ハードロックを奏でよ!!

ロックな視点から...? 楽器、料理(グルメ)、車、育児、生き物等について、記していきます。

FIAT 500X Pop Star Plus

2018年08月09日 20時26分04秒 | 

 FIAT 500X フィアット チンクエチェントXです。この500Xですが、チンクエチェントの名を冠していますが、中身は全くの別物で、クライスラー ジープ レネゲードとコンポーネントを共有する姉妹車です。グレードはPop Star Plusです。装備を充実させた中間グレードです。

 我が家では、かみさんの通勤車としての購入です。BMW116iの後釜となりますBMW116iは非常に優秀な車でしたが、スポーティーすぎて、後部座席に座っているこども達からは、気持ち悪くなるとして不評でした。その為、酔い難い車を買うことに。他にもルノー カングー、シトロエン C3も試乗して、この500Xが一番酔わなかったので、最終的に後継車として決定しました。

 エンジンはアルファロメオの1.4Lのマルチエアです。ターボの加給圧を調整しているようで、アルファジュリエッタやミトに搭載されているものと比べると、パワーは抑え気味です。日常での使用域のトルクを太くして、燃費も向上させようというのが狙いかと思います。それでもエンジンフィールは軽やかで、気持ちが良いです。アルファに乗ったことはありませんが、向こうの方が車重も軽いので、さぞかし気持ち良いでしょう。

 現在、購入から1年弱が経過したので、レビューをしたいと思います。

↑ フロントビューです。チンクエチェントの名を冠するだけあって、デザインコンセプトはチンクそのものです。カラーは、ベージュ カプチーノという当時の新色です。現在はカプチーノ ベージュという色に変わっていますが、違いは分かりません。いかにもチンクの色という感じですね。60年代のイタリア車へのオマージュカラーなのでしょう。汚れも目立たなそうで、SUVには最適でしょう。購入時には赤と迷ったのですが、室内のパネルがボディー同色なので、今考えると、こちらの色にして大正解です。飽きが来ないというか、落ち着きます。

↑ 納車当日に自宅に帰る前に立ち寄ったコンビニの駐車場で撮影しました。スタイリングは抜群にお洒落です。かみさんはスタイリング重視で車を選ぶので、このスタイリングはポイントが高かったです。イタリア車だけあって、飽きの来ない素晴らしいデザインだと思います。モデルチェンジも10年以上のスパンだと思うので、しばらく新鮮な気持ちで乗ることが出来そうです。

↑ サイドビューです。ボディーサイズは4,250㎜×1,795㎜×1,610㎜です。車重は1,380㎏です。日本ではそれなりのサイズになりますが、コンパクトSUVにカテゴライズされます。大きさを感じさせず、都会的なお洒落感を醸し出した、絶妙なデザインです。

↑ リアビューです。洗練されたデザインです。奇をてらわずフォーマル感さえ感じるデザインは秀逸ですね。イタリア車はやはりデザインが良いですね。日本車には無い要素です。

↑ コックピットです。ステアリングは様々なスイッチが付いており、若干ゴチャゴチャしているのですが、しっかりとお洒落な感じでまとめてあります。FIATのロゴもお洒落感が半端ないです。ステアリングは小径で握りやすく、SUVを感じさせない操舵感です。チルト機能が付いており、適切なドライビングポジションを取れるようになっております。

↑ インパネです。上部にあるディスプレイは、車両の設定やオーディオの操作パネルです。これが無いと車両設定を変更できないので、ここにナビをインストールしてしまうと、トランクにこの操作パネルを移動させることになるそうです。なので、ナビはインストールしませんでした。ディーラーで30万円くらいのオプションになっています。

↑ ミッションはマニュアルベースで、ツインクラッチのセミオートマです。オート、スポーツ、悪路の3モードを選択できます。普段はオートで走行することになると思いますが、正直ちょっと鈍足です。まぁ、SUVなので、ゆったりと流す運転が一番キャラクターに合っていると思います。しかし、スポーツモードでは、ギア比が低くなり、一転して急にスポーティーになります。ちょっと極端なくらいの演出です。サス等には全く影響しないようですが、印象派がらりと変わります。エンジンを高回転で回したくなります。

 インパネの一番下の部分には、USBとAUXの端子があります。また、シートヒーターのスイッチもここにあります。このグレード(Pop Star Plus)は本革シートが標準装備となっております。その為、シートヒーターも標準装備です。冬場は勿論、夏場のエアコンで冷えた体にも、大変ありがたい装備です。エアコンでお腹が冷えるという人には必須ですね。あと、12Vの電源もここにあります。

↑ 助手席側から前席を見たところです。ボディー同色のパネルがお洒落です。センターコンソールにはカップホルダーが2つ分ています。シートは勿論、アームレストも革張りです。このシートの革ですが、イタリアンレザーで、本当に肌触りが良いです。柔らかくて座りやすいですし、非常に良いです。

↑ 助手席側のドアです。ノブのデザインもお洒落です。パワーウィンドウのスイッチはここです。ドアポケットは結構大きくて、財布がすっぽり入ります。

↑ 運転席側です。細部まで非常にお洒落です。乗るたびに良い気分になりますね。

↑ 運転席側のドアです。全席分のパワーウィンドウのスイッチや、ドアミラーのスイッチもここに収められています。ドアのひじ掛けも革張りです。

↑ パワーシートの操作スイッチは、シートの座面の横に配置されます。ランバーサポートも付いています。メモリー機能が無いのが残念です。

↑ 運転席のシートです。背もたれの500の文字が格好良いですね。ヘッドレストはチンクエチェントと同様に丸いデザインです。ただ、このヘッドレスト、もう少し上まで上がってくれないと、首の骨にヘッドレストの下の部分が当たって痛いです。非常に残念なポイントです。

 シートの座り心地は良好です。ドイツ車程ではないですが、やや大振りなシートで、適度なサポート感です。これならどこまでも行ける...という程ではありませんが、それなりに疲労感は少ないです。ランバーサポートを上手く調整すれば、さらに快適になると思われます。

 シートヒーターでお尻と背中がポカポカするのも、とても良い気持ちです。自動で弱の運転に切り替わるので、ずっとつけっぱなしにしていても、低温火傷のリスクは少ないでしょう。

 シートの可変域は十分広く取ってあり、適切なドライビングポジションを取ることが可能です。コンパクトSUVなので、多少の制約はありますが、それでも、平均的な日本人の体格ならば、問題なく好みのドラポジを設定できると思います。

↑ 助手席のシートです。

↑ 助手席もパワーシートとランバーサポートが装備されています。もちろんシートヒーターも。

↑ ステアリングをもう一度載せておきます。ステアリングにはクルーズコントロールの操作スイッチがあります。クルコンは前車追従型で、しかも、レーンキープアシストも付いた、最新のものです。これは運転が楽になります。イタリア車なので、電子制御の装備は半信半疑なのですが、今のところ故障もなく、ちゃんと機能しています。もう、イタリア車が壊れやすいというのは過去の話なのかもしれません。技術革新のおかげで、良い時代になったものです。

 あと、オーディオの操作スイッチが、ステアリングの裏に付いています。初めて扱うとなかなか難しいですが、慣れると結構便利な機能です。見た目のすっきり感も出ますので、これはなかなかのアイデアかもしれません。デザインを大切にするイタリア人特有の工夫かもしれませんね。

↑ ステアリングの右側には、ライトのスイッチがあります。ダイヤル式です。割と操作しやすいです。エンジンスタートボタンもこの位置です。キーを持っているだけでエンジンをかけられます。また、ドアロックもキーを持った状態でドアノブを触ることで開け閉め出来ます。最新の装備ですね。

↑ タイヤです。こちらは前輪。

↑ 後輪。18インチの大口径ホイールです。サスのストロークも十分で、乗り心地に大きく影響しているように感じます。タイヤサイズは225 45R 18です。

↑ 助手席側のドアミラーには、サブミラーが付いており、車体の下の部分を見ることが出来ます。駐車の際にも威力を発揮すると思いますが、多分そういう意味で付いているのではなく、オフロード走行を想定した装備なのでしょう。ただ、キャラ的にはシティーオフローダーだと思うので、悪路走破力はそれ程でもないのでしょうけど。

