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アメリカ内戦から世界内戦状態へ

2017-01-31 17:52:17 | 政治
本章の最初で「SMAP分裂騒動」を取り上げた。私としては珍しい芸能ネタだったが、
そこから山口組分裂につながり、山口組分裂は、CIAの分裂へとつながり、CIAの
分裂は、その上部組織であった国務省とペンタゴンの対立へとつながっていった。
いま、世界中で同じような出来事が頻発している。
2016年3月、テレビのニュースで神戸山口組と弘道会の抗争が激化したと騒いで
いる。だが、ほんの1年前は、彼らは同じ菱形代紋をもつ「なかま」だった。

いま、イスラムで起こっていることも、それと同じだ。イスラム国とアメリカ軍が戦闘
しているというニュースは、アメリカの同士の抗争なのである。中南米の麻薬組織
をFBIが逮捕すれば、それもまた、アメリカの警察がアメリカの犯罪者を捕まえて
いるのだ。右手と左手で殴り合っているだけなのだ。、それが世界情勢をいっそう
分かりにくくしている。

世界を支配していたアメリカの分裂は、世界中で混乱を拡大させている。

これまで世界情勢の大きなトレンドは、アメリカを中心とした世界支配を構築した
「闇の支配者」と、その支配体制に反旗を翻してきたBRICSという構図だった。
富を好き放題収奪されてきた新興国が力を合わせて新しい世界体制を作ろうという
流れだった。

ところが、現在は違う。支配の要石(キーストーン)であるアメリカが割れたことで、
「闇の支配者」の支配体制も揺らぎ、BRICSの間でも新時代に向けての主導権
争いが起こっている。EUでも分裂が始まっている。イスラムでも内戦状態になった。
日本も山口組分裂が示すように、戦後、日本をコントロールしてきたジャパンハンド
ラーズが分裂したことで予想しない出来事が次々と起こるようになっている。
安倍政権も二つの勢力による股裂き状態に陥り、言っていることとやっていることが
ばらばらになってきた。
これから世界はどうなるのか。

それを理解するには、いま一度「闇の支配者」とは何だったのか。その体制は、
いったい、どんな形なのかを知る必要がある。

─『99%の人類を奴隷にした「闇の支配者最後の日々」アメリカ内戦から
  世界大改変へ』
  元「フォーブス」アジア太平洋支局長 ベンジャミン・フルフォード著
  KKベストセラーズより

■この本の前の方で「SMAP分裂騒動」に触れていることが書き出しでわかるが、
興味のある方は本に当たってみていただきたい。芸能界は昔からヤクザとの
つながりは、どうしても避けられない。興行師としての役割があったからだ。
ジャーニー喜多川氏や、渦中でもでてきた、田辺エージェンシーなども接触があった
ようだ。それで、ヤクザの各派閥が芸能人に微妙に関係をもち絡んでいる。
ヤクザは、米国のCIAや、政府などとも裏で絡んでいるらしい。つまり、米国の
分裂騒動が日本のヤクザにまで波及してきて、それが「SMAP分裂騒動」へ
影響しているとB・フルフォード氏は述べている。解散、独立、移籍ではなく
分裂という形になっていることから、彼は、読み解いている。
彼は、日本のヤクザの研究では、以前から専門家である。
今回の分裂騒ぎは、見ているとSMAP本人たちの独立の意志より、マネージャー
の独立や、ジャニーズの内部の人間関係の不和が煽って影響しているようで、彼らに
とっては、なんだか、かなしい終わりだ・・・もっと五人の仲はしっかりと支え合え
なかったのかそれを思うばかりである。