せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

クリスマスローズ -2

2010-03-08 19:03:39 | 

2月26日に 雪の中から花芽を持ち上げたのを
健気に思ってUPしましたが

此処へきて 遂に次々に花が咲き始めました

我が家では この濃い色のクリスマスローズが一番乗りデス


植えられている場所は 低い塀の直ぐ内側で モミジの木の下

寒風は当たらず 適度に陽を受ける場所なので 早いのでしょう



同じ色のが 別の場所に植えて在りますが そちらは家の裏なので



日当たりが今ひとつな所為か 毎年コレより少し遅い開花になります。




同じ種でも 条件に依って随分差が出てきます

この株は元々 友達の鉢植えの


大株からのこぼれ種から発芽した 小さな苗を戴いて 
もう何年経ったかしら?

植えた場所がお気に召した様で 
徐々に株が大きくなってきて喜んでいます

クリスマスローズの種類を検索したら・・・まぁ数え切れない位の
色々な花色やシングル ダブル セミダブル咲きと ウットリする花だらけです


植える場所も無いので 欲しい気持ちもセーブ出来て幸いかなぁ(笑)

梅(白加賀) 満開

2010-03-07 17:19:29 | 

梅の花は既に 2月18日に紅梅を 2月23日に山の白梅
2月24日に 別の山のピンクの梅の花をUPしましたが

近くの空き地の大木の梅が 見事に咲いていたので再度UPしました。

此処には 前に住宅が在ったような気がしますが 空き地の隅には畑の様な所も在り
 
         空き地と言って良いのかどうかも判りませんが

この梅の花の ガクを見ると赤い色をしていて この木は多分
梅の実を採る為の 「白加賀」ではないかと思います。

前に貼った時にも「白加賀」ではないかと書いていますが

厳密には その時の品種は二種類 貼っていて名前に全く確信はアリマセン

今回 貼るにあたって検索した所「白加賀」はどうやら

ガクが赤いと知った次第で…

別の ガクが緑色の方は 梅の実を採る為の木には 違い無い筈です 
山の一角に 大量の梅が植えられているのですから
       しかし持ち主にお会い出来ない為 何と言う梅の木かは判りません
白い一重咲きで ガクが緑色と言う梅だけでも沢山の品種が有るのですから



ショウジョウバカマ(猩々袴)

2010-03-06 19:12:54 | 

猩々袴が咲きました   ユリ科の常緑多年草です

3月1日に初めて 花の顔を出したのを発見


早春 花茎の上方に半開で淡紅色の六弁花を数個着けます

山地の湿り気の多い斜面や湿原に生え 高さは10cm~30cmになります。

根生葉 はロゼット状で その中心から鱗片葉のついた花茎を伸ばします。

広がった葉っぱは 冬の間は手が寒さで悴んで赤くなる様に紅葉し

暖かくなると 緑色に変わります

4月~7月頃 花茎の先に総状に花を咲かせると 記されていましたから


私が待ち切れずに焦って ウチの庭のをUPしましたが 

春を待つ気が急いてなので まだまだ これから咲いてくるのでしょう


道理で花茎が伸びて居らず ロゼット状の葉の上にチョンと乗って居ますから

北陸だからと諦めては居ますが 毎日雨ばかりで山にも中々行かれず
撮るのさえ 少しの止み間に…てな具合で 
キラキラした眩しい春の陽は 中々望めません

花色は ピンクや淡紅色 濃紫色 白色などがあり
我が家にも白い花のが有った筈でその内咲いてくるのでしょう

名前の由来は… 

猩々は中国の想像上の動物で 猿の様な顔で 毛は紅色 大酒飲みだそうです
花をこの猩々の赤い顔 に見立てて葉を袴に見立てたものと言われています



ハルサザンカかしら?