↑ ラゲッジルームです。必要十分な容量を確保していると思います。クッションは付属品です。車検証入れもお洒落です。

↑ 自宅の駐車場に収めてみました。違和感なく、すっきりと収まっております。500Xが停まっていることで、一気に自宅のお洒落感が増しました。

↑ 正面から。

↑ バックから。

↑ 駐車場の全景です。こんな感じで、ギリギリではありますが、何とか3台駐車できています。以前は3台とも黒だったので、スマートと500Xが来たことで、急にカラフルになりました。

↑ 駐車場を反対側から。

↑ リアのFIATのロゴです。ボディーカラーを赤にしたらロゴが目立たなくなるので、ベージュで良かったかもしれません。

 

 という事で、全体的なインプレッションです。約1年乗りましたが、故障は皆無です。かみさんが通勤で毎日使用しているというのもあると思いますが、機関部分は良好です。ただ、初日にプラスティックの部品がどこからともなく落ちてきました。ディーラーに聞いたら、良く落っこちる部品らしいです。まぁ、機能上問題はないとのことなので、まぁそのままでも良いのですが、さすがに初日から欠損があるのは嫌なので、くっつけてもらいました。時間が経つとまた取れてしまうかもしれませんが。この辺はイタリア車という感じですね。まぁ、ご愛嬌ということで。

 乗り心地は非常に良いです。サスの十分なストロークを生かして、路面の段差は軽々乗り越えます。車内は常にフラットに保たれるため、車酔いしにくいです。車高もセダン等と比べると高めなので、見晴らしも良く、そのことが車酔いを防ぐというのもあります。お子さんが車酔いでお悩みの方には、是非お勧めしたいです。

 燃費ですが、これは正直良くないです。カタログ値ではJC08モードで15.0㎞とありますが、実際には平均で11㎞程です。街中だけで消費すると、8㎞程度です。長距離を走ってもせいぜい12~13㎞程度しか伸びません。車重が1.4tありますし、エンジンは1.4Lのダウンサイジングとは言え、ターボ付きなので、それなりに燃料は消費してしまいます。エンジンフィールはさすがFIATグループの車だけあって、軽快にふけ上がるスポーティーなものです。無駄に回したくなりますが、高回転まで回していても、エンジン音が勇ましくなるだけで、あまりスピードメーターは上がって来ません。雰囲気スポーティーですね。その上、高回転まで回すと、極端に燃費が悪化します。ここだけは要注意ですね。

 ただ、エンジンフィールは本当に素晴らしく、軽快なサウンドとふけ上がりは何物にも代えがたいです。エンジン音の勇ましさ程はスピードが出ないのも、考えようによっては、良いと思います。実際にスピードを出すと危険と隣り合わせになりますので。

 騒音は、それなりの物です。車格に合っていると言えばそれまでなのですが、若干大きめの音です。まぁ、エンジン音を聞くためにあえて遮音していないというのもあると思いますが、もっと静かな車はいくらでもあると思います。個人的には、これもこの車のキャラだと思うので、全く不愉快ではないです。

 ハンドリングはSUVなので、若干ダルです。ワインディングでは、それなりにステアリングを切らなければならず、軽快にコーナーをクリアするという訳にはいきません。また、最小回転半径も5.5mと、車体の大きさの割には小回りが利きません。あー、ここを曲がり切れないんだー...。という場面が結構あります。まぁ、慣れもあると思います。自分は普段、最小回転半径3.3mという驚異的(ギネス記録)な数値のスマート フォーツーに乗っているので、そちらに慣れてしまっているというのもあるとは思います。それでも、もう少し小回りが利くとありがたいなぁと思います。

 シートの座り心地はそれなりに良好ですが、ドイツ車程の機能ではないです。それでも十分に長距離ドライブをこなす能力はあると思います。ランバーサポートも搭載していますので、上手く調整すれば、疲労を軽減できると思いますし。大人でも後席はゆったりと座れるだけのスペースがあります。頭上空間はミニマムですが、こどもなら全く問題ないでしょう。十分にファミリーユースでも使えます。

 ラゲッジルームは広大ではありませんが、家族4人での小旅行なら十分可能です。さすがにキャンプでは足りない場面もあるといますが、日常的には困ることは少ないでしょう。

 クルコンは先述の通り、前車追従型でレーンキープアシスト機能も搭載されています。高速道路で同一車線を走る状況下では、絶大な威力を発揮します。初めてのイタリア車なので、正直、電子制御機能は半信半疑で使っているのですが、今のところちゃんと機能しています。

 ナビをインストールすると運転席から車両設定やオーディオが操作できなくなります。操作パネルをラゲッジルーム下のスペースに移すようです。まぁ、オーディオはナビが代わりになりますが、車両設定の操作はここでしかできないので、困りものです。これが最大の欠点かもしれません。我が家ではポータブルナビで対応しています。まぁ、最近では、スマホをナビ代わりに使う人もいると思いますので、それでも良いのかなぁと。最近マイナーチェンジをして、スマホとのコネクテッド機能を搭載したようですし。

 総合的には非常に気に入りました。とにかく最大の長所はエンジンフィールです。それと車酔いしにくいことですかね。スタイリングも秀逸です。エンジンは回していると中毒になる音です。本当に気持ちが良いです。それだけで買っても後悔しないと思います。燃費はイマイチですが、そもそも燃費を気にするなら、SUVなど乗らないでしょうから、致命的な欠点ではないと思いますし、ソロソロと燃費を機にした運転をしていては、最高のエンジンフィールを楽しめません。イタリア車ですし、細かいことは気にせずに、楽しく乗った方が良いと思います。そういう車なんだと思います。

 価格はコミコミで300万円台の後半になってくると思いますが、レザーシートや最新のクルコン等、装備も充実しており、この内容でこの値段ならば決して高くは無いと思います。安全性能ですが、ここもドイツ車には敵わないと思いますが、一応ヨーロッパ基準なので、それなりには安心感もあると思います。

 あまり街中で見かけることもなく、珍しい車だと思います。お洒落な車が欲しいけど、ミニのように街に溢れているのはちょっと...と思っている方には最適ではないかと。車としての出来は、きっとミニの方が優秀なのだと思いますが、この車は味で勝負ですね。走行性能は平凡で、Bluetoothが繋がりにくい等、色々となんちゃってな印象はありますが、そうしたルーズな面も含めて魅力なのではないでしょうか。

 と言うことで、惚れ込んで買う人には自信を持ってお勧め出来ます。古くなってきたら分かりませんが、今のところ故障もありませんし、スタイリングだけで決めてしまっても特に困ることは無いかと思います。グローバル化の時代ですし、イタリア車が壊れるというのも過去の話だと思われます。乗るだけでテンションが上がるなんて、最高の車だと思いませんか?

 それと、500Xには、多様なデカールがディーラーオプションで設定されています。デカールチューンで車の印象をがらりと変えることも可能です。以前、ミニ クラブマンを、1年点検時にデカールチューンしたのですが、この500Xでも、1年点検時にデカールチューンを検討しています。デカールを貼ったら、改めて記事にしたいと思います。


JBL Horizon

2018年08月09日 20時00分13秒 | 道具・物

 JBL Horizonです。連続でコンパクトスピーカーのレビューです。このホライズンは、充電式ではなく、電源に繋いで使用するタイプです。コンセントに繋ぐアダプターも付属します。時計の機能もあるので、ベッドサイドに置いて使用することを想定した機材のようです。照明機能もあります。ラジオも受信できます。

↑ 背面です。ミニ ウーハーになっているようです。

↑ 上面です。各種スイッチが付いています。中心の大きなボタンは、照明のON、OFFです。+とーは音量調整です。当然ですがBluetooth接続可能です。目覚まし機能も付いています。

↑ 底面です。普段見ることは無い部分ですね。アダプターや外部入力端子もあります。

↑ 側面には、USB端子が2つ付いています。スマホの充電も出来て、すごく便利です。

 肝心の音質についてです。先に紹介したFlip3と比べると、若干解像度の低い、微妙な音質です。大音量にして聴くとブーミーで、聴き難い音質になってしまいます。それなりに大きい音は出るのですが、多分、ベッドサイドで小音量で聴くための機材で、大音量での再生は想定されていないように思います。

