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大志の日

2013-10-09 | 日記

10月9日(水)

 

「大志の日」とは、一中、長松小の先生たちが大志小に集まり、授業の様子を観察して、一中校区の小中連携を考えていこうというものです。

 

 

1学期には毎年一中が「一中の日」、2学期には1年おきに長松小と大志小が「長松の日」「大志の日」を行います。

 

今年のねらいの一つが「教科の学習の連携」なので、大志小の先生たちもそれぞれの担当教科の授業を公開しました。

 

 

これは、食育の授業。

おもに、1~4年生では「特別活動」、5・6年生では「保健」の授業として行います。

大志小の給食を作っていただいている「鎮西給食センター」の栄養士さんが、こうやってどの学級にも入ってTTでの授業を行い、時には給食の様子も見られたりしながら、栄養のバランスを考えて、いろんな食べ物をおいしく食べることのできる子どもを目指しています。

 

 

こちらは、3年生の学級会の授業。

土曜日も学校に行っていた時代にはあたりまえのようにあった学級会も、週五日制になってからはなかなか時間がとりにくくなりました。

学級会が5・6年生になったときの児童会活動、そして、中学校の生徒会活動へとつながるもとになっていきます。大事にしていきたいですね。

 

 

大志小では、1時間(45分間)の授業の組み立てを大事にしようと取り組んでいます。

授業の最初に、必ずこの時間の学習の「めあて」を示し、この1時間でどんなことを勉強するのか見通しを持たせます。

 

 

そして、1時間の見通しを持たせながら学習を重ねていくと、次第に子どもたちが、こんな学習の時はこのような進め方をすればよいということが分かるようになってきます。

これが、子どもたちが「主体的に学ぶ」力をつける、最初の一歩だと考えています。

そのためには、先生たちがそれぞれの考え方、自分流の学習スタイルで授業をすすめてしまうやり方ではうまくいきません。

 

 

今日の学習の「めあて」をしっかりつかみ、「ひとりでタイム」でじっくりと考え、「ふたりでタイム」「みんなでタイム」で発表し合うことで、自分の考えがより広がったり、修正されたり、深まったりします。

そして、授業の最後の「まとめ」で、1時間の学習をまとめたりふりかえったりします。

 

 

全校で学習スタイルをそろえていくことで、数年後には、「こんな内容の学習の時には、このように学び進めていけばよい」という学び方を身に付けた子どもたちが、どんどん学習を進めている大志小になっていると信じて取り組んでいます。