まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

XMODS 改修計画 モーター編

2005年10月05日 | Weblog
 久々にコースで走らせようと持っていったXMODS改ですが、
モータが回りませんでした。
ロータに巻いた巻き線がショートしているらしく、回らず
ベルのように振動している有様でした。
 それでなくても高負荷がかかり、発熱も尋常ではないので
寿命という事なのでしょうね。
当然ながら、市販モータのロータに、エナメル線で巻きなおした
物でした。
 以前から180モータが気になっていたので、このさいという事で
180モータ分解と線を巻きなおす事にしました。

さて開けようとして、なんとカシメの固い事か。
開けることを想定していないのと、防塵のために、埃が
入りそうな箇所にはプラで蓋がされていました。
物は、MITUMIの180モータです。

ノーマルでは、トルクはあるのですが回転数がさっぱり
上がらず、逆に扱い辛い感じでしたので、中の様子を見てから
巻き数と線の太さを決めることにしました。
さて元は何ターン巻いているのでしょうか。まずは線の細さに
驚きです。0.1mm径でしょうか。
巻き戻して450回巻いている事が分かりました。

2極目と3極目のエナメル線はニッパで切りました。
とてもじゃないですが、手で戻していたらいつになるやらで。

 ロータを見てふと思ったこと。これは130系モータと同等の
物が使用されています。てっきり鉄板の枚数が多く、さぞかし
幅広のロータだろうと思っていたのですが、これは以外でした。
普通の180モータはこれで十分なのでしょうね。
部屋の中でどこかにもぐってしまった、エアプレーン用の
ハイパワーモータも機会があれば開けてみる事にします。

130用ロータと違う点は、コミュテータとの間に丸い部品が
付いています。これが何を意味するのか分かりません。
ハンダのみで付いていたので、取り外す事にしました。

エナメル線を巻く前に確認する事がひとつ。
進角です。180系モータは回転方向が指定されています。
ところがXMODSは逆回転となるので、全くパワーが出ません。
これを変更します。

 エナメル線は在庫の都合上0.4mm径の物となりました。
回転数とトルクを考慮しますと、25ターンから29ターンあたりが
最適ではないでしょうか。という事で、物は試しという事もあって
25ターンに決めました。

 巻き方は過去の書き込みを参照してもらうとして、久しぶりに
巻くと腕がなまって綺麗にできません。
何個か巻いているうちに感が戻るのですが、今日は1個しか物が
ないので、しかたなしです。

 XMODSには、お約束どおりMini-Zの01基板を載せています。
当然ながらFETも2段積みに交換しています。
さて回してみました。
モータを固定せず手で持っているので、相当の反トルクを感じ
ました。かなり野太い様子で、回転数も上がりすぎずなかなか
良さそうな感じがしました。
ターン数が少なめなので少しパワーを出しすぎた感もありますが、
負荷が大きい車なので、そのうちブラシが磨り減ってちょうどいい
くらいになるではないでしょうか。

 ここで問題発生。回らなくなったモータから金属製ピニオンを
専用工具で抜こうとして、なんと工具が壊れてしまいました。
真鍮製のしっかりした物なのに、見事に口が開いてしまいました。
やれやれ。店は休みなので金曜日に買いに行かなければなりません。
こんなもの壊れるのですねぇ。(笑
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