まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

iPhone の SIM その2

2014年08月06日 | Weblog

 ちょっと並べて写真を撮ってみました。

3GS,4S,5SとSが付いているのが並んでいます。

(アイコンが横5個となっていますが、あくまでも個人的な好みです。あしからず)

 

先週なら4と5もあったのに、うっかり写真を撮るのを忘れて返却して

しまいました。やれやれ。

 

さて、古い機種もネットで使えるというのであれば目の前で見せなければ

なかなか信じてもらえませんので、最近扱う所が増えてきた

データSIMを購入して挿してみる事にしました。

そもそも、どの程度データを使うのかあまり予想できなかったのですが

とりあえず1日51MBという、ほぼ最低ランクに近いb-mobileのプランNをあえて選択して

みる事にしました。

 

しかし、SIMは形状で3種類もあります。どっちみち中身は5mm四方も

ないのですから、最初から小さく作っておけばと思うのですが、何か理由が

あるのでしょうねぇ。

 ここに並んでいるのが上からb-mobile、謎のSB仕様、AT&Tと一応同じサイズです。

3GSであれば一番下のを挿せば過去には使えていましたが、iTuneでSIM認証を取る時には

必要になるので今だに保管しています。

真ん中のは、S*ftbankのiPhone4、ならびに4Sを認証するときに必要になりましたが、

どうしたことか、同じSIMでも受け付ける物と、これは対応外とエラーを出す場合があって

わけが分からない、というのが本音でした。

 

 このSIMを小さなサイズにするためには、謎の工具が存在します。SIMカッターです。

 左がnano用、右がマイクロ用となっています。

マイクロ用にカットするのは全く問題ないのですが、b-mobile用、それもマイクロからnanoとなると

位置合わせという微妙な技が必要になろうとは思いませんでした。

 練習台としてS*ftbank用のからnanoサイズにカットしてみました。

何と切れ味の悪い工具でしょうか。バリというより、無理やり押し切りといった具合で、斜めになって

いる所があるなど、ひどい有様でした。値段が値段だけに文句言えませんが。

 カッターと精密ヤスリで、角を直角か少し丸めてiPhone4、4Sに挿せるようにしてみました。

SIMが無事認識されたので一安心です。それでは本番をいってみましょう。

 

 さてこれが難関のひとつです。なんとこのSIMは端子の幅が広く、中のチップが画面でいうと下にあるので、

出来るだけ上側を残してカットするしかないので、とりあえずカットしてみました。

酷い切り口です。端子が曲がっていますし、完全に切れていない部分までありました。

 

 5ないし、5Sに挿してみました。

認識してくれません。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

やれやれ、やってしまったかと思って断面を見ると、肝心のチップまで1mmほど隙間がありますし、

端子側のコネクタとの傷跡をみると、どうも黒い筋部分に端子が当たった様子があるので、あと1mmほど

削る必要があります。

写真の撮り方が悪いので縦横比が変わって申し訳ないですが、隙間から黒い筋が見えていますが、これがどうも肝心の

チップのようでした。ここまで削りました。

 そしてSIMを挿すと、予想どおりSIMを認識してくれました。僅かの差なのですねぇ。

でも光を裏から当ててもチップの位置が分からないので、これも問題ですし、チップを切ってしまわなかったので

再生できた、ということでした。

 

 ひとつ問題があります。SIMホルダーの中では1mm近く隙間が出来てしまいました。

SIMをチップの所まで削った分だけ、画面でいうところの上下が足りなくなってしまい

中でSIMが動いてしまいます。

 それでなくても、本体の接点は微妙な位置で接触しているので、何かの拍子に衝撃が加わると

SIMそのものが動く可能性もあるので、これを解消することにします。

 

SIM本体はプラ樹脂のようなので、瞬間接着剤で接着できそうなので、修正することにしました。

何のことはない、先ほどの切って残った部分を不足している所に付けて整形するとよいわけです。

断面を直角になるように精密ヤスリで双方を削り、カッタマットの上にサランラップを引きます。

こうすることで瞬間が裏側に伝い漏れても、マットに接着されることはありません。

 

 くどいようですが、瞬間接着剤は隙間に意外と流れ込みやすいので、金属端子を上側にしてから

作業すると少しでも問題が減ることでしょう。

あとはギュッと合わせて接着してから、また地道な作業です。

 SIMホルダーにきっちりと入るまで微調整しながら削ることとなります。

赤い字の下側の所が増設?部分です。これでSIMがホルダーの中でも動かなくなりました。

 さて電波を拾ってみると、このような表示となっていました。

残念ながらこのデータSIMは3G用の格安(月額975円)なので、LTEは使えないようですが、

何度か抜き差ししていると、1度だけLTEの表示になったのですが、2度と表示してくれませんでした。

まぁ、3G回線しか使えないので誤表示だったということでしょう。

 


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