ただ生きるのではなく、よく生きる

自然の法則をとらえ、善(よ)く生きるために役に立つ情報を探して考えてみる

アメリカ内戦から世界内戦状態へ

2017-01-31 17:52:17 | 政治
本章の最初で「SMAP分裂騒動」を取り上げた。私としては珍しい芸能ネタだったが、
そこから山口組分裂につながり、山口組分裂は、CIAの分裂へとつながり、CIAの
分裂は、その上部組織であった国務省とペンタゴンの対立へとつながっていった。
いま、世界中で同じような出来事が頻発している。
2016年3月、テレビのニュースで神戸山口組と弘道会の抗争が激化したと騒いで
いる。だが、ほんの1年前は、彼らは同じ菱形代紋をもつ「なかま」だった。

いま、イスラムで起こっていることも、それと同じだ。イスラム国とアメリカ軍が戦闘
しているというニュースは、アメリカの同士の抗争なのである。中南米の麻薬組織
をFBIが逮捕すれば、それもまた、アメリカの警察がアメリカの犯罪者を捕まえて
いるのだ。右手と左手で殴り合っているだけなのだ。、それが世界情勢をいっそう
分かりにくくしている。

世界を支配していたアメリカの分裂は、世界中で混乱を拡大させている。

これまで世界情勢の大きなトレンドは、アメリカを中心とした世界支配を構築した
「闇の支配者」と、その支配体制に反旗を翻してきたBRICSという構図だった。
富を好き放題収奪されてきた新興国が力を合わせて新しい世界体制を作ろうという
流れだった。

ところが、現在は違う。支配の要石(キーストーン)であるアメリカが割れたことで、
「闇の支配者」の支配体制も揺らぎ、BRICSの間でも新時代に向けての主導権
争いが起こっている。EUでも分裂が始まっている。イスラムでも内戦状態になった。
日本も山口組分裂が示すように、戦後、日本をコントロールしてきたジャパンハンド
ラーズが分裂したことで予想しない出来事が次々と起こるようになっている。
安倍政権も二つの勢力による股裂き状態に陥り、言っていることとやっていることが
ばらばらになってきた。
これから世界はどうなるのか。

それを理解するには、いま一度「闇の支配者」とは何だったのか。その体制は、
いったい、どんな形なのかを知る必要がある。

─『99%の人類を奴隷にした「闇の支配者最後の日々」アメリカ内戦から
  世界大改変へ』
  元「フォーブス」アジア太平洋支局長 ベンジャミン・フルフォード著
  KKベストセラーズより

■この本の前の方で「SMAP分裂騒動」に触れていることが書き出しでわかるが、
興味のある方は本に当たってみていただきたい。芸能界は昔からヤクザとの
つながりは、どうしても避けられない。興行師としての役割があったからだ。
ジャーニー喜多川氏や、渦中でもでてきた、田辺エージェンシーなども接触があった
ようだ。それで、ヤクザの各派閥が芸能人に微妙に関係をもち絡んでいる。
ヤクザは、米国のCIAや、政府などとも裏で絡んでいるらしい。つまり、米国の
分裂騒動が日本のヤクザにまで波及してきて、それが「SMAP分裂騒動」へ
影響しているとB・フルフォード氏は述べている。解散、独立、移籍ではなく
分裂という形になっていることから、彼は、読み解いている。
彼は、日本のヤクザの研究では、以前から専門家である。
今回の分裂騒ぎは、見ているとSMAP本人たちの独立の意志より、マネージャー
の独立や、ジャニーズの内部の人間関係の不和が煽って影響しているようで、彼らに
とっては、なんだか、かなしい終わりだ・・・もっと五人の仲はしっかりと支え合え
なかったのかそれを思うばかりである。

人間を、 よりよくしなければならぬ

2017-01-30 18:19:30 | 知恵の情報
「境遇」を改善しても、あまり効果はあがらないように思われる。結局は、人間を、
よりよくしなければならぬのである。そうすれば、境遇のほうは、おのずから
改善される。

それは今からでも始められることだ。ただし大がかりにではなくて、個々に
当たってできることだ。その方法は、まず二三の人を、そのあるべき姿に
作り上げるということである。

これはあなたも協力できることである。あなたは、そのことによって、いつも
大がかりに人類の改善をこころざしている多くの連中よりか、はるかに
多くの仕事を、人類のためになしとげることになろう。

─『希望と幸福 -ヒルティの言葉ー』秋山英夫訳編 社会思想社より

■共存共栄を心得て、相手の成長をのぞみ相手に接することだろうか・・・
自分は、人に干渉しないということは、他者意識の欠如であり、冷酷であり、
自我意識しかないのだろう。善我を行っていくことを自然になすことが
できることが課題だろう。

「兄弟姉妹」・「言葉づかい・談話」の心得の原点

2017-01-29 18:00:03 | 知恵の情報
「兄弟姉妹」に対する心得

1.兄弟姉妹は、いつも仲よくしましょう。
2.お菓子、果物などをもらった時は、平等に分けましょう。
3.自分の持ち物でも気持ちよく貸しましょう。
4.用事をする時は、力を合わせて全員で働きましょう。
5.お互いに、善い事は勧め、悪いことは戒めましょう。
6.兄弟姉妹の忠告は喜んで聞きましょう。
7.兄弟姉妹の過ちを、父母や他人にいいつけないようにしましょう。
8.兄姉は弟妹をかわいがり、弟妹は兄姉を敬いましょう。
9.喜び事は早く知らせ合い、心配事は早く相談して解決しましょう。

