1月18日(月)
唐津市指定の学力向上研究推進モデル校として、全ての学級で授業を公開した研究発表会を開催しました。
唐津市はもちろん、県内外の教育関係者や保護者・地域の皆さんなど、200名近くの参加者に囲まれる中、子どもたちは、やや緊張しながらも、いつも通りの学びの姿を見せていました。
1年生から、授業を子どもたちで進行するスタイルを、ほとんどのクラスでとりました。
子どもたちが、自分の力で学んでいく学び方を身に付けていくためです。
こうすることで、先生は、どの子がどのような考えを持ち、どのような学び方をしているのかを、しっかりと把握することができ、次の指導へと生かすことができるのです。
ひとりでしっかり考えたら、次はグループで考えを出し合い、整理したり比べたりしながら、グループで一つの答えを導き出します。
グループごとの話し合いの中でも、司会、記録、計時、報告の4つの役割をそれぞれの子どもが分担し、それぞれ経験できるようにしています。
グループで1つに絞った考えを、クラスみんなで共有し、どの考えがよりよいか、意見を出し合います。
今年の授業研究で私たちが大事にしたのが「ワークシート」、ノートの代わりとなる学習プリントです。
○単元全体や1時間の学習の流れが見通せる。
○発問が具体的である。
○思考操作や言語操作をさせられる。
○子どもが自分の考えの移り変わりをとらえさせる。
どの子も課題解決に向かって考えを持つことができるように、こうした工夫を繰り返し修正に修正を重ねて、「ワークシート」は作られているのです。
講師として4度目の来校となられた井上一郎先生や多くの参加者の皆さんから、子どもたちがしっかり考えて勉強していたこと、先生たちが授業改善の努力をよくしていたことを褒めていただきました。
夕方。
再度、大志小に戻られた井上先生を囲んで、PTA主催の教育懇談会が開催されました。
大志小で行われている教育について。
そして、今の小学生がこれから迎える高校・大学入試制度について。
分かりやすくお話いただきました。
たくさんの保護者の皆様のご参加、ありがとうございました。
また、池田会長さんの進行も見事でしたね。
内容の要旨については、校長室だより第35号をご覧ください。
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