駅伝大会
11月8日(日)
唐津くんちの次の日曜日は、唐津市小学生駅伝大会です。
かわいい応援団が手にしているのは、4年前の6年生が卒業制作で作ってくれた大志小の応援旗です。
午前10時。
男子の部が始まりました。
大志小男子チームのゼッケンは15番。
先頭からあまり離れていない好位置で、1区の6年生が力走しています。
2区は5年生。
しっかりとタスキがつながりました。
3区を走るのは4年生。
沿道の応援団からも、大きな声援をいただきました。
4区の6年生にタスキがつながります。
ゴール200m前、最後の坂道です。
しっかり腕を振って、がんばれ!
5区から6区へ。
5年生でつなぎます。
7区も5年生。
昨年よりタイムも順位も上回る、11位でのゴールでした。
自己ベストの走りをした選手もたくさんいました。
会心の笑顔で、記念写真です。
男子に続き、11時から、女子の部が始まりました。
男子も女子も同じコースです。
1区だけが1周半、約2km走ります。
接戦を繰り広げて、2区につながりました。
5年生同士のタスキ渡しです。
中継点の3区の4年生へ、タスキが渡りました。
4区の5年生が力走です。
男子チームの選手たちも先生たちも、みんなで応援です。
5区の唯一の6年生も頑張りました。
6区の5年生へ声をかけて、タスキを渡しました。
7区アンカーも5年生。
しっかり前を見て、がんばれ!
最後の坂道の手前には、たくさんの大志小応援団。
疲れも忘れ、思わず笑顔で駆け抜けます。
女子チームは、残念ながら最下位でしたが、下級生の多い中でよく健闘しました。
12時から、約1kmの競走も行われました。
男子も女子も、それぞれ最後まで完走しました。
駅伝はただ走ってタスキをつなぐだけの競技ですが、とても奥の深い競技です。
無心になって走れることは少なくて、実際は、実にいろいろなことを思いながら走ります。
自分に克つこと。
そして、仲間の頑張りに思いを馳せること。
1分でも1秒でも、速く走ろうと頑張った仲間の気持ちを引き受けて、自分もゴールまで諦めずに走ろうとする気持ち。
そこに、人間として成長できる場面があります。
今回は、特に、女子チームが最後まで7人以上集まるのか、心配する毎日が続きました。
練習に集まったのは4年生と5年生。
しかも、7人には届いていませんでした。
5年生のメンバーが、毎日給食時間の放送で呼びかけ、先生たちも子どもたちに声をかけても、なかなか走ろうという子どもたちが現れませんでした。
しかし、こうした思いを受けて、最後に2人の6年生が練習に参加することになりました。
挑戦しようと決意するまでには、いろいろな思い、心の中での葛藤もあったことでしょう。
2人のおかげで、女子チームとして出場できる人数が揃いました。
大志小開校以来連続出場していた記録を途切れさせなかったことは、本当に大きなことだったと思います。
駅伝に挑戦してくれた子どもたち全員に、大きな拍手を贈ります。