 兄弟(姉妹)は両手のごとし

   ★  ★  ★  ★ 

「言葉づかい・談話」の心得

1.言葉づかいは丁寧に、正しくしましょう。
2.流行語や、むずかしい言葉をむやみに使うのはやめましょう。
3.よく、後、先のことを考えて話をしましょう。
4.早口や訥弁(とつべん)にならないように注意しましょう。
5.十分考えないで『ハイ』『イイエ』を言うのは間違いのもとです。
6.うそをつくことは一番悪いことです。
7.しゃぺりすぎは失礼にあたります。相手にも十分言わせましょう。
8.人の名誉を損ずるような話はやめましょう。
9.他人の秘密をしゃべったり、聞いたりしないようにしましょう。
10.人が人の悪口を言う場合は、話を外のことに移しましょう。
11.先方が自分の話を聞くのを好まない様子があれば、すぐに話を止めましょう。
12.二人以上の人に対しては、一人とだけ話さないようにしましょう。
13.人の話に差し出口をしてはなりません。
14.人の言葉尻をとらえて非難することは、ひきょうな人間のすることです。
15.人の言葉を笑ったり、耳こすり(こっそり話)することはいけません。
16.自分の意見はあくまで主張しても、一度決まったことには従いましょう。
17.目上の人には正しい敬語を使いましょう。
18.いつも礼儀正しいあいさつを忘れないように心がけましょう。

 親しき仲にも礼儀あり
 口はわざわいの門
   舌はわざわいの根


─『これが修身だ』日本人のしつけを考える会編 日本館書房より

■修身教科書に載っていた「家庭のしつけ」の項目のなかから、「兄弟姉妹」に
関するものと「言葉・談話」についてのものを取り上げてみた。箇条書きだが
順番に読んでみると今でも参考なることがまとめられている。日本の教育が
ちゃんとしていたということがしのばれるのである。

衝動と抑制の調和を保つ

2017-01-28 19:05:17 | 知恵の情報
宇宙の現象は、すべてただ、発動力と制止力とが、つねに平衡状態にあるときのみ、
調和が保たれている。天体にも物質にも、引力と斥力とがあって、その構造が
保たれ、心臓や消化器にも、亢奮神経と制止神経とが、相対峙し、筋肉には、
拮抗筋の相対力が作用して、はじめてそこに、適切な行動が行われている。
われわれの精神現象も、けっしてこの法則から離れることはできない。私は、
とくにこれを精神の拮抗作用と名づけている。欲望の衝動に対しては、常ねに
これに対する恐怖・警戒という抑制作用が相対している。

欲望の衝動ばかりが強くて、抑制の力が乏しければ、無恥・悪徳者・ならず者と
なり、欲望が乏しくて、抑制ばかりが強ければ、無為無能・酔生夢死の人間として
終わる。

この衝動と抑制とが、よく調和を保つときに、はじめてその人は、善良な人格者
であり、その衝動が強烈で、したがってその抑制の剛健な人が、ますます大なる
人格者である。

─『現代に生きる森田正馬のことば Ⅱ新しい自分で生きる』生活の発見会編 白洋社
  より

■調和のヒントのようなものがこう書かれている・・・
「これは心が自然のままで白紙の状態になるとできる。すべて外界と肉体との釣り合い・
調和によってできることである。調和ということは、たとえば歩くときに、静かに足を
運ぶときには、両方の腕も、静かに振り、走るときには、急速に振っていくようなもの
である。もし拙なる功利主義で、少しでも労を省くために、腕を少しも動かさないで、
足ばかりで走るときは、かえって能率はあがらないようになるのである。」
いつもどうやったら、バランスがとれるか工夫しつづけながら、その調和を求めて
いくことが大切だろう。中道をとるというのも工夫の一つ。中道の場合は、ただ、
真ん中をとるのではなく、人としての生き方を理解し、それに合わせていくこと
なので、注意してみる。

人類愛は、なによりもまず、一人ひとりの自我の放棄に始まります

2017-01-27 19:22:05 | 知恵の情報
人類愛を世界に広げる理論や構想は数多くあります。しかし、人類愛自体は、
不変の一つの愛です。しかもそれは、利己主義と闘争を根絶し、善意と平和の
営みのなかに存在するものです。

人類愛は、理論ではなく営みです。
忘我の精神と善意は、人類愛の守り神です。
そして平和は、人類愛の住み処です。

意見の対立が起こる場合、その要因は、自己への執着と悪意です。
そこに人類愛は、かけらもありません。
互いに共鳴する気持ちがあれば、相手に悪意をみることはあいません。
相手の考えを受け入れて理解しようとする意思が互いにあれば、攻撃や非難は
起こりません。
そこには、真実の愛と善意があります。そして、人類愛が存在します。

人類愛は、一人ひとりの心が
世界に平和をもたらすことによって
営まれ、拡がっていくものです。


─『アレンの言葉366日』ジェームズ・アレン

■自我を善我へ誘導すればよいのだ。
善我は、他人のために尽くし、愛をわけあたえること。
トランプは、善我の境地になっているか・・・
境地は、まず自分より他人が大切と、思うことである。
それを広げると自分の国より他国を大切にすることになる。
他国と強調しなくては、生きられないという境地にならなければ
大統領の資格はない。天の法則は厳しい、だからこそ人を導ける。

「精神を尊ぶ」と感じたタゴール

2017-01-26 18:25:46 | 知恵の情報


海の岸辺夜は明けて
血の如き雲の曙に
東の小鳥声高く
名誉の凱旋を歌ふ

これは、日露戦争に勝利した日本を称えた詩で、日本の短歌をまねてベンガル語
(インドの方言)で作られています。作者はインドの詩人、ラビンドラナート・タゴール
です。

タゴールは日本では岡倉天心と親交があったことで知られています。また、東洋人
として初めてノーベル文学賞を受賞したことは有名です。タゴールは世界の国々を
旅して紀行を残しています。それらの中でも、『日本紀行』は名文として知られて
います。

タゴールは、祖国インドをはじめアジアの国々が欧米列強の支配下の中で、明治
維新を起こし孤立を守った日本にあこがれるようになります。そして、1916年
(大正5年)日本に旅立ちました。