 小音量だと、それなりに良い音がします。寝ながら音楽を聴く分には丁度良いです。また、人間の話声を再生するには、このくらいの設定の方が良いように感じます。FMラジオを聞き流したり、こどもを寝かしつけるためのお話CDを再生したりすると、非常にバランス良く再生してくれます。

 音質の解像度も低く、モノラル再生だと思っていた方が良いです。多分ステレオ再生しているのでしょうが、聞こえ方がモノラルっぽいです。まぁ、値段もFlip3に比べて安価なので、この音質の差は当然だとは思います。むしろ大健闘でしょう。

 という事で、寝ながら音楽を聴く等、ニアポイントでの音楽試聴やFMラジオ等人間の話し声の再生に特化したモデルだと思います。そうした使用に限れば、十分に満足出来るでしょう。値段も安く、目覚ましにもなるので、ベッドサイドのお供としては非常に優秀だと思います。


JBL Flip3

2018年08月09日 19時35分31秒 | 道具・物

 JBL Flip3です。充電式のコンパクト且つ高音質なスピーカーが欲しくて購入しました。Bluetoothで接続出来て、スマホに入れた音楽を気軽に外で聴けるように...と思いまして。これがあれば、バンドの飲み会で、Live動画をスマホで再生しながら、高音質で楽しむ事が可能です。

 ポンッと置くと、この位置で止まります。よほどの傾斜が無ければ、転がってしまうことはありません。

↑ JBLカラーである、オレンジのUSBケーブルが付属します。

↑ 側面に、JBLのロゴが付いたスピーカー?ウーハー?が付いています。両サイドから音が出るので、何となくステレオ的な感じです。この部分が音楽を鳴らすと振動しているのが確認出来て、ビジュアル的にもなかなか楽しませてくれます。

↑ 側面です。

↑ 背面です。音量調整やBluetooth接続、電話のハンズフリー通話機能も付いているようです。

↑ 底面には、電源(-マーク)と、Bluetoothの発信ボタンがあります。電源は長押しで入ります。起動音も格好良いです。

 

 音質ですが、非常に良いです。重低音が少ない...というレビューもありますが、自分的には十分すぎるくらいの重低音です。音質は好みもあるとは思いますが、このサイズのスピーカーで、大型スピーカー並みの重低音を求めること自体がナンセンスなようにも思いますので、これで十分ではないかと。室内で聴く分には、JBLらしい、バリバリ重低音仕様だと思います。まぁ、野外で使うには若干音量が足りないようにも思いますが、これ以上大きい音を出すのは、正直場所を選ぶように思います。

 このFlip3を二つ繋いで、ステレオ再生も出来るようです。そうすればより高音質且つ大音量で音楽を再生出来るようです。しかも日常防水仕様です。自分的には言うことなしです。Bluetooth接続も簡単に出来ます。

 ただし、あまりにも小音量で使用すると、若干低音がスポイルされてしまいます。まぁ、低音量で聴きたい時は、大きな音を出せない環境である場合も多い訳で、その場合は低音を絞って、バランスの良い音で再生した方が良いと思います。聴き疲れもしませんし。低音がバンバン出ている音だと、聴き疲れするのも早いですからね。なので、低音バリバリで聴きたいのであれば、ある程度の音量で再生する必要があります。

 という事で、非常に使い勝手の良い、ポータブルスピーカーです。おすすめです。


プティ・マリエ(幕張 洋菓子店)チョコレートケーキ(ラウンド)

2018年08月09日 18時55分08秒 | グルメ

 幕張の洋菓子店、プティ・マリエのチョコレートケーキです。今回は娘の誕生日に購入しました。なのでラウンドです。メッセージプレートも付けました。こどもはこうしたちょっとしたものが好きですよね。マジパンのプレートは特に美味しい訳ではないでしょうが、美味しそうに見える...。

↑ 反対側から撮影しました。丁寧に生チョコがコーティングされております。マリエのケーキは、普段食べている西千葉のル・グレ館に比べると、パティシエの丁寧な仕事振りが光る、繊細な作りが特徴です。味の方は非常に濃厚で、少量食べれば十分に満足できるものです。

↑ ろうそくを立てました。娘も大喜びです。プティ・マリエは西千葉から幕張に移転してから、カフェも併設しております。パスタ等も食べられるようで、一度食べてみたいなぁと思ってはおりますが、なかなか機会に恵まれません。


ル・グレ館(西千葉 洋菓子店)タルトタタン、ガトーショコラ

2018年08月09日 18時48分12秒 | グルメ

 西千葉の洋菓子店、ル・グレ館のタルトタタン、ガトーショコラです。上の写真はタルトタタンです。ル・グレは自宅から歩いて行ける距離なので、良くケーキを購入します。大振りのカントリーケーキなのですが、コストパフォーマンスも良く、味も良いので、地元の人気店です。

↑ ガトーショコラです...多分...商品名は失念しました。濃厚な生チョコがコーティングされた、大人の味のチョコレートケーキです。


鈴芳(千葉市中央区 鮮魚店)平目、平政、鮟肝

2018年08月09日 18時37分29秒 | 魚料理

 千葉市中央区の鮮魚店、鈴芳の平目、平政、鮪の中落、鮟肝です。上の写真は平目です。小さめの個体の半身なので、若干量が少ないですが、味の方はお墨付きです。

↑ 平政です。当日は2月下旬でしたが、なぜか天然の平政がありました。しかも千葉県産。大将も珍しいと言っていましたが、夏が旬の魚が、なぜ2月に???やはり昨今の温暖化の影響でしょうか?平政特有の血合いも美しい切り身です。旬を外れていても、しっかりと脂も乗っておりました。

↑ 鮪の中落です。鉢鮪のようです。鈴芳さんで中落を見つけたら即買いです。安くて非常に美味しいです。

↑ 鈴芳さんの冬場の定番加工品、鮟肝です。ホイルに包んで蒸されており、切ってすぐに食べられます。中国産とのことですが、この量で800円というコストパフォーマンスです。素晴らしい。

↑ アン肝はこのようにポン酢と紅葉おろしを掛けて頂きます。最高の酒の肴です。

 

 という事で、今回も堪能させていただきました。


鈴芳(千葉市中央区 鮮魚店)鰤、縞鯵、マツカワガレイ、コハダの酢〆、烏賊の煮物

2018年08月09日 17時23分12秒 | 魚料理

 千葉市中央区の鮮魚店、鈴芳のブリ、シマアジ、マツカワガレイ、コハダ酢〆、イカの煮物です。上の写真は鰤です。日本海側の物で、脂の乗りは半端ないですね。蕩けるような味わいでした。

↑ 縞鯵です。朝〆の養殖物です。脂の乗りは鰤並みで、まぁ、正直自分は高くても天然の物が好きなのですが、妻はこの脂の乗りを気に入っています。コストパフォーマンスも抜群です。まぁ、値段の問題もありますし、食味は好みの問題もありますので、これはこれで成立しているかと。ショリっとした歯ごたえはしっかりとあり、養殖とは言え、さすがは朝〆です。

↑ 松川鰈です。天然物はほとんど見ないですし、あっても高級すぎて手が出ないですよね。大将に勧められた時にはちょっと身構えました。しかし、今回は凄くリーズナブルで、半身で3000円以下でした。これなら自分でも手が出ます。当日は2月で、旬も末期だったので、格安だったのかなぁと。ラッキーです。値段からして、こちらは東北の放流物だと思われます。若干身が白濁しておりますが、そこはマツカワガレイですので、味の方は抜群です。半身の購入でしたが、縁側もしっかり付いておりました。

 平目に比べて、鰈特有の野性味と言いますか、しっかりとした甘みがあって、非常に美味しいです。普段は安価な東京湾の平目を食していますが、たまには大枚はたいても鰈が食べたい...。非常に美味でした。

