ただ生きるのではなく、よく生きる

自然の法則をとらえ、善(よ)く生きるために役に立つ情報を探して考えてみる

気温上昇と二酸化炭素増加とどちらが先か

2017-03-29 19:17:04 | 社会
IPCCは、CO2によって温暖化したと主張するが、実際に二酸化炭素が気温を上昇させて
きたのか、それとも逆に、気温が上昇したから二酸化炭素が増えてきたのか。これも、
しばしば議論されるテーマである。なぜなら、気温が上昇すると、海水も温められ、コップ
に注いだビールと同じように、海水中の二酸化炭素が大気中に放出されるからである。
しかもこれは、太古から起こってきたことで、気温が上昇すれば、海だけでなく、陸上
からもCO2が放出されることは、誰もが認める現象である。

南極の氷のコアの分析結果では、気温上昇が800~1300年ほどCO2濃度上昇に
先行しているのだ。地球の長い歴史において、氷期から温暖期への移行は、大気中の
CO2濃度の増加と無関係であることが記録から明らかである。むしろ温暖期への移行期
から400~1000年「後」にCO2濃度が増加しているのだから、濃度の上がった海から
CO2が放出されたと説明するのが、最も自然な解釈であろう。記録からは、気候変動と
大気中の炭酸ガス量のあいだには、相関関係が存在しない。炭酸ガスが急激に増加
し始めた1946年頃から、逆に、1940~75年頃まで気温が降下していることは、
現在ではIPCC集団も認めている。記録を見て、一方的に増加する炭酸ガスと、北極圏
の大幅に上下動する気温変化の矛盾をIPCCはまったく説明できない。

北極圏研究者のアラスカ大学・福田正己教授も、二酸化炭素の増加は気温上昇の
「原因」でなく、気温上昇の「結果」であると明快に述べ、2008年7月29日の北海道
新聞夕刊でこのグラフを示してIPCCを切って捨て、その紙上で、もっと面白いことを
述べている。

──そもそもIPCCは、政府間の組織で、参加している研究者はいわばボランティアで
あって、学術研究連合や国際学会とは性格が全く異なる。またIPCCは独自の調査
研究は実施せず、既存の研究成果に基づいて合意を形成し、報告書を作成したという
ことになっている。政策立案者向けに作成された報告書にすぎず、学術論文のような
厳密な審査を経たものではない。日本では、ともするとIPCC報告書は世界のトップ
レベルの研究者の意見の一致として受け取られる傾向にあるが、大きな間違いだ。

つまり、、何も気象を研究したことがない人間たちが、わいわいと集まってスーパー
コンピュータで遊んでいるにすぎないことになる。そして「多数決」で気象を予測しようと
してきたわけだ。これは科学と関係のない政治集団だ。
温度変化によって、そのあと二酸化炭素の増減が起こるなら、現在の二酸化炭素
温暖化説は、まったく根拠のない話になる。

─『二酸化炭素温暖化説の崩壊』広瀬 隆著 集英社新書

■私の考えでは、宇宙人が指摘しているように、核競争の時代に核実験をとんでもない
回数を行った。その放射能が磁極へ集まり、気温が上がり、氷を溶かしている。
核軍縮は落ち着いたが今度は、原発の乱発である。原発は実際は放射能が少し出て
いるといわれている。それが435基も世界でつくられて来た。排熱が海を暖め、天候が
変わる、魚の生態系も変化するだろう。「原発は発電量の二倍の熱量で海を加熱して
いる」日本の温排水によって海に捨てられる熱量は、2010年7月の時点での資料を
見ると、商業用原子炉54基の合計で、4911・2万キロワットの「電気出力」を持っている。
その二倍の約1億キロワットの膨大な熱で海を加熱しているのが原発だということになる。
日本全体では、毎日広島に投下された原爆100個に相当する巨大な熱量で海を過熱して
いるのである。放射能が磁極に集まり氷を溶かすのと、この熱量で気候を温暖化して
いるに違いないのである。世界の原発を合わせると熱量は435基は日本の何倍だろうか・・
現在あまり日本でも稼動していないので海水の温度は昔にもどり、近海の海産物の
取れ具合は、よい。魚も冷たい海水に出てくる種類は上に上がってきている;にちがいない。
また、再稼動が続けば、また、温暖化がとてつもなく広がる。そうして、海水の二酸化
炭素も上がってしまう。
無知なものよ、気づけ!!

世界の原子力発電所は、宇宙人によって監視されている!!──二回目

2017-03-28 19:34:19 | 社会
宇宙人がもっとも危惧していることは、人間が原子力を使って過ちを繰り返すことです。
そのため、地球上にある原子力発電所は、宇宙人によって監視されているそうです。
これについて、さらに詳しく質問してみました。

田村    世界には現在435基の原子力発電所がありますが、それらをすべて   
       監視するのは大変ですね。
       一カ所の原子力発電所につき、何人ぐらいの宇宙人が監視しているの
       ですか?そして宇宙船は何基ぐらいですか?