『日本紀行』には、タゴールが、はじめて日本で見たものや体験したことの感動
がつづられています。それらは、茶道、生け花、俳句、能楽、そして家屋など
日本文化を代表するものです。

その中で、日本の子どもをみてこんなことが書かれています。
「こんな大勢の子どもたちが、通りといわず川岸といわず、いたるところで遊んで
いるのを、わたしは他国で見たことがない。その理由は、日本人が花を愛でる
ように、子どもたちを愛しているからだ、と私は思った」

女性の着物については、こう書きます。
「女性の服装に、自ら女性であることを強調しようとする試みは見あたらない。
他のほとんどの国では、女性の服装に、男性の目をひこうとするような、なん
らかの態度が見えすいている。この国の女性の着物は美しくはあるが、着物
には肉体をほのめかすような企てはほとんど見当たらない」

このように、タゴールは、女性の着物や、日本の舞踏をみて、日本文化の
本質は、肉体的・物質的なものよりも、より、精神的なものを尊ぶことだと
書いています。

また、タゴールが日本に感動したのは、そうした日本の生活文化に対して
だけではありませんでした。明治維新以来、いち早く西洋の文明を取り入れ、
それをわがものとしていた日本人への驚きがありました。しかし、タゴールは
単に日本の西洋化を喜んだわけではありません。

日本での講演の中でタゴールは、日本人が西洋風な生き方の習慣をして、
日本の過去をわすれてしまえば、日本文化の源泉を失うことになると指摘
しています。さらに「日本にとって、それにもまして危険なのは、・・・西洋
文明の原動力を日本自身の原動力として受け入れること」と述べました。
これは、当時の日本が生活文化の面だけでなく、国家の政策としても
欧米の模倣をしていたことに対する警告でした。また、別の講演でタゴール
は、日本人の徴収にこう語りかけました。
「日本はアジアのなかに希望をもたらした。われわれはこの日出る国に
感謝を捧げるとともに、日本には果たしてもらうべき東洋の使命がある・・・
日本の偉大な理想がすべての人に顕現するようにしようではないか」
タゴールは、欧米の支配下にあるアジアに、日本人の目が向くことを願って
いたのです。

しかし、このタゴールの日本人への期待にもかかわらず、ほとんどの
日本人が冷淡であったのです。当時の日本人はアジアにまで目を向ける
ことができませんでした。ですから、タゴール;の言葉を理解できなかったの
です。(『タゴール著作集』第三文明社)         (入川智紀)

─『教科書が教えない歴史④』藤岡信勝 自由主義史観研究会 産経新聞社より

■タゴールも日本精神に気がついたのだろう。日本の自然を神とみる信仰
などから、でてくる、明かき、直き心を大事にする精神だ。以前、
韓国のタレントがテレビでこういうことを語っていた。
ドラマを見ていて
日本には精神がある、
韓国には愛がある、
中国にはなんにもない・・・(笑い)

ちょっと面白い批評である。中国になにもないかは、NHKで中国のドラマを見た
ことがあるが、まだ、確かに未成熟な感じがした。
韓国は情が深い感じがする。ただ、冷静さに欠けるところもあるだろう。
むきにすぐなるのではないか・・・慰安婦問題を見ると複雑な理由など
理解できないようなのが残念だ。




「日本精神」=「勤勉で正直で約束を守る」事を意味する。明かき、直き心。

アメリカの実体は「USAカンパニー」

2017-01-25 17:16:27 | 政治
国務省とペンタゴンがアメリカという国家の二枚看板、いわば、「背広組」と「
「制服組」の代表と言っていい。外交と国防がアメリカという国家にとって
最も重要な機能なのだ。

なぜならアメリカは普通の国家ではないからである。超大国という意味でも
ない。アメリカという国家は「現代の東インド会社」というのが、最も実態に
近いのだ。

東インド会社は、わかりやすく言えば植民地経営を専門に行う民間企業だ。
このあたりの実情は拙著『日本はなぜ、アメリカに金を盗まれるのか』
(メディアックス、2015年)で詳しく述べたが、民間企業でありながら、植民地
における徴税権、司法権、軍事権といった国家としての機能と役割を
「大英帝国」によって認められていた、これをチャータード・カンパニー「勅許
(ちょっきょ)企業」という。東インドとは、インドの東側、つまりアジア太平洋
全域を植民地化してもよいと認められたことを示しており、実際、大英帝国の
植民地となったインド全域の国家経営を委託されていた。

実は、アメリカ自体、国家という体裁を取った「現代の東インド会社」と言って
いい。いや、インドの東側だけでなく、世界全域を植民地化し、世界中の
富を収奪するためにつくられた「USAカンパニー」
なのである。だからアメリカに集まった富は、決してアメリカ国民には還元
されない。アメリカ国民は「世界支配」を業務とするプラック企業でこき使われて
いる「奴隷社員」でしかない。だから国民健康保険さえもらえず、しかも
「USAカンパニー」は倒産寸前なので、まともに給料も支払われず、貧しい
生活を余儀なくされている。

東インド会社は大英帝国が植民地からの収奪の「勅許」を与えていた。
では、「USAカンパニー」は、いったい誰から「勅許」をもらっているのか。
それが「闇の支配者」となる。「闇の支配者」と実態については、次章で
詳しく紹介する予定なので、ここでは植民地経営会社「USAカンパニー」
の株主と思ってほしい。

いずれにせよ、全世界を支配して、その富を収奪する以上、外交戦略を
担う「国務省」と軍事制圧をする「国防総省」が最重要のセクションという
のは理解できよう。「闇の支配者」という株主の指示を受けて、他国の
富を収奪すべく国務省が外交戦略を考え、他国の資産を国防総省、
米軍が軍事力で奪ってきた。植民地経営会社の両輪であったわけだ。
問題は、どうして国務省とペンタゴンが割れて対立するようになったのか。
これも「闇の支配者」が割れたから。