↑ コハダの酢〆です。当ブログで何度も書いていますが、鈴芳さんは、酢〆の加工品が非常に美味しいです。今回のコハダは若干〆まり気味でしたが、コハダ独特の甘みと渋みが混在する旨みがしっかりと出ており、美味しかったです。

↑ 烏賊の煮物です。鈴芳さんでは、自家製の加工品がチョイチョイ店頭に並びます。どれも美味しいですので、気になったものは購入した方が良いですね。今回は烏賊を食べたかったのですが、良いものが無かったので、煮物で我慢です。この煮物ですが、上品な甘さで、柔らかく、非常に美味しかったです。

 という事で、今回も非常に満足度が高かったです。お酒が進んでしまいます。


スマート フォーフォー Smart For Four C453

2018年07月28日 17時09分59秒 | 

 スマート フォーフォー Smart For Fourです。所有していた旧型のFor two(C451)が5年目の車検を迎えるタイミングで、新型For Two(C453)を購入したのですが、納車前に車検が切れてしまうので、新型が届くまでの代車です。折角なので、インプレッションを投稿しようかと思います。

 ちなみに旧型のフォーツー C451ですが、以下のURLで過去の記事が閲覧できます。

スマート フォーツー クーペ smart fortwo coupe

 

↑ 正面です。C453は、フォーフォーもフォーツーもだいたいツートンカラーでカラフルです。C451と比べて、若干丸みを帯びたファニーフェイスになっています。

↑ 後方からです。フォーフォーなので、ドアが4枚あります。エンジンはリアにマウントされていますので、左後方には、エアインテークがあります。右側は給油口です。

↑ リアビューです。ストップランプのデザインが近未来的で格好良いです。リアはフォーフォーもフォーツーも変わりません。

↑ ホイールです。ブラック基調の精悍な印象のデザインです。こちらはリアタイヤなのですが、ブレーキはドラム式です。ホイールの隙間からちょこっと見えます。今の時代にドラム式ブレーキって...と思いますが、車重が軽いため、十分な制動力が確保できるという事なのでしょう。

 ただ、実際には、若干制動力には不安があります。高速域からのフルブレーキでは、グッとブレーキを踏みこむと、少しスコッと抜けるような感触が足に伝わってきます。まぁ、その後ちゃんと踏み込めば十分に制動力を発揮するのですが、一瞬不安になります。

 C451もリアのブレーキはドラム式でしたが、やはりC453と同様に、グッと踏み込むとスコッと抜ける感じがありました。地初めて乗る人は少々戸惑うかもしれませんが、さらに強く踏み込めばちゃんと制動力は得られますので、ご安心を。ただし、C453では、C451よりもその傾向が強いので、注意が必要です。

↑ ラゲッジルームです。スマート フォーフォーは4人乗りなので、必要十分な広さですね。4人の小旅行程度の荷物ならば十分に搭載可能でしょう。ファミリーユースでは、キャンプ等に行く際には若干の不足があるかもしれませんが、日常使用では問題ないでしょう。

↑ コックピットです。ステアリングは本革巻きです。クルーズコントロールのスイッチも付いています。まぁ、同速度で走るだけの機能ですが、無いよりはマシです。ステアリングの形状は、握りやすく、運転感覚は良好です。口径も小さめで、スポーティーな印象です。

 ナビは純正の物が装着されていました。パナソニック製のゴリラです。ゴリラにしては高機能なモデルだと思いますが、多くは期待できないでしょう。個人的には十分です。7インチのモニターも見やすく、操作もゴリラなので、簡単です。

 Smartには、スマホとのコネクテッド機能があり、専用アプリでナビや音楽試聴が簡単に操作できる...との謳い文句ですが、実際にはあまり使い勝手が良くなかったです。音楽を聴くのも、別のアプリの方が操作しやすいですし、スマホのブルートゥースの認識もうまくいかない事があります。まぁ、短時間でブルートゥースが繋がるのは凄いなぁと思いましたが、やはりナビの方が使い易いですね。

 今回、新型のC453になって、実は一番嬉しかった装備が、カップホルダーです。旧型のC451にはカップホルダーが無く、オプションで装着しなければなりませんでした。値段は1万円程度ですが、床に直接取り付ける感じなので、飲み物を置くことを考えると、ちょっと抵抗があって...結局装着せずに、不自由な思いをしました。C453では標準で、しかも前席インパネに2個分、後席中央に1つ分。そして後席のドアにはさらに2個分、その上、前席ドアにも2つ分と、計7つの飲み物置き場があるのです。これは凄い進化です。普通の車と遜色ないです。もう飲み物を買うときに、我慢はいりません...まぁ、当たり前って言っちゃえばそれまでなのですが。

↑ 運転席側です。オプションの本革シートが装着されていました。シートヒーターも付いています。コックピット周りのデザインは、お洒落な印象ですが、変にゴチャゴチャした感じが無く、シンプルにまとめられています。好印象です。

↑ 助手席側です。ドアの開口部が広く、乗り降りしやすいです。

↑ 後部座席です。フォーフォーの最大の売りですね。後部座席があるというのは、色々な面でありがたいです。まぁ、これも当たり前なのでしょうが、スマート乗りからすると、後部座席があるというのは凄い贅沢のような気がします。反面、それじゃぁスマートじゃなくても良いのではないか...という気もします。

 我が家では、決して広くはない駐車場に3台の車を停めているので、出し入れも考えると、小回りが利いた方が良いですし、普段は通勤か買い物で使うだけなので、後部座席を使うことは少ないです。それに4人乗りたいなら、他の2台を使えば良いので、ちょっとだけ迷いましたが、やはり自分が購入したのは、2人乗りのフォーツーでした。

 後部座席のスペースはやはりミニマムです。子どもが乗るなら問題ないと思いますが、大人の男性が乗る場合には若干の狭さは感じます。足元も頭上もスペースはギリギリです。その上、背もたれの角度がきつく、長距離ドライブはきついかもしれません。

↑ 後部座席の窓です。

↑ 後部座席の窓を開けたところです。こうしたチルドアップ的な開け方しか出来ません。コストや重量の問題もあるとは思いますが、出来れば普通の窓が良かったなぁと。空気の入れ替えという面では十分機能すると思いますが、開放感は皆無です。前席から操作できないので、一人で運転しているときに、空気の入れ替えをしようと思っても、後部座席の窓は開けられません。これは残念。

 という事で、全体的なインプレッションです。このモデルは、自然吸気のエンジンだったので、街中では良いのですが、高速道路では若干のパワー不足を感じました。巡行時は問題なくても、追い越しや合流、登坂の際にはアクセルを深く踏み込む必要があり、疲労に繋がります。やはりターボの方がその点は有利ですね。可能ならばターボモデルをチョイスした方が良いかと思います。

 フォーフォーはフォーツーよりもホイールベースが長いので、安定感はあります。その分小回りは利きませんが、それでも最小回転半径は4.1mと驚異的な性能です。それに伴い、前輪のタイヤハウスが大きく取られており、右足のスペースを圧迫しています。その為か、ペダル類が若干左側に寄っております。結果として、ブレーキングの際に、右足を内側に強く絞る必要があり、渋滞の際には疲労に繋がります。これはフォーツーも同様です。正しい運転姿勢を取れないのは、メルセデス製なのに非常に残念なポイントです。

 ミッションはダブルクラッチのセミオートマです。C451はシングルクラッチでしたので、変速ショックが大きく、滑らかに運転するには、変速時にはアクセルを緩める必要がありました。C453になって、クラッチが二つになったことで、変速時のショックは大幅に改善されました。また、停車状態からブレーキを離すと、トルコン付きのATのようにクリープもします。ATからの乗り換え時の違和感も低減しています。しかし、このミッション、正直あまり出来が良くなく、低速時に挙動がギクシャクします。走り出してしまえば問題ないのですが、駐車場で切り返しをする際や、一時停止からの再発進では、若干もたつきます。折角の小回りも十分に生かせていません。まぁ、クラッチのタイミングを学習させることで、ある程度は改善できるようですので、購入したらメカニックと良く相談しながら、自分好みに仕上げていく感じになると思います。