宇宙人   一つの原子力発電所に母船と呼ばれる葉巻型の二基セットが配置されて
       いる。葉巻型には、小型の宇宙船が七基ずつ積み込まれている。
       小型の宇宙船には、二人の乗務員がのるので、最低でも一つの母船には
       三十五人の乗務員がいる。
       しかし、事故を起こすリスクが高い危険な場所には、もっと大型の母船が
       来ているし、母船の所属する星によってもシステムが違うので、一言では
       言えないな。
       日本はプレアデスが担当している。アメリカは山羊座が担当している。
       中東・アフリカはオリオンから来ているし、ヨーロッパはシリウスが多いね。
       中国はゼータ星が多いよ。ほかにもアルクトゥルス星とか銀河連邦に
       所属する星は順番に担当しているよ。

田村    危険な場所とは、どこでしょうか?

宇宙人   世界で一番ヤバイ原子力発電所は、中国だね。手抜き工事で基礎が
       ガタガタだからすぐ崩れる。
       日本の場合は、耐震工事が施されているから中国ほど心配していないが
       活断層のうえに建っていたりするから、ヒヤヒヤものだね。

─『宇宙人と闇の権力の闘いがはじまりました』田村字珠芳著 ヒカルランド

■今日もニュースで原発再稼動の話がでている。聞くたびにイライラしている。
二酸化炭素温暖化で、闇の連中が原発を増やすためにたくらんだ大衆操作がまんまと
はまり、いまだに政府関係者、科学者の推進のよりどころになっている。また、テレビでも
エネルギー四分割にして原子力を入れている広告を流している。情けない話だ。原発は
やめるのだと判断ができない。どんなに頭が良くても、そういう連中は大バカ、とさげすみたい。
福島でどれだけ大変な状態が続いていることか、それに鈍感である。このあいだも建屋の上に
かぶせておいた覆いをはずしたら、空中に放射能が出てた。蓋をはずすだけで、広がってしまう
なら、相当なものだ。同じ状態が原発を抱えているところでは起こる可能性があると
見切らねばならない。
しかし、原発の数が世界では「435基」もある。どうすんだ。世界廃炉会議のような
方向性のある、動きをしなくてはいけないのではないか。今回の地球の文明も前回と同じように
原子力のせいで滅びるのだろうか・・・放射能が磁極に集まると熱をもつ、温暖化へつながる
と宇宙人は指摘していた。皮肉なものだ。二酸化炭素温暖化になるからクリーンな
エネルギーをとたくらんだ闇の連中の原発が実は、温暖化を生み出しているとは・・・
地球人の科学の脆弱さが見えてしょうがない・・・

徹底した従順が最後の勝利

2017-03-27 19:14:28 | 社会
女というものは、自分の姿かたちを悪くいわれると、どんなひとでも怒るものよ、だから・・・、
と愛する二号夫人に入知恵された男が、本宅へ帰って、何といわれても怒らぬし嫉妬
もしない本妻へさっそく難くせをつけた。お前の顔を見ていると、胸がむかむかして気分が
悪くなる、とうとうこんな歌ができてしもうた、といって、

「やきもちはやかねど顔がくすぼりて、鼻はひしゃげて尻はぽってり」

と声高に言った。本妻はこれを聞いてうつむき

「お恥ずかしゅうございます」

といっただけでべつに怒ろうともしなかった。ここで怒らせて、この家を飛び出てくれれば、
二号夫人を後ろへ引き入れることができる、というのが男の魂胆であったが、どうやらそれは
外れそうだ。男はやっきとなって、

「これ、歌を詠まれて、ただお恥ずかしゅうでは礼に反するぞ、返歌をしなさい、返歌が
できねば出ていってもらおう」

男はついに本音をはいたが本妻は歌の心得がないから許してくれという、男はその
弱点をとらえてどうしても許さぬというので、本妻は、ではもう一度その歌を聞かせてくれ、
といい、男が再び朗詠するのを聞くや、

「ありがたや姿笑うて心をば、ゆるし給わる君がなさけは」

と本妻は詠んだ。これにはさすがの男も悪夢が一っぺんにさめ、本心に立ちかえった。

・・・・・世間ではわしのことを嫁いじめの鬼ばばといっとるそうじゃが、ひとつその
鬼ばばをあんたのそのじじょうずな歌に詠んでもらいましょうか、といういじ悪の姑に
対し、税所敦子(さいしょあつこ)は

「仏にもまさる心を知らずして鬼婆などと人のいうらん」

と詠んだ。姑は赤面し以後、敦子にやさしくなったという。

けっきょく、―剛を制するものは反対の柔である―ことを人生の経験は教えている。

─『一日一言 人生日記』古谷綱武編 光文書院より

■柔道の原理「柔よく剛を制す」というのも同じ。柔道は力の原理だが、心の問題
にも応用できる・・・

日本はアメリカの自治領

2017-03-25 18:43:22 | 社会
飛鳥     日本は、ある意味、カナダよりはもっと悲惨なんだよ。日本人って、サンフラン
        シスコ講和条約で日本は独立国だと言っているけど、どう考えてみても
        植民地なんだ。