2010-03-05 19:45:37 | 
近所で見かけた 気になる花で

最初は 「何て小さな椿なの」と思い でも

葉の小ささや 木の直立した様子などから

もしかしたらサザンカかも

花の咲ききった直径が最大でわずか5cmたらずなのです

サザンカに
こんな真っ赤な小さな花が 在るのかしら

いつも参考に観ているサザンカのページで捜しましたが
花の色とか 大きさとか

何cm迄は 記載されて無いので
そして画像にしても 撮り方ひとつで印象も変わるし
矢張り 名前の特定は私にはムリですが

一応 似た感じの花で言うと

ガイセン(凱旋)
鮮紅色 小輪一重 11~3月 京都や三河地方にも古木がある

ミカワクレナイ(三河紅)
桃紅色 小輪 一重 11~3月 花弁がよれる平開咲き
1970年代初期に三河地方で栽培されていたもの

カンノンジ(観音寺)
紅 中小輪 一重 12~3月 寒中が開花最盛期となるが
花着きが極めて良い。
福岡県久留米市外の田主丸の観音寺境内に古木がある

テンリュウコウ(天竜江)
淡紅色 小輪 一重 盃状から後に平開 12~3月
1975年に磐田郡豊田町の旧家で発見された

ヒラン(飛鸞)
紅桃色 小輪 一重 12~3月「凱旋」を親とする実生と考えられている



以上はみんな ハルサザンカ群ですが

「花着きが極めて良い」と言う一言で観音寺かしら?と
勝手に想像していますが この中のどれでも無いかも知れません

名前が判らなくても素敵さには全然かかわり無い事ですからネ


参考までに サザンカのページのURLです ↓
http://homepage2.nifty.com/nijime/pages/sazanka-list.htm

太郎庵(タロウアン)椿

2010-03-04 17:43:31 | 

太郎庵つばきは 江戸時代中期の茶人 高田太郎庵が愛好した椿で

熱田神宮から分けられた藪椿の一変種だそうですが
現在でも 茶人の間で尊ばれているのだとか…

2月28日に 加茂本阿弥(カモホンナミ)窓の月 椿を貼りましたが
それよりずぅっと早く 12月頃から咲き始め 雪の積もっている間も

咲いては居たのですが 何せ積雪や鳥で 花びらが痛むので
撮るに耐えず 雪が消えて 今 盛んに咲いていて

これから未だ ひと月は咲き続けると思われる我が家の太郎庵です。


1月22日に二度目のUPをした 曙(アケボノ)椿よりは心持ち小さい花かも
しれませんが そして花の色もアケボノに比べれば青味のピンクですが

花の着く様子は アケボノが伸びやかに花が着くのに対して 
太郎庵は ギッシリと沢山の花を着け

枝を伐るにも 花が有り過ぎて何処から伐ればと 迷う程
   花と花の間が詰まっていて 花数が多い品種なのでしょう

ツボミの開き始めは茶筅型の感じで 活けるのに良い感じ デスが

花が咲き出すと鳥が来て突付くので
 
     開いた無傷の花を撮るのが難しいです



こちらも 茶花友達に重宝され暮の内からモテモテの椿です。


河津さくら

2010-03-03 19:29:57 | 
カワズザクラ(河津さくら)

今日は
桃の節句ですが 桃の木は未だ硬~~いツボミで
当分 咲きそうに有りませんが



今朝の新聞で「河津桜が咲き始め…」と載ったので



早速撮りに…あぁ 雨です。



昼前 チョッと雨が止んだ時を見計らって

大急ぎで撮ってきました。

河津桜は 寒緋桜と早咲き大島桜の自然交配種と言われていて

花形は平開形で一重のやや下向きで

花色は蕾の時は濃紅色ですが満開時では淡紅色になります


さくら今年の 桜の始まりですから





この河津さくら2月に数日暖かい日が続いた所為でしょうか





モチロン毎年 染井吉野よりずっと早く開花するのですが



それでも去年より随分早い開花です

さくらの花 いよいよ春!と言う気分にさせてくれる花です
 
北陸 金沢では今やっと…ですが 既にアチコチで河津桜まつり等が盛んな様ですネ

大輪の赤い椿

2010-03-02 18:52:04 | 

昔 戴いた枝を挿し木して 着いた椿ですが

その頃は 戴いた枝は手当たり次第挿し木していたし

もう随分経ってしまい 名前は判らなくなりました



椿がマイブームの時で 色々の椿を買いもしました。

この椿 赤い八重咲きで 大輪(花径13㎝強)で

樹勢もとても強く
 
枝を伐っても伐っても ドンドン新しい枝を出します

ツボミの時からボリュームが有り 開きかかる迄は
まぁ良いとして 開花した花は大き過ぎて・・・

それでも時折 「良い感じのツボミを頂戴」と友達が来ますが

「木を貰ってよ」と言っても植える所が無いとか言って

逃げられてしまい どうしようかと毎年迷っています。

やはり 裏の彼方へ移植するしか 仕方が無いか

命あるものを むげに捨てる事も出来ないし

誰か貰ってくれないかなぁ 


ユキワリソウ(雪割草)

2010-03-01 18:13:59 | 
ユキワリソウ(雪割草) ミスミソウ(三角草)


艶のある葉が 3 ツに分かれて 先がチョッと尖っている為
ミスミソウ(三角草)と呼ばれるそうです。

早春にまだ雪が残っている3~4月頃咲くので

園芸上 雪割草という愛称で親しまれています

雪の下でも常緑で頑張っていて

今朝 気付いたらヒッソリとキウイの木の下で咲いていました

そう言えば三月ですもの もう春ですよねっ



早速 ユキワリソウの得意な友達の家へ撮りに行きました



花弁のように見えるのは萼片で 花色は

白、桃、赤、紅、紫、紅紫、藍、緑、淡い黄色 等栽培も盛んで

八重咲きや覆輪花の品種も作出されています

本来は 主に山間部の落葉樹林の林床や傾斜地に自生します。

園芸上、ユキワリソウという愛称で親しまれていますが
その名前は本来サクラソウ科の「プリムラ・モデスタ」という別の植物の和名なのです

節のある地下茎から春に花茎を伸ばして その先端に可憐な花を咲かせます

花色はもとより花の咲き方もバラエティーに富み 
特に日本海側の一部に自生するオオミスミソウは変異が多く多彩なのだそうです。

そして、それらが相互に組み合わされて

多弁花、乙女咲き、二段咲き、三段咲き、千重咲き、丁字咲き、唐子咲き など

さらに多くの品種が作られました。



新しい葉が展開する前に古い葉を摘み取らないように気を付けましょう。作業の適期は初夏です

株分けと実生(タネまき)で増やす事ができます


とても綺麗なので 以下ご参考までに…
(新潟市立総合教育センター・植物資料室さんHPより)
http://www.netin.niigata.niigata.jp/zukan/omisumi2/omisumi.htm