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授業研究発表会に向けて

2016-01-16 | 日記

 

1月16日(土)

 

いよいよ来週18日(月)は、学力向上授業研究発表会です。

子どもたちの学力向上を目指す授業をするために、大志小の先生たちは、みんなで授業を見せ合いながら、授業の工夫、改善を進めています。

 

 

その研究成果を発表して、多くの先生たちからの意見をいただき今後の授業改善に生かそうとするのが、このような授業研究発表会のねらいです。

 

 

では、大志小では、どのような授業を基本形として考えているのか。

もうすでに何度も紹介しているように、まず、ひとりでしっかり考える時間を確保します。

 

 

この時間は、どの教室も「しん」として、カリカリと鉛筆の走る音だけが聞こえてきます。

 

10~15分程度ひとりでしっかり考えたあと、グループで話し合う時間になります。

 

 

お互いにワークシートを見せ合いながら考えを伝えたり、付箋に書いたものを出し合ったりしながら、グループで考えを整理していきます。

 

 

そして、クラスのみんなで考える時間になります。 

みんなで考えを出し合って、学習課題を解決するのです。

 

 

また、自分の考えをしっかりまとめるために、「書く」活動を必ず取り入れるようにしています。

 

 

課題を解決するための見通しを立てる。

しっかり考え、しっかり書く。

そして、考えを伝え合い、話し合って、よりよい一つの考えを導き出す。

この学びの過程を、できるだけ子どもたちの力でできるようにする。

これが、学力向上の基本だと考えます。

 

もちろん、先生の出番が大事です。

子どもに学習する時間をたっぷり与えるということは、それだけ先生が話す時間や内容を短く必要最小限に絞り込むということになります。

授業の初めに、子どもがどのような流れや方法で学習を進めていけばよいか、説明や指示をします。

 

 

授業の途中で、子どもたちの方向を修正したり、学び方を身に付けるための指導をしたり、司会が十分に伝えきれなかったことを補ったりするために、先生が必要に応じて出ていくこともあります。

 

 

学習の終わりに、子どもたちの学びのよかったところをほめたり、学んだことの意味づけや価値づけをしたり、不足していた部分を補ったりします。

 

 

このように、大志小では、子どもが自ら学ぶ力を育てることを目指し、「学力向上アクションプラン」としてこのようなスタイルの授業に取り組んでいますが、さらに、子どもを受け身にしないために教師主導の授業スタイルの殻を破ろうと、子ども司会を取り入れた授業にも挑戦しているところです。

 

 

今週は、研究発表会の時に行う授業の単元に入り、授業指導案やワークシートの細かい修正が進みました。

参加者が200名以上になりそうな大会ですが、保護者や地域の皆さんも参観できますので、ぜひご覧になってください。

 



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