フルフォード 明治時代以降、植民地ですよ。
 
飛鳥     よく言っても、恐らくプエルトリコと同じで、アメリカの自治領。自治領という 
        というのは、選挙は許されている。だけど、基地をおかなきゃいけない。
        日本はプエルトリコ並みだ。

フルフォード ただ、アメリカのあの勢力が基本的な間違いを犯した。それは、どういうこと
        と言うと、借金で軍隊をやっている。そうすると、最終的には貸しているほう
        の言うことを聞かないとお金が回らない。給料と払えない。石油を買えない。
        貸しているのはどこか、中国。

飛鳥     そうだよね。だから、中国様々なんだよ、アメリカは。

フルフォード 中国は日本と違って独立をしていたので、言うことを聞かない。こんな
        米国債買ってたまるものかと言って、それで世界の仕組みが全部変わった
        のです。
  
        でも、さっきの地震兵器で、何で日本が攻撃されたかというと、日本が
        アメリカに、米連銀に、おまえたちは倒産だと宣言したからなんですよ。
        お金をを渡せという強迫。そうしないと、次に日本の原発、ほかもやっちゃう
        ぞという脅かしがあったわけですよ。

飛鳥     脅かしだろうな。また、アメリカにとっては、菅が本当に無能な総理大臣
        だから、菅であるこの時代のほうがかえっていいんだよ。だって、例の
        韓国人からの政治資金の提供で菅がやられるってときに、地震でドーン
        でしたからね。あれは絵にかいたようによくできたストーリーだよ。

フルフォード 彼の名前のとおりだよ。キャン(菅)・ノット。 (笑い)
        (2011年8月31日発刊の本より)

飛鳥     それ、いい。(笑い)


─『二人だけが知っている超アンダーグランドのしくみ』─だまし討ちに気づかない
  日本人へ!これ以上毟(むし)られるのがいやならこれだけは知っておけ!!
  米経済誌「フォーブス」元アジア太平洋支局長ベンジャミン・フルフォード 
  飛鳥昭雄

■日本人は多分、独立を果たし、いっぱし(人並み)の国の平等の地球の民に戻ったと思って
日々くらしているが、そうではないのだ。米国・裏のうまい扱い方で日本人は、戦後コントロール
されてきた。ネットがさかんになり、細かいデータが多く見られるようになり、米国の
裏表が見えて来ている。日本の政治家にはいまだに米国天国のやからがいる。
日本の歴史は、ヘブライからつづく長い歴史がある。現実を研究家たちの研究でよく
とらえ、意識を変えなくてはならない。西洋人は共存することより、支配することを好む。
日本人の民は共存共栄を倫理のちゃんとした科学とともに世界を啓蒙しなくてはならない・・・


因果と結果を無効にできません。導かれる結果は、避けられません

2017-03-23 18:58:31 | 社会
怒りや報復の感情や、身勝手さやうぬぼれなどを放棄した
心は、すっかり安定し、さらに永遠普遍の平穏に至ります。

理性から遠い煩悩の力を凌ぎ、心の状態を高めると、かつて
盲目に従っていた欲求の力を理解することができます。

穏やかで鋭い心の洞察で、自分の煩悩の数々を直視します。
高い山に住むl世捨て人が、葛藤の嵐を真下に見下ろすように。

かれにとって、この世の不公平は、とうに終わったことです。
そして、一方では世の中の無知と苦しみを目にしながら、
地方では心を高め、喜びを感じています。

かれは、愚かにも欲求や欲望の類にとらわれている人たち
が、同情やあわれみを必要としていることを知っています。
また、不正に手を染めている人や、他人を苦しめる横暴な人
も、おなじように思いやりを欲していることも理解しています。
そんなかれは、どのような人も分けへだてすることなく、すべて
の人に慈愛に満ちた心を表しています。

誤ることのない公正な正義が
すべてをつかさどっています。


―『アレンの言葉366日』 ジェームズ・アレン 
  葉月イオ訳 PHP研究所より

米国の悪の勢力の「2020年、日本の2000兆円収奪計画」

2017-03-22 18:12:53 | 社会
「トランプが大統領になるなんて世界の終わりだ」
(略)
この本を読むまで、「トランプのせいで日本も終わりだ」と思っていた人は、ハザール
マフィアの勢力に自分たちの富がどれだけ収奪されているかを知るべきだろう。
決して「トランプがすばらしい」ということではないが、少なくとも我々を奴隷扱い
してきた支配者たちを失脚させるチャンスが訪れている。

ハザールマフィアらは、「2020年2000兆円収奪計画」を進めてきた。文字通り、
彼らは2020年までに、日本人から総額2000兆円を収奪しようと計画して、それを
進めてきたのだ。

