10月3日(木)
1年生の研究授業がありました。
国語「くじらぐも」の授業です。
大志小学校では、国語や算数などの授業で、自分の力でじっくりと考え、それをきちんと人に伝える力をつけるために、「ひとりでタイム」「ふたりでタイム」「みんなでタイム」の時間をはっきりと示すことにしています。
はじめは、「ひとりでタイム」。
物語に登場している子どもたちの気持ちを、ひとりで考えました。
気持ちを吹き出しに書きます。なぜそう思ったかがわかる文に線を引きます。
こうすることで、
「わたしは、〇〇だと思います。わけは、・・・・ということばがあるからです」
など、理由を明らかにして発表する習慣づけをしているのです。
ひとりでじっくり考えた後は、「ふたりでタイム」になります。
友だちの考えを聞いて、読みが広がります。また、自分の考えを伝える訓練の場でもあります。
発表の形「話型」も、きちんと教えます。
「みんなでタイム」では、もう一度、クラスのみんなに自分の考えを伝えます。
たくさんの子が発表しました。
それで、登場人物の子どもたちの気持ちをしっかりとつかみました。
最後は、読み取った気持ちをこめて、くじらぐもさんに乗ることができました。