 燃費は満タン法で平均17㎞前後でした。エアコンを使わない状態でしたので、エアコン使用時にはもう少し落ちると思います。カタログ値では、ターボの方が燃費が良いようです。まぁ、17㎞走れば十分な気もしますが、ハイオク仕様なので、経済性を重視する方には、日本車と比べられたら厳しいかもしれませんね。

 C453はルノー製のエンジンを搭載しています。こちらは自然吸気でしたが、普通に乗る分には問題ありません。C451は三菱製のエンジンでしたので、信頼性は非常に高かったです。C453はルノーエンジンですが、信頼性はどうでしょうかね?エンジンフィールは、低回転から高回転までフラットにトルクが出る、扱いやすいエンジンだと思います。三菱製は、若干ピーキーで使い難かったです。カタログ値重視で、スペックは素晴らしいですが、実際に使ってみると、トルクのピークが高回転寄りで、スポーツ走行でもしない限り使わないところだったり、燃費も高回転にすると極端に落ちたりします。その面では、ルノー製の方が日常では使い易いです。ただ、エンジン音はゴロゴロした感じで、お世辞にも気持ちの良い音とは言えません。まぁ、好みもあるかと思いますが、ガサツな印象を受けます。

 ハンドリングは素直で、扱いやすいです。小回りは驚異的です。想像を絶します。えー、こんなに曲がるの!という感じです。これが最大のメリットかもしれませんが、先述の通り、性能を生かすには、ミッションを調整してバランスをとる必要があります。

 1人で乗っている分には、動力性能の不満はギリギリ無かったのですが、家族4人での移動では、正直常にパワー不足を感じてしまいます。1~2人の乗車が適当です。車重は1トンピッタリ位なので、非常に軽いです。街中では軽快に走ります。

 少人数での使用が主で、たまに家族を乗せたい...という使い方が適しているように思います。ペダルの配置の問題もあるので、長距離ドライブは得意ではないと思います。まぁ、クルコンが搭載されているので、それをうまく利用すれば、疲労は最小限に抑えられるかもしれませんが、渋滞にはまると厳しいでしょう。

 とは言え、このスタイリングに惚れて買う車だと思いますので、そうしたデメリットは小さいのもだと思います。小型車は設計上、色々な制約があると思いますので、どの車も一長一短があるのが普通でしょうし、そもそも長距離を乗るためのものではないので、自分が指摘した点は、大したデメリットにはならないと思われます。

 兄弟車にルノーのトゥインゴがありますが、値段はスマート フォーフォーの方が若干高いです。その分装備は充実しています。どちらを選んでも、特徴のあるデザインで、非常にお洒落です。車の性格も似ていますので、装備と値段のバランスで選べば良いのかなぁと思います。

 衝突安全性能は、メルセデス製なので、高級車種と遜色ないレベルのはずです。残念ながら、緊急ブレーキは搭載されていません。衝突警告アラームのみです。クルコンも前車追従型ではないので、使い勝手は良くないです。レーンキープアシストも付いていません。まぁ、値段を考えれば仕方が無いですね。

 という感じです。代車でしたが、少々長めに乗ることが出来たので、色々と性能が試せました。フォーツーについても、後日インプレッションを掲載したいと思います。


シトロエン C3 

2018年01月22日 18時04分04秒 | 

 シトロエン C3 です。BMW 116iの後任の候補車の一つです。こちらは2017年の8月に日本デビューしたばかりの新型で、まだ街中でもほとんど見かけないモデルです。BMW 116iには、実は致命的な欠点がありまして...こどもが車酔いしやすいのです。購入から4年経ちましたし、来年には買い替えの時期なので、1年前倒しで買い替え計画を立てたのでした。

 我が家では、決して広くない自宅駐車場に3台の車を駐車しています。その為、先ずは駐車場に入るサイズであること、最小回転半径もある程度は考えないといけません。それから、こどもが車酔いしにくい車であること。そして、妻の満足いくスタイリングであること。普段は妻の通勤用ですが、たまには家族で出掛ける際に使うこともあるので、家族4人での小旅行には耐える実用性を備えていることが条件です。

 候補に挙がったのは、このC3の他、ルノー カングー、ボルボ V40、メルセデス Aクラス、同Bクラス、FIAT 500X などです。全部は試乗しきれませんでしたが、C3とカングーと500Xは最有力候補だったので、比較検討のために試乗しました。妻のお眼鏡にかなうスタイリングの車は、デザイン重視のラテン車が多くなりました。

 結論から言えば、購入したのはFIAT 500Xなのですが、このC3も最後まで悩みました。車酔いの確認のために、少し長い時間試乗させてもらい、自宅の駐車場にも入れるかどうか試させて頂きました。写真はその時に撮影したものです。これらはディーラーの好意で実現出来たものです。すごく対応が良かったです。

↑ フロントです。前衛的、近未来的なデザインです。スタイリングに関しては、イタ車とフランス車は若干テイストは異なりますが、どちらもさすがのデザインです。このC3も、素晴らしいデザインで、目を惹きますね。この試乗車は地味目なカラーですが、カラーリングの選択肢も豊富で、且つカラフルなものが多いです。地味ではありますが、このカラーもお洒落感は半端ないですね。

↑ リアビューです。リアも小洒落た感じで良いですね。

↑ サイドです。エアバンプと呼ばれる樹脂のドアガード?がデザインでもアクセントになっております。ホイールも格好良いですね。

↑ ラゲッジルームです。コンパクトサイズなので、ミニマムなスペースです。BMW 116iに比べると若干小さくなってしまいますが、その分、ボディーサイズも小さくて、駐車しやすいので、一長一短があります。まぁ、以前乗っていたMINIに比べれば大きいので、我が家の使用では何とかなりそうです。

↑ 運転席です。インテリアのデザインもかなり攻めています。オレンジ色のアクセントがお洒落ですね。ボディーカラーによって内装色も異なります。ステアリングも太目で握りやすいです。

↑ シートは平たく、ホールド性はありませんが、その分ゆったりと座れますし、微妙に体の位置を動かして疲労軽減できます。座り心地はフワッとしていながらも、芯はしっかりとあります。フランス車は知り合いが乗っていたシトロエンC3(15年位前)とプジョー406クーペにちょっと乗せてもらった程度で、良く分かっていないのですが、評論家の評価では、古き良き時代のシトロエンのシートに近い...とのことでした。確かに、ドイツ車程固くなく、日本車やアメ車のようにフワフワではない丁度中間のようなイメージですね。結構気に入りました。

↑ 前席のドアノブです。何と取っ手の素材は革です。さりげないけど大胆なデザインです。

↑ 後部座席は平たい板状です。ホールド性は期待できないですね。座り心地も微妙でした。広さは必要十分で、大人の男性でも、何とか座ることが可能です。開口部が大きいので、乗り降りはしやすいです。背もたれの角度が結構立っているので、長時間は厳しいかもしれません。それでも、ボディーサイズを考えれば十分な広さです。頭上空間は十分にありますし。

↑ 後席ドアにも小物入れがあります。大きさは微妙で、少々使いずらいかも。

↑ センターコンソールです。大型画面のナビが中心に座り、非常にシンプルにまとめられたデザインです。カップホルダーもありますが、細目で、500mlのペットボトルはちゃんと入れられません。缶専用か。この辺りはファミリーユースでは結構な欠点になりますね。

 

 総評です。コンパクトでデザイン性の高いシトロエン C3ですが、細部は練りこみが足りず、実用性に若干の難ありですね。この辺りは日本車には全く及ばず、ドイツ車にも大きく劣ります。お金のかかる部分ではないので、メーカには改善を期待したいです。

 走りですが、魔法の絨毯と評されたハイドロ搭載のシトロエン車に近い走りだと思います...というか、評論家がそう評していました。乗ってみると、非常にスムーズで、小6の長男曰く、「ブランコに乗っているみたい」だそうです。ディーラーの人に、「次から使わせてもらいます」と言われたくらい、的を射た表現だと思います。非常にスムーズで、路面の凹凸を信じられないくらいスムーズに受け流します。動力性能は、可もなく不可もなくという感じです。決して速い車ではありませんが、必要十分な性能は確保されております。燃費は満タン法で1リッターあたり13㎞くらいでした。まぁ、合格点ですかね。