その一つが、かの郵政民営化だ。小泉純一郎が郵政民営化の是非を問うた
2005年の総選挙で、自民党は歴史的大勝を果たした。それから2年後の2007年、
日本郵政公社が解体され民営化が実現されたが、小泉の悲願とされたこの郵政
民営化は、ブッシュ率いるアメリカのナチス勢力が小泉に「命令」したことだった。

その命令は、「年次改革要望書」という外交ルートで送られてくる。年次改革
要望書は通称で、正式には「日米規制改革および競争政策イニシアチブに基づく
要望書」、英語では「The U.S,-Japan Regulatory Reform and
Competition Policy Initiative」と記される。この年次改革要望書は、日本と
アメリカが互いに相手国の問題点を指摘し、「お互いの経済発展のためにこの
制度を変えてほしい」という要望を出し合うものだ。

これまでこの要望書を通じて実現されたものは、金融ビッグバン、建築基準法改正、
労働者派遣法改正、司法制度改革、日本道路公団解散など多岐に及ぶが、
どれにも共通しているのは「自由競争」だ。アメリカにしてみれば、自分たちが日本に
進出するための足固めであったが、逆に日本から要望したものに対しては何も
実現しようとしない。一方的な不平等条約を毎年突きつけられていたも同然なのだ。

アメリカ側の要求は内政干渉と呼べるほど細かかった。そしてどの制度改革も、
あたかも、日本の発展のためであるかのように喧伝されてきた。しかし、実際は、
その一つはアメリカの国益を優先し、日本の資産を売り飛ばすものだった。金融
ビッグバンでは規制緩和により外資が押し寄せ、バブル崩壊で手頃になった
日本の企業や不動産が次々と買収された。そして労働者派遣法改正で非正規
雇用を増加させて年功序列や修身雇用といった制度を破壊、日本経済を
弱体化させるのに成功した。万事がアメリカの思惑通りである。つまり、年次
改革要望書の要求をのむことは、売国行為そのものなのだ。

しかし、当時の日本の首相たち、特に郵政民営化を進めた小泉純一郎は、
アメリカの支援をうけながら平然と国を売ってしまったのだ。メディアの世論操作
もその一つだ。「小泉劇場」などと、まるで小泉の主演映画を見せるかのように
して国民をだまし、国民が問題の本質に気づく機会を奪っていたのだ。

当時、郵政民営化の問題としては、郵便配達業務のことばかりが取り上げられて
いた。山奥の過疎地にまで毎日届けられていた郵便物が、今の料金体系を
維持したまま届けられるだろうか。郵便配達員が過疎地の高齢者たちの
「見守り」の役割も果たしていたのに、これから配達員が来なくなったらどうなる
のか。そんな心配ばかりがなされたが、配達業の自由化は本丸ではない。

アメリカが郵政民営化で狙っていたものは、日本人の個人資産である郵便貯金
と簡易保険である。その総額は350兆円にのぼる。金融機関としては当時
世界最大の規模だ。この郵貯事業、簡保事業を乗っ取り、自分たちの思うまま
の組織にすることが彼らの重要なミッションであった。

ただし、露骨に分捕るようなやり方jはしない。(見る人がみれば露骨だが)。
借金奴隷制度と同じように、日本人を知らず知らずのうちに自分たちのコントロー
ル下におくことが彼らのやり方だ。郵貯資金と簡保資金の運用を世界最大手の
投資銀行ゴールドマン・サックスに委託させ、徐々にその資金を欧米に流して
いく。麻生太郎政権時と民主党政権時で郵政民営化見直しの声が高まったが、
そんなことで彼らの野望が止まるわけがない。2015年6月に、ゴールドマン・
サックス出身の佐藤勝紀をゆうちょ銀行副社長に就任させ、今も日本人の
資産を外国株式や外国債券へと移し変えているのだ。

─『逆襲のトランプと大激変するアメリカ  日本人が知るべき「世界動乱」
  の危機』 米経済誌「フォーブス」元アジア太平洋支局長ベンジャミン・
  フルフォード  メディアックス

■小泉氏などは、当時マスコミを通じて人気があった。あれは、アメリカが
 マスコミに億単位の金を使って応援していたらしい。なんてこった。
 日本人は、素直で、マスコミのマインドコントロールに簡単にひっかかって
 しまう。いつも大勢の意見に注意しないと載せられてしまう。
■■北朝鮮のミサイルが失敗しているが、異星人のUFOによる攻撃かも
 しれない。核問題については異星人は監視しているので、今後そう
 簡単に核ミサイルを推進する国の自由は許されないはずだ。以前の
 UFOのフィルムでロケットのそばにUFOが近づき電磁波のようなものを
 SFや、漫画と同じように浴びせて打ち落とすところを見たことがある。
 北朝鮮のミサイルも今回は、同じ道をたどったのではいか。