いずれにしても、2016年現在の大混乱、これまで「あり得ない」と思われた
ことが、次々と起こるようになったのは、国務省とペンタゴンという二枚
看板が分裂、凄まじい対立をするようになったからなのである。

読者にぜひ、理解してもらいたいのは、この対立が「やらせ」といった
生ぬるいモノではなく、血で血を洗うl凄まじい死闘へと発展していること
なのだ。その戦いは、2015年夏以降、日を追うにつれて、「第二次
南北戦争」と言いたくなるほど激しくなっている。

だからこそ、その下の組織でも右往左往と、これまで想像できなかった
ようなほころびが生まれて、これまで隠されていた実情が続々と暴露
されるようになっているのだ。     (ベンジャミン・フルフォード記)

─『99%の人類を奴隷にした「闇の支配者最後の日々」アメリカ内戦から
  世界大改変へ』
  元「フオーブス」アジア太平洋支局長 ベンジャミン・フルフォード著
  KKベストセラーズより

■アメリカは移民の国だが結社フリーメイスンの作った国だ。ホワイト
ハウスに対抗するオベリスクの塔などそれを象徴しているし、ある
州には、フリーメイスンの宣言のモニュメントがその誓いの文章と
ともに刻まれている。建国のときの人たちも二人くらいを除いては
みなフリーメイスンであった。建国が浅く、得たいの知れない結社が
集まっているから、新しい考えも出るが、ずさんな体制も浮き立つ。
トランプを見ていると、西部開拓史のころの幌馬車で西へ西へと
家族のまとまった連中が進んでいくときのリーダーに見える。
粗野で、外敵は跳ね除け、自分の家族仲間を守り、利をとっていく・・・
しかし、今の時代には、けんかでなく、相手との強調、共存共栄が大切に
なっている。
大きな大戦や経済の乱れの切磋琢磨を繰り返し、共存がいかに大切なこと
かが今世紀生きる人間としては、わかってきていないと、未熟者である。

すべての過ちは克服できます

2017-01-24 18:08:15 | 知恵の情報
人生は、心から発し、展開します。そして、心は習慣のコンビネーションです。
習慣は、忍耐強い努力によって、いくらでも修正できます。
また、完全に支配し、コントロールすることができます。

このことに気づいた瞬間に、あなたの手には解放の扉を開く鍵が握られて
いるでしょう。
しかし、人生の苦難からの解放(心の苦しみからの解放)は、内面の着実な成長
の問題で、唐突に外から得られるものではありません。
神聖な夢の理想の自分に仕上がるまで、毎日、絶えず、汚れの無い考えを実行
する訓練をしなければなりません。正しく公平な姿勢を持ち続けることを覚えなけ
ればなりません。

もっとすばらしい人生は、考えと言葉と行いが織りなす優雅な生活です。


─『アレンの言葉366日』ジェームズ・アレン 葉月イオ訳 PHP より

■心の中で望んだことが現象となってしまう、だからこそ習慣を積み重ねることが
大切だ。原因は選べるが、結果からは逃れられない。原因を作った瞬間に結果が生まれて
いる。揺らがぬ人生を築きあげるためにアレンは四つの原則を示している。
1.公明正大であること
2.清廉潔白であること
3.裏表がないこと
4.思いやりがあること
成功し、強く、立派な人生─逆境や誘惑といった激しい嵐にもびくともせずに耐える人生
を建設しようとするための精神的原則です。

司馬遼太郎 『坂の上の雲』──民族の存亡のかかっている戦争を、日本人は国民的気概をもって戦った

2017-01-23 17:47:59 | 知恵の情報
司馬遼太郎『坂の上の雲』は、幾多の艱難(坂)をのりこえて近代的な国民国家
を実現するという理想(雲)のために、為政者、国民ともに情熱をもやして生きていた
明治時代の日本人の姿を描いています。

小説は、松山藩の徒士(かち)、秋山好古、真之兄弟と正岡子規という三人の青年
が新しい時代に夢をいだいて生きようとしたその姿を描くことからはじまります。

ところが、たちまちその舞台は広がり、世界の片田舎にある小国日本が弱肉強食
の時代を生きのびるために知恵をしぼり、汗をながした日露戦争という一大ドラマが
展開されます。それは小説というよりは、司馬史観をベースにした歴史ノンフィクション
といったほうが適切です。

幕末維新当時の世界は、帝国主義国家として生きていくか、帝国主義国家に身を
屈して植民地として生きていくか、二つに一つの選択しかない世界でした。明治の
日本は、前者の道を歩むlことを決意しました。それは今日の善悪観念で裁くことの
できない、歴史的必然の道でした。

幕末から明治期の日本にとっての大きな脅威は、北方からの侵略者であるロシア
帝国でした。二十世紀初めのロシア帝国は、すでにシベリアと沿海州を飲み込み、
満州を制圧下に置き、朝鮮半島に進出しつつありました。しかも朝鮮半島の支配者、
李王朝には、自国を守る能力はありませんでした。朝鮮半島を他の強国にとられると、
日本の安全は確保できないというのが、当時の日本人の常識でした。日本は、祖国
防衛のために日露戦争をはじめました。

司馬は、民族の存亡のかかっているこの戦争を、日本人が国民的気概をもって戦った
さまを、史実にもとづき描写しています。その一つの例を旅順港の閉塞作戦に参加
する志願者七十七人を募ったときの様子から紹介します。

「たちまち二千人が応募し、有馬や広瀬をおどろかした。なかには血書をして応募
する者もいた。『このいくさは勝つ』と広瀬は真之にいった。広瀬のいうには、自分
たち士官は年少のころから志願し、礼遇をうけ、戦いで死ぬことを目的としてきたが、
兵は外国でいうシヴィリアンの出身である。それらがすすんで志願したということは、
この戦争が国民戦争であることの証拠である」

