せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

トサミズキとイヨミズキ

2010-03-18 19:58:05 | 
昨日に続いて 又 黄色い花の木デス

トサミズキ(土佐水木)

トサミズキは庭木としてあちこちで見ますが 

トサミズキの黄色の花房が伸び始め





         蕾が割れて花が下がり始めて来ました

このトサミズキの野生地は土佐に限られているので ふさわしい名前だと

牧野博士は書いていますが

四国や中国地方にも自生しているそうです



イヨミズキ ↑ ↓(伊予水木)又はヒュウガミズキ(日向水木)の方は 



伊予でも日向でもないのだそうですが・・・


トサミズキもイヨミズキも マンサクやサンシュユ等と同じに 
葉に先立って淡黄色の花を開きます

トサミズキは一つの花序に5~10個の花が垂れ下がり 

   花の間から雄しべの先(葯は赤褐色)を覗かせます


イヨミズキ ↑ ↓(ヒュウガミズキ)の方は あっさりと

        花の数も2~3個で樹高も2m程までで

トサミズキに比べると 花も小振りで枝も華奢なので区別が付きます。


山に植えられて 放置されたままだと 伸びのびと育っていますが

庭に手入れされて 古木になっているのは 枝が込んで

    花が下がると とても賑やかです 





サンシュユ と オウバイ

2010-03-17 19:24:53 | 
サンシュユとオウバイ
(黄色い花の早春の木2種)

サンシュユ(山茱萸)

サンシュユは高さ4~5mの落葉する小高木で 3月頃
早春に 葉に先だって小さな黄色い花を塊状に付けます

秋にはグミの様な長さ1.5~2cm程の長円形の果実が赤く熟して可愛いです

葉が芽吹く前に5mm程の黄色い小花を枝いっぱいに咲かせ
満開の花が黄金色に輝く様に咲く姿からハルコガネバナとか

秋に紅熟した実の様子からサンゴバナとかアキサンゴ等と呼ばれています

何と無く 春先の一番早く咲く花と思っていたサンシュユですが
ロウバイの方がずっと早くて コチラは随分あとでしたネ~

初めてツボミがワレて黄色い色が見えてきて 

それを撮ったのが 3月4日

寒い日が続いて中々開花しなくて

次に撮ったのが ↑↓ 3月8日 チョッとツボミが飛び出て来だしていました。





山のサンシュユは↑↓ 3月12日 見に行ったらソロソロ咲き出していました



そして今日 ↑↓ 3月17日 とても綺麗に咲いています

ツボミが黄色くなってから 約2週間かかって丁度見頃です

山でも 沢山咲いていますが

やはり 手入れの行き届いた庭のサンシュユは 姿も良く中々見事です


オウバイ(黄梅)

春先は黄色い花が多くて このオウバイも可愛い花ですが

挿し木で簡単に着くからと 枝を貰って挿しましたが

着くにはつくけれど半つる性で垂れ下がるし



枝がアバレてお行儀が悪く 上手に形を作れません


と言う事で 咲いても未だ全体を撮る気にならないのです

縦横に伸ばした枝に花を付け 花は2.5cm位で明るい黄色です 

何年かして 木が育てばどうにか格好がつくモノなのでしょうか

一重と八重のものが有るそうですが
八重咲きのは未だ見た事がありません









キンキマメザクラ(近畿豆桜)

2010-03-16 18:47:45 | 



3月11日に近くのビルの片隅で か細い枝の桜がヒョロリと伸びて
小さな桜の花を咲かせているのを見つけました

わざわざ植えたの?と疑う位 情け無い様子の木ですが
   3月11日 ↓ ヨソのサクラ

良く見れば ちゃんと桜の花デス

山で自然に生えているのが こんな桜だったのを思い出して

ウチにもそんな桜が在ったっけ と裏へ見に行ったら

   3月14日 ↑ ウチのサクラ
在りました しかも もっとずっと大きな木です

何時の間に! こんなに大きく成っていたのかしら

マメザクラと言うのが在りますが 毛が無いので

キンキマメザクラなのでしょうか

本州中部以西に分布する野生種で マメザクラの変種

マメザクラとは 顎筒等に毛が殆ど無い事 
   萼片が細長く鋸歯が無い事などで区別できるそうですが

マメザクラと同じく低木性で日当たりの良い所に生育すると

良く 種を特定するのに「毛が無い」とか言いますが
モノに依っては これが毛?と言う程 細かいのを言いますから

この桜がキンキマメザクラかどうかは 定かではありません
どちらも花期が4月となっていて

花弁の色は白色~淡紅色 大きさ 小輪~中輪 一重咲き
は合っていますが

   3月16日 ↑ ウチのサクラ

この ウチのサクラは 毎年ウチでは一番先に咲くので…
(もちろん 河津サクラよりは遅いですが)
3月の内に咲き 4月にはとっくに終わっています

この木は 多分山で実生の15cm位の竹串の様なのを採って来て
貰ってから もう何年もの月日が経ったモノだと思うので

園芸種ではアリマセン

3月15日に気温20℃以上あった為に 今日寒いのに満開近いです
雨のチョッとの止み間に撮りましたが 
  今はもう寒い雨ふりで散ってしまうのでしょうか チョッと残念



