たかじんさんの「0db HyCAAヘッドホンアンプ」基板を箱に入れました。
実は、この箱は金属製ではありません。プラスチック製です。
いわゆる1mm厚のプラ板(ぷらばん)を切った貼ったで作ったものです。
ですから、塗装前はこういう状態になっていました。
仮組みすると、こうなりました。もっとも、こうなるまでが大変でして。
中の屏風?を垂直に立てらないのと、片側を接着している間にねじれてしまったので
それを修正するのに、余計な手間がかかりました。
メンテナンスをかんがえて、裏蓋も取り外し可能になっています。
勢ぞろいすると、こうなりました。
接写すると、けっこうアラが目立ちます。本来であれば隙間をパテ埋めして磨いてからサーフェイサーを吹いて
再度チェックして、穴埋め、磨きを再度行って、本塗装となりますが、そこまでしていると、今年中に終わりそうに
ないので(今の体力からすると)出来るときに出来る物を仕上げて、次に取り掛かろうということで、
ほどほどの状態となっています。
真空管だと熱があると思うのですがプラ板で
大丈夫なんでしょうか?
タミヤのプラバンですが、模型店で聞いても
耐熱温度が分かりませんでした。
タミヤ公式にもざっと見ただけでは書いていません
でした。
真空管の発熱ですが、非接触温度計で測定すると
球の根元で60度前後で、ガラスの中央部分ですと
50度くらいでした。
流石に球の根元にプラバンを密着させると
長時間かけて溶けてくる可能性もありますが
3mmほど隙間もあけ、底とケース背面にも
通風用の穴を開けていますと、そこそこ熱は
逃げていますし、まず正面はふさいでいないため
手をかざすと生暖かいようでした。
球付近のプラバンの経年変化をみていき、
溶けるまでもなく歪むなどするようでしたら
大きく切り取って同様の穴を開けたアルミ板に
交換するつもりです。