列強は、この戦争は国力の上で圧倒的な劣勢にある日本が敗れるだろうと予測
しました。」その予想を覆して日本が勝利したのには、いろいろ要因がありました。
幕末維新期から日清戦争期まで、いくたびも修羅場をくぐってきた伊藤博文、児玉
源太郎、東郷平八郎ら、したたかな人物たちが、政府や軍の首脳にいたことも、
そのひとつでした。為政者は冷静な外交をして、強国イギリスやアメリカを味方に
つけ、日本がロシアと対等の条件で戦うことができるようにしました。軍人たちは、
兵力の上ではロシア軍に劣っていましたが、それを戦略と戦術と勇敢さで巧みに
補い、いくさを優勢のうちにすすめました。

司馬は、明治という時代がすlべての日本人が国民国家の誕生を素直に喜び、
その経営に献身的参加した「感動の時代」であったことを、現代の日本人に伝え
ようとしています。

また、同時に、現代の人が、明治人がもってきた国家意識(公意識)を失い、
国家に無関心の生き方を善しとすることによって「無;感動と無秩序の時代」を
招きよせていることを、司馬は憂えているように思います。(上原卓)

─『教科書が教えない歴史④』藤岡信勝 自由主義史観研究会 産経新聞社より

 

■第二次大戦後、GHQによって、日本精神を持たせないような政策がなされた。
3S政策などは、その例だ。戦前の武道の道場も閉鎖された。木刀禁止も命じられた。
GHQが去ったあとは米国の策略で日教組を育て、日本精神を育てる教育をさせない
ようにしてきた。修身の廃止などもそれにのっとっているだろう・・・
修身教科書をよく読んでみれば、軍国主義など関係ない。日本のよき人間教育が
垣間見える。
日本人は米国の策略で日本人としての誇り、気概をなくそうとしていたが、そうは
いかない。司馬遼太郎のような明治から今までの日本人の精神を思い出させる
ような小説群が出てきた。彼の役目は、大変なものだ。現代になると武道の本も
道場もまた、開くようになり、日本武道もよみがえってきている。日本精神も時代
小説や修身などを今一度考えてみたい。


「日本精神」=「勤勉で正直で約束を守る」事を意味する。明かき、直き心と同じだ。

「3S政策」(さんエスせいさく)とは、Screen(スクリーン=映画)、Sport
(スポーツ=プロスポーツ)、Sex(セックス=性産業)を用いて大衆の関心を
政治に向けさせないようにする愚民政策であり、太平洋戦争後、GHQによって
行われた日本人にとっては最悪な政策のことである。大衆を支配するために
効率的に使われているのがこれです。

闇の権力の最後のあがき

2017-01-22 18:15:46 | 政治
(略)政治や経済がダイナミックに動き、世界では考えられないような出来事が次々と
起こっています。
メディアが一方的に流す情報に振り回されず、真実を知りたいとき、私は直接、
宇宙人とコンタクトを取ることにしています。
特に気になるのは、闇の権力の動きです。彼らに残された時間はそう多くはあり
ませんから、一揆に仕掛けてくる可能性も高いでしょう。


田村    闇の権力は「総仕上げ」に力を注いでいるのではないでしょうか?

宇宙人   ほぼ八割方、できあがっているね。地球の人間の八割に番号をつけて
       管理できるようにした。それに金融もこれから二年ぐらいで完全に電子
       マネーに移行させる準備ができつつある。地域ごとに通貨をまとめ
       始めているし、「最後の仕上げ」がこれから始まるんだろうね。
 
田村    やはり世界政府はできるのでしょうか?

宇宙人   闇の権力による世界政府ができたとしても、ほんのつかの間で、
       「光の人たち」が本当の世界政府を作るよ。そうすれば、地球から
       戦争はなくなり、平和がやってくる。そして、宇宙時代がやってくるよ。
       しかし、今の人間では宇宙時代を迎えるのは無理だ。
       アセンションして五次元人間になったとき、初めて宇宙時代を迎える
       ことができる。

田村    闇ではない「光の人たち」は、二〇一二年のアセンションをどのように
       見ていますか?

宇宙人   太陽エネルギーと銀河のエネルギーが強くなってきている。
       DNAは光のエネルギーによって変化すlるんだ。春になって水が
       温み、枯れたように見えるほど死んだようになっていた樹木が芽吹いて
       くるように、DNAはゆるみ始め動き出すんだよ。
       現在の人間は十二本あるDNAの二本しか動いていないが、少しずつ
       動き始め、十二本すべて動くようになる。そして人間は過去の膨大な
       歴史も思い出すんだ。
       二〇一二年には、太陽のエネルギーも銀河のエネルギーも最大になる。
       地球人はしばらく強大なエネルギーに身を浸すことになる。
       二〇一四年頃から二〇一五年ぐらいになると、DNAの全開した人間が
      次々と現れるようになるよ。
      二〇三五年には、ほとんどの人間のDNAはすべて動き始めているだろう。
                            (田村珠芳 2010年記)

─『あなたの前に宇宙人が現れます』グレゴリー・サリバン 田村珠芳著
 ヒカルランドより

■異星人の情報の本を紹介して、コメントを書いていますが、すべてそうだと信じて
紹介しているわけではありません。紹介している人の本でも何年か情報を追っていると
ちがっているものがあります。多次元宇宙だったり、その予測とは、ちがう現実の
動きになるのは、ごく自然なことで、予測があたらなかったからといって、これらの本が
ウソだとは、私は考えません。意識の広がりを大切にしています。わかるでしょうか・・・
現実と予測できる可能性を考える、意識を広げることを重視しているのです。
そういう姿勢でいると、実際に起きている出来事にであうとき、その方向性の動きが
見えてきます。まちがったUFO情報をつかんでいたとしても出ている現状から、なんらか
の動きがあると見るわけです。個々の要素の正確さをみていません。科学で言えば
量子的といえるでしょうか・・・
DNAが十二本動きだすというのは、わかりません。、
しかし、なんらかの変化があるのかもしれないと・・・とらえます。
アセンションも闇側の策略という見方もあります。 
トランプが出てきていますが、これは、闇の計画がずれてきています。十年前には
オバマが暗殺されクリントンが変わり、株式市場の同時暴落を起こすのが一つの計画
でした。その計画は、変わっています。現実には見えない存在の動きもあるので
変わるのが当然なのです。ですから、表の情報だけで分析する連中の捕らえ方に
一喜一憂しないことが重要です。この世界には見えない戦いがあります・・・

NASAは魔術師、ナチスの残党、フリーメイスンの集合体!?