完璧な法則の知識は、心から求める人すべてに用意されています

2017-03-20 18:41:39 | 社会
至高の法則の道に入った人たちは、もはや非難することも疑うことも、思い悩む
ことも落胆することもありません。

かれらは今、神が正しいことを知っています。また、普遍的な法則が正しいこと
も、秩序と調和の世界が正しいことも知りました。なにかまちがっていること
があるとすれば──、まちがっているのは、かれら自身なのです。

かれらは、また、罪からの救済が、かれら自身にかかっていることを知って
います。さらに、かれらの努力にかかっていることも知りました。そして、
それぞれが善良であることを承諾しなければならないことを知りました。また、
悪を故意に拒否しなければならないことを知ったのです。

かれらは、単なる聴衆ではなく、いまや発言者です。
かれらは、知識を獲得し、理解を得て、知識を高めます。
かれらは、自我の束縛から解放される、輝かしい人生に一歩、踏み出した
のです。

さあ、自我を消し去る人生を始めましょう。

―『アレンの言葉366日』 ジェームズ・アレン 葉月イオ訳 PHP研究所より

■自我を消し去る・・・ではなく、自我を善我(他人のために尽くし、愛を分け与える)
へ変化させる、のが良いと以前から考えている。自我を消し去ろうとすると
その反動のようなものがでてくるのではないか。森田正馬氏のあるがままという
治療法も人間の持っている特徴を理で殺してしまうとこから、思想の矛盾が
でてくるのだといっているのだと思う。論理で理想に走るとそうなるのでは
ないだろうか。自分の善も悪も認めてしまい、受け入れそこから、変えてい
く、なくすのではない・・・

闇の権力の避難先は火星!マース・コロニー(火星殖民地)は多国籍プロジェクト

2017-03-19 19:23:15 | 科学
グレッグ   震災がこれほど悲惨な事態を招いたというのに、闇の権力は自分たちが 
        やったことに恐れは抱いていないでしょう。地球が核によって住めなくな
        ったとしても、火星という逃げ場を用意しているから。

        火星にテレポテーションする技術の研究が進められていたのは1918年
        代から始まったラムズフェルドが担当したプロジェクトペガサスという
        機密計画です。後に実験に関わったアンドリュー・バサージオによって
        明らかにされました。ニューメキシコ州のロスアラモス研究所では、子供
        を使って火星にテレポテーションを研究していました。
     
        火星は人間がすめるぐらい工事が進んでいます。マース・コロニー 
        (火星植民地)ですね。マース・コロニーはアメリカだけでなく、さまざま
        な国が関わっている多国籍プロジェクトです。

田村     闇の権力は、この先、宇宙に出ないと助からないことがわかっていて、
        自分たちだけの居場所を確保し、一般大衆は地球に置き去りにするつ
        もりなのですね。

グレッグ   天変地異は一定の周期によって起こります。彼らはそれを計算して、
        逃げる計画も立てています。
    
        たとえば、「イオン」はギリシャ語でさまようという意味があり、銀河の
        周期26000年を示します。日本には、イオングループという大企業が
        ありますが、彼らは人目につくロゴマークに独自のシンボルを入れること
        がよくあります。

田村     シンボルの意味を読み解けば、闇の権力のやり方がわかりますね。

グレッグ   日本でもメディア・リテラシーという考えが広がり、メディアの主張を
        一方的に受け取るのではなく、自分の頭で考えることが大切だという
        ことがわかってきましたが、これからはシンボル・リテラシー、シンボルを
        理解する力が必要です。

田村     表面に出ていないけれど、隠されている意味をさぐるわけですね。

グレッグ   闇の権力の一部は光に帰りましたが、地球上に残り、最後まで権力や
        利権にしがみついているグループもいます。一種の精神的な病気ですね。
        地球が壊れてしまっても、利己的な目標を持ち続けられるのですから。
        地上に住めなくなって、地底基地や火星に逃げても、同じことを続けるで
        しょう。闇の権力はすでに地底に基地を作り、交通網も整備しています。
        マグニティック・レベテーション、略してマグレブと世lばれる電車は、磁石
        で動き、アメリカの西海岸から東海岸まで二時間で移動できます。

─『あなたの前に宇宙人が現れ、ます!』田村珠芳 グレゴリー・サリバン(ワンダラー)
 ヒカルランド

■UFO騒ぎ(ロズウエルなど)が過去にあってからもう何十年にもたつ。権力者たちの
間では、いるいないに終始しているのではなく、着実な秘密のうちの対策をとっていた
のだとわかる。第三の選択もまがい物ではなかったようだ・・・
SFで書かれたようなことがやはり、起こっているのだろうか・・・善意で計画をしていれば
いいが漏れ伝わってくる情報では、結局、自分たちのための対策が見え隠れして
悲しいものだ。SF映画で描く、悪人の行動がそのまま現実にもあるとは・・・