春の芽吹き -2

2010-03-15 19:06:23 | 日々の暮らし
3月も半ばになれば 天気の悪い日ばかり続く金沢でも
たまには 暖かい晴れの日があり

眩しい陽の光に照らされると まるで一斉に芽を出す様で

本当は チョッとずつ出ているのですが お天気でウキウキと
いろんなモノが 目に飛び込んでくるのでしょう

オオイヌノフグリを今年初めて見た様な ホントはもっと
ずっと前に出ていたのでしょうけれど

山のフキノトウもすっかり花が咲いています





ウチではアケビの芽が…と言うか ツボミがムクムクと出始めていますし





牡丹の芽の開きかけの中に ツボミがみえました





今朝 ツクシが一面に出ているのをみつけて

     これは絶対春デス と思ったのでした





雑草の中までもヒメオドリコソウが咲いています。

  春は次々と色々なモノが咲いてきて撮るのも大忙しデス(嬉笑)

クリスマスローズ -4

2010-03-14 18:51:15 | 

昨日に引き続き…ですが 今日は白い花のを。



苗を買ってから もう2~3年は経つかしら 





八重咲きのクリスマスローズは 白いけれど華やかで
大事にしています

大事と言っても 昨日も言った通り
多肥は厳禁と思っているので 薄い液肥をたま~~に施すとか

化成肥料のつぶつぶも 恐々遠巻きに置いたり

周りの草採り程度の事ですが

どの花も 大体は咲き始めて注意が向く位の
好い加減さですから



どれも大して立派に咲かせる事は出来やぁしません



もう一つ
白い コチラは一重咲きのタイプですが



これは 草丈が低いので 切花にはならず



ただ 眺めて楽しんでいます 

クリスマスローズ -3

2010-03-13 18:12:37 | 

3月8日に「クリスマスローズ -2 」で
我が家の濃い色のクリスマスローズをUPしましたが

今日は 薄い色の方を貼って見ました

この色のが 一番丈夫な種類なのか ウチでは
こぼれ種でも発芽して 簡単に別の株が出来ているし

元々植えて有る株も どんどん大株になっています

最初に花芽が上がったのは2月20日 それから雪も何度かつもり

今 盛んに咲いていて ツボミも沢山有るので

暫くは咲き続けるのでしょう この株は

キウイの根元に植えてあり 其処が余程気に入っているのでしょう

前に白い花のクリスマスローズで 大株になり
20も30も花が着いて 嬉しくて

沢山増やして 友達にプレゼントしようと
せっせと肥料をあげていたら

アッと言う間に 枯れてしまった事があって

施肥は怖くて 控えめにしています

前にも言いましたが
クリスマスローズの種類を検索したら・・・まぁ数え切れない位の

色々な花色やシングル ダブル セミダブル咲きと 
ウットリする花だらけですから

この花に魅力を感じて 凝る人の気持ちは良く解ります

私はと言えば
一つのモノに夢中になるより 広く色々な花が欲しいので
どれも マトモに立派には育てられません

四季それぞれ一年中 何か咲いていてほしいのです

それにしても昨日二週間ぶり位でやっと日差しが足りて
開花を見られたキクザキイチゲの花が

たった一日だけ 咲いて
また冷たい雨になって萎んでいます
今年の金沢は 雨がことの他多いような気がしています



キクザキイチゲ

2010-03-12 20:02:24 | 
キクザキイチゲ(菊咲き一華)別名キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)


落葉樹林の縁や草原 山地の林の中などに生える多年草です。

一本の茎に一つの花を咲かせるので一華と呼ばれます。

花の下にある茎葉は 3 出複葉で三枚が輪生しています。

青紫の花の様に見えるのは花弁ではなく萼片で 本当の花びらはありません。
後ろから見ると ↓ ガクがないでしょう?

