まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

パソコン 修理

2011年06月04日 | Weblog
 パソコンの1台が不調に。
去年から発生している奇妙な現象のひとつだろうということで、
部屋からパソコンを持ち出し、窓から出して、エアダスターでブファーっと
埃を吹き飛ばし、さてこれでどうかなと電源をいれても、はて?
BIOSまではくるものの、そこからさっぱり進まず。

マザーボード上の電解コンデンサを見ても、膨れているものもなく
レギュレータに穴が開いている物もないので最後は電源かなという事で、
別の電源に入れ替えすると、何ごともなかったように動作するので一安心。

では、元の電源はと開けてみると、やはり中の電解コンデンサの頭が
見事に膨れていたとは。
これでは満足に動作しないのは当然という事で、他の壊れている電源から
適当な電解コンデンサをはずし、移植する事に。

しかし毎度ながら、中華製品のハンダは恐ろしい物かと。
トタン(知らないだろうなぁ。今の世代)のハンダ付けに使う棒ハンダか?
というくらい溶けないハンダと、溶けだすとフラックスというより、ペースト?といった
臭いに近いような溶剤臭といい作業はうんざりする事が多く・・・

作業は非常に荒い方法を。
いつものハンダを上から足して60Wのコテで溶かして、電解コンデンサを手で持って
軽く揺らすと、あるところから急に動きやすくなるのでそこですかさず、電解
コンデンサを上に抜くと簡単に取れるので、それを必要な数だけ繰り返し。
 ただ、交換する側は基板の穴がハンダで埋まる事が多いので、特殊な工具を
「つまようじ」
ハンダコテを当てておいて、基板の穴にパターン面から「つまようじ」を挿すと
見事に穴が開くので、これは楽な作業かと。
ハンダ吸い取り線も使わずエコかと。
ただ、元のハンダが汚すぎる場合は、それを除去しなければ、後の作業が
やり辛いので、結局な同じことかも・。。

ということで、無事、電解コンデンサを移植しなおして、スイッチON。
無事ファンが回りだし、そこらにあった適当なHDDをつけてみて無事回る事を
確認して、怪しい作業の終わりかと。

 他の部品も経年変化があるので、この電源を長期間使うのは問題あるものの、
予備の電源という事で、まだまだ動いてもらうことに。