 で、我が家が重視する乗り物酔いに関してですが...残念ながら若干酔いました。BMW 116iよりはマシですが、長く乗っていたり、ワインディングを走ったりしたらヤバイかもしれません。実用性は若干微妙な点がありましたが、デザインは非常に良く、サイズ感もばっちりでしたので、非常に残念でした。元々、BMW 116iが酔うので買い替える訳ですから、C3も酔うのでは仕方が無いです。

 車酔いは、色々な要素があり、人によって感じ方が全然違います。このC3も、自分と長女は酔わないと感じたのですが、長男や妻は酔うと感じたようです。走りがスムーズなら酔わない訳ではなく、BMW 116iは酔うのに、ガタガタのスマートは酔わないいという現象が起きます。解放感や騒音、臭いも影響します。うーん...難しいですね。ただ、我が家では、メルセデスを初代Aクラス、W210のEクラス、W639のVクラスと、3台乗り継いでおりますが、1台も酔う車はありませんでした。家族全員、誰一人、全く酔わないです。その辺りも計算して設計されているのだとしたら...メルセデス恐るべしですね。

 ラテンの車なので、故障が心配ですが、最近の車はグローバル化が進み、本国だけで生産されることはほとんどなく、部品も国やメーカーをまたいで共有されるため、メーカーによる差は年々減っているように思います。日本車も、国産部品だけではなく、組み立ても海外の場合がありますので、結構故障しますよね。職場の車が全て国産ですが、結構頻繁に故障しております。C3は、ディーラーの人の話では、何も新しいシステムは使っていないとのこと。既存の信頼できる技術を使っているので、コストも抑えられ、故障の心配も少ないとのこと。それこそ、ミッションは日本のアイシン精機製です。新しい技術は搭載していなくても、チューニング次第で、既存のシステムの再構築によって、これだけの乗り心地を演出できるのだと、改めて感心しました。

 我が家では、酔うという意見がありましたが、それも人によって感じ方が違うと思いますので、C3自体は本当におすすめ出来る良い車だと思います。デザインに惚れ込んでしまうと、もう他の車は目に入らないくらいに強烈な個性です。カラーリングも独特ですし。

 それと、ディーラーの店長さんの対応が非常に良く、乗り物酔いの話もしっかりと付き合ってくれて、試乗も長時間させてくれました。本当に良くしてもらったので、購入したかったのですが...まぁ、仕方が無いですね。今後、縁があれば是非このディーラーから購入したいなぁと思いました。

 という事で、購入には至りませんでしたが、シトロエンC3、かなりおすすめ出来ます。デザインが個性的なので、日本では爆発的に売れる車ではないかもしれませんが、反面、個性を主張したい方には良いかもしれませんね。値段もお手頃ですし。


BMW 116i Sports

2018年01月22日 16時40分44秒 | 

 BMW 116i Sportsです。BMW 116i Styleの修理の際の代車です。まぁ、ほぼ同じ車なのですが、乗ってみると全くの別物だったので、正直驚きました。

 スタイリング的には、エアロパーツや大口径ホイールの装着でアグレッシヴになっておりますね。

↑ フロントのエアロパーツが精悍な印象です。

↑ Styleよりも若干大きめのホイールに扁平タイヤをはいております。そのため、乗り心地も若干固めです。

↑ リアビューはStyleと変わりません。

↑ ラゲッジルームです。

↑ 後部座席です。モケット生地の滑りにくい座席です。Sports走行に対応するためですかね。冬は良いのですが、夏はちょっと暑そうです。

↑ 運転席です。シートの形状もStyleとは異なり、バケットタイプの座席になっております。ホールド性は高いです。乗り込む際に邪魔にならないか心配でしたが、大丈夫でした。座面の張り出しがそれ程高くないので、引っかかることはありませんでした。その辺りは良く考えられていますね。

↑ この写真の方がシート形状が分かりやすいですかね。モケットなので、肌触りはモコモコしていて滑りにくいです。夏は暑くないか心配ですが、通気性は良く、蒸れるようなことはありませんでした。ただ、個人的にはモケット生地は滑りにくいため、ややもすると窮屈に感じることがあります。適度に体の位置をずらせることが血行を妨げずに、疲労軽減につながると思うのですが、このモケット生地だと、体の位置を変更しにくいです。まぁ、スポーツ走行の際にはホールド性が良いのでしょうが、自分はちょっと苦手です。そうした面では、Styleにして良かったなぁと。

↑ コクピットです。ステアリングが若干違う程度で、Styleと特に変わる所はありません。ステアリングは太目で握りやすく、ドライバーをヤル気にさせます。

↑ 基本操作はここで行うことが可能です。目を離さずに、ブラインド操作しやすいと思いますが、慣れは必要です。

↑ この代車にはNAVIがインストールされておりませんでしたが、それ以外は我が家のStyleと全く同じです。

↑ メーター類はアナログで視認性も十分です。走行モードが4つあります。Styleは3つでした。Sportsでは、SPORT+というモードが追加されています。

 

 総評です。基本的な性能は共通ですが、StyleとSportsの乗り味の差は結構あります。Sportsの方が乗り心地が固めで引き締まっていますが、正直ここまでスパルタンなのはちょっと...と思ってしまいました。この車に求める性能は人それぞれだと思いますが、我が家ではファミリーユースですし、基本的には妻の通勤車ですので、ここまでスパルタンだと厳しいです。これは完全にスポーツカーですね。

 Styleと比べると、車内に入って来るエンジン音も大きく、扁平タイヤを履いていることもあって、乗り心地もかなりゴツゴツしていて固いです。多分限界まで攻めた走りをすると、違いが出るのでしょうが、素人が公道で限界性能を試すことはまず無いと思いますので、そうした意味ではStyleの方が一般的な車だと思います。Styleの方が、しなやかな乗り心地で、車内へのエンジン音やロードノイズの入り込みも少なく、快適に乗ることが出来ます。走行モードをスポーツにすれば、十分にスポーティーな走りになりますし。とは言え、Sportsの走りは、限界まで攻めずとも、非常に気持ち良かったです。一人で乗るならやはりSportsですかね。

 スタイリングの面では、Sportsの方が格好良いですね。もちろん個人の好みもあると思いますが、やはりBMWと言えば「駆け抜ける喜び」...ということで、スポーティーな印象ですから、スタイリングはこのくらいアグレッシヴな方が良いのかもしれません。BMWに走りを求める人からすれば、乗り心地もSportsくらいスパルタンな方が好みなのだと思いますし。

 と言う事で、BMW 116iですが、StyleとSportsとでは、乗り心地にかなりの差があり、全くの別物なので、購入の際にはちゃんと確かめた方が良いというのが、自分の印象です。自分としてはBMWって、スポーティーでありながらコンフォートな走りも可能...というのがイメージです。それに合っているのはStyleかもしれません。StyleでもメルセデスのAクラスよりは十分にスポーティーです。Sportsの方は、それよりも更にスポーティーなので、快適性を求めるよりも、5名乗れるスポーツカーだと思った方が良いです。


オペル ヴィータ OPEL VITA

2018年01月22日 16時09分32秒 | 

 オペル ヴィータです。スマートの修理の間の代車です。今ある一番小さい代車...と頼んだらこいつが来ました。オペルが日本から撤退して久しいです。既に街中でもほとんど見かけなくなったので、これが来た時にはちょっと驚きました。

↑ サイドです。まぁ、本国でも大衆車で、しかもコンパクトなので、デザインも非常にシンプルです。色がピンクって...。

↑ リアビューです。

↑ 運転席です。内装も質素です。設計も古いので、ちょっと懐かしい感じもします。

↑ パワーウィンドウ前席のみ。

↑ 後席はパワーウィンドウ無し。グルグルハンドルですが、見たのは何年振りでしょうか...。

↑ 後席です。意外と広いです。

↑ ラゲッジルームです。十分実用に耐える容量です。

↑ コックピットはこんな感じです。

↑ ステアリングは太目で握りやすいです。この辺りはさすがドイツ車ですね。

↑ ライトの操作系はこの位置です。

↑ センターコンソールはこんな感じです。さすがに古臭い感じは否めません。

 

