りに船なのか、この間弁当屋の面接に落ちたし。
弁当屋でもらえるはずだったお金を奨学金と取って代わったことになるのかな。
とりあえず、返済は先送りになった訳だ。

息子よ、奨学金は自力で返してくれ。

これが大学の補欠合格だったらもっと喜んだのに。
高校の先生は、「万が一補欠合格の電話が行くかもしれないので、3月の下旬は家で待機していること。留守だと権利は次の人に行く」と言っていた。

 電話ひとつで、そんな大事な事決定していいんだろうか


流星の絆

2008-06-23 09:15:58 | 
流星の絆
東野 圭吾
講談社

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ハッピーエンドで終わり、読後感がスカッとした。
幼い頃両親を殺人で亡くした3人兄弟が犯人探しをするストーリー。
あるコメントでは、犯人がすぐにわかってしまったとあったが、
私は普段推理小説を読んでいないせいか、最後までわからなかった。
ただ、犯人の動機がいまひとつ納得できなかった。
どの推理小説を読んでも、
「そんな事で普通人を殺すか?」という動機。
私は人を具体的に殺したいと思った事はないが、
殺人を犯す人の心理はそんなものだろうか。
国家公務員が、200万円のお金に困って人を殺めるのか?
貯金はなかったのか?
そんなどうでもいいことを思ったのでした。

ふ・ふ・ふ

2008-06-21 11:25:34 | わたし

 町内会の研修旅行で、麩の工房を視察してきました。
全て手作りで、ものすごく手間隙かけているのはわかったのですが、
昨今、近代的な食品工場をテレビなどで見ているので、
工房の入り口を開けっぱなしで大丈夫なの?ハエ付いているしと思ってしまった。

「国産の小麦粉なんですか」
と聞きたかったけど、その場の雰囲気が悪化するのを恐れ、聞けませんでした。                    

                  

お昼は麩の懐石料理でした。
おいしい事はおいしいのだけど、メインの材料が全て麩。
申し訳程度に山菜が添えられているだけ。
材料費そんなにかかっていないのでは?
3150円も取るんだったら、お刺身、茶碗蒸しくらいつけた方だいいのでは?

 一、 食前酒 梅しづく 
一、 先付  なま麩とウドのくるみ和え
一、 芭蕉盛合せ 六田しぐれ・木の芽味噌なま麩田楽・の豆乳コロッケ・
            のかまぼこ・のごぼうまき・のわさび和え
一、 吸い物 たけのこしんじょ
一、 造り  生ゆばとなま麩のお作り山菜添え
一、 雲片 やき麩となま麩・ゆりねとキクラゲ包み 
一、 酢の物 生ゆばとのいちごあしらい
一、 煮物  旬の野菜との揚げ煮
一、 香の物 梅たくあん
一、 御飯  ふ~どん(うどん)と山菜    
一、 菓子抹茶 まんじゅう お抹茶

そこでは、お土産も売っている。
さっき食べたコロッケやごぼう巻き、まんじゅうなど、
今日食べたほとんどのものがが冷凍して売っている。
えっ?私達冷凍食品食べたの?

同行した、平均年齢60歳くらいのおばさんたちがこぞって買っている。
スーパーの買い物かごがあふれるくらい…
お店の品がほとんどなくなるんじゃないと心配しました。
恐るべしおばさんパワー(私もおばさんだけど)
みんなお金持っているんだね。 


食堂かたつむり

2008-06-20 23:35:21 | 
食堂かたつむり
小川 糸
ポプラ社

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インド人の恋人に家財一切を持ち逃げされた主人公は、声までも失い、10年ぶりにふるさとの村へ。
全てを失った彼女は、母親に借金し、実家の物置小屋を改造して「食堂かたつむり」を始める。
お客は一日一組だけ。そこでの出会いが彼女を替えていく中、反発し続けてきた母親が病魔に侵されていると知り…

本の帯に、スピッツの草野さんとポルノグラフィティの岡野さんのコメントが載っていた。
この小説と何の接点もなさそうなアーチストがなぜ?
と不思議だったが、この方は、有名プロデューサーの奥様だとか。
なるほどね。
なんだか、この主人公が開いたレストラン(食堂と言わせているが)は、セレブな奥さんが採算を度外視して経営しているとしか思えなかった。
料理もエピソードもリアリティがなく、ファンタジーと思って読む分には「癒される」んだろうか。


こんな本が今売れてるそうです。どうしてこんな本が・・・

動いてみたら

2008-06-19 23:22:28 | わたし
「夢をかなえるゾウ」に触発されたわけじゃないけど、
たまたまハローワークを見ていたら、
我が家の近所の弁当屋で求人を出していた。
朝の4時~7時。
奨学金もらえなかったので、それくらいは稼げるかもしれない。
これはなかなか好都合ではないかと勇気を出して面接に行ってみた。
しかも、2日くらい朝の3時半起きの練習までして。

う~ん、働いてお金をもらうというのは、たやすい事ではない。
話を聞くと、20kgもある釜を持つというのだ。

・・・気が萎えてしまった。

私は股関節に問題を抱えている。
医者には、重いもの持つな、太るな、と言われている。
面接でも歯切れの悪い受け答えをしてしまった。
これは断らなくちゃ、と思っていたら
向こうから不採用の通知が来た。

まっ、いいけどさ

きっともっと若くて体力のありそうな人が採用されたんだ。
パソコン1級なんて弁当屋には不用だし。
もうすぐ50歳だし

夢をかなえるゾウ

2008-06-19 01:07:23 | 
夢をかなえるゾウ
水野敬也
飛鳥新社

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この本って自己啓発の本だったのね。
世界の偉人達の言葉をいっしょくたにして小話を作っているような感じ。
30近くの名言があるけど、それを全部出来る人なんてまずいない。
でもきっとこの主人公はできちゃったんですね。建築業界で成功しているみたいだし。

・靴を磨く
・募金をする

辺りまではできそうかな、と思うのだけど、

・人が欲しがっているものを先取りする
・会った人を笑わせる

なんて、あまりに私には難題過ぎる。
この本に啓発されて、5つくらい実行できたら、作者冥利に尽きる?

うちのトイレのカレンダーには相田みつをのカレンダーが飾ってある。

「がんばらなくていいからさ、具体的に動くことだね」

そう、この本を読んで感じたら動く事です。

私も動きます!!!


笹巻き

2008-06-18 00:00:31 | うちごはん

義母から笹巻きもらう

拡大図

作り方は、
1.生の餅米を笹の葉にくるむ。
 (これが技術がいる作業で、私がやるとほどけて米が出てくる)
2.鍋で煮る。

たったこれだけだけど、私にはできません

感覚としては、餅米のおにぎりを食べている感覚。
しかも砂糖入りのきな粉をまぶして食べるから、
なんだか、甘いおにぎりを食べているようで、
私はあまり好きではない。
子供たちもあまり食べない。
餅なら餅でいいんだけど、粒々が残っているのが好きでない。

だから、義母の技術を伝授したいとも思わない。

こうして、郷土料理がだんだん廃れていく。