見つめよ、逃げるな

2017-03-18 19:16:09 | 社会
(迷うこと)このことを、私は「見つめよ、逃げるな」といって教えます。たとえば、便所
の掃除などは、誰も嫌いです。普通の人は、これを「いやという心を捨てて精神努力
して、掃除せよ」というふうに解釈します。しかしこれは、ワサビの嫌いな人に、それを
好きと思え、死にたくない人に、死を恐れるなと忠告すると同様に、実は不可能で
あるから、世人は、修養とか捨て身とかいうことに、非常の苦難をするのであります。

私の教えに従えば、たとえば便所を見つめていると、いろいろの汚いものが目に
ついてくる。少し我慢して、逃げずにいれば、手をだすのは苦しいけれども、汚い
ままに放任して置くのも、気になってしかたがない。心の内には、さまざまの
葛藤があり、種々の思想が浮かんでくるけれども、結局これを実行したときに、
はじめ想像したよりも楽であり、その奇麗になった結果を眺めて、自分の力と
善行とを喜ぶことになる。このときはじめて、「捨身精進」という結果になって
いるのである。それで私からいえば、汚いことをすることの嫌いなのも我で
あり、清潔にしておきたいと思うのも、両面ともに我である。すなわち我を
捨てるのではなくて、自我を発揮すると解釈するのである。こんな手近な
手段によって、私は多くの患者の修養に成功しているのである。

─『現代に生きる森田正馬のこどば 生活の発見会 I 悩みには意味がある』
  白揚社

■自我をなくすとよくいわれるがそうではなく、自我を発揮すると解釈する
というのは、興味深い。自我は自分の機能であるというとらえ方だと思う。
トルストイなどは、自我を捨てよ、というようなことを言っているがそれは
観念的なとらえ方だろう。第三者の立場から自分をみる、正見(八正道)
を行えばよい。

四種の感情の特徴

2017-03-17 19:20:15 | 知恵の情報
常識を養成する根本となるところは広くいうとすなわち心身の訓練で、狭くいえば
すなわち感情の修養である。まず感情の特性について考えると

一、感情は常に同一の強さをもって永く持続するものではない。これを放任すれば
自然に消失する。
二、感情はこれが行動に変化すれば消失する。
三、感情はこれを表出するに従いますます強盛となる。ランゲはわれわれは悲しき
ために泣くのではない、泣くがために悲しくなるといっている。
四、感情はこれに慣れるに従って鈍くなる。

これら四種の感情の特徴によりたとえば忿怒の情についていえばまずわれわれ
に忿怒の情が起こるとき、耐えてこれを表出しなければ時を経て最後は自然に
消失する。昔の武士のいう、忿怒して事を決しようとするときはまず三日間
考えての後にすべきだとの訓戒は、この特徴の活用である。またこの忿怒の
情を堪え忍ぶのはなかなか苦痛ではあるが、しばしばこれに慣れればついには
その苦痛の情が鈍くなって、克己の情がはじめてここに養われるものである。

─『現代に生きる森田正馬のこどば 生活の発見会 I 悩みには意味がある』
  白揚社

■感情の特徴を心得て、自己をコントロールする。

与える者のよろこび

2017-03-16 19:10:48 | 知恵の情報
いつも通る散歩道で、年老いた乞食にあった。乞食は栄養失調の青ぶくれた顔を
向けて、毛ガニのような手をさしのべた。彼はポケットというポケットを探したが、
あいにく今日にかぎって一枚の銅貨もなかった。彼は途方にくれた。そのあげく、
毛ガニのような乞食の手をしっかと握って、

「わるく思わないでくれ兄弟、わしは今何にも持っていないのだから」
といった。乞食はその手をにぎりかえして
「けっこうですとも旦那、それだけでもありがたいことです。これもやはりほどこし
ですもの」老乞食はそう言って眼をしばたたいた。

瞬間彼はさとったのである、
彼自身もまたこの兄弟から、暖かい心のほどこしを受けたことを。
これはツルゲーネフの散文詩の「乞食」の章の意訳であるが、与えるもの
与えられるもののほんとうの喜び、それは物質的なものばかりではないことを
よく現している。

菜根譚前五二条に曰く、
「恩を施す者は、内己を見ず、外人を見ざれば、即ち斗粟(とぞく)も万障の
恵みに当つ可し。物を制する者、己の施しを計り、人の報いを責めなば、
百鎰(ひゃくいつ)と雖(いえど)も一文の功を成し難し」と。

自分は沢山の恩恵を与えてると思ってはならないし、他人が自分の恩恵に
あずかっているなどとも思ってはいけない。ただ気の毒余り、一切を忘れて
施しをするならば、斗粟(とぞく・一斗は一升)の少ない米も万鐘(一鐘は六石
四斗)のような沢山のほどこしに相当する。また他人に利益を与えるものが、
それに相当する報酬を計算するならば、たとえ百鎰(ひゃくいつ・一鎰は
二十両)の大金を恵んでも、一文を施した功にもならない、というのが大意。
古川柳にも”人に物ただやるにさえ下手があり”とある。善意もまた難いかな。