 総評です。日本から撤退して久しく、本国でも大衆車なので、プレミアム性は皆無です。今更語ることも多くはない車種ですが、運転してみると決して悪い車ではありませんでした。メルセデスやBMWと比べたら、さすがに見劣りしますが、同年代の国産と比べれば、十分に剛性感もあり、しっかりとした作りの車だと思います。

 ステアリングのチルト機構が上下だけで引き出せないので、自分の体格だと、適切なドライビングポジションは取れませんでした。足に合わせると、ステアリングが遠い...。背もたれを立てるしかないですね。

 エンジン音はゴロゴロした感じで、音量も結構なものです。パワーも必要最低限度といった感じで、キビキビとはいきません。それでも高速安定性はそれなりに確保されており、そこはドイツ車なのだと思いました。

 まぁ、欠点も多々ありますが、コンパクトな実用車としては、発売当時は十分に合格点だったのではないかと思います。


Gibson J-185EC Hi-Performance Model

2017年12月30日 15時11分12秒 | ギター

 Gibson J-185EC Hi-Performance Model ギブソン J-185EC ハイパフォーマンスモデル です。ハイパフォーマンスシリーズの先行量産型になるようで、現在はカタログには載っておりません。

 J-185ベースなので、スペック的にはほぼJ-185ECと変わりません。スプルーストップにメイプルサイド・バック、メイプルネックでスケールはミディアムスケールです。指板は、エボニーの代替品であるリッチライトです。今、エボニーを使用すると、値段が跳ね上がってしまうので、仕方が無いところですね。弾き心地はエボニーと遜色ないです。

 シースルーブラックの塗装がシックでクールな雰囲気です。ペグはグローヴァーのロトマチックで、チューニングも安定しております。ゴールドのペグなので、ゴージャスです。

 カッタウェイのアコギは、オベイションのコレクターズシリーズしか持っていなかったので、Gibsonのカッタウェイを探していたのですが、完全にルックスに一目惚れして衝動買いしてしまいました。

↑ ボディートップの様子です。基本設計はJ-185ECです。スプルーストップにAAAグレードのフレイムメイプルのサイド・バックです。塗装以外はノーマルのJ-185ECとの違いは見つけられない程度ですね。

↑ オレンジラベルにモデル名が記されています。

↑ ブリッジもリッチライトのようです。エンドピンは白のプラスティックのものが標準で装備されています。サドルは牛骨ですが、最初からかなり低めにセッティングされています。ハイパフォーマンスの名に恥じぬ演奏性が確保されています。

↑ ボディー裏です。トランスルーセントブラックの塗装なので、肉眼だと、うっすらとフレイムメイプルの木目が見えるのですが、写真では分かりにくいですね。

↑ 指板です。リッチライトの指板は初めてでしたが、エボニーとの差は感じませんでした。見た目はやはり若干の違いがあります。木目が無いので、ちょっとだけ違和感がありますね。天然木に比べれば、性能面ではメリットしかないように思いますが、気分的にはやはり天然木の方が良いかなぁ...と。

 スリムテーパーのネックなので、演奏性は抜群です。エレキギターと比べても遜色ないです。その上、極限まで弦高が下げられているので、自分が所有している同じGibsonのミディアムスケールモデルであるハミングバードやJ-45と比べると、異次元の演奏性です。

↑ ネックです。極薄のネックですね。握り心地は、レスポールのスリムネックよりもSGのスリムネックに似ています。まぁ、個人的な感覚なのですが。

↑ ヘッドの様子です。クラウンインレイとゴールドのペグがゴージャスな雰囲気です。トラスロッドカバーのCustomの文字が格好良いです。

↑ ヘッド裏です。カスタムショップのロゴが刻印されています。

↑ プリアンプは、L.R.Baggs製の物が搭載されています。シンプルで使い勝手の良いプリアンプです。

 総評です。ミディアムスケールのスリムネックに、極限まで下げられた弦高によって、抜群の演奏性を誇ります。カッタウェイによって、ハイポジションの演奏性も確保されています。L.R.Baggsのプリアンプも搭載されており、Liveでは相当活躍してくれると思います。

 生音ですが、メイプルサイド・バックのキレの良い音がします。カッタウェイボディーなので、ボリュームは若干抑え目ですが、音質はGibsonの名に恥じぬ物です。煌びやかでありながら、必要以上に自己主張しない感じの音で、弾き語りでもバンドでも、ボーカルの邪魔をせず、心地よい音を響かせてくれると思います。正直生音はあまり期待していなかったのですが、さすがはGibsonというところでしょうか。

 自宅で弾く際には、このくらいの音量が丁度良いです。オベーションのコレクターズシリーズよりも若干大きい音ですが、ハミングバードやJ-45に比べれば小さいので、戸建てであれば、思いっきり自宅でかき鳴らしても、それ程近所迷惑にはならないと思います。

 今回は、久し振りにギターの記事を書いてみました。ブログの名にマッチした記事もたまには書かないといけませんよね。


メルセデスベンツ A180 Mercedes-Benz A180

2017年12月17日 01時39分05秒 | 

 メルセデスベンツ A180 Mercedes-Benz A180です。V350の車検の際の代車です。かみさんが初代のA160に乗っていたので、このA180も若干気になっておりました。初代とは全く違う車になっております。見た目からローアンドワイドで、非常にスポーティーです。走りもかなりスポーティーでした。

↑ サイドビューです。グレードもSportなので、ホイールもスポーティーなデザインです。

↑ タイヤはかなり扁平です。乗り心地にも大きく影響しておりますが、ゴツゴツしてどうにもならないという程ではありません。

↑ リアビューです。オーソドックスなハッチバックスタイルで、使い易そうです。テールランプが印象的ですね。日中は良く分かりませんが、夜間にライトを付けると格好良いです。

↑ フロントも精悍です。

↑ 給油口はこちら側です。

↑ 前席の様子です。シートに赤のステッチが入っており、スポーティーな印象です。シートは日本車に比べると大振りですが、メルセデスとしては若干小さい気がしました。座り心地は悪くないのですが、座面がやや小さい印象で、ひざ下までしっかりとサポートしてくれる感じではなかったです。少々残念。背もたれのサイズは問題ないです。

 シートは手動ですが、調整の可変域は十分確保されており、ステアリングのチルト機構の可変域も十分です。適切なドライビングポジションを取ることが可能です。

↑ 助手席側です。

↑ コックピットは非常に精悍なイメージで、ドライバーをやる気にさせます。実際に走りはかなりスポーティーで、従来の安定志向のメルセデスではないですね。もちろんBMWのようなガッチガチの走りではないですが、それなりに固められた印象です。

↑ ひじ掛けもカップホルダーも備えております。あるはずのシフトレバーが無いです。すっきりはしますが、ちょっと違和感あり。

↑ 前席のドアです。近年のメルセデスは、パワーウィンドウのスイッチ類もドアに装備されております。軽量化の影響か、閉めた際に、以前のメルセデスのようなボンッという重厚感は無いですが、剛性感は十分に感じられる程度の重みはあります。

↑ スイッチ類の拡大。

↑ ワイパーのスイッチはウィンカーの操作を兼ねております。当然ステアリングの左側にあります。

↑ ステアリング左側のウィンカースイッチの下には、クルーズコントロールのスイッチがあります。ディストロニックプラスというシステムが組み込まれております。前車追従型の非常に便利なクルコンです。

↑ ステアリングの右にはシフトレバーがあります。先述しましたが、センターコンソールではなく、この位置にあるのはかなりの違和感です。まぁ、慣れの問題なのでしょうが。センターコンソールにシフトレバーが無いので、そちらは非常にすっきりしており、使い易いです。

