ただ生きるのではなく、よく生きる

自然の法則をとらえ、善(よ)く生きるために役に立つ情報を探して考えてみる

『眠られぬ夜のために』 第一巻 一月七日

2017-11-29 18:05:55 | 人生の生き方
たとえ心のなかだけでも他人と言い争ってはならない。
これはしばしば実際の口論以上に心を傷つけるものであり、内心の多くの
不安の原因となる。ユダヤのことわざにもあるとおり、とくに
「自分の愛する者たちに対して怒りを発することは、頭のてっぺんに
狂気の種をまくものである。」

─『希望と幸福 ‐ヒルティの言葉‐』秋山英夫訳編 社会思想社

生半可な処世術を身につけるより、むしろ愚直であれ

2017-11-27 17:08:45 | 人生の生き方
人生経験が浅ければ、世の中の悪習に染まることも少ない。経験をつむほどに、
さまざまな駆け引きが身についていく。

君子は、なまじ世故にたけるよりも、むしろ愚直でありたい。バカ丁寧であるよりも、
むしろ率直でありたい。                   (前集・二)


▲市井の人ならこれでもよいが、組織のリーダーともなれば、やはり賭け引きの
基本ぐらいは身につけておきたい。ただし、あくまでも「伝家の宝刀」として自分の
胸のなかにしまっておくほうが奥ゆかしいことは、言うまでもない。

─『人生を豊かにする「菜根譚」の言葉』 守屋洋著 PHPより
であれ

寒冷な地に植物が育たないように、冷たい心の持ち主は幸せになれない

2017-11-20 17:16:18 | 人生の生き方
気候が温暖であれば万物は生育し、寒冷になれば枯死する。
人間についても同じこと、心の冷たい者は幸せに恵まれることが少ない。
末永く幸せに恵まれるのは、心の温かい人だ。  (前集・七二)

▲温かい心の持ち主は、その温かさによって周りに人を引き寄せる。
 一方、心の冷たい人は、どんなに上辺をとりつくろっても、「あの人は
 冷たい人だ」とみすかされてしまう。その結果、人も寄り付かなくなって、
 人間関係の中で孤立する。
 この違いが大きいのである。

─『人生を豊かにする「菜根譚」の言葉』 守屋洋著 PHPより

NASAは魔術師、ナチスの残党、フリーメイソンの集合体!?

2017-11-16 17:51:51 | 異星人情報
田村    アメリカではHARRPやケムトレイルについて、長年にわたって研究されて
       きたようですが、日本国内に関しては、自衛隊によるものなのか、あるいは
       米軍なのか、はっきりしません。九州の宮崎で口蹄液が発生したのも、何かを
       撒かれたからでしょう。

グレッグ  日付を調べると、何かわかるかもしれません。
       闇の権力は、儀式を意識しています。たとえば、四月二〇日はヒットラーの
       誕生日だから、記念のために何か行動を起こすとか。黒魔術の使い方も
       研究しています。

田村    数秘術を操るから、日付は重要なんですね。

グレッグ  NASAの機密を研究しているリチャード・ホーグランドによると、NASAは魔術師
       ナチスの残党、フリーメイソンの集合体だそうです。打ち上げのたびに儀式を
       行なっています。ダークミッションですね。エジプトのイシス神話なども使っています。

田村    イシスはエジプトの女神で、オリオンから来たとされていますね。そんな女神まで
       儀式に使っているとは。

グレッグ  四月ニ〇日は毎年、NASAで何かおかしなことが起こっています。スペースシャトル
       の打ち上げ延期とか。それらはすべて儀式のためです。そうしたことに気付き、
       特定の法則を発見したのがホーグランドです。
       魔術師として知られるアレイスター・クローリーの弟子の思想、サイエントロジー
       などもNASAに深く浸透しています。昼間の顔は一流の宇宙ロケット技術の科学者で
       夜になるとセックスを使った黒魔術師と言う初期の関係者もいたのです。

─『あなたの前に宇宙人が現れます!』田村珠芳 グレゴリー・サリバン  ヒカルランド

上手に減らすことのできる人こそ、人生の達人   『菜根譚』

2017-11-11 16:49:28 | 人生の生き方
つりは風流な遊びである。だが、そのなかにも殺生の心をかくしている。
囲碁は高尚な遊びである。だが、そのなかにも闘争の心がはたらいている。
これでも明らかなように、心をのびやかに保つ上では、何かを始めるよりも、現に
していることを減らしたほうがよい。また、自分本来の姿を全うするうえでは、有能より
無能がまさっている。
(前集・ニ)

▲『老子』も、「無為ニシテ為サザルナシ」として、減らしに減らして無為の境地に
到達すれば、そのはたらきは自在である、と語っている。上手に減らすことのできる人
こそ、人生の達人と言えるのかもしれない。

─『人生を豊かにする「菜根譚」の言葉』 守屋洋著 PHPより

相手にも自分にも完璧を求めない    『菜根譚』

2017-11-06 18:08:37 | 人生の生き方
人の境遇はさまざまであって、恵まれている者もいれば恵まれていない者もいる。
それなのに、どうして自分一人だけすべての面で恵まれることを期待できようか。
 
自分の心の動きもさまざまであって、道理にかなっている場合もあればかなっていない
場合もある。それなのに、どうしてすべての人々を道理に従わせることができようか。

自他を見比べながらバランス感覚をはたrかせるのも、処世の便法なのである。
(前集・五二)

▲自分を中心に世の中を見ていると、どうしてもゆがんだ判断を形成し、はた迷惑
な行動に走ってしまう。時には相手の立場になって考えてみたい。

─『人生を豊かにする「菜根譚」の言葉』 守屋洋著 PHPより

■共存共栄は、相手の立場にたつことを求めている。自我の目覚めから、さらに
すすんで、他者意識が出て、それは、相手を打ち負かすのではなく、相手との
共存と共栄の必然さに気付くことで人間は完成される・・・しかし、簡単なことにきづくことが
なかなかできない。頭では、理解できる、しかし、身についていないのだ。
自分は、できると思い込む人が多い。それが、世界が平和にならない原因だ。

心が濁っていては、どんなに本を読んでも無益である

2017-11-03 17:24:10 | 人生の生き方
書物を読んで聖賢の教えに親しむには、まず気持ちを清浄にしてかからなければ
ならない。

さもないと、せっかくの先人の立派な行動やことばにふれても、私利を追求する参考に
したり、欠点をとりつくろう口実にしたりするのが落ちだ。
 
これでは、敵に武器を貸し、盗人に食糧を与えるのと、少しも変わりがない。
(前集・五四)

▲つまらない本をいくら読んでも、得るものは少ない。読むならやはり、古典や
歴史の本ということになる。定評のあるものを選んで、じっくり取り組みたい。
ただし、学んだことをどう活かすか、それが問題なのだという。

─『人生を豊かにする「菜根譚」の言葉』 守屋洋著 PHPより