2017-01-21 18:13:59 | 政治
田村    アメリカではHARRPやケムトレイルについて、長年にわたって研究され
       てきたようですが、日本国内に関しては、自衛隊によるものなのか、
       あるいは、米軍なのか、はっきりしません。
       九州の宮崎で口蹄疫が発生したのも、何かを撒かれたからでしょう。

グレッグ  日付を調べると、何かわかるかもしれません。
       闇の権力は、儀式を意識しています。たとえば、四月二〇日はヒットラー
       の誕生日だから、記念のために何か行動を起こすとか。黒魔術の使い
       方も研究しています。

田村    数秘術を操るから、日付は重要なんですね。

グレッグ  NASAの機密を研究しているリチャード・ホーグランドによると、NASAは
       魔術師、ナチスの残党、フリーメイスンの集合体だそうです。打ち上げの
       たびに儀式を行っています。ダークミッションですね。エジプトのイシス
       神話なども使っています。

田村    イシスはエジプトの女神で、オリオンから来たとされていますね。そんな
       女神まで儀式に使っているとは。
 
グレッグ  四月二〇日は毎年、NASAで何かおかしなことが起こっています。
       スペースシャトルの打ち上げ遅延とか。それらはすべて儀式のためです。
       そうしたことに気づき、特定の法則を発見したのがホーグランドです。
       魔術師として知られるアレイスター・クローリーの弟子の思想、サイエン
       トロジーなどもNASAに深く浸透しています。昼間の顔は一流の宇宙
       ロケット技術の科学者で、夜になるとセックスを使った黒魔術師という
       初期の関係者もいたのです。

─『あなたの前に宇宙人が現れます』グレゴリー・サリバン 田村珠芳著
 ヒカルランドより

■トランプ氏に大統領が代わり、ETI(UFO)デスクロージャーはどうなるだろうか。
クリントンのときは、期待していたが。トランプも米国の極秘情報の教育を受けるの
だろうが、テレビの様子では、こういうことには関心がなさそうだ・・・
異星人の計画ででてくるのか、闇の権力のブル-ビーム計画は、米国の大統領
が変わったり、中東の動きの変化でどう変わってくるだろうか・・・
       

勃発!アメリカ内戦

2017-01-20 18:05:24 | 政治
ダンフォードの登場以後、アメリカは二つの勢力に分裂し、激しい内部抗争へと
発展した。大げさな言い回しではなく、文字通り、「第二次南北戦争」の状態になって
いるのだ。

 これは、ペンタゴン(国防総省)の高級軍人から直接、聞いた話だ。
 彼らも職業軍人である以上、生きていかなくてはならない。巨大化したアメリカ軍
は、いまのアメリカ経済では支えきれないのは明白となった。高級軍人たちは
1991年12月のソ連崩壊以降、旧ソ連で何が起こったのか、よく覚えている。
好敵手と思っていた旧ソ連軍の将軍や士官たちが職を失い、年金も支払われず、
生きていくためにタクシーやトラックの運転手に身をやつしていた。このままでは
自分たちも同じ道を辿ることになる。それならば戦争を起こして、自分たちの存在
意義を守りたい、と考えている。これは本当に、そう言ったのだ。

 巨大化したアメリカ軍が生き残るには、「正義の軍隊」となって国際機関直轄の
治安維持軍になるしかない。そのためにはアメリカ軍が「正常化」したことを世界に
向けて証明する必要がある。その方法は、自らの手で「ナチス勢力」を倒す。その
決意をもって彼らは本気で戦っているのだ。
 とはいえ、アメリカ軍とペンタゴンは一枚岩ではない。アメリカ軍の内部にも先に
説明したように、「米軍親衛隊」が存在してきた。内部にも裏切りは横行している。
その一方で国務省にも反ナチス勢力は少なくない。当然であろう。官僚たちにせよ、
アメリカの国益と正義を信じて外交政策をしているつもりが、裏ではナチス勢力の
金儲けに利用されていると知れば、許せないと考えることだろう。

 しかし、ペンタゴンにも国務省にもナチス勢力が行ってきた犯罪行為にどっぷり
使ってしまった人間は数多く存在する。あるいは自らの私利私欲、出生や金銭
目的で加担してきた連中も少なくない。ここで負ければ、当然身包みをはがされ、
一生、牢獄か、死刑になる。この内戦で勝利できないならば、なんとか問題を
先送りにして、戦いを引き延ばし、好条件で休戦しようと、こちらもあらゆる手段
を使って謀略を画策する。
 内戦の場合、誰が敵で誰が味方かがわかりにくい。ペンタゴンの振りをして
実はナチス勢力ということもあるだろう。互いの勢力が本気で戦えば戦うほど、
混乱に拍車がかかる。
 それが世界がカオス(混沌、混迷)に陥っている理由なのである。

 現状、世界支配の根幹であったアメリカの二大セクション、国務省と国防総省
が争っているのは間違いない。その結果、これまでの支配体制がガタガタに
なり、あらゆるところで同士討ち、内部分裂が始まる。その一環で山口組の
分裂も起こっていた。とくに一般人には見えない「裏の世界」「裏の権力」では、
対立するペンタゴンと国務省のどちらの陣営につくのか、「ショウ・ザ・フラッグ」
(旗幟を鮮明にしろ)と求められて、いっそう、混迷度を深めている。
 アメリカでの内部分裂が世界中へと飛び火しているのだ。
                              (ベンジャミン・フルフォード記)