花の色は ウチでは青紫から薄紫色と白があります





と 此処までは アズマイチゲもキクザキイチゲも同じなのですが

ネットで見ていると ドチラかを見分ける方法が色々書いてあり 

アズマイチゲ(東一華)の葉は細かく裂けて無いし 葉はあまり切れ込まず
だらりとたれます また花柄に細かい毛は生えていませんし



キクザキイチゲ(菊咲き一華)の葉は細かく裂けていて 葉は名前の通り
菊の葉に似て切れ込みがあり 葉は生き生きと上を向いています。

と有りました

同じような所にキクザキイチゲと良く似たアズマイチゲが
咲いている事が有るでしょうが簡単に区別できるでしょうと有りましたが

ウチのそれは 葉がだらりと垂れてはいませんが かと言って
そんなに細かく裂けているとも思えませんので 良く判りませんが
写真で比べると ウチのはキクザキイチゲになります

名前がドチラだとしても ウチの庭で毎年少しずつ増えていき
白や淡いブルー 紫など色々な花色の変化が楽しめるこの花は
大好きな花のひとつです。

日が当たると開いて 夜や雨の時は閉じているので

2月28日に初めて ↓ 撮ってから ずう~~っと天気に恵まれず

お日さまが射さないと咲いてくれないので


散々待たされて とうとう
今日 初めて咲いたのを撮る事が出来たのでした。

この花 多雪地の山地などには普通に見られるが
関東では少ないらしいので 雪国で良い事も有るんですねぇ



ノシランとコノテガシワ

2010-03-11 18:44:34 | 日々の暮らし

昨日のニュースで鎌倉の鶴岡八幡宮境内の大銀杏(イチョウ)が
倒壊したと伝えていて驚きましたが 

ご神木の倒壊に 小さい頃から学校の行き帰りに親しんで居て

大変残念と涙を浮かべる老人の姿を見て 
そう言うものか…と思いましたが 怪我人が無かったのが幸いでした

近所のコノテガシワも今年の大した事も無い雪で 沢山折れていて
昨日の強風で また 別の樹が折れていました。

樹齢1千年余と言う30mの大銀杏さえ 折れるのなら しかたが無いか~と
妙な 納得の仕方ですが 慈しんで育てた樹が一瞬でダメにされるのは

やはり無念でしょうねぇ

我が家でも毎年 自然の力で 何かしら折られています。

全然 関係は無いのですが

ノシランの実が色付いていて 

1月終わり頃は未だ ↓ こんな感じでしたが

沢山のブルーの珠が綺麗に生るのを

待っていたら 勢揃いする前に 次々無くなってしまいました

何処かへ飛んで行ったのか それとも鳥さんの仕業でしょうか


コチョウワビスケ(胡蝶侘助)

2010-03-10 18:50:17 | 

江戸期に「侘助」と呼ばれていたのはこのコチョウワビスケだそうです



成長した木では 正常な葯を持った大きい花も着けるようになるそうですが



我が家の木は まだ1.3メートル程なので





極小輪の侭なのでしょう



一重の猪口咲きで 開花は3~4月

前に(1月20日)藪椿をUPした時に一輪だけ咲いていて

貼っていますが 只今 本格的に咲き始めています






樹勢は余り強い方では無いらしいので ちょっとだけ大事にしています

可愛い花ですが 侘助椿の中では少し遅い開花なので…

おまけに

ヤブツバキ(藪椿)を貼りました

何本か有るウチのヤブツバキですが それぞれ微妙に赤い色が違っていて





黒っぽい赤だったり 明るい赤だったり木の性質なのか





何本も有ってもそれぞれに 楽しめる自然な椿らしい花です



緑色の萼の梅

2010-03-09 19:14:48 | 

一昨日の続きですが…
「白加賀」では無いと思えるガクが緑色をした白梅ですが


こちらも咲き競って綺麗だったので 再度UPです

検索して「緑萼梅」と言う梅を見つけました
モチロンこれが 緑萼梅と言う確証は有りませんが

緑萼梅は文字通り 淡い黄緑色の萼をしていて
中国原産の梅 庭木や盆栽用に植えられ

此処 金沢市の兼六園にも在りますので

地域的には 可能性はありますが

他にも白い一重咲きの梅では
月の桂 春日野 冬至 雪の曙 月影とか
素敵な名前の白梅など 沢山の種類があるので 分かりませんが

花の好みから言うと 白い花でも 白加賀とか
大抵の梅がガクの色が赤いので
わたしは断然こちらの緑萼の方が好きです

ガクが緑色だと
花の正面から観ても 透き通った純白の白い梅に観えて
美しさが際立って見える 気がするからです。

そして花の付き方 枝の感じも 
あっ…でもこれは木の作り方次第 なのかも知れないですね 

どちらにしても梅の実はちゃんと生りますけど
良く白い梅は実が生ると書いて有りますが

赤でもピンクでも 実はみんな生っていますが…