3月3日(金)
毎週金曜日は、フッ素洗口の日。
朝の会が行われている2年生の教室。
机の前には、もう、子どもたちのコップが準備されていました。
フッ素洗口が始まりました。
決められた量の液を口に含み、音楽に合わせて、ぐちゅぐちゅと歯を漱ぎます。
終わったら、コップの中に戻して、手洗い場でコップをきれいに洗ってしまいます。
1年生の教室でも、同じように、ぐちゅぐちゅっとしていました。
使ったコップはきれいに洗ってしまいます。
金曜日なので、家に持って帰って、きれいにして、また月曜日に持ってきます。
クラスによって、準備や後片付けのしかたは若干違いますが、洗口の仕方は同じです。
このフッ素洗口が始まったのは、かつて、佐賀県の児童の虫歯保有率が全国ワーストワン、その中でも東松浦地区の状況が最も厳しいという時代が長く続いていて、この改善を図るために、唐津市が予算を確保して始まった取組です。
希望制で約9割の児童がフッ素による洗口、希望しない児童は水で洗口しています。
虫歯になりにくい強い歯にするというこの取組が始まって、佐賀県では12歳児の虫歯保有率が急激に減少し、2012年文科省の調査では、一人当たり0.8本、全国第4位までに改善されました。
丈夫な歯は、健康な体づくりの基本。
そして、優秀なスポーツ選手やパイロットになるためにも、虫歯がないことは大きな条件となっています。
大志小では、これからも、子どもたちの虫歯予防の意識を高めるとともに、毎日給食後の歯みがきと毎週金曜日のフッ素洗口を続けていきます。
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