─『99%の人類を奴隷にした「闇の支配者最後の日々」アメリカ内戦から
  世界大改変へ』
  元「フオーブス」アジア太平洋支局長 ベンジャミン・フルフォード著
  KKベストセラーズより

■アメリカがナチス勢力にやられている、という状態は、私の場合、かなり前に
落合信彦氏がアメリカにいるナチスの人にインタビュうーしている記事を本で
読んだ。その頃は、十数年前なので、あれから、ずいぶんナチス勢力は力を
伸ばしたのだろう・・・アメリカの中心に入り込んでしまったとは、本当に驚きで
ある。第二次世界大戦後、優れたドイツ人、科学関係を何百人か、アメリカは
国内に入れた。優れた科学を身につけたかったのだろう。それが、政治体制に
まで、はびこってしまったのか・・・第二次大戦後ナチスは、ヒトラーの自殺を
演出し、南米や南極に逃げたという話は、聞いていたが、B・フルフォード氏に
よる、ナチス勢力の台頭があったと伺うと落合信彦のインタビューでの発言は
本当だったのだ。彼らは第三帝国の実現の野望を確か語っていた・・・
UFO開発、原爆や気象兵器などまだ、まだ、UFOを墜落させて技術を盗む
リバース・エンジニアリングというテクノロジーなどもナチスの連中がかかわって
いるのだろう。米国のフリーメイスン、イルミナティ、ハザールマィア、ユダヤ、
18血族などの欧米一パーセントの財閥連中、米国には胡散臭い、結社がたくさん
うごめいている。これらが、二つに分れ、戦争状態になりつつあるのだろうか・・・

突如持ち出された、虚報の「南京虐殺」

2017-01-19 18:16:35 | 政治
昔から中国の村や都市は外壁に囲まれていました。自衛のためです。南京の
巨大な城壁は一周すると山手線と同じ三十四キロもありました。城壁に守られた
南京のほぼ中央に南京戦の直前、民間人が戦闘に巻き込まれるのを避けるため、
外国人によって国際管理の安全区が設定されます。

一九三七年(昭和十二年)七月、支那事変(日中戦争)が勃発。戦火が南京に
飛び火する直前の同年十二月、蒋介石や多くの市民が南京を脱出します。南京に
残った人々二十万人は軍の布告に従って安全区に避難しました。

十二月十三日未明、城壁の一角が日本軍によって陥落します。陥落しても、降伏
の命令を下す指揮官がいません。南京防衛軍司令官の唐生智が逃亡していたから
です。場内の中国兵は軍服を脱ぎ捨て、安全区に逃げ込みました。日本軍は安全区
の市民は攻撃しませんでしたが、軍服を脱いだ中国兵が便衣兵(べんいへい・ゲリラ
兵)とならないよう、これを摘発し、南京市民立会いのもと兵士と市民を区別しました。
そして、場合によっては揚子江岸で兵士を処刑します。

この処刑は法的には合法なものでした。戦時国際法は戦場での兵士でも降伏した
場合は捕虜として特別待遇(助命)するとうたっております。しかし、その戦時国際法は
「軍服を着用し、訓練され、かつ上官の指揮下にある戦闘員のみ」に適用されるもの
でした。司令官が逃亡して全軍を指揮する者がいず、軍服も着用しない兵士には
捕虜の特権がありませんでした。

にもかかわらず南京陥落から一ヶ月後には、この処刑が南京虐殺として英字新聞や
英文雑誌などで報道され始めます。しかし、これは誤報でしたから英文雑誌の支那
事変一周忌記念号から南京虐殺の四文字は消えるのです。

ところが、これとほぼ時を同じくしてまたもや南京虐殺が浮上してきます。
ティンパーリー編 『戦争はなにか』(青木書店)に「四万人近い人間が南京場内や
城壁近くで殺されたことを埋葬証拠は示している」という告発状が載ります。筆者は
安全区の委員の一人で米国人のベイツ教授でした。

確かにベイツの責任編集になる記録によれば南京の死体埋葬活動はすべて
紅卍字会の手で「完了」し、記録が正しいとすれば約四万体をベイツは虐殺体
と考えたわけです。が、実際は、当時の朝日新聞北支版が言うように「敵の遺棄
死体」でした。ベイツの四万人虐殺説は根拠なき主張でした。従って公式資料を
もとに編纂された『チャイニーズ・イヤー・ブック一九三八~一九三九』(重慶)
等は、先の個所を削除してベイツの告発状を記録しております。

このように戦前、国際的文書でも南京虐殺はすべて虚報として否定されました。
虐殺を証明する公式資料が一つもないからです。ところが、敗戦後の東京裁判
で突如として南京虐殺が持ち出されました。キーナン首席検事は数万人虐殺
とぼかし、中華民国はベイツ説を七倍に粉飾して三十万人虐殺を主張しました。
南京虐殺はこのように不可解な点の多い事件なのです。
(東中野修道 記)

