１０月４日（金）
「ざくろの実」を食べたみなさんへ
きょうの朝、こうちょう先生は、きょうとう先生から、
「大志小学校のうんどうじょうにある『ざくろの実』が、ぜんぶ食べられてしまいました。食べかすがあちこちに投げちらかしてありました。中には、白いかべに投げつけてあったものもありました。」
というお話を聞きました。
そして、子どもたちの中には、
「こうちょう先生が、食べていいて言わした。」
と言っている子もいると聞きました。
こうちょう先生は、ある子から、
「きょ年も食べよったけん、食べてよか？」
とたずねられたので、
「こうちょう先生は、きょ年おらんだったけん、ほかの先生にたずねてみるので、きょうはまっといてね。」
と答えていました。
でも、そのときに、「ざくろの実」をひとつぶだけとって、
「きょ年もこれくらいのときに食べた？」
と、その子にわたして、あじ見をしてもらったのです。
そのようすを見ていたお友だちが、「食べていいんだ」と思ってしまったんだなあと、そのことは、こうちょう先生もはんせいしています。
ですから、「ざくろの実」を食べたみなさんのことを、しかる気持ちはありません。
ただ、食べたあと、食べかすをちらかしたり、かべに投げつけたりした人には、そういう心ないことはしないでほしいと、注意したいと思っています。
きのう、先生たちが注意されたことも、食べたことではなく、食べたあとのことなのです。
そのことを、きちんと伝えるために、このお手紙を書きました。もし、お家の方にもたずねられたら、このお手紙を見せて、こうちょう先生からのお話を伝えてください。
大志小学校の「ざくろの木」は、みなさんのお父さんお母さんが小さいころからこの学校にある、思い出の木です。みなさんも、これからも大事に見まもってくださいね。
平成２５年１０月４日
原口こうちょう先生より
今日の帰りがけ、関係のあった子どもたちに、このような話をしました。お家の方にもお伝えしようと、今日の記事にしています。
（なお、１・２年生には、お手紙の印刷が間に合いませんでしたので、お話だけしています）