─『一日一言 人生日記』古谷綱武編 光文書院より

■斗粟(とぞく):「斗粟」の「斗」は容量の単位で、一斗の粟ということから、
少しの食べ物のたとえ。
 

トランプはケネディ以来の「本当の大統領」

2017-03-15 18:18:30 | 政治
2016年のアメリカ大統領選挙を正しく理解するには、1963年の
ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件まで時間をさかのぼる必要がある。

1961年1月、ケネディはアメリカ合衆国第35代大統領に就任した。ケネディ政権
にとって最大の正念場だったのは、就任2年目に訪れたキューバ危機である。
1959年のキューバ革命以降、ソ連との接近を急速に進めるキューバでは、ソ連に
よるミサイル基地の建設が始まっていた。

ソ連から兵器が運ばれることを警戒したケネディはキューバ周辺の海上封鎖に
踏み切ったが、そのころ、ソ連からは兵器や機材を積んだ艦船がキューバに向かって
いた。もしソ連がこの海上封鎖を突破しようとすれば、アメリカとソ連による直接の
武力衝突は避けられず、人類初の全面核戦争の危機がまさに目前に迫っていた。
最終的には、当時のソ連の最高指導者、ニキータ・フルシチョフ首相とケネディが
互いに譲歩することで危機は回避されたが、問題はこの裏で暗躍していた秘密結社
の存在である。

キューバ危機で全面戦争、第三次世界大戦を起こそうと裏で糸を引いていたのは、
上位1%の富裕層にあたる欧米の寡頭勢力だ。彼らはありとあらゆる手を使って
アメリカ政府の中枢に入り込み、アメリカの政治を今に至るまで牛耳ってきた。

これまでアメリカは世界中で多くの「大義なき戦争」を経験してきた。しかし、正当性
に疑問が残る戦争がいくつもある。それは彼らが自分たちの利権を守り、自分たちの
都合のよい世界をつくるためだけに、戦争を仕掛けていたからだ。
 
ケネディは表向きには、「ソ連との戦争を阻止した大統領」として評価されている。
しかし、、彼が実際に阻止したのは、「寡頭政治による政府乗っ取り」である。
ケネディ以前の大統領は、長らく寡頭勢力で構成される秘密結社によって操られて
いたが、ケネディは「彼らに操られているアメリカは本当のアメリカではない」と
して、秘密結社が持っている「ある権力」を奪おうとした。

その権力とは、「通貨発行権」である。

アメリカ合衆国のドルを発行しているのはアメリカ政府ではない。民間銀行
である連邦準備制度理事会(FRB)である。そしてこのFRBの所有者こそが
先ほどから寡頭勢力と呼んでいる一部の富裕層であり、アメリカ政府はほとんど
権限を持たない。つまりこれは、アメリカの富、あえて言えば世界の富が一部
の寡頭勢力により牛耳られているようなものである。

この問題は、歴代のどのアメリカ大統領も触れることができない、アメリカの
アンタッチャブルな闇である。それでもこれまで過去に3人の大統領がこの問題
に着手しようとしたことがある。

1人目は第7代大統領のアンドリュー・ジャクソン、2人目は第16代のエイブラハム・
リンカーン、そして3人目ガケネディである。

しかしこの3人の勇気ある行動は失敗に終わった。3人に待っていたシナリオ
は「暗殺」である。1人目のジャクソンこそ未遂に終わったが、リンカーンと
ケネディは命を落とす結末を抑えてしまった。

ドル発行券をめぐる話は後の章で詳しく述べさせていただくとして、ここで
言いたいのは、トランプはその資質はさておき、秘密結社の影響を受けていない
という意味でケネディ以来の「本当の大統領」であるということだ。

前任のバラク・オバマ大統領まで、アメリカの大統領はアメリカ国民によって
選ばれた人物ではなく、秘密結社によって選ばれた代理人。いわば
「操り人形」である。

トランプには、この流れを断ち切る宿命が与えられている。もちろん、彼一人
でできることではない。ただ、それを実行できるだけの強力なバックが付いて
いる。

─『逆襲のトランプと大激変するアメリカ  日本が知るべき「世界動乱」の危機
 ー日本よ、生き延びろ!』米経済誌「フォーブス」元アジア太平洋支局長
  ベンジャミン・フルフォード著 メディアックス

■現在の生きた情報である。彼は、日本のためにも命を狙われながら活動
している。よく考えてみよう。

疑心暗鬼を生ず──疑いの深さからあらぬ妄想にとらわれるたとえ

2017-03-14 18:50:56 | 知恵の情報
暗鬼とは、暗がりの中の鬼のことであり、心の中に疑いを持って見ると世の中に
在りもしない鬼の形を見たりするようなことになる。つまり先入主は往々にして判断の
正しさを失うものであるから気をつけなければいけない。