─『教科書が教えない歴史 ②』 自由主義史観研究会 藤岡信勝
 産経新聞社より

■いま、アパホテルに備えられている、アパグループの元谷外志雄代表による─
エッセーをまとめた「誇れる祖国 日本復活への提言Ⅳ 本当の日本の歴史
『理論 近現代史学Ⅱ』」(英題はTHEORETICAL MODERN HISTORY II 
The Real History of Japan)で、英訳が付けられている。─
本が問題になっているが、素人の私でも日本の資料をよく読んでみると、
『南京事件―「虐殺」の構造』(中公新書、1986年、増補版2007年)
『昭和史の謎を追う』(各・全2巻:文藝春秋、1993年/文春文庫、1999年)
『現代史の争点』(文藝春秋、1998年/文春文庫、2001年)
など、秦郁彦氏の丁寧な研究は、興味深い、中国側の主張も考え平均をとろうとしている。
たいしたものだ、それでも、三十万人というべらぼうな南京虐殺はあり得ない・・・・
冷静に分析されており、これは、三十万人虐殺は捏造であることが判断できる。
中国の人はどうして、思い込みでナショナリズムから、事実を捻じ曲げるのだろう。
日本人は、事実を捻じ曲げない。歴史的事実には、敬意を表する。きわめて
平等の権利を大事にする民族だ。
中国軍は、自分たちが逃げるときその周りに住んでいる中国民を殺していく。
これは相手をくらませる作戦だそうだ。三十万虐殺の数にこれも入れているらしい。
また万人坑は中国の風習としてあるものなのにそこに埋葬されている人数も
三十万人に入れる。なんということなのだろう。相手をたおすには手段を選らば
ないんでは、事実はみえない。
ここに『私の見た南京事件』 奥宮正武著 PHPという本がある。この人は、
南京攻略後、すぐ南京に航空部隊として飛行機で入った人だ。その人の見た様子では、
死体はみているが、虐殺はなかったようだ。南京に一般人にまぎれて入り込んだり、
日本の事務所を襲った中国人をとらえて、処刑していたのは、二度見たという。
しかし、三十万人などという状態はないとしている。
南京攻略での犠牲者はいる。それを見積もると四千人から、中国側の主張をとり
いれても四万人くらいだという。犠牲者はでた。人数も四万人となれば、虐殺と
いえるかもしれない。しかし、とらえ方がちがう。戦争で戦った兵士と一般を
分けて考えたい・・・
熱くならずに時間をかけて中国の人は調べてほしいものだ。韓国の慰安婦も
考え違いをしているが、事実をさぐるということも大事なことです。

注)
虐殺とは・・・
宗教、主義、主張、グループ、民族、政治、結社、また、村や国家、軍によって、
ある目的や、主張の元に形成された2人以上の集団により行われ、1人以上の
反抗できない状態におかれた非戦闘員、一般の市民を殺人すること。 なおかつ、
ジュネーブ諸条約に基づく戦闘に該当しない殺人。
つまり、普通の戦争の戦いでの兵隊の犠牲者とは違うと考えている。

「父母に対する心得」の原点

2017-01-18 17:13:16 | 知恵の情報
先日は国定修身の教科書から、「食事の心得」を見てみたが今日は、父母に対して
日本という国がどうあるべきか考えていたことを知ろう。日本精神を培った、国定
教科書、明治三十六年から昭和十六年まで一~五期の間に改定、発行された中から
整理したものだ。


父母に対する心得
1.父母を敬い、親しみましょう。
2.父母に何か言いつけられた時は気持ちよく返事をして、すぐに実行しましょう。
3.父母に言いつけられたことが、自分にはとても出来ないことだと思っても、まず
実行してみましょう。その上で、出来ない理由を父母に話しましょう。
4.父母の話、教訓は、よく聞いて守りましょう。
『ナスの花と親の意見には、千に一つの無駄もない』と昔から諺に言われています。

5.父母に口答えをしないように気をつけましょう。父母は人生の経験も深く、いつも
子どものためを考えておられるのですから、すなおに従いましょう。
6.父母に何事も心配をかけないようにしましょう。よそに出かける時は、父母の
許しをうけ、帰宅の時間を守りましょう。
7.外での出来事は、くわしく父母に話しましょう。かくしだてをすることはいけません。
8.過ちをした時、正直に父母にあやまりましょう。
『過ちをあらたむるに はばかることなかれ』

9.父母が病気の時は、心をつくして看病しましょう。
10.父母が年とった時は、万事心がけて親切に孝行しましょう。
  親の恩は 山よりも高く 海よりも深し
  親孝行 したい時分に 親はなし
  孝は 親を安んずるより 大なるはなし


─『これが修身だ』日本人のしつけを考える会編 日本館書房

■こういった心得を学校で、素読のように何度も声をだして読んだのではないか。
昔の子らは、自分で意識しなくとも潜在的に体に入っていたような気がする。内容を
いろいろな場面でふっと思い出し、親への恩をつくしたと思う。こういった修身の
教育が日本人の精神を培ってきたような気がしてならない・・・
ひどい親から生まれても、子どもは、ちゃんとこういったことを誇りにして生きることが
これでできたのではないか・・・


どうしなければならぬという主義がいけない

2017-01-17 18:20:05 | 知恵の情報
その「無理にも」ということが、いつでも「思想の矛盾」であり、強迫観念の形に
なるからいけない。「こうしなくてはならない」ということが、葛藤になり、抵抗に
なって、自然の心の流動を閉塞してしまうことになる。

仕事が興に乗じて、面白くてたまらぬとかいうときに、これをほかに転換しようと
することは、当然難しいことである。すなわちその心持は、そのままにして、これに
対して、あえて反抗を試みないでおき、一方には、気軽に、ウーンと身体の伸びを
するとか、立って帯を結び変えるとか、ちょっと引き出しの中を整理するとか・・・
これは仕事の能率に関係しない。些少の時間であるから抵抗なしにできる。
このときに、「無理にも」とかいうような心の葛藤がなかったときは、伸びをした
拍子に、ふと額面の字が目にとまるとか、縁に犬がきたとか、必ず何かと心が
開発されて、仕事の転換ができるようになる。これは体験を積まなければ、
理屈ではけっしてわからない。ともかくもこれに対して、最も必要な条件は、
くれぐれも「こうしなければならぬ」という心の抵抗をなくすることである。

─『現代に生きる森田正馬のことば』
生活の発見会編 I 悩みには意味がある 白揚社より

■強迫観念というのは自分の精神的ありかたで受けてしまうことがある。
自分にきびしく、こうでならなくてはいけないと、理想に現実を忘れ、できないこと
をできると思い込むことから、「思想の矛盾」と森田氏がおっしゃる考え方になり、
ゆがみがでてくる。できるだけ、あるがままにものごとをとらえることを自分の
信条にしていくことが大切だ。