千葉市中央区の自宅付近で、ヨコヅナサシガメを発見しました。別荘のある内房勝山では時々見かける虫ですが、千葉市の自宅付近でも見かけるとは思いませんでした。
この虫には、以前、長男が咬まれたことがあります。激痛が走るので、注意が必要です。刺された時の様子や対処法は、以前当ブログで紹介しましたので、以下のリンクから閲覧してください。
↑ 別角度からもう一枚です。ヨコヅナサシガメは外来種で、元々は東南アジアから中国に分布していました。南方系の昆虫なので、暖かい地域でしか繁殖できないはずですが、千葉市は暖かい地方ということになるのでしょうね。この辺りは大規模な貿易港である千葉港もありますし、南房総では既に繁殖しておりますので、昨今の温暖化の影響もあり、千葉市内に生息範囲を拡大したのでしょう。
桜の木に多く見られ、毛虫等を捕食するので、人間の勝手な理屈で言えば、ある意味益虫なのですが、咬まれると非常に痛いので、子どもには注意が必要です。毒という程の物ではありませんが、口吻が鋭く、咬んだ際には口吻から消化液のようなものを注入します。それが体組織を破壊するので激痛が走るのです。
小さなお子さんをお持ちの方は、是非注意してあげてください。