「列子、説符篇」のなかに─ある人がもっていた斧を失なっていくら探しても見つか
らない。事によったらだれかに盗まれたのかもしれないと思ってみるとどうも隣の
家の倅(せがれ)が怪しい。自分と会ったときの顔色や態度が変だった。斧を盗んだ
のはあいつに相違ない、人は見かけによらないものである油断も隙もならないと
ひとり憤慨していた。それから相当日時が経ってから自分の山の谷間からその
斧が見つかったので、おやおやと思いながら、よくよく考えて見ると、薪木を伐りに
行ったとき自分で置き忘れてきたものであることがわかった。

さてそこで、隣の倅の起居振る舞いを見ると、これまでと、少しも変わっていない。
なぜあんなに疑ったのかさえわからなくなって、それまでの猜疑心は一ぺんに
消えてしまった。これは、つまるところ「彼奴(あいつ)が盗んだのではないか」という
自分の先入主から「彼が盗んだのだ」とひとり合点してしまったので、全く関係
のない者が怪しんで見られるに至ったのであった。同じ人を見、同じ状態を見ても、
見る人の心の置きどころによって怪しくも見え、「疑心暗鬼を生ずる」人間の心の
弱点をいましめたものである。人または人の上に立つ人の特に銘記すべき
箴言であろう。

─『一日一言 人生日記』 古谷綱武編 光文書院 より

■人間は自分の都合の悪いことは相手のせいにしてしまうことがよくあるものだ。
自分より相手を主体に考えることでつらぬくことは大切なのだと思う。世の中には
悪いやつもいる、こちらが信じても、心の素直さがひん曲がってどうしようもない
ものもいる。でも、勇気を持って、自分をへりくだってとらえなくてはならない。
自然の法則は、共存共栄でできているのだから、それにあわせることが重要だ。
自分がどうなっても・・・

プロには使命感が問われている・・・

2017-03-13 18:14:16 | 社会
ところで、プロフェッションは本来、強い使命感に支えられたものでした。
プロフェッションの語は13世紀に「入信の誓い」という意味で登場し、中世の
時代には「神学、法学、医学に関わる職業」をも指す語となり、さらに「公言」
「宣言」「告白」の意味をもつにいたったことばです。

公のために貢献することを神からもとめられた者たちがプロなのであり、その
使命を果たすために長期にわたって修養し、専門技術を身につけ、生涯を
その使命遂行に捧げる人たちがプロでした。

中世の時代にプロと目された聖職者、裁判官、医師たちには、自分は神から
公のために尽くすことを託されているのだという使命感がありました。この3つの
職に身をおく者には、ごまかしや裏切りや、自分の儲けだけを考えることなど
決してあってはならない、あろうはずがないということで、彼らは衆目から
ひと目でそれとわかるように、それぞれのユニホームに身を包んでいました。
プロであることをつねに問われていたわけです。

はたして、いまどれくらいの人たちがユニフォームを襟を正す思いで身につけて
いるでしょうか。公人にかぎらず、私たちは自らノプロ意識を問う必要がありそう
です。

人のために自分を捧げる喜びを知っている人をプロといいます

─『続 生きかた上手』 日野原重明(聖路加国際病院理事長・同名誉院長)
  ユーリーグ株式会社

道楽と職業のちがい

2017-03-12 19:10:53 | 社会
「プロ根性、プロ意識をもて」と上司が部下を激励するときのプロも、子どもたちが
憧れるプロスポーツ選手のプロも、それぞれ「プロフェッショナリズム」と
「プロフェッショナル」を縮めた言葉です。この「プロ」とは、いったい何でしょうか。

プロフェッション(professionn)を辞書で引くと、筆頭に「職業」とあります。

職業については、明治の文豪・夏目漱石が「道楽と職業」と題した兵庫明石での
講演でこんなことを語っています。
「どんな職業であれ、ただ好きだからやるというのではだめだ。人のためにする
という公益性をもつべきものが、職業である」
と。好きでやっているあいだはただの道楽だけれども、そこに「他人のために」
という価値を見出した瞬間、道楽は職業に変わるというのです。さらに続けて
漱石は、「他人のため」がとりもなおさず「自分のため」になるといっています。
これこそが職業意識、プロ意識というものでしょう。

若い人たちは将来の職業を何をもって選択しているでしょうか。「好きだ」と
いうのならまだしも、近頃では「地位が安定しているから」とか「収入がいいから」
が上位の理由にあげられています。

「ここに入ってくる学生の9割は医師に向かない」
と嘆息まじりに私に語った言葉が、いつも思い出されます。

ひるがえって、子どもたちや若い人たちに、「これがプロだ」という見本をおとな
は示せているでしょうか。子どもたちが憧れ、めざしたくなるような姿をおとな
が示せないかぎり、この大学教授のため息はおさまることがないように
思うのです。

人のために自分を捧げる喜びを知っている人をプロといいます

─『続 生きかた上手』 日野原重明(聖路加国際病院理事長・同名誉院長)
  ユーリーグ株式会社

■八正道の「正業」が思いだされる・・・
「正しく仕事をする。現代社会は分業によって成り立っています。自分の仕事を
他の人、世の中への奉仕と考えれば、公害、貧富の差もなくなり、社会全体の
調和へと繋がります」