↑ ステアリング越しにインパネを望む。

↑ インパネです。非常にオーソドックスで落ち着きます。すっきりしていて、メルセデスらしいデザインです。好印象。

↑ エアコンやオーディオの操作系は若干ごちゃごちゃした印象ですが、使い難くは無いです。

↑ カーボン調のパネル。

↑ カップホルダーはちゃんと2名分あり、オーディオや空調の操作が出来るダイアルが備わっております。慣れると使い易いです。12Vの電源もあります。

↑ ライトのスイッチは伝統のダイアル式。近年のメルセデスの特徴で、ライトは消すことが出来ません。AUTOモードがあるだけです。で、このオートライトですが、ちょっと暗くなると、すぐに点灯してしまいます。それから、フォグランプはボタンになりました。ダイアルスイッチを引き出す、従来の方がブラインドタッチがし易くて、機能的だったと思います。パーキングブレーキは足踏み式で、ここにリリースレバーがあります。上位車種と同じ操作系ですね。

↑ グローブボックスは十分な容量を確保しています。車検証もすっぽり収まります。

↑ 後席です。ハッチバックの割には広いです。大人でもゆったりと座れます。こどもなら十分な広さだと思います。開口部も広く取ってあり、乗り降りも不自由しません。

↑ 後席のドアです。ほぼ90度に開きます。

↑ 後席にはエアコンの吹き出し口がありません。これだと夏場の日中はきついかもしれませんね。後席の真ん中はひじ掛けになります。カップホルダーもここに2名分確保。

↑ 全席入り口のメルセデスのロゴが格好良いです。

↑ トランクは十分な容量です。家族4人での小旅行くらいなら十分対応できると思います。

↑ ラゲッジルームの開口部は若干狭めです。もう少し広ければ使い易いのですが、デザインとの兼ね合いですかね。

↑ 電子キーです。普通に差し込むタイプです。持っているだけでエンジン掛けられるタイプではありません。

 

 総評です。動力性能はそれなりですが、実用面での不満は全くないレベルです。ハンドリングもメルセデスにしてはクイックな印象で、運転していて楽しいです。後席の実用性も十分で、ラゲッジルームも広く、ファミリーカーとしての実用性はちゃんと確保してあるところが、さすがメルセデスです。

 スポーティーな乗り心地ですが、メルセデスらしく高速域での直進安定性は抜群で、路面の凹凸も安定して乗り越えます。静粛性もこのクラスとしては十分です。BMWのようなガチガチの走りではないので、よほど乱暴に走らなければ、車酔いするような事もありません。燃費は、満タン法で1リッターあたり12~13㎞程でした。燃料はハイオクですが、これだけ走ってくれれば十分だと思います。

 このクラスは、やはり欧州車に一日の長があるように思います。日本車はコンパクトクラスになると、どしても安っぽくなってしまい、一見煌びやかに見えても、質感はチープです。ブランドイメージでも完全に出遅れているので、日本のメーカーはもうちょっと頑張って欲しいと思います。国産車も近年はそれ程割安でもなくなっていますので、このままだと、コンパクトクラスは欧州勢に駆逐されてしまうと思います。

 ということで、メルセデスのコンパクト、Aクラスは、本当に優等生ですね。かみさんのBMWの1シリーズより、実用面では勝っており、走りは安定志向ながら、ちゃんとスポーティーな雰囲気は備えていて、完成度が高いです。スポーツ走行でも、ファミリーユースでも十分に対応できる懐の深さを備えております。

 

 


久七商店(内房勝山 鮮魚店)活平目、〆鯖、背黒鰯

2017年06月11日 17時35分57秒 | 魚料理

 内房勝山の鮮魚店、久七商店の活平目、〆鯖、背黒鰯です。上の写真は活平目の刺身です。当日は1月下旬の厳寒期で、平目には最高の季節です。東京湾産なので、正直小さめの個体です。所謂ソゲと呼ばれるものですが、若い個体ゆえの繊細でさわやかな甘味があり、非常に美味しいです。外房産の大物も、分かりやすい甘さと歯ごたえで、当然美味しいのですが、内房産の物も負けてはいません。

 今回の平目は活けですので、当然鮮度は最高です。久七商店は、勝山周辺で挙がった、当日物を中心に刺身を売っています。前日水揚げ物については積極的に刺身では売りません。その辺りのこだわりが素晴らしです。鮮度の良さは抜群ですので、間違いはないです。しかも値段も激安で、40㎝くらいの個体であれば、1尾丸ごと、1000円台の前半で買えてしまいます。少ないながら縁側だってちゃんと付いています。

↑ 〆鯖です。久七商店では、〆鯖はめったに売っておりません。今回は非常にラッキーでした。まだ、塩で〆ている最中だったので、自宅で酢で洗いました。脂の乗りはいまひとつでしたが、十分に美味しかったです。

 近年は真鯖の価格が高騰しており、1尾1000円以上ということも珍しくありません。ゴマサバはまだまだ十分に安いのですが、〆鯖にした際には、やはり真鯖の方が断然美味しいです。特に冬場の脂の乗った時期の真鯖は、ゴマサバとは比較にならない脂の乗りで、濃厚な味わいです。ゴマサバは真鯖に比べれば、季節による脂の量の変化が少なめです。周年一定の味がキープできる反面、旬の爆発的な美味さは真鯖に譲ります。

 それと、関東では、鯖にはアニサキスが付き物で、特にゴマサバには多いので注意が必要です。真鯖は比較的少ないと言われておりますが、居ない訳ではないので、刺身で食べるのは自殺行為です。〆鯖にしても安心はできないので、よく噛む必要があります。1回凍らせれば大丈夫なようですが、家庭の冷凍設備では、凍らせて解凍すれば当然味は落ちてしまいます。まぁ、完全に安全とは言えませんが、家庭で作るなら真鯖にしておいた方が無難ですね。

↑ 背黒鰯の刺身です。女将さんが、小さめの個体を、丁寧に手で捌いてくれています。背黒鰯は、イワシの中でも特にクセが少なく、どんな料理にも合います。刺身も最高に美味しいですが、酢〆も格別です。折角なので、当日は刺身も頂きましたが、ほとんどは酢〆にしました。

↑ 背黒鰯の酢〆です。当日物ですので、酢の〆具合は浅いです。先ず塩で軽く水分を抜きます。自分は30分程度塩に漬けます。塩で〆るのは、水分抜きと同時に臭み抜きの役割もあります。30分経ったら、水で塩を洗い流し、水分を良く取ってから、甘酢に漬けこみます。酢に漬ける時間は好みですが、自分は30分程度で完成とみなします。上の写真は、30分くらい漬けたものです。柚子と唐辛子を薬味にして頂きました。日本酒が進んでしまいます。

↑ 平目の2皿目です。

↑ ここからは2日目の料理です。こちらは平目の刺身です。当日の刺身と比べると、若干身が白く濁っているのが分かります。経木でくるんでからラップで包み、チルド室で寝かせます。そうすれば、家庭でも十分美味しく熟成させられます。1日目よりも甘味は増しております。こちらの方が美味しいと言う人もいると思います。

↑ 〆鯖の2日目です。かなり酢に漬かっています。酢に漬けっぱなしではなく、一度酢から上げて、ラップでくるんでチルド室で寝かせました。旨みが増しており、これはこれで美味しいです。

↑ 背黒鰯の酢〆の2日目です。完全に甘酢に漬かって白く、そして固くなっております。甘酢の味が強く出るので、薬味無しで頂きました。これはこれで美味しいです。ご飯のおかずにもなります。もちろん酒の肴にも最高です。

 

 ということで、今回も2日間に渡って楽しませて頂きました。さすがは久七クオリティーです。そして東京湾の恵みに感謝です。

 


東京湾大貫漁港の夕焼けに富士山を望む(1月下旬)

2017年06月04日 17時39分11秒 | 海の様子

 東京湾大貫漁港で夕暮れに富士山を見ました。天気が良ければ、このあたりからは富士山がきれいに見えます。当日は1月下旬の厳寒期で、風も強く、非常い寒かったです。当然釣り人等も皆無でした。それにしてもきれいな夕日ですね。

↑ 富士山がくっきり見えました。

↑ 大貫漁港の寂れた方の堤防です。反対側の方が釣り人にも人気です。こちら側は電灯も無く、足場も悪いので、夜に来るのは勇気がいります。

↑ 風が強く、厳しい状況です。堤防の右側は小さな河口になっています。